JPS62222214A - 防水光フアイバケ−ブル - Google Patents

防水光フアイバケ−ブル

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JPS62222214A
JPS62222214A JP61065491A JP6549186A JPS62222214A JP S62222214 A JPS62222214 A JP S62222214A JP 61065491 A JP61065491 A JP 61065491A JP 6549186 A JP6549186 A JP 6549186A JP S62222214 A JPS62222214 A JP S62222214A
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JP
Japan
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water
optical fiber
cable
tape
core
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JP61065491A
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English (en)
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Yutaka Mitsunaga
満永 豊
Hiroaki Koga
古賀 広昭
Tsuneo Kuwabara
恒夫 桑原
Juzo Kukida
重蔵 久木田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/441Optical cables built up from sub-bundles
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/44384Means specially adapted for strengthening or protecting the cables the means comprising water blocking or hydrophobic materials

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はメンテナンスフリーな光ファイバケーブル、詳
細には、外被に損傷を生じたときに、外部よりの水の侵
入を局所的にとどめ、伝送媒体の特性劣化を防止する構
造を有する防水光ファイバケーブルに関するものである
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点光ファイ
バケーブルが外被に損傷を受けかつ周囲に水が存在する
場合、ケーブル内部に水が侵入し、更にその長手方向に
逐次進行する(これを走水現象と呼ぶ)。この走水があ
る限度を゛超えると低温時にケーブル内部の水が凍結し
たときに光ファイバに力が加わって光損失を増加したり
光ファイバの強度低下、銅線では絶縁低下、更には内部
の金属材料の腐食等が生じ、長期的(10〜20年間)
にケーブルを使用することが出来なくなり大きな問題を
生ずる。
従来一般に使用されている光ファイバケーブルは第10
図のような構造を有している。第1O図において1は光
フ・1イバ心線、2はユニット中心材、3はケーブルに
加わる張力を支えるテンションメンバ、4は外被、5は
非吸水性緩衝層、6は非吸水性コア押え巻テープ、71
′i光ユニツト、8は介在ひもを示す。このようなケー
ブルの外被に損傷が生じて浸水すると、5の非吸水性緩
衝層(ポリプロピレン等のひも状体が用いられる)、6
の非吸水性コア押え巻テープ(ポリエステルテープや不
織布が用いられる)の部分及び光ファイバ心線1とユニ
ット中心材2 ノ間ヤテンションメンパ3とユニット7
の間の空隙を水が走る。
(1)  この対策として従来より一般的なものは、ケ
ーブル内の空隙部にポリブテン、ペトロラタム、グリー
ス等のシェリー状材料を充填し、走水を止める構造が知
られている。この構造は、走水防止特性は優れているが
、ケーブル製造時において充填を行うためその押出装置
が必要となるばかシでなく、押出速度が毎分5m以下と
遅くなるため、製造時間の増大を招くという欠点があっ
た。また、このようなシェリ状材料はその粘性によって
走水防止効果を得ているが、ケーブル相互を接続する場
合など光7アイパ心線の周囲に付着したシェリー材料を
取除く作業が必要となる。
(2)第10図の構造を有する光ファイバケーブルに、
ポリブテン系シェリーを充填すると、光ファイバを接続
するだめの前準備作業(ケーブル外被、コア押え巻の除
去、光ユニットの解体、光ファイバからシェリーの除去
)に約30〜40分裂する。これは、シェリーを充填し
ていないケーブルの前準備作業の約15分に比べ2〜3
倍の時間である。
(3)  これらの問題の生じない走水防止構造として
は、水を含むと吸水膨潤する材料をケーブル内空隙に充
填する方法が提案されている。
その材料としては、ポリアクリル酸系、カルボキシメチ
ルセルロース系、デンプン系等の粉末が知られており、
これらを粉末状態または不織布等のテープに塗布・接着
しケーブル内に充填している。この場合、粉末を直接充
填するとこの粉末はケーブル内に直接固定されていない
ため、ケーブル運搬時等の振動によりケーブル内で粉末
が移動し長期にわたって走水防止効果が得られず、また
接続作業等においても粉末の脱落が生じて作業性の劣化
や、光ファイバコネクタの端面に付着して機能劣化に結
び付き易い。また、粉末状態でケーブル内に充てんする
ことは製造上非常に難しく、製造速度が2〜3m/分以
下にしなければならない。
このため、吸水材料はテープ状、ひも状であることが望
ましいが、吸水粉末を不織布などのテープに塗布した場
合、不織布(通常ポリエステル)が非吸水性であるため
、吸水テープ全体の吸水特性が悪化する欠点がある。
したがって実際のケーブル内に不織布に吸水粉末を塗布
したものだけで防水対策を行ったものはない。これは、
吸水粉末塗布形不織布をどの程度の量・ケーブル内に充
てんすれば防水効果が十分であるかどうか不明だからで
あった。
(4)  カルボキシメチルセルロースをひも状または
不織布のテープ状に加工したものを充填した光ファイバ
ケーブルは吸水性能が優れている上にケーブル内に通常
使われているスプリントヤーンを用いた緩衝層5や押え
巻テープ6と置き換えることが可能なため、製造工程も
従来と変更する必要がなく走水防止効果を得ることが可
能である。しかしながら、このカルボキシメチルセルロ
ースは湿潤状態に置かれると容易に微生物に浸され走水
防止効果を失う特性を有している。更に、火災時等に高
温にさらされると容易に燃焼するという問題もある。
本発明の目的は、前記の諸問題を解決した走水防止特性
に優れ、製造性・作業性は非防水タイプの従来ケーブル
と同等でかつ微生物に対する耐性のある防水光ファイバ
ケーブルを得るにある。
問題点を解決するだめの手段 本発明は、テンシ冒ンメンバと光ファイバ心線と、該光
ファイバ心線の回りに配置する緩衝層と、前記全構成要
素を集合した光ファイバケーブルコアの押え巻きテープ
と外被とから構成される光ファイバケーブルにおいて、
中心テンンヨンメンバの周囲に吸水性テープを巻き、そ
の吸水性テープと前記緩衝層と前記コア押え巻きテープ
とをアクリル系高吸水材料から成る材料により構成した
構造とし、その吸水材料の充填量が、吸水材料を入れる
前のクープル内の空・隙に対する吸水材料が占める空間
の体積比R6゛(%)、吸水材料の重量比で表わした吸
水倍率をM(倍)としたとき、その積MRoが300%
を超えるように設計するものである。さらに前記アクリ
ル系高吸水材料が繊維状に加工されたアクリロニトリル
とアクリル酸塩との共重合体であるか、又は前記アクリ
ル系高吸水材料がアクリル系高吸水繊維の周囲にポリエ
チレンオキサイド架橋重合体を付着して構成したもので
ある。
作用 前記構成による本発明のケーブルは水が浸入しても走水
長は1m以下であり、難燃性を付与でき、腐敗による水
素発生を防止し、海水や金属イオンによる吸水倍率の低
下を防止できる。
実施例 本発明は、アクリル系高吸水材料は繊維状(単せんい)
に加工したものを紡績糸、あるいは不織布状(テープ状
)にするか、もしくは粉末状の材料を既存の合成プラス
チックからなる不織布内に閉じ込めてテープ状にするこ
とも共重合体にして他の性質を付加することもでき、一
方、湿潤状において微生物による腐食に対する耐性を有
する特性に着目したものであるっ以下先ず本発明の構成
要件を説明する。
(1)  高吸水アクリル系繊維の充填量について説明
する。
ケーブル内の走水を防止するには、吸水性材料をケーブ
ル内に存在する空間(空隙量)に対し、ある所定の量だ
け充填する必要がある。以下にその所要量を求める手順
を示す。
第5図において9は光ケーブル内に存在する空隙(吸水
性材料IOを入れる前の空隙)であり、10はその空隙
内に充填された吸水性材料の断面を各々模式的に表して
いる。図において、空隙の体積はケーブル長1(m当り
■o(cc)とし、吸水性材料はケーブル長1cm当り
A (g)充填されているものとする。このとき、この
ケーブル内の吸水性材料の充填率R0(%)を次式で定
義する。
ことに、ρは吸水性材料の密度(1/cc)を表わす。
次に、この材料が完全に水を吸収して膨潤したときの吸
水倍率Mを吸水後の重量と吸水前の重量の比で表わすこ
ととする。第5図に示す吸水性材料10が自由な状態で
吸水したと仮定すると吸水後のケーブル単位長当りの体
積■1は、水の密度をρ。とすると、となる。
従って、空隙量と膨潤した材料の体積との比R1は となる。式(3)において密度ρは通常lに近く、かつ
ρ。=1であるからR1は R1:MB2      (%)(4)となる。式(4
)は吸水倍率Mと充填率R8の積が100%のとき、ケ
ーブル内の空隙が膨潤した吸水性材料によってちょうど
埋められることを示している。しかし、現実にはケーブ
ル内の空隙に吸水性材料を均一に分散することは難しく
、更に吸水倍率Mは吸水性材料間に蓄えられた水分(厳
密には吸水されていない)の重量が含まれているだめ、
走水防止効果を得るためにはR1を100%より大きく
する必要がある。この関係を明確にするため第6図に示
す測定系を用いて実験を行った。図において11は一定
のガス圧を導入するための導入口であり、12は耐圧容
器、13は水または溶液、14はバルブ、15は吸水性
繊維、16はその吸水性繊維を充填した透明パイプを示
す。
実験方法は吸水性繊維15を充填したパイプ]6を、耐
圧容器11にセットし、導入口11より一定のガス圧を
加え、外部より走水長を測定して行う。第7図は、高吸
水性アクリル繊維を用いて走水長の測定を行った結果で
ある。
この実験では充填率Roを7〜27%の範囲で変化させ
るとともに、この吸水繊維が金属イオン濃度により吸水
倍率が変化することを利用して吸水倍率Mの異なる条件
を実現している。
第7図より明らかなようにMRoが200%を超えると
走水防止効果が見られるようになり、300%を超える
と充分に走水が止められることが分かる。更に金属イオ
ンの有無に拘らずMRoのみで走水長が定まることも分
かる。以上の結果から、ケーブル内の走水を防止するた
めには、吸水倍率×充填率MRoを300硲以上とすれ
ば良いことが分かる。この条件は、機械強度の強化等を
目的として、他の繊維(ポリエステル、ポリアミド、ポ
リアクリロニトリルetc )と吸水性繊維を混紡した
ものに対してももちろん適用可能である。
(2)吸水性繊維の安定性について説明する。
通信用光ファイバケーブルは、通常10〜20年の長期
にわたって使用され、その間伝送特性の安定性が要求さ
れる。従って、ケーブル内に水が侵入し、吸水性繊維が
膨潤した状態でも長期間充分安定でなければならない。
特に、マンホール内に溜っている水中には、無数の微生
物が存在し、腐敗による性能劣化が問題となる。第8図
には、土壌と水の混合液の上ずみ液中に各種吸水性材料
を浸漬したものを密閉容器に入れ、発生する水素ガスを
測定した結果を示している。図よりアクリル系吸水材料
を除く各材料は水素を発生する。
特に、アクリル系と同様にひも状、不織布状に加工可能
でかつ、ケーブル製造時の撚合せの容易なカルボキシメ
チルセルロースは著シい水素発生を示しておシ微生物腐
食が著しいことが分る。(H−koga et、al、
Hydrogengeneration due to
 decomposition ofcarboxym
ethyl−cellulose in muddy 
water。
Electron、Let’t、 +vo1−21+N
o、20+p902 + 1985)光ファイバケーブ
ル中に水素が存在すると、ケーブル内の光ファイバの伝
送損失が増加し、最悪の場合通信が不能となる。
〔野口他、水素による光ファイバ損失増加′と光ファイ
バケーブルの長期損失安定性、電子通信学会Vo1.J
68−B、No、7.p795.1985)そして、現
在一般に使用されている光ファイバケーブルの場合、水
素分圧の許容値は10−3〜10 ”atmである。更
に、腐敗によって水素発生するだけでなく、粘性が著し
く低下し走行防止効果を失う。従って、光ファイバケー
ブルに使用する吸水性繊維は、このような水素発生を生
じないものでなければならない。第8図に示すようにア
クリル系高吸水材料は、この条件を満足する材料である
アクリル系高吸水材料は前記条件を満足するものであれ
ば何を用いても良い。しかし、ポリアクリル酸塩の粉末
、アクリルニトリルとアクリル酸塩との共重合体から成
る繊維が代表的なものである。
(3)吸水性繊維の難燃性について説明する。
本発明で用いる高吸水アクリル系繊維はアクリロニトリ
ルとアクリル酸塩を均一に分布させるとアクリル酸塩の
割合が多い程難燃性が高くなる。難燃性の指標としてL
OI(限界酸素指数:その材料が連続して燃焼するのに
必要とする最小限の酸素濃度)を用いると、アクリル酸
ナトリウムを3mmol/g含むアクリル系吸水繊維は
LOIが30〜33となる。これはアクリル酸塩が3m
mol/gの割合で繊維外層部(繊維断面積の30係)
に局在化しているものがLOr19〜21であるのに比
してはるかに難燃性が高い。また、カルボキシメチルセ
ルロース系の高吸水性繊維はLOI24であり、難燃性
が高いとは言い難い。このようにアクリル系吸水性繊維
は、アクリロニトリルとアクリル酸塩との共重合の割合
を調整することによって難燃性を付与することもできる
(4)  耐海水(耐金属イオン)改良高吸水アクリル
系繊維を説明する。
前記の高吸水アクリル系繊維は、海水や金属イオンを含
む溶液中では、吸水倍率が低下する。吸水倍率の低下は
、溶液に含まれるイオン濃度が1100ppを超えると
生ずる。従って、通常の地下水では問題はないが、温泉
地、海岸の近傍や工業用排水の混入するケーブル収容設
備(マンホール、管路等)では前記吸水繊維は適用が困
難である。
第1表 吸水繊維の吸水倍率 第1表には、純水中と人工海水(アクアマリン二へ州薬
品製)中での吸水倍率の測定結果を示したが、前記高吸
水アクリル系繊維は海水中では吸水倍率が約6.5であ
り、前記走水防止条件(MB2)300%)を満足する
ためには充填率を60%以上とする必要がある。このよ
うに充填率を高くするとケーブル内の緩衝、効果が不充
分となるため、光ファイバ心線を外力に対して強くする
等の対策が必要となり望ましくない、海水中においても
吸水倍率の低下しない吸水繊維としては、前記吸水アク
リル系繊維をポリエチレンオキサイド架橋重合体(PE
O吸水体)により覆った繊維がある。
第1表には、高吸水アクリル系繊維にPEO系吸水体を
10重量係付着させた繊維からなる紡績系の吸水倍率も
合せて示したが、通常の吸水アクリル系繊維に比べ海水
中で吸水倍率は15倍と大巾に改善されている。第9図
は第1表に示した2種類の繊維を用いて、第6図の実験
系で人工海水による走水特性を測定した結果である。図
から明らかなように、PEO吸水体を付着した吸水繊維
は海水に対しても走水防止効果を有しているのに対して
通常の高吸水性繊維は効果の少ないことが分かる。これ
は、前者が吸水倍率M×充填率R6が600%で後者が
260%であることからも当然の結果と言える。
第1の実施例 第1図は本発明の防水光ファイバケーブルの第1の実施
例の断面図を示す。
第10図と異なるところは、高吸水アクリル系繊維70
%と通常のアクリル繊維30%を混紡した紡績糸(吸水
倍率M=20倍)を光ファイバ心線1の周囲に密に縦沿
えし吸水性緩衝層17とし、吸水性コア押え巻テープ1
8は高吸水性アクリル系繊維からなる不織布を使用して
いることである。また新たにテンションメンバ周囲に吸
水性テープ19として前述の不織布を巻いている。この
ケーブル内の充填率R6は約30cl)である。更にユ
ニット中心材2の周囲には接着剤によシボリアクリル酸
メチルの粉末を塗布している。この塗布量はごくわずか
でも効果を有するため、ケーブル接続作業時の脱落等の
問題はほとんどない。この光ファイバケーブルの防水効
果を確認するために、1m長のケーブルの片端に通常地
下に布設されたケーブルに加わる最大水圧と考えられる
latmの水圧を印・加する試験を行った。この結果2
4時間経過した後も他端からの水漏れの生じないことを
確認した。
第2の実施例 第2図は本発明の防水光ファイバケーブルの別の実施例
である。電磁誘導の影響を受けない全絶縁材からなるノ
ンメタル光ファイバケーブルの断面図を示す。図におい
てテンションメンバ3bはガラス繊維強化プラスチツク
(FRP)31b及びその外周のポリエチレン被覆32
から成っており、外被4はポリエチレンから成っている
。この場合も第1の実施例と同様にテンションメンバ3
bの周囲の吸水性テープ19および吸水性コア押え巻テ
ープ18として、高吸水アクリル系繊維から成る不織布
を用いるとともに、光ファイバと押え巻テープの間には
吸水性緩衝層17として高吸水アクリル系繊維を70%
含む紡績糸を配置した(充填率Rは約35%である)。
このケーブルに対しても第1の実施例と同様に0.5a
tmの水圧を印加し走水試験を行ったが24時間後、で
1m以内の走水長であシ充分な防水特性を示した。また
、テンションメンバのFRPは、一般にはEガラス繊維
とウレタンアクリレート系ビニルエステルから成るもの
(第2表の工)が一般的である。このFRPは水中でひ
ずみを加えられたまま放置すると強度劣化を生じ破断に
到る。(桑原他、光ケーブルに用いるFRPの破断寿命
推定法、電子通信学会論文誌の)、Vol、J68−B
 、No、9 、 p1081,1985)。
第2表にテンションメンバ用FRPの材質、第3表にF
R’P用のEガラスとTガラスの化学組成と特性、を示
す。
第2表 テンションメンバ 用FRPの材質第3表 E
ガラスとTガラスの化学組成と特性本発明の防水光ファ
イバケーブルは、外被に損傷を受けだときには、内部に
若干水走りを生ずるため、その部分のERPは水中に置
かれた状態となる。従ってケーブルを曲げだ状態で固定
するときのように、FRPが曲げられたまま長期に置か
れるときは、FRPの材質として第2表の■及び■に示
したものを使用するのが望ましい。また、第2表の■の
FRPは弾性率が約6500 Ky/xyn 2と通常
のF’RPに比べ1.3倍大きく、強度についても高性
能化が図れる。本実施例では、このFRP (第2表■
)を使用している。
第3の実施例 第3図は本発明の別の実施例の断面図を示す。
第2の実施例と異なる点は、高吸水繊維として耐海水改
良形の繊維(海水中での吸水倍率M=15倍)の不織布
及び紡績糸を用いて、吸水性コア押え巻テープ18A1
テンシヨンメンバ周囲の吸水性テープ19A及び吸水性
緩衝層17Aとしていることである。吸水繊維の充填率
Roは約35%であった。このケーブルに対して0.5
atmの圧力で人工海水を片端より圧入して水走り試験
を行ったが、24時間後の走水長は1m以下であった。
第4の実施例 第4図は更に別の実施例の断面図を示す。
図ハユニソト形の防水ノンメタル光ファイバケーブルで
ある。本実施例ではテンションメンバ3cとして高強度
FRP 3 l b(第2表■)を3本使用した構造と
なっている。また、第3実施例と同じく耐海水数良形高
吸水アクリル系繊維を吸水性緩衝層17A、吸水性コア
押え巻テープ18A1テンシヨンメンバ周囲の吸水性テ
ープ19Aとして使用している。吸水繊維の充填率は約
30係であった。
本実施例ケーブルに対して、0.5atmの圧力で人工
海水を片端より圧入した結果、24時間で1m以下の走
水長であった。
以上の実施例においては、いずれも押え巻きテープ材料
として、アクリロニトリルとアクリル酸塩との共重合体
の高吸水性繊維を不織布状に加工したものを使用してい
るが、その代りに、ポリエステル等の通常のプラスチッ
ク繊維から成る不織布内にポリアクリル酸系等のアクリ
ル系高吸水粉末を封入したテープ材料も使用可能である
発明の効果 本発明の光ファイバケーブルは、前記の構成に基づき次
の効果を生ずる。
(1)外被に損傷を生じ水が侵入しても走水を一部区間
に限定することができる。
(2)微生物腐食も生じないため長期にわたって伝送損
失が安定である。
(3)粉末状の充填材を使用していないので、ケーブル
接続時等においても、光ファイバ端面を損傷することな
く、従来の非防水光ファイバケーブルと同様に作業可能
であると共に、ケーブル製造も容易に行うことができる
(4)高吸水性アクリル系材料にPEO吸収体を付着さ
せた材料を充填することで、海水、温泉水、工業用排水
等金属イオンを含む水が侵入した場合においても、走水
防止効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の防水光ファイバケーブルの第1の実施
例の断面図、第2図は本発明の第2の実施例の断面図、
第3図は本発明の第3の実°施例の断面図、第4図′は
本発明の第4の実施例の断面図、第5図はケーブル内の
空隙に充填された吸水性繊維を示す模式図、第6図は走
水特性の測定装置、第7図は充填率×吸水倍率MR8と
走水長との関係図、第8図は吸水性繊維の腐敗による泥
水浸漬日数と水素ガスの発生量との関係図、第9図は海
水中での水圧印加時間と走水長との関係図、第10図は
従来の光ファイバケーブルの断面図、を示す。 1:光ファイバ心線 2:ユニット中心材3a13b+
3C:ケーブルに加わる力を支えるテンシコンメンバ3
1a:鋼よす線 31b:FRP  32:ポリエチレン被覆4:外被 
5:非吸水性緩衝層 6:非吸水性コア押え巻テープ 
8:介在ひも 17:吸水性緩衝層 17A:耐海水数良形吸水性緩衝
層 18:吸水性コア押え巻テープ 18A:耐海水数
良形吸水性コア押え巻テープ 19:吸水性テープ 1
9A:耐海水数良形吸水性テープ 第1図 第3図 う52Kr阪−(と、−) 關      4      塾      笥   
   )o      o      o      
 o      o      。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テンションメンバと光ファイバ心線と、該光ファイ
    バ心線の回りに配置する緩衝層と、前記全構成要素を集
    合した光ファイバケーブルコアの押え巻きテープと外被
    とから構成される光ファイバケーブルにおいて、中心に
    あるテンションメンバの周囲に吸水性テープを巻き、該
    吸水性テープと前記緩衝層と前記コア押え巻きテープと
    をアクリル系高吸水材料から成る材料により構成し、前
    記アクリル系高吸水材料を入れる前のケーブル内の空隙
    に対する前記アクリル系高吸水材料が占める空間の体積
    比をR_0(%)、前記アクリル系高吸水材料の重量比
    で表わした吸水倍率をM(倍)としたとき、その積MR
    _0が300%を超えるよう構成したことを特徴とする
    防水光ファイバケーブル。 2、アクリル系高吸水材料が繊維状に加工されたアクリ
    ロニトリルとアクリル酸塩との共重合体であることを特
    徴とする特許請求範囲第1項記載の防水光ファイバケー
    ブル。 3、アクリル系高吸水材料がアクリル系高吸水繊維の周
    囲にポリエチレンオキサイド架橋重合体を付着して構成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防水
    光ファイバケーブル
JP61065491A 1986-03-24 1986-03-24 防水光フアイバケ−ブル Pending JPS62222214A (ja)

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