JPS6322250A - 倣い制御装置 - Google Patents

倣い制御装置

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JPS6322250A
JPS6322250A JP61064833A JP6483386A JPS6322250A JP S6322250 A JPS6322250 A JP S6322250A JP 61064833 A JP61064833 A JP 61064833A JP 6483386 A JP6483386 A JP 6483386A JP S6322250 A JPS6322250 A JP S6322250A
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JP
Japan
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distance
head
pulse
workpiece
voltage
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JP61064833A
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Inventor
Akira Sengoku
千石 明
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は被加工材料(以下、ワークと略称する)と加
工部との間の距離を一定に保つ場合に用いて有用な倣い
制御装置に関する。
[従来技術の説明] 例えばレーザ加工機械においては、レーザビームの焦点
位置及びアシストガスの圧力を一定にするために、ワー
クと加工ヘッドとの間の距離を一定に保つことが必要で
ある。
従来、このため、ワークは一水平面上にあることを前提
として、加工ヘッドの高さを常時一定に保つことが行わ
れていた。
しかしながら、この方式では、ワークは一水平面上にあ
ることを前提としているので、ワークに例えば反りがあ
る場合、この反りのある部分でワークと加工ヘッドとの
間の距離が所定のものからずれることになる。
又、従来、ワークと加工ヘッドとの間の距離を前記加工
ヘッドに取付けた例えば光学式の距離検出器で実測し、
該検出器の検出信号を加工機械の高さくZ)軸サーボ装
置に帰還し、ワークと加工ヘッドとの間の距離を常時一
定に保とうとする方式も提案されている。
しかしながら、距離検出装置を備えた従来よりの倣い制
御装置は、距離検出器で検出された検出信号をそのまま
加工機械のZ軸サーボ装置に帰還する構造であったため
、当該Z軸サーボ装置と、ワークないし加工ヘッドの平
面的移動を行うXY軸サーボ装置との間で次の如きの問
題点が生じていた。
即ち、Z軸サーボ装置は所定のループゲインを有してい
る。一方、XY軸サーボ装置は所定のプログラムに従っ
てワークないし加工部を平面XYh向に所定の速度で移
動させる。ここに、ワークないし加工ヘッドの平面上で
の移動速度をVFとし、倣い角度(ワークの傾斜)をθ
、Z軸サーボ装置のループゲインをGsとすると、Z軸
方向の倣い誤差εは、 ε= (VF /Qs ) −tanθと表わすことが
できるものである。
よって、平面速度VFに対し2軸サーボループゲインG
Sが所定の値に設定されている場合、tanθに比例し
て誤差εが大となる。従って、従来の倣い制御装置では
、斜面を有する立体的形状加工の部分において、ヘッド
動作に遅れが生じ、往きと返りとでヒステリシスを生ず
ることになり、倣い精度が悪くなっていた。
[発明の目的] この発明は上記点に鑑みて、立体的形状加工においても
誤差の少ない倣い制御を行わせることができる倣い制御
装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 上記目的を達成するために、この発明では、倣い制御装
置を、被加工材料と加工部との間の目標距離を定める目
標値設定手段と、前記被加工材料と前記加工部との間の
実際距離を検出する距離検出手段と、該手段の検出距離
と前記目標距離との差が所定の制御幅にあるとき前記差
に略比例した偏差信号を出力すると共に誤差が前記制御
幅を越えるとき略一定の最大偏差信号を出力する偏差信
号出力手段と、該手段の偏差信号の単位時間毎の積分値
をサーボ制御の目標位置からの偏差量として、前記被加
工材料と前記加工部との間の距離を目標の値にサーボ制
御するサーボ手段と、を備えて構成し、偏差信号出力手
段の出力信号の大きさを前記距離に関して略Z型とする
ことにより、システムゲインを適正化するようにした。
[実施例の説明] 以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図はレーザ加工機械の側面図を示している。
図示の如く、レーザ加工機械1は、水平に敷設された固
定のXYテーブル3上にワークWを案内し、このワーク
Wをレーザビーム5で熱切断するものである。
レーザビームLBはレーザビーム発生装置5で発生され
、強度調整装置7、反射鏡9を介して加工ヘッド11に
案内されている。加工ヘッド11の内部にはレンズ13
が設けられ、レーザビーム1Bはこのレンズ13で集光
され、集光位置でワークWを熱切断する。また、ワーク
Wはクランプ15で把持されて、切断すべき位置がヘッ
ド11の直下に来るように、XYテーブル3上で水平移
動されるようになっている。
クランプ15は、ワークWを把持した状態で、XY軸用
サーボモータで平面X、Y方向に駆動されるようになっ
ている。ヘッド11はZ軸周サーボモータで上下方向に
駆動されるようになっている。又、レーザ加工機械1に
はNC装置17が備えられ、このNC装置17の操作部
にはいわゆる手動パルス発生器19が備えられている。
第2図は、前記加工ヘッド11の下方先端に取付けられ
ろうず電流式の距離検出器(以下、単にセンサと呼ぶ)
21の一部断面拡大側面図である。
第3図(a)は、これを更に拡大して示す断面図である
第2図に示すように、センサ21は、内部に円錐状の空
洞を有し上部にフランジ21aを有する截頭円錐形状に
形成され、ヘッド11に設けられた円錐状のノズル23
の外側に前記空洞を合わせる形で取付けられている。セ
ンサ21は、グラファイト類の内側部材21bと、セラ
ミックス製の外側部材21cと、内側部材21bの外側
表面円周上に設けられた上下2つの溝21dにそれぞれ
埋設される上下2つのコイルC+ 、C2と、これらコ
イルCI 、C2と連結さへるケーブル21eとを有し
て構成されている。ケーブル21eはその表面をテフロ
ン加工され耐熱性とされている。
ケーブル21eの一端にはコネクタ21「が設けられて
いる。コイルCIは距離検出用コイルであり、コイルC
2は温度補償用のコイルである。
センナ21のフランジ21aは、内周面に設けた内ねじ
部を前記ヘッド11本体の下端に設けた外ねじ部と螺合
させる接合用キャップ25を用いて、ヘッド11の本体
に着脱自在の形で取り付けられるようになっている。
距離検出用のコイルC1は、測定精度を向上させるため
に下方に位置させるのに対し、コイルC2は上記コイル
C1との相互作用を少なくするため、又センサ21の下
端直径りを小さくするためその上方に所定の距離史を置
いて配設されている。
第3図(a)に示すように、グラファイト製の内側部材
21bには、その外表面に、セラミックスコーティング
21(Jが施される。グラファイトは熱伝導性が良好な
割には絶縁性が大きいが、この表面にセラミックスコー
ティングを行うことにより、絶縁性を更に向上させるこ
とができる。これにより、コイルC+ 、C2は共に絶
縁されて内側部材21bに保持され、両者の温度は略一
定となる。
前記セラミックス製の外側部材21cの下端には前記ノ
ズル23の下端内方まで伸びる底21hが形成されてい
る。この底21hは、レーザ加工時にワークW面からの
スパッタを受けるが、セラミックス製であるがため、ス
パッタを溶着させず、センサ内部、並びに前記ノズル2
3をスパッタから保護することができる。
第3図(b)はセンサ21の他の実施例を示すものであ
る。本例では、セラミックス製の外側部材21Cに底部
を設けることなく、内側部材21bの底部に厚めのセラ
ミックスコーティング21oを施し、かつ、ノズル23
の先端位置を少し上昇させたものである。
本例によっても、スパッタはセンサ内部やノズル23の
先端部分に直接触れることがなく、コーテイング膜はセ
ンサ及びノズル23をスパッタや加工部の熱放射から保
護することができる。
第3図(a)及び第3゛図(b)においては、外側部材
21Cをセラミックスで作成したが、センサ21の外側
部材21cはセラミックス以外の材料、例えば鉄や銅或
いはアルミニウムで作ることもできる。
ただし、この場合、センサを前記スパッタないし放射熱
から保護するため、センサの外表面をセラミックスコー
ティングするのが望ましい。又、センサ21の底部は、
スパッタから十分保護されるよう厚めにコーティングさ
れることが望ましい。
第4図は、センサ21のブリッジ回路を示している。
該回路27は、前記コイルC1とC2と抵抗R1、R2
とを点PI−P4で結んだブリッジを基本として構成さ
れている。点P+ 、 R3rmIには交流電源Eが接
続され、これに、素子R3、VR+ 。
VR2、Gで構成させるバランス回路が接続されている
。これにより、点P2から、ワークWと加工ヘッド11
との間の距離に関連した電圧eが端子T1に向けて出力
されるものである。
今、 Ll・・・検出用コイルC1のインピーダンスし2・・
・温度補償用コイルC2のインピーダンスR+ 、R2
・・・ブリッジのアーム抵抗eo・・・電源Eの発振電
圧 d・・・検出用コイルC1とワークWとの間の距離a・
・・検出用コイルC1のコイル半径とすると、 e +  = (Ll / (Ll  +12’ )−
R+ / (R1+82 ))e。
となり、距離dの関数として出力電圧eが決定する。た
だし、検出用コイルのインピーダンスL1は距離dをコ
イルC1の半径aで除した値d/aの関数である。
バランス回路は、点P+ 、R3間に並列に設けられる
可変抵抗VR+ 、VR2と、一端を点P2に接続され
他端を前記可変抵抗VR+ の可変点■P+ に接続す
る抵抗R3と、一端を点P4に接続し、他端を前記可変
抵抗VR2の可変点VP2に接続するコンデンサCとで
構成されている。可変抵抗V R+ 、 V R2ニオ
It ル可変点VP+ 、VP2は盤面に設けられるボ
リュームで容易に調整移動可能となっている。
上記構成のバランス回路において、可変抵抗VR1の可
変点VP+を移動させることにより、アーム抵抗R+ 
、R2の比を調整することができる。
即ち、可変点VP+ の移動により、抵抗R3を抵抗R
1側に又はR2側に並列に接続させるごとき等価回路を
形成することができる。一方、可変抵抗VR2の可変点
VP2を移動させることにより、インピーダンスL+ 
、L2の比を調整することができる。即ち、可変点VP
2の移動により、容量Cをインピーダンスし1側に又は
L2側に並列に接続させるがごとき等価回路を形成する
ことができる。
前記バランス回路における可変点VP+ 、VP2の移
動による直流的、交流的なバランス調整は相互に影響を
与えるので、調整は交互に行なわれる。なお、前記コイ
ルC1及びC2はセンサ21側に位置するが、他の電気
素子は所定の盤内に位置するものである。
第5図は前記センサ21の出力e1を増幅するための増
幅回路を示す回路図で、ある。
図示の如く、増幅回路29は、増幅器29aと、整流回
路29bと、平滑化回路29cと、LOG増幅器29d
と、増幅器29eと、アラーム出力用増幅器29fと、
を有して構成される。
増幅器29aは検出電圧e1を増幅し、整流回路29b
はこれを整流する。平滑化回路29cはこれを平滑化し
、LOG増幅器29dは検出距離dに対し出力電圧が略
比例するよう入力電圧を補正する。増幅器29cはこれ
を増幅し増幅電圧e2を端子T2に向けて出力する。ア
ラームは異常電圧発生時に出力されるものである。
なお、図示の如く端子T2と、前記増幅器29aの出力
端子は、スイッチ21を介してメータ29hに接続され
、該メータ29hは増幅された後の出力電圧を表示する
と共に前記バランス調整に利用できるようになっている
第6図は前記増幅器29から出力された電圧e2を前記
NC装置17で利用するために、所定のパルス信号に変
換するパルス制御回路を示している。
パルス制御回路31は、汎用のNC装置と接続するため
に、前記電圧e2をそのままパルス信号に変更するのと
は異なって、若干複雑な構成となっている。
パルス制御回路31は、加算増幅器31aと、これに接
続される絶対値増幅器31bと、方向判別器31cと、
上限設定器31d1下限設定器31eと有している。又
、前記絶対値増幅回路31bに接続されるV/F変換器
31f及び倣い幅設定器31CIとを有している。更に
、V/F変換器31f及び倣い幅設定器31gにはナン
トゲート31hが接続され、これに分周器31iが接続
され、分周器31i及び上限設定器31dにはナントゲ
ート31jとが接続されている。
入力端子T3には倣い距1111を設定用の標準電圧e
sが入力される。この標準電圧esは、第2図において
例えば、ワークWとセンサ21との倣い距離dsを1.
5■と設定しようとするとき、センサ21が丁度この高
さにあるとき出力する電圧(例えば2.5ボルト)を設
定するものである。この電圧esは、例えばNC装置1
7側で設定されるものである。
入力端子T4 、Tsには倣い制御の上限及び下限距離
に相当する電圧eu、 edが設定される。上限及び下
限距離は倣い距離dsに対し例えば、±11101とさ
れるものである。
入力端子T6には倣い範囲を定める電圧efが設定され
る。倣い範囲は、例えば±lll11mであり、ここで
はその絶対値1m1mに相当する電圧ef(正の値)が
設定されることになる。
前記加算増幅器31aは、入力端子T2及びTsから検
出電圧e2と標準電圧esとを入力し、検出電圧e2の
標準電圧esに対する偏差△eを求める。
絶対値増幅器31bは入力電圧△eの絶対値を増幅し、
増幅電圧をV/F変換器31f及び、倣い上限設定器3
1gに出力する。
V/F変換器31「は入力電圧に比例した周波数のパル
ス信号を、2入力端子を有するナントゲート31hの一
入力端子に出力する。ただし、図示しないが、当該V/
F変換器31fには、その内部に入力電圧を制御幅(±
200μm程度)に対応して定められる電圧で規制する
ツェナダイオードが備えられており、入力電圧がこの規
制電圧emを越える場合には、入力電圧をemとする回
路が備えられている。これは、V/F変換器31fの感
度を良好とし、小さい入力電圧で高密度のパル又。
ス信号を出力できるようにするためであり、vB力雷電
圧所定のものより大きくしないためである。
これについての作用は第11図で詳述する。
前記上限設定器31oの一入力端子は前記入力端子T6
と接続されており、絶対値増幅器31bの出力が端子T
6に入力される倣い範囲を定める電圧efの範囲にある
とき出力を“O″とし、電圧efを越えるとき“1”を
出力する。従って、ナントゲート31hは、絶対値増幅
器31bの出力する電圧が倣い範囲(±1mm)を定め
る電圧ef内にあるときのみ、所定周波のパルス信号を
分周器311に出力する。
前記方向判別器31Gは、増幅器31aから出力される
電圧△eの正負符号を検出し、これをナントゲート31
jの一入力端子に与える。一方、ナントゲート31jの
他の一入力端子には、前記分周器31iからの出力パル
ス信号が入力されている。そこで、ナントゲート31j
は方向判別器31Cからの正負符号に基づいて分周器3
1iから入力されるパルス信号に正負の符号をつける。
第7図は、ナントゲート31jから出力されるパルス信
号Pの出力線図を示している。
図示の通り、入力端子T7へ出力されるパルス信号Pは
、標準電圧esをゼロ点として検出電圧e2 (距離d
)に比例して急勾配で立上がるパルス信号となると共に
、前記V/F変換器31fの規制電圧eI11に相当す
る距離で飽和する原点(倣い点)Oに対して対象的な線
図となっている。数値的には制御幅CD(±20C1l
 ”)に対し±n KHz(n:1〜3)程度である。
なお、破線は一般のV/F変換器の特性を示すものであ
る。
再び第6図において、上限設定器31dは、電圧△eと
電圧euを比較し、上限距111tduを検出し、ワー
クWとヘッド11との間の距離が上限duより大きいと
きハイレベルとなる信号を端子T8に出力する。同様に
下限設定器31eは下限距離ddを検出し、ヘッド11
がddより小さいときハイレベルとなる信号を端子T9
に出力する。
第8図に示すように、NO装置17は、主制御部33と
、ワーク(クランプ)位置制御部35と、ヘッド高さ制
御部37と、パルス信号処理部39とを有している。
主制御部33は、CPLl、ROM、RAM等を有して
おり、ROM内のIII+制御プログラムに基いて各制
御部材に指令信号を出力する。主制御部33は各種のイ
ンターフェイスと接続され、各種の制御を行うが、ここ
では、ワーク位置指令信号S(X、Y)と、ヘッド高さ
の指令信号5(Z)を出力するだけのものとする。
ワーク位置指令信号S (X、Y)は、ワークWを所定
形状に切断するために、クランプ15の平面状での移動
軌跡を指令するものである。ヘッド高さ指令信号5(Z
)は、ヘッド11の高さを固定テーブル3に対して指定
するもので、一般には、ワークWに反りが無いことを想
定して、テーブル3上に載置されたワーク〜Vの高さに
レーザビーム5の焦点が合うようヘッド高さを指令する
ものである。この指令信号5(Z)は、ワーク形状や切
断形状に基いて、ワーク水面位置が異なる位置でその高
さが所定のものとなるように、又、ワーク端面では倣い
を停止させヘッド13を上昇させるように指令するもの
である。
ワーク位置制御部35は、指令信号S (X、Y)を入
力し、所定の補間を行って、X軸駆動部41、Y軸駆動
部43に駆動信号を出力する。駆動部41.43はサー
ボアンプで構成され、駆動信号に基いてX、Y軸サーボ
モータMX 、MYを駆動する。モータMX 、Myに
はエンコーダEが取付けられ、移動結果を駆動部41.
43に帰還している。これにより、ワークW(クランプ
15)は指令のX、Y位置に所定速度で制御されること
になる。
ヘッド高さ制御部37は、高さ指令信号5(Z)を入力
し、指令高さZOに後述補正値±ΔZを和し、ヘッド高
さがこの値Z=Zo±ΔZとなるように軸駆動部45に
駆動信号を出力する。Z軸駆動部45はサーボアンプで
構成され、駆動信号に基いて、Z軸サーボモータMZを
駆動する。モータMZには、エンコーダEが取付けられ
移動結果を駆動部45に帰還している。これにより、ヘ
ッド11は高さZ=Zo±ΔZに所定速度で制御される
ことになる。
パルス信号処理部39は、スイッチ47を介して、手動
パルス発生器1つ又は前記パルス!II御回路31と接
続されるようになっている。
手動パルス発生器1つのパルス発生状況を第9図に示す
と共に、パルス1III御回路31のパルス発生状況を
第10図に示した。
第9図に示すように、手動パルス発生器1つは、その内
部に設けられたエンコーダを手動で回転させることによ
り、(a )  (b )図に示したように位相が1/
4異なる2相のエンコーダ信号Ha。
Hbを生成し、(C)  (d ’)図に示したような
正逆転の方向付けをされたパルス信号PHを出力する。
パルスPHの量は回転速度に比例する。なお、パルス信
号処理部39への入力パルスのパルス周期が330μs
ec以下とならないためにリミッタが設けられている。
一方、パルス制御回路31は、第7図に示した如きパル
ス信号Pを発生する。
パルス信号処理部39は、手動パルス発生器19又は、
パルス制御回路31からパルス信号PH又はPを入力す
る。そして、1パルスをμmに換算して、ヘッド高さの
補正値上△Zを前記ヘッド高さ制御部37に出力する。
この出力は所定時間ΔT1例えば、101SeG毎に行
われるが、この場合の補正値ΔZは、所定時間ΔT内に
入力されたパルス信号の積分値に対して行われるもので
ある。ここに、本例では、第7図で示したように制御幅
CDに対して高密度のパルス信号Pを出力することがで
きるので、小さな制御幅CD(±200μm)に対して
十分高密度のパルス信号Pが得られることになる。
今、スイッチ47が手動パルス発生器19へ切換えられ
ているとする。このスイッチ47は図示しないモード切
換スイッチに連絡され、手動モードへの切換えに連動し
て切換えられるものである。
そこで、オペレータが手動パルス発生器19のエンコー
ダを回転させたとする。すると、手動パルス発生器19
から第9図(c)、Cd)に示したような正負符号のパ
ルス信号PHが出力されることになる。
パルス信号処理部27は、入力パルスPHを単位時間Δ
王で積分し、ヘッド高さの移動指令値上△Zを形成し、
ヘッド高さ制御部37に出力する。
ヘッド高さ制御部37は、現在手動モードであるので、
指令信号5(Z)は入力されていない。従って、ヘッド
高さ制御部37は、パルス信号処理部39から入力した
移動指令値±ΔをそのままZ軸駆動部45へ出力する。
Z軸駆動部45は、入力された駆動信号に基いて、サー
ボモータMZを移動量上△Zに相当する分だけ駆動する
次にスイッチ47が、パルス制御回路31側へ切換えら
れているとする。この切換えはモード切換スイッチと連
動して行われるものである。
ヘッド高さ制御部37には、主制御部33から指令信号
Zoが入力されている。センサ21は、ワークWとヘッ
ド11との間の距離dに基いて第4図に示した電圧e1
を出力し、パルス制御回路31はこの電圧e1と標準電
圧esとの差に基いて第7図に示したパルス信号Pを出
力する。標準電圧esは標準距離dsに対応して予め設
定されているものである。標準パルス信号処理部27は
このパルス信号Pに基いて補正値上△Zを演算する。演
算内容は手動パルス発生器19からパルス信号PHを入
力したときと同様である。
加工開始に際しヘッド11は、始め、相当上方位置にあ
り、比較的速い速度でその高さZを低くしワークWの表
面に近づくが、NC装置17は第6図に示した端子T8
と接続されており、上限路#11duから速度を落し、
以下の倣い制御を開始する。
パルス制御回路31、パルス信号処理部3つ、ヘッド高
さ制御部37は、偏差m士△Zを受け、ヘッド11とワ
ークWとの距離を常時標準路Mdsに保つように作用す
る。
第7図及び第10図に示すように、パルス制御回路31
から出力されるパルス信号Pは、制御幅CDに関して距
離差に比例すると共に、この範囲を越えると一定値とな
るが、フィードバックの性質上、フィードバック特性に
なんらの無理はない。
第11図に、ヘッド11が、ワークW上を図において右
方向へ移動する例を示した。
ヘッド11は、常時ワークWとの間の距離を例えば1.
5mmに保とうとする。
ところが、ワークWは充分に平滑でなく、また、図左方
に示すように穴49を有したり、図の中央部分に示すよ
うに形状部分51を有する場合もある。
ここに、本例では、第3図(a)、(b)に示すように
、センサ21の底(ないしヘッド11の底)部の直径り
を極力小さくするよう、温度補償用のコイルC2を検出
用コイルC1の上方に位置させている。
従って、本例では、センサ21の底部がワークと干渉す
ることがなく傾斜θが大きな形状部分の加工を行うこと
ができる。しかも、このとぎ、第7図に示したように、
パルス信号Pの密度を十分高くしているので、パルス制
御回路31は傾斜θに基づ(パルス信号処理部39への
パルス帰還量の遅れを補い、ヘッド11を傾斜θに迅速
に追従させることができる。
又、ワークWに穴49があると、センサ21はこの穴4
9の下方のテーブル位置を検出し、ヘッド11を穴49
の下方へ沈める恐れがある。しかし、本例では、第6図
に示したように下限設定器31eを設け、センサ21が
下限距離を検出したとき、端子T9を介してその旨をN
C装置17に連絡するようにしているので、N’ C装
置17は、この穴49部分については、ヘッド11を倣
い制御せず、ヘッド高さをそのままとして穴49部分を
通過するが如く制御することができる。
更に、第11図右方に示すように、ヘッド11はワーク
Wの端面に差しかかり、ヘッド11をワークWの端面か
ら落してしまう恐れがある。しかし、本例では、前記下
限設定器31eが下限距離ddを検出したとぎ、端子T
9を介してその旨NC装置17へ連絡し、NC装置はこ
れに基いて作業を一時中断する等処理できるようにして
いる。なお、下限設定器31eが、下限距離を検出した
ときに、それが穴49であるか、端面であるかの判断は
、ワークの形状及び加工データ等から容易に判断できる
ものである。
[発明の効果] 以上の通り、この発明によれば、システムゲインを適正
化することができ、立体的形状加工においても誤差の少
ない倣いυ1111を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザ加工機械の側面図、第2図は上記レーザ
加工機械のヘッド部分の拡大説明図、第3回毎)及び第
3図(b)はうず電流式のセンサの断面説明図、第4図
はセンサの検出信号を処理するブリッジ回路の回路図、
第5図は、増幅回路のブロック図、第6図はパルス制御
回路のブロック図、第7図は出力パルス信号の特性を示
す線図、第8図はNC装置のブロック図、第9図(a)
 、 (b) 、 (c) 。 ■は手動パルス発生器のエンコーダ信号の説明図、第1
0図(a)、(b)はパルス制御回路のパルス信号出力
状態の説明図、第11図は加工ヘッドとワークとの位置
関係を示す説明図である。 1・・・レーザ加工機械 11・・・ヘッド1°7・・
・NC装@    21・・・センサ23・・・ノズル
     27・・・ブリッジ回路29・・・増幅回路
    31・・・パルス制御回路W・・・ワーク  
   P・・・パルス信号第3図[al       
   第3図(b)第4図 第5図 第6図 手続ネ市11ミi幕(方式) 昭和62年8月7日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工材料と加工部との間の目標距離を定める目標値設
    定手段と、前記被加工材料と前記加工部との間の実際距
    離を検出する距離検出手段と、該手段の検出距離と前記
    目標距離との差が所定の制御幅にあるとき前記差に略比
    例した偏差信号を出力すると共に該差が前記制御幅を越
    えるとき略一定の最大偏差信号を出力する偏差信号出力
    手段と、該手段の偏差信号の単位時間毎の積分値をサー
    ボ制御の目標位置からの偏差量として前記被加工材料と
    前記加工部との間の距離を目標の値にサーボ制御するサ
    ーボ手段と、を備えて構成される倣い制御装置。
JP61064833A 1986-03-25 1986-03-25 倣い制御装置 Pending JPS6322250A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433481U (ja) * 1990-07-17 1992-03-18
KR100410696B1 (ko) * 2000-11-02 2003-12-18 현대자동차주식회사 자동차용 헤드램프 체결 구조

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