JPS62222102A - うず電流式距離検出装置 - Google Patents

うず電流式距離検出装置

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JPS62222102A
JPS62222102A JP6483586A JP6483586A JPS62222102A JP S62222102 A JPS62222102 A JP S62222102A JP 6483586 A JP6483586 A JP 6483586A JP 6483586 A JP6483586 A JP 6483586A JP S62222102 A JPS62222102 A JP S62222102A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はうず電流式の距離検出装置に関し、特に、抵
抗及び容重のバランス調整を容易に行うことができるよ
うにした距離検出装置に関する。
[従来の技術1 うず電流式の距離検出装置では、被検出物体に向って配
設される検出用コイルと該コイルと同一温度に保持され
温度補償を行う温度補償用コイルとを直列に接続した回
路に2つのアーム抵抗を直列に接続した回路を並列に接
続してブリッジ回路が構成される。そして、該ブリッジ
回路の直列接続点又は直列接続点には交流電源又は電圧
検出回路(一般には増幅器)が接続される。
ところが、この種うず電流式の距離検出装置では検出装
置本体に2つのコイルを設置すると共に他の部材は、例
えば電気料tit盤内部に収納され、両部材はケーブル
接続される構造上、抵抗、容重に関しいわゆるバランス
ずれが生じ、このバランスずれに対する調整手段が必要
となる。
従来、このバランス調整は、前記コイルや抵抗にバラン
ス抵抗或いはバランス容量を直接ないし並列に接続する
ことで行われていた。
しかしながら、バランス用の抵抗やコンデンサを固定的
に接続する場合には、距離検出装置本体やケーブルを交
換する毎に接続変更を行わなければならないことになる
。特に、レーザ加工装置の距離検出装置は、距離検出器
本体の取換えを比較的頻繁に行わなければならないので
、その作業に多くの手間を要している。
[発明の目的] この発明は上記点に鑑みて、直流的、交流的なバランス
調整を容易に行うことができろうず電流式の距離検出装
置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するために、この発明では、うず電流式
の距離検出装置を、被検出物に近接配置される検出用コ
イルと該コイルと略同一温度に保持される温度補償用コ
イルとを直列に接続した回路に2つのアーム抵抗を直列
に接続した回路を並列に接続してブリッジ回路を構成し
、該ブリッジ回路の直列接続点又は並列接続点に交流電
源又は電圧検出回路をそれぞれ接続する一方、移動点を
有し該移動点を移動させることにより抵抗比率を任意に
変更可能の第1及び第2の可変抵抗を前記並列接続点に
並列に接続し、前記アーム抵抗の中心点を前記第1の可
変抵抗の移動点に所定の抵抗を介して接続すると共に前
記両コイルの中心点を前記第2の可変抵抗の移動点に所
定のコンデンサを介して接続することにより構成し、第
1及び第2の可変抵抗の移動点を調整することにより、
直流的、交流的なバランス調整を容易に行うことができ
るようにした。
[実施例の説明] 以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図はレーザ加工機械の側面図を示している。
図示の如く、レーザ加工機械1は、水平に敷設された固
定のXYテーブル3上にワークWを案内し、このワーク
Wをレーザビーム5で熱切断するものである。
レーザビームLBはレーザビーム発生装置5で発生され
、強度調整装置7、反射[9を介して加工へラド11に
案内されている。加工ヘッド11の内部にはレンズ13
が設けられ、レーザビーム1Bはこのレンズ13で集光
され、集光位置でワークWを熱切断する。また、ワーク
Wはクランプ15で把持されて、切断すべき位置がヘッ
ド11の直下に来るように、XYテーブル3上で水平移
動されるようになっている。
クランプ15は、ワークWを把持した状態で、XY軸用
サーボモータで平面X、Y方向に駆動されるようになっ
ている。ヘッド11はZ軸周サーボモータで上下方向に
駆動されるようになっている。又、レーザ加工機械1に
はNG装置17が備えられ、このNG装置17の操作部
にはいわゆる手動パルス発生器19が備えられている。
第2図は、前記加工ヘッド11の下方先端に取付けられ
ろうず電流式の距離検出器(以下、単にセンサと呼ぶ)
21の一部断面拡大側面図である。
第3図(a)は、これを更に拡大して示す断面図である
第2図に示すように、センサ21は、内部に円錐状の空
洞を有し上部に7ランジ21aを有する截頭円錐形状に
形成され、ヘッド11に設けられた円錐状のノズル23
の外側に前記空洞を合わせる形で取付けられている。セ
ンサ21は、グラファイト製の内側部材21bと、セラ
ミックス製の外側部材21cと、内側部材21bの外側
表面円周上に設置ブられた上下2つの溝21dにそれぞ
れ埋設される上下2つのコイルC+ 、C2と、これら
コイルC+ 、C2と連結されるケーブル21eとを有
して構成されている。ケーブル21eはその表面をテフ
ロン加工され耐熱性とされている。
ケーブル21eの一端にはコネクタ21fが設けられて
いる。コイルC+は距離検出用コイルであり、コイルC
2は温度補償用のコイルである。
センサ21の7ランジ21aは、内周面に設けた内ねじ
部を前記ヘッド11本体の下端に設けた外ねじ部と螺合
させる接合用キャップ25を用いて、ヘッド11の本体
に@脱自在の形で取り付けられるようになっている。
距離検出用のコイルC1は、測定錆度を向上させるため
に下方に位置させるのに対し、コイルC2は上記コイル
C1との相互作用を少なくするため、又センサ21の下
端直径りを小さくするためその上方に所定の距離Ωを置
いて配設されている。
第3図(a)に示すように、グラファイト製の内側部材
21bには、その外表面に、セラミックスコーティング
21(lが施される。グラファイトは熱伝導性が良好な
割には絶縁性が大きいが、この表面にセラミックスコー
ティングを行うことにより、絶縁性を更に向上させるこ
とができる。これにより、コイルC+ 、C2は共に絶
縁されて内側部材21bに保持され、両者の温度は略一
定となる。
前記セラミックス類の外側部材21cの下端には前記ノ
ズル23の下端内方まで伸びる底21hが形成されてい
る。この底21hは、レーザ加工時にワークW面からの
スパッタを受けるが、セラミックス類であるがため、ス
パッタを溶着させず、センサ内部、並びに前記ノズル2
3をスパッタから保護することができる。
第3図(b)はセンサ21の他の実施例を示づものであ
る。本例では、セラミックス類の外側部材21Cに底部
を設けることなく、内側部材21bの底部に厚めのセラ
ミックスコーティング21gを施し、かつ、ノズル23
の先端位置を少しTRさゼたものである。
本例によっても、スパッタはセンサ内部やノズル23の
先端部分に直接触れることがなく、コーテイング膜はセ
ンサ及びノズル23をスパッタや加工部の熱放射から保
護することができる。
第3図(a)及び第3図(b)においては、外側部材2
1Cをセラミックスで作成したが、センサ21の外側部
材21Cはセラミックス以外の材料、例えば鉄や銅或い
はアルミニウムで作ることもできる。
ただし、この場合、センサを前記スパッタないし放射熱
から保護するため、センサの外表面をセラミックスコー
ティングするのが望ましい。又、センサ21の底部は、
スパッタから十分保護されるよう厚めにコーティングさ
れることが望ましい。
第4図は、センサ21のブリッジ回路を示している。
該回路27は、前記コイルC1とC2と抵抗R・1.R
2とを点P1〜P4で結んだブリッジを基本として構成
されている。点P+ 、R3間には交流電源Eが接続さ
れ、これに、素子R3、VR+ 。
VR2、Cで構成させるバランス回路が接続されている
。これにより、点P2から、ワークWと加工ヘッド11
との間の距離に関連した電圧C(が端子T1に向けて出
力されるものである。
今、 Ll・・・検出用コイルC1のインピーダンスし2・・
・温度補償用コイルC2のインピーダンスR+ 、R2
・・・ブリッジのアーム抵抗eO・・・電源Eの発振電
圧 d・・・検出用コイルC+、とワークWとの間の距離a
・・・検出用コイルC1のコイル半径とすると、 e+  = (L+ / (L+  +12 )−R+
 / (R1+R2) )e 。
となり、距離dの関数として出力電圧e、が決定する。
ただし、検出用コイルのインピーダンスL1は距離dを
コイルC1の半径aで除した値d/aの関数である。
バランス回路は、点P+ 、R3間に並列に設けられる
可変抵抗VR+ 、VR2と、一端を点P2に接続され
他端を前記可変抵抗VR+ の可変点VP1に接続する
抵抗R3と、一端を点P4に接続し、他端を前記可変抵
抗VR2の可変点VP2に接続するコンデンサCとで構
成されている。可変抵抗VR+ 、VR2における可変
点VP+ 、VP2は盤面に設けられるボリュームで容
易に調整移動可能となっている。
上記構成のバランス回路において、可変抵抗■R1の可
変点VP+ を移動させることにより、アーム抵抗R+
 、R2の比を調整することができる。
即ち、可変点VP+の移動により、抵抗R3を抵抗R1
側に又はR2側に並列に接続させるごとき等価回路を形
成することができる。一方、可変抵抗VR2の可変点V
P2を移動させることにより、インピーダンスし1.L
2の比を調整することかで−きる。即ち、可変点VP2
の移動により、容量CをインピーダンスLi側に又は[
2側に並列に接続させるがごとき等価回路を形成するこ
とができる。
前記バランス回路における可変点VP+ 、VP2の移
動による直流的、交流的なバランス調整は相互に影響を
与えるので、調整は交互に行なわれる。なお、前記コイ
ルC1及びC2はセンサ21側に位置するが、他の電気
素子は所定の盤内に位置するものである。
第5図は前記センサ21の出力e1を増幅するための増
幅回路を示す回路図である。
図示の如く、増幅回路29は、増幅器29aと、整流回
路29bと、平滑化回路29cと、LOG増幅器29d
と、増幅器29eと、アラーム出力用増幅器29fと、
を有して構成される。
増幅器29aは検出電圧e、を増幅し、整流回路29b
はこれを整流する。平滑化回路290はこれを平滑化し
、LOG増幅器29dは検出距離dに対し出力電圧が略
比例するよう入力電圧を補正する。増幅器29cはこれ
を増幅し増幅電圧e2を端子T2に向けて出力する。ア
ラームは異常電圧発生時に出力されるものである。
なお、図示の如く端子T2と、前記増幅器29aの出力
端子は、スイッチ29(lを介してメータ29hに接続
され、該メータ29hは増幅された後の出力電圧を表示
すると共に前記バランス調整に利用できるようになって
いる。
第6図は前記増幅器29から出力された電圧e2を前記
NO装置17で利用するために、所定のパルス信号に変
換するパルス制御回路を示している。
パルス制御回路31は、汎用のNO装置と接続するため
に、前記電圧e2をそのままパルス信号に変更するのと
は異なって、若干複雑な構成となっている。
パルス制御回路31は、加算増幅器31aと、これに接
続される絶対値増幅器31bと、方向判別器31Cと、
上限設定器31d1下限設定器31eと有している。又
、前記絶対値増幅回路31bに接続されるV/F変換器
31f及び倣い幅設定器31(Jとを有している。更に
、V/F変換器31f及び倣い幅設定器311Jにはナ
ントゲート31hが接続され、これに分周器311が接
続され、分周器31i及び上限設定器31dにはナント
ゲート31jとが接続されている。
入力端子T3には倣い距離設定用の標準電圧esが入力
される。この標準電圧esは、第2図において例えば、
ワークWとセンサ21との倣い距離dsを1.5mmと
設定しようとするとき、センサ21が丁度この高さにあ
るとき出力する電圧(例えば2.5ボルト)を設定する
ものである。この電圧eSは、例えばNC91置17側
で設定されるものである。
入力端子T4.T5には倣い&IItIOの上限及び下
限距離に相当する電圧eu、 edが設定される。上限
及び下限距離は倣い距離dsに対し例えば、±1mmと
されるものである。
入力端子T6には倣い範囲を定める電圧efが設定され
る。倣い範囲は、例えば±1111IIであり、ここで
はその絶対値1■に相当する電圧ef(正の値)が設定
されることになる。
前記加算増幅器31aは、入力端子T2及びT3から検
出電圧e2と標準電圧O3とを入力し、検出電圧e2の
標準電圧esに対する偏差△eを求める。
絶対値増幅器31bは入力電圧△eの絶対値を増幅し、
増幅電圧をV/F変換器31f及び、倣い上限設定器3
1(+に出力する。
V/F変換器31【は入力電圧に比例した周波数のパル
ス信号を、2入力端子を有するナントゲート31hの一
入力端子に出力する。ただし、図示しないが、当該V/
F変換器31「には、その内部に入力電圧を制御幅(±
200μm程度)に対応して定められる電圧で規制する
ツェナダイオードが備えられており、入力電圧がこの規
制電圧en+を越える場合には、入力電圧をeIllと
する回路が備えられている。これは、V/F変換器31
[の感度を良好とし、小さい入力電圧で高密度のパルス
信号を出力できるようにするためであり、出力電圧を所
定のものより大きくしないためである。
これについての作用は第11図で詳述する。
前記上限設定器31gの一入力端子は前記入力端子T6
と接続されており、絶対値増幅器31t)の出力が端子
T6に入力される倣い範囲を定める電圧e「の範囲にあ
るとき出力を“ONとし、電圧efを越えるとき1′°
を出力する。従って、ナントゲート31hは、絶対値増
幅器31tlの出力する電圧が倣い範囲(±1m1)を
定める電圧ef内にあるときのみ、所定周波のパルス信
号を分周器311に出力する。
前記方向判別器31cは、増幅器31aから出力される
電圧△eの正負符号を検出し、これをナントゲート31
jの一入力端子に与える。一方、ナントゲート31jの
他の一入力端子には、前記分周器31iからの出力パル
ス信号が入力されている。そこで、ナントゲート31j
は方向判別器31Cからの正負符号に基づいて分周器3
1iから入力されるパルス信号に正負の符号をつける。
第7図は、ナントゲート31jから出力されるパルス信
号Pの出力線図を示している。
図示の通り、入力端子T7へ出力されるパルス信号Pは
、標準電圧esをゼロ点として検出電圧e2 (距vi
d )に比例して急勾配で立上がるパルス信号となると
共に、前記V/F変換器31fの規制電圧emに相当す
る距離で飽和する原点(倣い点)0に対して対象的な線
図となっている。数値的には制御幅CD(±200μl
11)に対し±n KH7(n:1〜3)程度である。
なお、破線は一般のV/F変換器の特性を示すものであ
る。
再び第6図において、上限設定器31dは、電圧△eと
電圧euを比較し、上限距離duを検出し、ワークWと
ヘッド11との間の距離が上限duより大きいときハイ
レベルとなる信号を端子T8に出力する。同様に下限設
定器31eは下限距離ddを検出し、ヘッド11がdd
より小さいときハイレベルとなる信号を端子T9に出力
する。
第8図に示すように、NG装置17は、主制御部33と
、ワーク(クランプ)位置制御部35と、ヘッド高さ制
御部37と、パルス信号処理部3つとを有している。
主制御部33は、CPU、ROM、RAM等を有してお
り、ROM内の制御プログラムに基いて各制御部材に指
令信号を出力する。主制御部33は各種のインターフェ
イスと接続され、各種の制御を行うが、ここでは、ワー
ク位置指令信号S(X、Y)と、ヘッド高さの指令信号
5(Z)を出力するだけのものとする。
ワーク位置指令信号S (X、Y)は、ワークWを所定
形状に切断するために、クランプ15の平面状での移動
軌跡を指令するものである。ヘッド高さ指令信号S (
Z)は、ヘッド11の高さを固定テーブル3に対して指
定するもので、一般には、ワークWに反りが無いことを
想定して、テーブル3上に載置されたワークWの高さに
レーザビーム5の焦点が合うようヘッド高さを指令する
ものである。この指令信号5(Z)は、ワーク形状や切
断形状にヰいて、ワーク水面位置が異なる位置でその高
さが所定のものとなるように、又、ワーク端面では倣い
を停止させヘッド13を上昇させるように指令するもの
である。
ワーク位置制御部35は、指令信号S (X、Y)を入
力し、所定の補間を行って、X軸駆動部41、Y軸駆動
部43に駆動信号を出力する。駆動部41.43はサー
ボアンプで構成され、駆動信号に基いてX、Y軸サーボ
モータMx 、M”/を駆動する。モータMx 、My
にはエンコーダEが取付けられ、移動結果を駆動部41
.43に@還している。これにより、ワークW(クラン
プ15)は指令のX、Y位置に所定速度で制御されるこ
とになる。
ヘッド高さ制御部37は、高さ指令信@5(Z)を入力
し、指令高さZOに後述補正値±ΔZを和し、ヘッド高
さがこの値Z=Zo±△Zとなるように軸駆動部45に
駆動信号を出力する。Z軸駆動部45はサーボアンプで
構成され、駆動信号に基いて、Z軸サーボモータMZを
駆動する。モータMZには、エンコーダEが取付けられ
移動結果を駆動部45に帰還している。これにより、ヘ
ッド11は高さZ−Zo±ΔZに所定速度で制御される
ことになる。
パルス信号処理部39は、スイッチ47を介して、手動
パルス発生器19又は前記パルス制御回路31と接続さ
れるようになっている。
手動パルス発生器1つのパルス発生状況を第9図に示す
と共に、パルス制御回路31のパルス発生状況を第10
図に示した。
第9図に示すように、手動パルス発生器19は、その内
部に設けられたエンコーダを手動で回転さぼることによ
り、(a )  (b )図に示したように位相が1/
4異なる2相のエンコーダ信号Ha。
Hbを生成し、(c )  (d )図に示したような
正逆転の方向付けをされたパルス信号pHを出力する。
パルスPHの伍は回転速度に比例する。なお、パルス信
号処理部39への入力パルスのパルス周」が330μs
ec以下とならないためにリミッタが設けられている。
一方、パルス制御回路31は、第7図に示した如きパル
ス信号Pを発生する。
パルス信号処理部39は、手動パルス発生器19又は、
パルス制御回路31からパルス信号PH又はPを入力す
る。そして、1パルスをμmに換口して、ヘッド高さの
補正値±ΔZを前記ヘッド高さlli制御部37に出力
する。この出力は所定時間へT、例えば、10111s
ec毎に行われるが、この場合の補正値ΔZは、所定時
間ΔT内に入力されたパルス信号の積分値に対して行わ
れるものである。ここに、本例では、第7図で示したよ
うに制御幅CDに対して高密度のパルス信号Pを出力す
ることができるので、小さな制御幅CD(±200μm
)に対して十分高密度のパルス信号Pが得られることに
なる。
今、スイッチ47が手動パルス発生器19へ切換えられ
ているとする。このスイッチ47は図示しないモード切
換スイッチに連絡され、手動モードへの切換えに運動し
て切換えられるものである。
そこで、オペレータが手動パルス発生器19のエンコー
ダを回転させたとする。すると、手動パルス発生器19
から第9図(c)、(d)に示したような正負符号のパ
ルス信号pHが出力されることになる。
パルス信号処理部27は、入力パルスPMを単位時間へ
Tで積分し、ヘッド高さの移動指令値上ΔZを形成し、
ヘッド高さ制御部37に出力する。
ヘッド高さ制御部37は、現在手動モードであるので、
指令信@5(Z)は入力されていない。従って、ヘッド
高さ制御部37は、パルス信号処理部39から入力した
移動指令値±ΔをそのままZ軸層動部45へ出力する。
Z軸層動部45は、入力された駆動信号に基いて、サー
ボモータMZを移動低±ΔZに相当する分だけ駆動する
次にスイッチ47が、パルス制御回路31側へ切換えら
れているとする。この切換えはモード切換スイッチと連
動して行われるものである。
ヘッド高さ制御部37には、主制御部33から指令信@
ZOが入力されている。センサ21は、ワークWとヘッ
ド11との間の距離dに基いて第4図に丞した電圧e1
を出力し、パルス制御回路31はこの電圧e1と標準電
圧esとの差に基いて第7図に示したパルス信号Pを出
力する。標準電圧esは標準距離dsに対応して予め設
定されているものである。標準パルス信号処理部27は
このパルス化@Pに基いて補正値±Δ2を演算する。演
算内容は手動パルス発生器19からパルス信号PHを入
力したときと同様である。
加工j1始に際しヘッド11は、始め、相当上方位置に
あり、比較的速い速度でその高さZを低くしワークWの
表面に近づくが、NG装置17は第6図に示した端子T
8と接続されており、上限距離duから速度を落し、以
下の倣い制御を開始する。
パルス制御回路31、パルス信号処理部39、ヘッド高
さ制御部37は、偏差恐±ΔZを受け、ヘッド11とワ
ークWとの距離を常時標準距離dsに保つように作用す
る。
第7図及び第10図に示すように、パルス制御回路31
から出力されるパルス信号Pは、制御幅CDに関して距
離差に比例すると共に、この範囲を越えると一定値とな
るが、フィードバックの性質上、フィードバック特性に
なんらの無理はない。
第11図に、ヘッド11が、ワークW上を図において右
方向へ移動する例を示した。
ヘッド11は、常時ワークWとの間の距離を例えば1.
5mmに保とうとする。
ところが、ワークWは充分に平滑でなく、また、図左方
に示すように穴49を有したり、図の中央部分に示すよ
うに形状部分51を有する場合もある。
ここに、本例では、第3図G)、■に示すように、セン
サ21の底(ないしヘッド11の底)部の直径りを極力
小さくするよう、湿度補償用のコイルC2を検出用コイ
ルC+ の上方に位置させている。
従って、本例では、センサ21の底部がワークと干渉す
ることがなく傾斜0が大きな形状部分の加工を行うこと
ができる。しかも、このとき、第7図に示したように、
パルス信号Pの密度を十分高くしているので、パルス制
御回路31は傾斜θに基づくパルス信号処理部39への
パルス帰還母の遅れを補い、ヘッド11を傾斜θに迅速
に追従させることができる。
又、ワークWに穴49があると、センサ21はこの穴4
9の下方のテーブル位置を検出し、ヘッド11を穴49
の下方へ沈める恐れがある。しかし、本例では、第6図
に示したように下限設定器31eを設け、センサ21が
下限距離を検出したとき、端子T9を介してその旨をN
C装:!17に連絡するようにしているので、NC装置
17は、この穴49部分については、ヘッド11を倣い
制御せず、ヘッド高さをそのままとして穴49部分を通
過するが如< i、lI御することができる。
更に、第11図右方に示すように、ヘッド11はワーク
Wの端面に差しかかり、ヘッド11をワークWの端面か
ら落してしまう恐れがある。しかし、本例では、前記下
限設定器31eが下限距離ddを検出したとき、端子T
9を介してその旨NC装置17へ連絡し、NC装置はこ
れに基いて作業を一時中断する等処理できるようにして
いる。なお、下限設定器31eが、下限距離を検出した
ときに、それが穴49であるか、端面であるかの判断は
、ワークの形状及び加工データ等から容易に判断できる
ものである。
[発明の効果] 以上の通り、この発明に係ろうず電流式の距離検出装置
によれば、直流的、交流的なバランス調整を容易に行う
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザ加工機械の側面図、第2図は上記レーザ
加工機械のヘッド部分の拡大説明図、第3図(a)及び
第3図(b)はうず電流式のセンサの断面説明図、第4
図はセンサの検出信号を処理するブリッジ回路の回路図
、第5図は、増幅回路のブロック図、第6図はパルス制
御回路のブロック図、第7図は出力パルス信号の特性を
示す線図、第8図はNC装置のブロック図、第9図(a
)、(扮、(c)。 ■は手動パルス発生器のエンコーダ信号の説明図、第1
0図の)、(b)はパルス制御回路のパルス信号出力状
態の説明図、第11図は加工ヘッドとワークとの位置関
係を示す説明図である。 1・・・レーザ加工機械 11・・・ヘッド17・・・
NC装置    21・・・センサ23・・・ノズル 
    27・・・ブリッジ回路29・・・増幅回路 
   31・・・パルス制御回路W・・・ワーク   
  P・・・パルス信号、了セρ−二二−6 ゛ ;−ン−゛ 代理人 弁理士  三 好 保 男1′(:、’:、:
1j、−□、1  □ 第1図 第2図 第5図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検出物に近接配置される検出用コイルと該コイ
    ルと略同一温度に保持される温度補償用コイルとを直列
    に接続した回路に2つのアーム抵抗を直列に接続した回
    路を並列に接続してブリッジ回路を構成し、該ブリッジ
    回路の直列接続点又は並列接続点に交流電源又は電圧検
    出回路をそれぞれ接続する一方、移動点を有し該移動点
    を移動させることにより抵抗比率を任意に変更可能の第
    1及び第2の可変抵抗を前記並列接続点に並列に接続し
    、前記アーム抵抗の中心点を前記第1の可変抵抗の移動
    点に所定の抵抗を介して接続すると共に前記両コイルの
    中心点を前記第2の可変抵抗の移動点に所定のコンデン
    サを介して接続したことを特徴とするうず電流式距離検
    出装置。
  2. (2)前記第1及び第2の可変抵抗の移動点は共に回転
    式つまみによって調整移動される特許請求の範囲第1項
    記載のうず電流式距離検出装置。
JP6483586A 1986-03-25 1986-03-25 うず電流式距離検出装置 Expired - Lifetime JPH0615963B2 (ja)

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