JPH0221201A - 加工機械用距離検出装置 - Google Patents

加工機械用距離検出装置

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JPH0221201A
JPH0221201A JP63209479A JP20947988A JPH0221201A JP H0221201 A JPH0221201 A JP H0221201A JP 63209479 A JP63209479 A JP 63209479A JP 20947988 A JP20947988 A JP 20947988A JP H0221201 A JPH0221201 A JP H0221201A
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JP
Japan
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coil
processing
distance
workpiece
voltage
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JP63209479A
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English (en)
Inventor
Akira Sengoku
千石 明
Atsushi Aikawa
淳 相川
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、うず電流式の加工機械用距離検出装置に関
する。
(従来の技術) 各種加工機械では、被加工材料と加工部との間の距離を
検出したい場合がある。例えば、レーザ加工機械におい
ては、被加工材料たる板材と、該板材を熱切断する加工
ヘッドとを有しており、該加工ヘッドには中心線上にレ
ーザビームを通し、かつ、その内部にアシストガスを通
ず加工ノズルが配設されているが、この機械では加工ヘ
ッド(加工ノズル)と被加工材料との間の距離を一定と
するための倣い制御を行うため、被カ■工材料と加工ヘ
ッドとの間の距離を測定づる距離検出センサが必要であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) この必要に応じ、従来より、接触型、非接触型の各種の
ものが提案されているが、これら各種の距離検出@置に
は、測定範囲、測定精度、寸法、取扱い上の便利さ、耐
久性等について全てを満足さぼるものがない。
この発明は、上記の問題点に鑑みて、加工ヘツドと被加
工材料との間の距離を各種の無加工材料に対して精度良
く測定でき、しかも寸法が小さく、かつ、取扱いが便利
な加工機械用距離検出装置を提供することを目的とづる
[発明の構成1 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、レーザ加工機
においてワークと加工ヘッドとの距離を検出する距離検
出装置にして、前記ワークに渦電流を発生させる渦電流
式の距離検出用電気回路に接続した検出用コイルと温度
補償用コイルとを設け、前記加工ヘッドの先端部付近に
取付可能な中空状のコイル保持部材の先端保持部月例に
前記検出用コイルを配置すると共に基部側に温度補償用
コイルを配置して設け、前記コイル保持部材の先9:を
部に、レーザ加工時におけるスパッタや加工部の熟成)
1から前記コイルを保護する保護部を設けて加工機械用
距離検出装置を構成した。
(作用) この発明の加工機械用距離検出装置を採用することによ
り、ノズルと被加工材料との間の距離を各種の材料につ
いて精度よく測定される。
(実施例) 以下、添付図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図はレーザ加工機械の側面図を示している。
図示の如く、レーザ加工機械1は、水平に敷設された固
定のXYテーブル3上にワークWを案内し、このワーク
WをレーザビームLBで熱切断するものである。
レープビームLBはレーザビーム発生装置5で発生され
、強度調整装置7、反rA鏡9を介して加工ヘッド11
に案内されでいる。加工ヘッド11の内部にはレンズ1
3が設けられ、レーザビームLBはこのレンズ13で集
光され、集光位置でワークWを熱切断する。また、ワー
クWはクランプ15で把持されて、切断すべき位置が加
工ヘッド11の直下に来るように、XYテーブル3上で
水平移動されるようになっている。
クランプ15は、ワークWを把持した状態で、XY軸用
サーボモータで平面X、Y方向に駆動されるようになっ
ている。加工ヘッド11は中空形状に形成されてJ5す
、しかもZ軸周サーボモータで上下方向に駆動されるよ
うになっている。又、レーザ加工機械1にはNC装置1
7が備えられ、このNC装置17の操作部にはいわゆる
手動パルス発生器19が備えられている。
第2図は、前記加工ヘッド11の下方先端に取付けられ
ろうず電流式の距離検出器(以下、単にセンサと呼ぶ)
21の一部断面拡大側面図である。
第3図(a)は、これを更に拡大して示1断面図である
第2図に示すように、センサ21は、内部に中空状の」
イル保護部材として例えば円錐状の空洞をイjしL部に
フランジ21aを有する截頭円錐形状に形成され、加工
ヘッド11に設けられた円錐状のノズル23の外側に前
記空洞を合わせる形で取付けられている。コイル保護部
材は截頭円錐形状に形成される以外に、中空な円筒形状
であっても何ら差しつかえない。センサ21は、グラフ
フィト製の内側部材211)と、セラミックス製の外側
部材21cと、内側部材2 l bの外側表面円周上に
設けられた上下2つの溝21dにそれぞれ埋設される上
下2つのコイルC+ 、C2と、これらコイルC+ 、
C2と連結されるケーブル21eとを有して構成されて
いる。ケーブル21eはその表面をテフロン加工され耐
熱性とされている。ケーブル21eの一端にはコネクタ
21fが設けられでいる。コイルC1は距離検出用コイ
ルであり、コイルC2は温度補償用のコイルである。
センサ21のフランジ21aは、内周面に設けた内ねじ
部を前記加工ヘッド11本体の下端に設けた外ねじ部と
螺合させる接合用キャップ25を用いて、加工ヘッド1
1の本体に着脱自在の形で取り付けられるようになって
いる。
距離検出用のコイルC1は、測定精度を向上させるため
に下方に位置させるのに対し、コイルC2は上記コイル
C1との相互作用を少なくするため、又センサ21の下
端直径りを小さくするためその上方に所定の距Ml)を
置いて配設されている。
すなわち、距離検出用のコイルC1と温度補償用のコイ
ルC2は、コイル保護部材内に埋め込まれており、外部
へははみ出していない構造となっている。
第3図(a)に示すように、グラフフィト製の内側部材
2111には、その外表面に、セラミックスコーティン
グ21gが施される。グラファイトは熱伝導性が良好な
割には絶縁性が有るが、この表面にセラミックスコーテ
ィングを行うことにより、絶縁性を更に向上させること
ができる。これにより、コイルC+ 、C2は共に絶縁
されて内側部材21(1に保持され、両者の温度は略一
定となる。
前記セラミックス製の外側部材21cの下端には前記ノ
ズル23の下端内方まぐ伸びる底21hが形成されてい
る。この底21hは、レーザ加工時にワークW面からの
スパッタを受けるが、セラミックス製であるがため、ス
パッタを溶着さけず、センサ内部、並びに前記ノズル2
3をスパッタから保護することかできる。すなわち、底
21hは保護部としての役目を果すものである。
第3図(b)はセンサ21の他の実施例を示寸ものであ
る。本例では、セラミックス製の外側部材21Cに底部
を設けることなく、内側部材2111の底部に厚めのセ
ラミックスコーティング219を施し、かつ、ノズル2
3の先端位置を少し上昇させたものである。
本例によっても、スパッタはセンサ内部やノズル23の
先端部分に直接触れることがなく、コーテイング膜はセ
ンサ21及びノズル23をスパッタや加工部の熟成DI
から保護することができる。
づなわち、セラミックコーティング21gは保護部とし
ての役目を果すものである。
第3図(a)及び第3図(b)に43いては、外側部材
210をセラミックスで作成したが、センサ21の外側
部材21Cはセラミックス以外の材料、例えばグラファ
イトなどで作ることもできる。ただし、この場合、前記
センサ21をスパッタないし11熱から保護するため、
センサ21の外表面をセラミックスコーティングするの
が望ましい。又、センサ21の底部は、スパッタから十
分保護されるよう厚めにコーティングされることが望ま
しい。
ざらに、センサ21の底部にスパッタから十分保護する
ために、金属材からなるノズルチップを着脱交換自在に
設けてワークWの切断中の輻射熱を遮断するようにして
もよい。
第4図は、センサ21のブリッジ回路を小している。
該回路27は、前記コイルC1とC2と抵抗RR2とを
点P1〜P4で結んだブリッジを基本どして構成されて
いる。点P+ 、R3間には交流電源Eが接続され、こ
れに、索子R3、VR+VR2、Cぐ構成させるバラン
ス回路が接続されている。これにより、点P2から、ワ
ークWと加工へラド11との間の距離に関連しIこ電圧
e1が端子T1に向けC出力されるものである。
今、 Ll・・・検出用コイルC1のインピーダンスし2・・
・温度補償用コイルC2のインピーダンスR+ 、R2
・・・ブリッジのアーム抵抗eO・・・電源Eの発振゛
電圧 d・・・検出用コイルC1とワークWとの間の距離a・
・・検出用コイルC1のコイル半径とすると、 e  +  −(L+  /  (L+  +12  
)−R+ / (R1−1−R2) ) e 。
となり、距fidの関数として出力電圧e1が決定する
。ただし、検出用コイルC1のインピーダンスL1は距
111dをコイルC1の半径a′c″除した値d/aの
関数である。
バランス回路は、点P+ 、R3間に並列に設けられる
可変抵抗VR+ 、VR2と、一端を点P2に接続され
(l!!端を前記可変抵抗V R+ の可変点VP1に
接続する抵抗R3と、一端を点P4に接続し、他端を前
記可変抵抗VR2の可変点VP2に接続するコンデンサ
Cとで構成されている。可変抵抗VR+ 、VR2にお
ける可変点VP+ 、VP2は盤面に設けられるボリュ
ームで容易に調整移動可能となっている。
上記構成のバランス回路において、可変抵抗VR1の可
変点VP+ を移動させることにより、ア−ム抵抗R+
 、R2の比を調整することができる。
即ち、可変点VP+の移動により、抵抗R3を抵抗R1
側に又はR2側に並列に接続させるごとぎ等価回路を形
成JることがCぎる。一方、可変抵抗VR2の可変点V
P2を移動させることにより、インピーダンスL+ 、
L2の比を調整することができる。即ち、可変点P2の
移動により、容量Cをインピーダンスし1側に又はL2
側に並列に接続させるがごとき等価回路を形成覆ること
ができる。インピーダンスL+ 、L2の比を調整づる
とは、インピーダンスL+ 、L2の巻線の線径を変え
て行なうちのである。
前記バランス回路における可変点VP+ 、VP2の移
動による直流的、交流的なバランス調整は相nに影響を
与えるので、調整は交互に行なわれる。なJ)、前記コ
イルC1及びC2はセンサ21側に位置1′るが、他の
電気素子は所定の盤内に位置づるものである。
第5図は前記センサ21の出力el を増幅するための
増幅回路を示す回路図である。
図示の如く、増幅回路29は、増幅器29aと、11]
m29b と、平滑化回路2,9c ト、LOG増幅器
29dと、増幅器29eと、アラーム出力用増幅器29
fと、を有して構成される。
増幅器29aは検出電圧el を増幅し、整流回路29
bはこれを整流する。平滑化回路29cはこれを平滑化
し、LOG増幅器29dは検出距離dに対し出力電圧が
略比例するよう入力電圧を補正する。増幅器29eはこ
れを増幅し増幅電圧e2を端子T2に向けて出力する。
オ゛−バーはL OG増幅器29dに入力する電圧を適
正なものに調整するのに使用するものである。
なお、図示の如く端子T2と、前記増幅器29aの出力
端子は、スイッチ29(1を介してメータ29hに接続
され、該メータ29hは増幅された侵の出力電圧を表示
すると共に前記バランス調整に利用できるようになって
いる。
第6図は前記増幅器29eから出力された電圧C2を前
記NC装置17で利用するために、所定のパルス信号に
変換するパルス制御回路を示しCいる。
パルス制御回路31は、汎用のNC装置と接続するため
に、前記電圧e2をそのままパルス信号に変更するのと
は異なって、若干複雑な構成となっている。
パルス制御回路31は、加算増幅器31aと、これに接
続される絶対値増幅回路31bと、方向判別器31Cと
、上限設定器31d、下限設定器31eと有している。
又、前記絶対値増幅回路31bに接続されるV/F変換
器31f及び倣い幅設定器31りとを有しでいる。更に
、V/F変換器3N及び倣い幅設定器31(+にはナン
トゲート31hが接続され、これに分周器31iが接続
され、分周器311及び方向判別器31cにはナントゲ
ート31jとが接続され−Cいる。
入力端子T3には倣い距1S11設定用の標準電圧es
が入力される。この4i5準゛市圧esは、第2図にa
5いて例えば、ワークWとセンサ21との倣い距1lI
IidSを1.5m+nと設定しようとするとぎ、セン
サ21が丁度この高さにあるとき出力ザる電圧(例えば
2.5ボルト)を設定でるものCある。この電圧esは
、例えばNG装置17側ぐ設定されるものである。
入力端子T4 、T5には倣い制御の上限及び下限距離
に相当する電圧eu、 edが設定される。上限及び下
限距離は倣い距゛離dsに対し例えば、±1mmとされ
るものである。
入力端子T6には倣い範囲を定める電圧ef/)<設定
される。倣い範囲は、例えば±1mmであり、ここでは
その絶対値1mlに相当する゛重圧er(正の伯〉が設
定されることになる。
前記加算増幅器31aは、入力端子T2及びT3から検
出電圧e2と標準電圧eSとを入力し、検出電圧e2の
標ttI−電圧esに対する偏差へ〇を求める。
絶対値増幅回路31bは入力電圧△eの絶対値を増幅し
、増幅電圧をV/F変換器31[及び、倣い上限設定器
31oに出力する。
V/F変換器31[は入力電圧に比例した周波数のパル
ス信号を、2入力端子を有するナンドゲ−ト31hの一
入力端子に出力する。ただし、図示しないが、当該V/
F変換器31rには、その内部に入力電圧を制御幅(±
200μm程度)に対応して定められる電圧で規制する
ツェナダイオードが備えられており、入力電圧がこの規
制電圧emを越える場合には、入力電圧をe+iとづ゛
る回路が翁えられている。これは、V/F変換器31[
の感度を良好とし、小さい入力電圧で高密度のパルス信
号を出力できるようにするためであり、出力電圧を所定
のものより大きくしないためCある。
これについCの作用は第11図で詳述する。
前記上限設定器31(+の一入力端子は前記入力端子T
6と接続されCa5す、絶対値増幅回路31bの出力が
端子T6に入力される倣い範囲を定める電圧e[の範囲
にあるとき出力をO″とし、電圧e[を越えるとき1″
を出力する。従って、ナントゲート31hは、絶対値増
幅回路31bの出力する電圧が倣い範囲(±111II
11)を定める電圧er内にあるとぎのみ、所定周波の
パルス信号を分周器31iに出力する。
前記方向判別器31cは、増幅器31aから出力される
電圧へ〇の正負符号を検出し、これをナントゲート31
jの一入力端子に与える。一方、ナントゲート31jの
他の一入力端子には、前記分周器31iからの出力パル
ス信号が入力されでいる。そこで、ナントゲート31j
は方向判別器31cからの正負符号に基づいて分周器3
11から入力されるパルス・信号に正負の符号をつける
第7図は、ナントゲート31jから出力されるパルス信
号Pの出力線図を示している。
図示の通り、入力端子T7へ出力されるパルス信号Pは
、標準電圧esをゼロ点として検出電圧e2 (距ll
K!d )に比例して急勾配で立上がるパルス信号とな
ると共に、前記V/F変換器31「の規制電圧emに相
当する距離で飽和づる原点(倣い点)Oに対して対象的
な線図となっている。数値的には制御幅CD(1200
μm >に対し士n)(1−1z(0:1〜3)程度で
ある。なお、破線は一般のV/F変換器の特性を示すも
のである。
再び第6図において、上限設定器31dは、電圧△eと
電圧euを比較し、上限距離duを検出し、ワークWと
加工へラド11との間の距離が上限duより大きいとき
ハイレベルとなる信号を端子T8に出力する。同様に下
限設定器31eは下限距離ddを検出し、加工ヘッド1
1がddより小さいときハイレベルとなる信号を端子T
9に出力する。
第8図に示すように、NC装置17は、主制御部33と
、ワーク(クランプ)位置制御部35と、ヘッド高さ制
御部37ど、パルス信号処理部39とを有している。
主制御部33は、CPU、ROM、RAM等を4してお
り、ROM内の制御ブOグラムに阜いC各制御部材に指
令信号を出力する。主制御部33は各種のインターフェ
イスと接続され、各種の制OIIを行うが、ここでは、
ワーク位置指令信号S(X、Y)と、ヘッド高さの指令
信号5(Z)を出力するだけのものとする。
ワーク位置指令信号S (X、Y)は、ワークWを所定
形状に切断するために、クランプ15の平面状での移f
jノ軌跡を指令するものである。ヘッド高さ指令信@5
(Z)は、加工ヘッド11の高さを固定テーブル3に対
しで指定するもので、一般には、ワークWに反りが無い
ことを想定して、テーブル3上に載置されたワークWの
高さにレーザビーム5の焦点が合うようヘッド高さを指
令1゛るものである。この指令信号5(Z)は、ワーク
形状や切断形状に基いて、ワーク水面位置が異なる位置
でその高さが所定のものとなるように、又、ワーク端面
では倣いを停止させ加工ヘッド11を上昇させるように
指令でるものである。
ワーク位置制御部35は、指令信@S (X、Y)を入
力し、所定の補間を行って、X軸駆動部41、Y軸駆動
部43に駆動信号を出力する。駆動部41.43はサー
ボアンプで構成され、駆動信号に基いてX、YINIサ
ーボモータMx 、Myを駆動する。モータMX 、v
yにはエンコーダEが取付けられ、移動結果を駆動部4
1.43に帰還しでいる。これにより、ワークW(クラ
ンプ15)は指令のX、Y位置に所定速度で制御される
ことになる。
ヘッド高さ制御部37は、高さ指令信号5(Z)を入力
し、指令高さZOに後述補正値±ΔZを和し、ヘッド高
さがこの値Z=Zo±ΔZとなるように軸駆動部45に
駆動信号を出力する。Z軸部動部45はサーボアンプで
構成され、駆動信号に基いて、Z軸サーボモータMzを
駆動する。モータM7には、エンコーダEが取付けられ
移動結果を駆動部45に帰還している。これにより、加
工ヘッド11は高さZ−Zo±△7に所定速度で制01
1されることになる。
パルス信号処理部39は、スイッチ47を介して、手動
パルス発生器1つ又は1′Iへ記パルス制御回路31と
接続されるようになっている。
手動パルス発生器19のパルス発生状況を第9図に示す
と共に、パルス制御回路31のパルス発生状況を第10
図に示した。
第9図に示づように、手動パルス発生器19は、その内
部に設けられたエンコーダを手動で回転さVることによ
り、(a )  (b )図に示したように位相が1/
4異なる2相の1ンコ一ダ信号H△。
HBを生成し、(C)  (d )図に示したような正
逆転の方向付けをされたパルス信号PHを出力する。パ
ルスPHの量は回転速度に比例する。なお、パルス信号
処理部39への入力パルスのパルス周期が330μse
c以下とならないためにリミッタが設けられている。
方、パルス制御回路31は、第7図に示した如きパルス
信号Pを発生する。
パルス信号処理部39は、手動パルス発生器19又は、
パルス制御回路31からパルス信号PH又はPを入力す
る。そして、1パルスをμmに換算して、ヘッド高さの
補正値±ΔZを前記ヘッド高さ制御部37に出力する。
この出力は所定時間ΔT1例えば、10m5ec毎に行
われるが、この場合の補正値ΔZは、所定時間△T内に
入力されたパルス信号の積分値に対して行われるもので
ある。ここに、本例では、第7図で示したようにa」1
]御幅CDに対して高密度のパルス信号Pを出力するこ
とができるので、小さな制御幅CD(±200μm)に
対して十分高密度のパルス信号Pが得られることになる
今、スイッチ47が手動パルス発生器19へ切換えられ
ていると覆る。このスイッチ47は図示しないモード切
換スイッチに連絡され、手動モードへの切換えに連動し
て切換えられるものである。
そこで、オペレータが手動パルス発生器19のエンコー
ダを回転させたとする。すると、手動パルス発生器19
から第9図(C)、(d)に示したJ:うな正負符号の
パルス信号PHが出力されることになる。
パルス信号処理部39は、入力パルスpHを単位時間Δ
王で積分し、ヘッド高さの移動指令値上△7を形成し、
ヘッド高さ制御部37に出力する。
ヘッド高さ制御部37は、現在手動モードであるので、
指令化MS(Z)は入力されていない。従って、ヘッド
高さ制御部37は、パルス信号処理部39から入力した
移動指令値±ΔZをそのままZ軸駆動部45へ出力づる
。Z@駆動部45は、入力された駆動信号に基いて、サ
ーボモータMZを移動覆土△Zに相当する分だけ駆動す
る。
次にスイッチ47が、パルス制御回路31側へ切換えら
れているとげる。この切、換えはモード切換スイッチと
連動して行われるものである。
ヘッド高さ制御部37には、主制御部33から指令信号
Zoが入力されている。センサ21は、ワークWと加工
ヘッド11との間の距離dに基いて第4図に示した電圧
e1を出力し、パルス制御回路31はこの電圧e1と標
準電圧esとの差に基いて第7図に示したパルス信号P
を出力する。標準電圧esは標準距111dsに対応し
て予め設定されているものである。標準パルス信号処理
部3つはこのパルス信号Pに基いて補正値上△Zを演締
する。
演算内容は手動パルス発生器19からパルス信号PHを
入力したときと同様である。
加工開始に際し加工ヘッド11は、始め、相当上方位置
にあり、比較的速い速度でその高さZを低くしワークW
の表面に近づくが、NC装置17は第6図に示した端子
T8と接続されており、上限距111duから速度を落
し、以下の倣い制御を開始する。
パルス制御回路31、パルス信号処理部3つ、ヘッド高
さ制御部37は、偏差吊上△Zを受け、加工ヘッド11
とワークWとの距離を常時標準距[dsに保つように作
用する。
第7図及び第10図に示すように、パルス制御回路31
から出力されるパルス信号Pは、制御幅CDに関して距
離差に比例すると共に、この範囲を越えると一定値とな
るが、フィードバックの性質上、フィードバック特性に
なんらの無理はない。
第11図に、加工ヘッド11が、ワークW上を図にJ3
いて右方向へ移動する例を示した。
加工ヘッド11は、常時ワークWとの間の距離を例えば
1.5mmに保とうとする。
ところが、ワークWは充分に平滑でなく、また、図左方
に示Jように穴49を有したり、図の中央部分に示づよ
うに形状部分51を有する場合もある。
ここに、本例では、第3図(a)ib)に示すように、
センサ21の底(ないし加工ヘッド11の底)部の直径
りを極力小さくするよう、温度補償用のコイルC2を検
出用コイルC+の上方に位置させている。従って、本例
では、センサ21の底部がワークWと干渉することがな
く傾斜Oが大きな形状部分の加工を行うことができる。
しかも、このとき、第7図に示したように、パルス信号
Pの密度を十分高くしているので、パルス制御回路31
は傾斜θに基づくパルス信号処理部39へのパルス帰還
聞の遅れを補い、加工ヘッド11を傾斜θに迅速に追従
させることができる。
又、ワークWに穴49があると、センサ21はこの穴4
9の下方のテーブル位置を検出し、加工ヘッド11を穴
4つの下方へ沈める恐れがある。
しかし、本例では、第6図に示したように下限設定器3
1e(!−設け、センサ21が下限距離を検出したとき
、端子T9を介してその旨をNC装冒17に連絡するよ
うにしているので、NC装置17は、この穴49部分に
ついては、IJ0エヘット11を倣い制御せず、ヘッド
高さをそのままとして穴49部分を通過するが如く制御
することができる。
更に、第11図において右方に示すように、加工ヘッド
11はワークWの端面に差しかかり、加工ヘッド11を
ワークWの端面から落してしまう恐れがある。しかし、
本例では、前記下限設定器31eが下限距離ddを検出
したとき、端子T9を介してその旨NC装置17へ連絡
し、NC装置はこれに基いて作業を一時中所する等処理
できるようにしている。なC3、下限設定器31eが、
下限距因1を検出したときに、それが穴49であるか、
端面であるかの判断は、ワークの形状及び加工データ等
から容易に判断できるものである。
〔発明の効果1 以上の通り、この発明に係る距離検出装置によれば、ノ
ズルと被加工材料との間の距離を各種の材わ1について
精度良< 1ll11定でき、しかも寸法が小ざく、か
つ、取扱いが便利である。
加工ヘッドの先端部付近に検出コイルと温度補償コイル
からなるセンサを配置して設けたことにより、被加工材
の凹凸や3次元形状であっても加工ヘッドの干渉動作範
囲は少くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザ加工機械の側面図、第2図は上記レーザ
加工機械のヘッド部分の拡大説明図、第3図(a)及び
第3図(b)はうず電流式のセンナの断面説明図、第4
図はセンサの検出信号を処理するブリッジ回路の回路図
、第5図は、増幅回路のブロック図、第6図はパルス制
御回路のブロック図、第7図は出力パルス(g号の特性
を示す線図、第8図はNC装置のブロック図、第9図(
a) 、 (b) 、 (C) 。 (d)は手動パルス発生器のエンコーダ信号の説明図、
第10図(a)ib)はパルス制御回路のパルス信号出
力状態の説明図、第11図は加工ヘッドとワークとの位
置関係を示J説明図である。 1・・・レーザ加工機械 11・・・加工ヘッド17・
・・NC装置    21・・・センサ23・・・ノズ
ル     27・・・ブリッジ回路29・・・増幅回
路    31・・・パルス制御回路W・・・ワーク 
     P・・・パルス信号C+ ・・・検出用コイ
ル  C2・・・温度補償用コイル代理人 弁理士  
三 好 保 男 1・・・レーザ加工機械 17・・・NG装置 23・・・ノズル 29・・・増幅回路 W・・・ワーク C1・・・検出用コイル 11・・・加工ヘッド 21・・・センサ 27・・・ブリッジ回路 31・・・パルスlll111回路 P・・・パルス信号 C2・・・1度補償用コイル *3図(a) 第3図(b) 第4図 第1図 第2図 11!5図 第62 第71!il! 、47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レーザ加工機においてワークと加工ヘッドとの距離を検
    出する距離検出装置にして、前記ワークに渦電流を発生
    させる渦電流式の距離検出用電気回路に接続した検出用
    コイルと温度補償用コイルとを設け、前記加工ヘッドの
    先端部付近に取付可能な中空状のコイル保持部材の先端
    保持部材側に前記検出用コイルを配置すると共に基部側
    に温度補償用コイルを配置して設け、前記コイル保持部
    材の先端部に、レーザ加工時におけるスパッタや加工部
    の熱放射から前記コイルを保護する保護部を設けてなる
    ことを特徴とする加工機械用距離検出装置。
JP63209479A 1988-08-25 1988-08-25 加工機械用距離検出装置 Pending JPH0221201A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2000065512A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Musashi Eng Co Ltd 物体の位置検出方法およびその位置検出装置
JP2007216269A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Mitsubishi Electric Corp レーザ加工機

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