JPS6222239B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6222239B2 JPS6222239B2 JP55162993A JP16299380A JPS6222239B2 JP S6222239 B2 JPS6222239 B2 JP S6222239B2 JP 55162993 A JP55162993 A JP 55162993A JP 16299380 A JP16299380 A JP 16299380A JP S6222239 B2 JPS6222239 B2 JP S6222239B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic
- rubber
- mold
- uncrosslinked
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 34
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 34
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 31
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims description 2
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 claims 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 9
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 6
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電力ケーブルの接続方法特にゴム又
はプラスチツク絶縁層を有する電力ケーブルの接
続方法に関する。
はプラスチツク絶縁層を有する電力ケーブルの接
続方法に関する。
従来のゴム又はプラスチツク電力ケーブルの接
続は導体間を接続した後、その周囲にゴム又はプ
ラスチツクテープを巻く方法と成型用の金型を取
り付け、金型内に押出機により、末架橋ゴム又は
プラスチツクを押出した後金型を加熱しこれを架
橋して接続部を完成する方法が知られている。
続は導体間を接続した後、その周囲にゴム又はプ
ラスチツクテープを巻く方法と成型用の金型を取
り付け、金型内に押出機により、末架橋ゴム又は
プラスチツクを押出した後金型を加熱しこれを架
橋して接続部を完成する方法が知られている。
前者の方法は接続部形成に時間がかゝる上、接
続部も電気的に弱く、近時は後者の方が現実的な
方法として知られているが、金型内の空所が比較
的大きいために、ここに充満さるべきゴム・プラ
スチツクの量も相当大きく、従つてゴム・プラス
チツクの押出注入に要する作業時間がかなり長
く、良好なゴム・プラスチツクの押出注入をする
ためにはこれらゴム・プラスチツクの押出速度を
非常に早くする必要があるが、そのためには押出
機として大容量のものを必要とし、ケーブルの接
続現場での施工が困難なことが多いことと、現場
接続でこのような大容量の押出しを時間をかけて
行なうために、押出されるゴム・プラスチツク中
に異物が入る危険性が高くなり、電気特性がばら
つくおそれが大きい難点がある。
続部も電気的に弱く、近時は後者の方が現実的な
方法として知られているが、金型内の空所が比較
的大きいために、ここに充満さるべきゴム・プラ
スチツクの量も相当大きく、従つてゴム・プラス
チツクの押出注入に要する作業時間がかなり長
く、良好なゴム・プラスチツクの押出注入をする
ためにはこれらゴム・プラスチツクの押出速度を
非常に早くする必要があるが、そのためには押出
機として大容量のものを必要とし、ケーブルの接
続現場での施工が困難なことが多いことと、現場
接続でこのような大容量の押出しを時間をかけて
行なうために、押出されるゴム・プラスチツク中
に異物が入る危険性が高くなり、電気特性がばら
つくおそれが大きい難点がある。
この発明は前述のような欠点を解消する電力ケ
ーブルの接続方法を提供するものである。
ーブルの接続方法を提供するものである。
即ち、この発明は接続すべきゴム・プラスチツ
ク電力ケーブルの導体間を接続した後、接続部分
に僅かなクリアランスを有する未架橋ゴム・プラ
スチツクから成る絶縁ブロツクを嵌挿し、ついで
接続部分を蔽う金型をケーブル間に取り付けた後
金型を加熱して絶縁、ブロツクを軟化せしめ、金
型および絶縁ブロツクとケーブル接続部との間の
空所に未架橋ゴム・プラスチツクを注入充満せし
め絶縁ブロツクと一体化し然る後金型を更に高温
に加熱して未架橋ゴム・プラスチツクを架橋する
ことを特徴とするゴム・プラスチツク電力ケーブ
ルの接続方法にして、未架橋絶縁ブロツク使用に
より、注入未架橋ゴム・プラスチツクと絶縁ブロ
ツクとが注入時一体化することができ、電気的性
能の優れた接続部が得られる。更に接続部空所に
注入される未架橋ゴム・プラスチツクの量を極め
て少くし、現場での接続作業を能率化するととも
に、使用する押出機も小型となり、しかも注入に
使用される未架橋、ゴム・プラスチツク樹脂量も
少くすることができるので接続作業時間が短縮さ
れ、しかも異物混入のおそれが少くなると共に、
工場生産される未架橋絶縁ブロツクの使用と併せ
て、接続部の電気的性能を高めることができる。
ク電力ケーブルの導体間を接続した後、接続部分
に僅かなクリアランスを有する未架橋ゴム・プラ
スチツクから成る絶縁ブロツクを嵌挿し、ついで
接続部分を蔽う金型をケーブル間に取り付けた後
金型を加熱して絶縁、ブロツクを軟化せしめ、金
型および絶縁ブロツクとケーブル接続部との間の
空所に未架橋ゴム・プラスチツクを注入充満せし
め絶縁ブロツクと一体化し然る後金型を更に高温
に加熱して未架橋ゴム・プラスチツクを架橋する
ことを特徴とするゴム・プラスチツク電力ケーブ
ルの接続方法にして、未架橋絶縁ブロツク使用に
より、注入未架橋ゴム・プラスチツクと絶縁ブロ
ツクとが注入時一体化することができ、電気的性
能の優れた接続部が得られる。更に接続部空所に
注入される未架橋ゴム・プラスチツクの量を極め
て少くし、現場での接続作業を能率化するととも
に、使用する押出機も小型となり、しかも注入に
使用される未架橋、ゴム・プラスチツク樹脂量も
少くすることができるので接続作業時間が短縮さ
れ、しかも異物混入のおそれが少くなると共に、
工場生産される未架橋絶縁ブロツクの使用と併せ
て、接続部の電気的性能を高めることができる。
次にこの発明を図面を参照しつゝ説明すれば、
図はこの発明の一実施状態を示す縦断面図にし
て、ゴム・プラスチツクケーブル１の接続端部を
段剥して導体２をスリーブ３で接続し導体接続を
完了する。
図はこの発明の一実施状態を示す縦断面図にし
て、ゴム・プラスチツクケーブル１の接続端部を
段剥して導体２をスリーブ３で接続し導体接続を
完了する。
次に導体の周囲を囲み、ケーブル１の内部半導
電層に接続するよう半導電性テープ巻層４を設
け、この接続部分に僅かなクリアランスを有する
未架橋絶縁ブロツク５（通常は２つ割の円筒状）
を嵌挿する。末架橋絶縁ブロツクに使用される材
料は当然、ゴム・プラスチツクケーブルの絶縁層
と同質のものである。ついで、金型６（通常は２
つ割の円筒状）をこれらを包被するように接続ケ
ーブル端に取り付ける。７は未架橋ゴム・プラス
チツクの押出注入口で矢印方向から押出機等によ
り注入される。８はブリード口である。金型６の
端部はゴム・プラスチツクテープ巻９によりケー
ブルの絶縁層１０上に気密に取付けられる。
電層に接続するよう半導電性テープ巻層４を設
け、この接続部分に僅かなクリアランスを有する
未架橋絶縁ブロツク５（通常は２つ割の円筒状）
を嵌挿する。末架橋絶縁ブロツクに使用される材
料は当然、ゴム・プラスチツクケーブルの絶縁層
と同質のものである。ついで、金型６（通常は２
つ割の円筒状）をこれらを包被するように接続ケ
ーブル端に取り付ける。７は未架橋ゴム・プラス
チツクの押出注入口で矢印方向から押出機等によ
り注入される。８はブリード口である。金型６の
端部はゴム・プラスチツクテープ巻９によりケー
ブルの絶縁層１０上に気密に取付けられる。
次に金型９を加熱して末架橋絶縁ブロツク５を
軟化せしめ押出注入口７よりケーブルの絶縁層１
０と同材質の未架橋ゴム・プラスチツクを押出す
と、ケーブル接続部周囲の僅かな空所１１を埋め
て充満される。実際には金型６のブリード口８か
らゴム・プラスチツクが溢出するまで注入するこ
とにより内部に空隙を残すことなく充満される。
軟化せしめ押出注入口７よりケーブルの絶縁層１
０と同材質の未架橋ゴム・プラスチツクを押出す
と、ケーブル接続部周囲の僅かな空所１１を埋め
て充満される。実際には金型６のブリード口８か
らゴム・プラスチツクが溢出するまで注入するこ
とにより内部に空隙を残すことなく充満される。
この場合、末架橋絶縁ブロツク５は既に120℃
程度に加温され軟化しているので注入された未架
橋ゴム・プラスチツクの軟化流動を防げず両者は
緊密に一体化され、その後金型６を更に高温に加
熱して架橋剤を分解させると未架橋ゴム・プラス
チツクは架橋され、電力ケーブルの絶縁層１０と
も一体化し、しかも全く空所やボイドのない接続
部が形成される。その後金型６はとり除かれる。
上記に於て未架橋絶縁ブロツクは工場で製造さ
れ、これが金型内の空所を大きく占める結果、金
型内に注入するゴム・プラスチツクは極めて少量
となり、注入用の押出機も小容量で済む外、作業
時間も短縮され、現場作業による異物混入の機会
も極めて少くなり、品質のよいケーブル接続部を
得ることができる。なお、この発明で使用される
ゴム・プラスチツクには天然ゴム、合成ゴム、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等架橋性を有するあ
らゆるゴム・プラスチツクが使用できる。
程度に加温され軟化しているので注入された未架
橋ゴム・プラスチツクの軟化流動を防げず両者は
緊密に一体化され、その後金型６を更に高温に加
熱して架橋剤を分解させると未架橋ゴム・プラス
チツクは架橋され、電力ケーブルの絶縁層１０と
も一体化し、しかも全く空所やボイドのない接続
部が形成される。その後金型６はとり除かれる。
上記に於て未架橋絶縁ブロツクは工場で製造さ
れ、これが金型内の空所を大きく占める結果、金
型内に注入するゴム・プラスチツクは極めて少量
となり、注入用の押出機も小容量で済む外、作業
時間も短縮され、現場作業による異物混入の機会
も極めて少くなり、品質のよいケーブル接続部を
得ることができる。なお、この発明で使用される
ゴム・プラスチツクには天然ゴム、合成ゴム、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等架橋性を有するあ
らゆるゴム・プラスチツクが使用できる。
又、図では外部導電層のない場合について述べ
ているが外部導電層のある場合は、得られた接続
部絶縁層の上に導電性テーブ巻等を施すことによ
り接続部が完成される。
ているが外部導電層のある場合は、得られた接続
部絶縁層の上に導電性テーブ巻等を施すことによ
り接続部が完成される。
図はこの発明の一実施状態を示す縦断面図であ
る。 １……ゴム・プラスチツクケーブル、２……導
体、３……スリーブ、４……半導電性テープ巻
層、５……未架橋絶縁ブロツク、６……金型、７
……押出注入口、８……ブリード口、９……ゴ
ム・プラスチツクテープ巻。
る。 １……ゴム・プラスチツクケーブル、２……導
体、３……スリーブ、４……半導電性テープ巻
層、５……未架橋絶縁ブロツク、６……金型、７
……押出注入口、８……ブリード口、９……ゴ
ム・プラスチツクテープ巻。
Claims (1)
- １ 接続すべきゴム・プラスチツク電力ケーブル
の導体間を接続した後、接続部分に僅かなクリア
ランスを有する未架橋ゴム・プラスチツクから成
る絶縁ブロツクを嵌挿し、ついで接続部分を蔽う
金型をケーブル間に取り付けた後、金型を加熱し
て前記絶縁ブロツクを軟化せしめて金型および絶
縁ブロツクとケーブル接続部との間の空所に未架
橋ゴム・プラスチツクを注入し充満せしめ、然る
後金型を更に高温に加熱して未架橋ゴム・プラス
チツクを架橋することを特徴とするゴム・プラス
チツク電力ケーブルの接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55162993A JPS5787085A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Method of connecting rubber and plastic power cable |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55162993A JPS5787085A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Method of connecting rubber and plastic power cable |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5787085A JPS5787085A (en) | 1982-05-31 |
| JPS6222239B2 true JPS6222239B2 (ja) | 1987-05-16 |
Family
ID=15765160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55162993A Granted JPS5787085A (en) | 1980-11-19 | 1980-11-19 | Method of connecting rubber and plastic power cable |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5787085A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01118026U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-09 |
-
1980
- 1980-11-19 JP JP55162993A patent/JPS5787085A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01118026U (ja) * | 1988-01-30 | 1989-08-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5787085A (en) | 1982-05-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN107465154B (zh) | 交联聚乙烯电缆绝缘屏蔽隔离接头及其模注制作工艺 | |
| JPS6222239B2 (ja) | ||
| JP2901289B2 (ja) | 電力ケーブルの接続方法 | |
| JPS5810384A (ja) | 絶縁ケ−ブルの接続部の形成方法 | |
| JPH0251306A (ja) | ゴム・プラスチック電力ケーブルの接続方法 | |
| JPH0442886B2 (ja) | ||
| JPH0142586B2 (ja) | ||
| JP3012515B2 (ja) | Ｃｖケーブルの絶縁接続方法 | |
| EP0197606B1 (en) | Method for watertight coupling of electric cables to one another by means of a socket coupling | |
| JPH0137833B2 (ja) | ||
| JPH02142312A (ja) | 電力ケーブル接続部の絶縁体形成方法 | |
| JPH05292624A (ja) | 架橋ポリエチレン・ケーブルの押出モールド接続方法 | |
| JP2598850B2 (ja) | 電力ケーブル接続部の製造方法 | |
| JPS6342502Y2 (ja) | ||
| JPS6057657B2 (ja) | 絶縁ケ−ブルの接続部の形成方法 | |
| JPH07236216A (ja) | シース縁切り部をともなう架橋ポリエチレン・ケーブル・モールド接続工法および接続部構造 | |
| JPH0142119B2 (ja) | ||
| JPS59139585A (ja) | ゴム・プラスチック絶縁ケーブル接続部の補強絶縁層成型方法 | |
| JPS59171483A (ja) | ポリオレフイン絶縁ケ−ブル用接続部製作時の加熱方法 | |
| JPS59173984A (ja) | ゴム・プラスチツクケ−ブル接続部の補強絶縁層の成形方法 | |
| JPS5858812A (ja) | プラスチツク絶縁電力ケ−ブル接続部の形成法 | |
| JPH0654426A (ja) | 電力ケーブルの接続方法 | |
| JPS5859030A (ja) | ゴム・プラスチツク絶縁ケ−ブル接続部の形成方法 | |
| JPS59169307A (ja) | ゴム・プラスチツクケ−ブル接続部の成形方法 | |
| JPS6155879A (ja) | ケ−ブル接続部の形成方法 |