JPS622212Y2 - - Google Patents

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JPS622212Y2
JPS622212Y2 JP1982121887U JP12188782U JPS622212Y2 JP S622212 Y2 JPS622212 Y2 JP S622212Y2 JP 1982121887 U JP1982121887 U JP 1982121887U JP 12188782 U JP12188782 U JP 12188782U JP S622212 Y2 JPS622212 Y2 JP S622212Y2
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JP
Japan
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retaining ring
main shaft
tape
pipe
side frame
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JP1982121887U
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JPS5926476U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は大径のパイプの外側にテープを螺旋
状に巻付ける巻付機に関するものである。
従来、小径のパイプにテープを巻き付ける装置
は種々提案されている。例えば実公昭56−4700号
公報記載のものはパイプの外側を囲む走行フレー
ムに回転フレームを取付け、これらのフレームの
内側に複数の車輪を適当な角度をもつて取付け、
この走行フレームを走行させつつ回転フレームを
パイプの外周面に沿つて回転させて、テープを巻
付けるものである。
また、実公昭46−2386号公報記載のものは支柱
の下端に固定した固定杆と、支柱に昇降自在に取
付けた移動杆にそれぞれロールを取付け、この各
ロールをパイプの外周に三方から接触させ、この
ロールをパイプの表面に転がしながら装置全体を
パイプの外周に沿つて回転させると同時に軸方向
に移動させてテープをパイプの外側に巻付けるも
のである。
上記の何れの従来技術も複数の車輪やロール内
にパイプを位置させるものであるから、車輪やロ
ールを取付けたフレームや枠などの装置全体はテ
ープを巻付けられるパイプよりも遥かに大きくな
る。従つて、テープを巻付けられるパイプの径が
数cmかせいぜい数十cmの場合はよいがパイプの径
が1m以上になると装置全体がきわめて大きく、
かつ重いものとなるから、人力で動かすことは不
可能となり、動力駆動した場合も、所要動力が著
しく大となるため実施困難である。
従つて、従来では大型のパイプに対して手作業
でテープを巻付けていたのできわめて手数がかか
るという問題があつた。
この考案は上記のような従来の大型パイプに対
するテープ巻付けの問題を解決することを目的と
するものである。すなわち、この考案はテープを
巻いた巻芯の両端を回動自在に保持する保持輪を
主軸の両端近くに着脱自在に取付け、この両保持
輪は主軸に対して回動不可で軸方向移動自在と
し、主軸の一端には一方の保持輪を一定位置に支
持する支持手段を設け、主軸の他端には他方の保
持輪を巻芯に押し付ける押バネを設け、一方の保
持輪に固定した側枠から2本の脚を八字形となる
ように突出させ、他方の保持輪に対して、主軸を
中心として若干の範囲で回動可能とし、かつ任意
の位置でこの保持輪に固定し得るようにした側枠
からも2本の脚を八字形に突出させ、これらの各
脚の先端にそれぞれ車輪を取付け、この各車輪が
大径のパイプの彎曲した外周面の一部に接触して
パイプの外周面上を斜方向に移動しつつ巻芯から
引出したテープをパイプの外周面に螺旋状に巻付
けるようになし、前記主軸の両端には外側枠の外
方に突出するハンドルを一体に設けたものであ
る。
以下にこの考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、1は主軸で、そ
の両端にハンドル2が設けてある。
主軸1の両端近くの外側にはテープの巻芯3の
保持輪4,5を取付けてある。この各保持輪4,
5はこの内周のボス部に固定したスライドキーと
主軸1に設けたキー溝の係合により主軸1に対し
摺動自在で回動不可に取付けてある。
一方の保持輪4のボス部の外側にデイスタンス
ピース6を介して側枠7の中心部をはめ込んでビ
スにより固定し、保持輪4の内側は主軸1にネジ
止めしたカラー8で支持し、側枠7の外側は軸1
の外端にネジ止めしたカラー9の内側の押バネ1
0により支持する。
他方の保持輪5のボス部の外側には側枠11の
中心部を回動自在にはめ込み、この側枠11の中
心部に設けた弧状の長孔12に遊挿した締付ボル
ト13を保持輪5のネジ孔にねじ込むことにより
側枠11を軸1に対して一定の範囲で回動させて
任意の角度に固定し得るようにする。
また、軸1の側枠11の取付部の外端には雄ネ
ジ14を設け、この雄ネジ14に雌ネジを有する
筒状の支持手段15をねじ込んで前記保持輪5の
ボス部の外端を支持する。
前記各側枠7,11の各脚16,17端にはそ
れぞれ車輪18,19を取付けるが、これらの車
輪は外周がゴムタイヤとなつている。
この考案のテープ巻付機Aは上記の構成であ
り、押筒15を雄ネジ14から外し、各ボルト1
3を外して側枠11および保持輪5を主軸1から
外した状態で、巾広のテープ20を巻いた筒状の
巻芯3を主軸1にはめて、この巻芯3の一端を保
持輪4の段部にはめ、ついで保持輪5、側枠1
1、支持手段15を順次主軸1にはめて保持輪5
の段部に巻芯3の他端をはめるとともに支持手段
15を雄ネジ14にねじ込んで保持輪5を支持す
る。
ついで、保持輪5に対して側枠11を若干回動
し、他の側枠7に対して所定の角度にしたのち締
付ボルト13を締付けて、側枠11を主軸1に固
定する。
こうして主軸1にテープ20をセツトしたこの
考案のテープ巻機を第5図、第6図のように大径
のパイプ21の外側に当てがうと、各車輪18,
19がパイプ21の表面に接触するとともに側枠
7,11の角度差に応じて主軸1がパイプ21の
軸芯に対して傾斜する。
この状態でテープ20を引き出してその先端を
接着面を利用してパイプ21の表面に貼付けたの
ち、左右のハンドル2をもつて巻付機Aを第5図
および第6図の矢印方向に移動させると巻芯3に
巻いたテープ20がパイプ21の表面に螺旋状に
巻付けられる。
また、上記のような巻付け作業はパイプ21の
両側に作業員を配置して一方の作業員が巻付機A
をパイプ21の表面に沿つて半周させて他方の作
業員に渡すようにすると作業が容易となる。
この考案の巻付機は前記のように、主軸に設け
た左右の側枠からそれぞれ八字状に突出させた各
アームの先端の車輪をパイプの表面に接触させつ
つ左右のハンドルをもつて車輪を転がしていけば
よいのでこの考案の巻付機の全体の大きさよりも
遥かに大きい径のパイプに対しても容易にテープ
の巻付け作業が行なえる。また、テープを巻いた
巻芯の両端を回動自在に保持する保持輪を主軸の
両端近くに着脱自在に取付け、この両保持輪は主
軸に対して回動不可で軸方向移動自在とし、主軸
の一端には一方の保持輪を一定位置に支持する支
持手段を設け、主軸の他端には他方の保持輪を巻
芯に押し付ける押バネを設けたので、巻芯の長さ
に多少のバラツキがあつても、巻芯の両端には回
転しない保持輪がバネの圧力によつて圧着して巻
芯の回転に対して適度の抵抗を与えている。この
ため、パイプの表面に巻付けられるテープに適度
の張力を加えてテープ弛みを防止する効果があ
る。
また、一方の側枠は一方の保持輪に固定してあ
るが、他方の側枠は他方の保持輪に対して、主軸
を中心として、若干の範囲で回動可能とし、かつ
任意の位置でこの保持輪に固定し得るようにして
あるから一方の側枠に対する他方の側枠の取付角
度の調整によりテープのパイプの外周への巻付け
角度を自由に変更でき、しかも一定以上の径のパ
イプであればどのように大きいパイプにでもテー
プの巻付けが行なえるという特有の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のテープ巻付機の平面図、第
2図は同上の一部縦断側面図、第3図は要部を縦
断し、一部を切欠した拡大正面図、第4図は両2
叉枠の位置調整状態を示す平面図、第5図は同上
の一部縦断側面図、第6図はテープ巻付状態を示
す平面図である。 1……主軸、3……巻芯、7,11……2叉
枠、16,17……脚、18,19……車輪、2
0……テープ、21……パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープを巻いた巻芯の両端を回動自在に保持す
    る保持輪を主軸の両端近くに着脱自在に取付け、
    この両保持輪は主軸に対して回動不可で軸方向移
    動自在とし、主軸の一端には一方の保持輪を一定
    位置に支持する支持手段を設け、主軸の他端には
    他方の保持輪を巻芯に押し付ける押バネを設け、
    一方の保持輪に固定した側枠から2本の脚を八字
    形となるように突出させ、他方の保持輪に対し
    て、主軸を中心として、若干の範囲で回動可能と
    し、かつ任意の位置でこの保持輪に固定し得るよ
    うにした側枠からも2本の脚を八字形に突出さ
    せ、これらの各脚の先端にそれぞれ車輪を取付
    け、この各車輪が大径のパイプの彎曲した外周面
    の一部に接触してパイプの外周面上を斜方向に移
    動しつつ巻芯から引出したテープをパイプの外周
    面に螺旋状に巻付けるようになし、前記主軸の両
    端には各側枠の外方に突出するハンドルを一体に
    設けたテープ巻付機。
JP12188782U 1982-08-09 1982-08-09 テ−プ巻付機 Granted JPS5926476U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12188782U JPS5926476U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 テ−プ巻付機

Applications Claiming Priority (1)

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JP12188782U JPS5926476U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 テ−プ巻付機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926476U JPS5926476U (ja) 1984-02-18
JPS622212Y2 true JPS622212Y2 (ja) 1987-01-20

Family

ID=30278807

Family Applications (1)

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JP12188782U Granted JPS5926476U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 テ−プ巻付機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5227538B2 (ja) * 2007-01-17 2013-07-03 金井 宏彰 ケーブルビード成形機
JP2017009235A (ja) * 2015-06-25 2017-01-12 株式会社タクマ 熱交換器及び熱交換器の防食方法並びに熱交換器に用いるテープ巻き手工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564700U (ja) * 1979-06-25 1981-01-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS564700U (ja) * 1979-06-25 1981-01-16

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JPS5926476U (ja) 1984-02-18

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