JPS6222102Y2 - - Google Patents

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JPS6222102Y2
JPS6222102Y2 JP16596081U JP16596081U JPS6222102Y2 JP S6222102 Y2 JPS6222102 Y2 JP S6222102Y2 JP 16596081 U JP16596081 U JP 16596081U JP 16596081 U JP16596081 U JP 16596081U JP S6222102 Y2 JPS6222102 Y2 JP S6222102Y2
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JP16596081U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は播種機における種子繰出し用ベルトカ
セツトの保持装置に係り、特にそのベルトカセツ
トを播種機フレームへ着脱自在に装填するに当つ
て、その作業を一切工具類の必要なく、所謂ワン
タツチの軽快に行なえるようにしながらも、その
播種機フレームに対する常に安定な固定保持状態
と、種子コンベヤベルトの円滑な循環回走作用並
びにシユートによる種子の確実な捕促作用とを併
せ得られるよう企図したものである。
以下、図示の実施態様に基いて本考案の具体的
構成を説明すると、その全体を明らかにした第1
〜3図において、1は一定間隔を置いて向かい合
う一対の金属板製播種機フレーム、2はその後端
部に立設された種子放出シユートで、フレーム1
の間隙内部に介挿されるスペーサーマウント3を
含み合成樹脂材から一体に成形されており、その
マウント3内にインサート成形された図外のナツ
トと螺合締結されるボルト(図示符号省略)の複
数によつて、フレーム1へ着脱自在に固定されて
いる。
このシユート2の上端部は前側(後述するベル
トカセツトの存在方向)へ張り出す漏斗状として
拡大開口されており、その張り出し側壁部には外
側横向きに突出する左右一対の支持筒4が一体に
連成されている。5はこの支持筒4にインサート
成形されて、横向き水平に突出するベルトカセツ
ト支持用ネジ杆の一対であり、これに螺着される
着脱自在な蝶ナツト6の締付け操作で、後述する
ベルトカセツトの上部を固定保持できるようにな
つている。7はシユート2と連通開口する金属角
パイプ製の落下ノズルで、上記マウント3へ下方
からの圧入状態に固定一体化されている。8はこ
のノズル7へ昇降の調整自在に被着された金属製
デイスク取付環で、その昇降がボルト9により押
圧固定される。10はこの取付環8から前方へ一
体的に突設されたV字型のステーであり、このス
テー10から直交横向きに突出された左右一対の
デイスク支軸11へ、溝切デイスク12が遊転自
在に挿着されている。もつとも、回転デイスク型
に代る鋤型の溝切り器を同様に昇降自在として取
付けても良い。
13はフレーム1から後方へ延出された左右一
対の鎮圧輪支持アームで、その前端部がフレーム
1の後端部へ各ボルト14により起伏的回動自由
に枢着されている。15は両アーム13の途中に
貫通横架された鎮圧輪支軸で、これに鎮圧輪16
が遊転自在に挿着されている。この鎮圧輪16は
中空輪であつて、その側面一部にはめ付けられた
開閉キヤツプ17を取りはずし、その中空内部へ
砂などの適量を封入することにより、その鎮圧重
量(鎮圧力)を外部から加減できるようになつて
いる。18は支持アーム13の後端部に止着され
たスクレーパーである。
他方、フレーム1の前端部には、牽引本機側へ
の取付け用となる次のようなリンクヒツチ19が
配備されている。即ち、20はフレーム1の前端
部へ施蓋状に固着された断面コ字型金属板のマス
ト、21はこのマスト20へ貫通横ピン22の上
下一対により枢着された上下一対の揺動アーム
で、何れも断面倒立U字型の金属板から成る。2
3は両アーム21の突出前端部にやはり上下一対
の貫通横ピン24により枢着された左右一対の連
結板で、側面視の略菱型を呈しており、その中央
部にはツールバー挿通用の角孔25が開口されて
いる。26は両連結板23を固定一体化する中空
の円筒バーで、角孔25と連通しつつツールバー
27を受け入れ保持する。28は両連結板23の
偏倚位置に貫通横架された規制ピンで、上側揺動
アーム21の下縁と衝当可能である。39はこの
ような四節平行リンク機構のリンクヒツチ19に
対して、第1,4図から明白なようにその対角線
に沿う如く張架された接地圧付与用のコイルバネ
であり、上記貫通横ピン22,24の突出横端部
相互間に連繋されていて、そのリンク機構の形状
変化に応じて伸縮し、これによりツールバー27
を介して、播種機を図外の牽引本機へ装着した使
用時には、圃場の凹凸に左右されることなく、播
種機全体に常に一定の好適な接地圧力が付与され
るようになつている。
又、30はフレーム1の略中央部から張り出さ
れた一対の垂下壁であり、ここには駆動輪支軸3
1が可回転に貫通横架されている。32はこの支
軸31の合成樹脂製ピローブロツク又は軸受、3
3は支軸31の突出横端部に固定された接地駆動
輪で、複数のスパイク突片34を備えている。こ
の駆動輪33は、図例の場合2枚の断面L字型金
属円板から接合されて成り、支軸31に固定され
た十文字型などの星型合成樹脂製ボス35を挾持
する如く、そのボス35と一体回転するようビス
36の複数により組付け一体化されている。37
は同じく支軸31の途中角軸部へ挿着されて一体
に回転する合成樹脂製のPTOギヤであり、後述
するベルトカセツトのベルト循環回走用入力ギヤ
と自動的に噛合連動する。
38はこのPTOギヤ37並びに駆動輪支軸3
1の下方を全体的に被包する断面U字型金属板の
保護カバーで、両垂下壁30に止着されている。
39は同じく支軸31の直上位置に正しく臨む如
く、フレーム1の内側面へ複数のボルト・ナツト
(図示符号省略)により止着された左右一対の合
成樹脂製受け入れフツクであり、U字開口型をな
して向かい合うことにより、ベルトカセツトの下
端部を挿脱自由に受け入れ保持する。40は落下
ノズル7の直後位置に横架する如く臨まされた金
属覆土板で、その揺動支持杆41の途中がカバー
38の裏側下部において、両垂下壁30に貫通枢
支されており、且つ常時つる巻きバネ42によつ
て接地圧力を付与されている。支持杆41の前端
部は内向きL字型に曲げられることにより、フレ
ーム1の下縁へ衝当規制されるようになつてい
る。
このような播種機フレーム1側に対しては、第
1,4図の鎖線で示す如く種子繰出し用ベルトカ
セツト43と種子ホツパー44とが、カセツト式
の着脱自在に且つ常に種子の繰り上げ搬送可能な
傾斜設置姿勢として装填使用されるようになつて
いる。そして、ここにベルトカセツト43は第
5,6図から明白なように、播種機フレーム1の
上記一定間隙より若干狭幅な断面略倒立U字型を
なす合成樹脂製のカセツトフレーム45と、これ
に予じめ循環回走可能として掛脱自在に捲着され
た合成樹脂製又はゴム製の種子コンベヤベルト4
6とを主要構成部材とするユニツト体であり、そ
の設置姿勢の下端部にはベルト駆動ローラー47
又は駆動スプロケツトと、ベルト循環回走用入力
ギヤ48とが共通の支軸49で一体回転可能に軸
架されており、同じく上端部にはベルト従動ロー
ラー50がやはり遊転自在に支架されている。無
端状をなすコンベヤベルト46は、この駆動ロー
ラー47と従動ローラー50との相互間に捲着さ
れているわけである。51は従動ローラー50の
支軸52をスライドさせるベルト緊張操作用ネジ
杆の左右一対、53はベルト46に設けられた複
数の種子受入れ凹溝である。
更に、ベルトカセツト43上へ係脱自在に定着
セツトされる種子ホツパー44は、やはり第5,
6図から明白な通り傾斜底面を備えた合成樹脂製
の三角箱型であり、その底壁にベルト46に臨む
帯状開口54と、その開口周縁に添着されたシー
ルプレート55と、更に調量ブラシ56とを備え
ており、これにより種子を洩れなくベルト46へ
自動的に供給する。57はカセツトフレーム45
の表面上部に突設された一対のホツパー係止フツ
クで、これに対応するホツパー底壁の係止孔58
が係脱自在に挿入係止される。59は同じくフレ
ーム45の表面下部に突出された一対のホツパー
位置決めストツパーで、ホツパー44の底壁を左
右両側から挾持し、その帯状開口54とベルト4
6とを正しく芯合わせする。尚、ホツパー44と
カセツトフレーム45は掛け金により更に固定さ
れること図例から明白な通りである。
60は更にカセツトフレーム45の裏面上部に
開設された一対の取付凹欠であり、この凹欠60
が第7図のようにシユート2から突出するネジ
杆5へ係脱自在に挿入係止され、且つその蝶ナツ
ト6を締付けることにより、該フレーム45をネ
ジ杆5で下方から支持しつつ、蝶ナツト6と支持
筒4との相互間でカセツトフレーム45を挾圧固
定できるようになつている。他方、カセツトフレ
ーム45の下端部では第7図のように、そのベ
ルト循環回走用入力ギヤ48の軸支点が播種機フ
レーム1の受け入れフツク39内へ非固定状態に
挿入係合され、そうすればベルトカセツト43側
の入力ギヤ48と播種機フレーム1側のPTOギ
ヤ37とが自動的に噛合回転し、ベルト46が接
地駆動輪33の転動走行に伴ない循環回走され、
ホツパー44内の種子をシユート2へ搬送すべく
繰り上げることになる。
この場合、ベルトカセツト43はその下端部に
おいて受け入れフツク39に対し非固定状態にあ
るが、同じく上部において蝶ナツト6によりシユ
ート2へ固定保持されるので、その設置姿勢にガ
タツキを生ずることなく、却つてこれにより入力
ギヤ48とPTOギヤ37との無理なき噛合回転
状態に装填セツトできると共に、先に下端部を受
け入れフツク39へ挿入係止させつつ、その係合
点を中心としてベルトカセツト43を廻す如く播
種機フレーム1へもたせ掛けて、取付凹欠60に
自ずとはまり合つたネジ杆5に対し、その後蝶ナ
ツト6を締め上げるだけで、一切工具類の介助を
要さずに、著しく高能率に固定保持できることに
なる。逆に、その蝶ナツト6を若干緩めるだけ
で、播種機フレーム1からベルトカセツト43を
取りはずす作業も軽快に行なえること勿論であ
り、播種機フレーム1側の保守・点検や清掃、或
いはベルト46の交換装着などをこれによつて簡
便に行なうことができる。
以上のように、本考案は種子繰出し用ベルトカ
セツト43の保持装置として、そのカセツト43
を播種機フレーム1へ常時種子の繰り上げ搬送可
能な傾斜設置姿勢として着脱自在に装填使用する
に当り、そのカセツト43の下端部ではベルト循
環回走用入力ギヤ48の軸支点を、フレーム1の
受け入れフツク39により非固定状態に受け入れ
保持させて、その入力ギヤ48とフレーム1側の
PTOギヤ37とを自動的に噛合させると共に、
同じく上部ではカセツトフレーム45に設けた取
付凹欠60を、シユート2から突出するネジ杆5
に挿入係止させて、そのネジ杆5に螺着の蝶ナツ
ト6を締付けることにより固定状態に保持させて
いる構成のため、作業現場へ一切の工具類を携行
する必要なく、先ずベルトカセツト43の下端部
を受け入れフツク39へ挿入係止させて廻しつ
つ、その上部をシユート2へもたせ掛けて、その
ネジ杆5に対する蝶ナツト6を締め上げるのみ
で、至極軽快に装填使用できるのであり、作業性
に著しく優れ、その取りはずしもまた誰もが簡便
に行なえる。
しかも、ベルトカセツト43はその上部におい
て固定保持されているので、その傾斜設置姿勢に
おける種子重量などが下向きに作用することも相
伴ない、作業中振動や衝撃などの自然的外力に際
会するも、安定な固定設置状態を維持でき、その
入力ギヤ48とPTOギヤ37との噛合回転も常
に円滑となる。更に、その上部での固定は播種機
フレーム1から立設されたシユート2によつて行
なわれているため、ベルト46からシユート2へ
の種子受け渡し作用を確実に行なえ、その傾斜設
置姿勢に保つ支持構造として著しく合理的な設計
ということができ、その場合図示実施態様のよう
にネジ杆5を合成樹脂製シユート2の成形と一体
に埋入設置しておくならば、上記作業性のみなら
ず量産性にも甚だ有効であり、何れにしてもベル
ト繰出式播種機に適用して実益大な考案というこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した牽引式播種機の全体
的側面図、第2,3図は第1図の平面図と底面
図、第4図は第3図のA−A線に沿う部分断面
図、第5図はベルトカセツトとホツパーの組合せ
状態を示す一部破断の拡大側面図、第6図は第5
図の平面図、第7図は播種機フレームに対する
ベルトカセツト上部の保持状態を示す一部断面の
拡大底面図、第7図は同じくベルトカセツト下
部の保持状態を示す拡大平面図である。 1……播種機フレーム、2……シユート、5…
…ネジ杆、6……蝶ナツト、37……PTOギ
ヤ、39……受け入れフツク、43……ベルトカ
セツト、44……ホツパー、46……ベルト、4
8……入力ギヤ、60……取付凹欠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 播種機フレーム1へ常時種子の繰り上げ可能
    な傾斜設置姿勢として着脱自在に装填使用され
    るユニツト体として、無端状の種子コンベヤベ
    ルト46と、これを循環回走させるべくカセツ
    トフレーム45の下端部に軸支された入力ギヤ
    48とを予じめ具備したベルトカセツト43
    と、 そのベルトカセツト43における入力ギヤ4
    8の支軸49を受け入れ保持すべく、播種機フ
    レーム1に止着された受け入れフツク39と、 同じくベルトカセツト43におけるカセツト
    フレーム45の上部に設けられた取付凹欠60
    へ挿入係止されるものとして、播種機フレーム
    1から起立するシユート2に突設されたネジ杆
    5とから成り、 上記入力ギヤ48の支軸49をフツク39内
    に受け入れ保持することにより、播種機フレー
    ム1に軸支されたPTOギヤ37と上記入力ギ
    ヤ48とを自動的に噛合回転させるように定め
    ると共に、 上記取付凹欠60と係止するネジ杆5に蝶ナ
    ツト6を締付け固定したことを特徴とする種子
    繰出し用ベルトカセツトの保持装置。 2 シユート2を合成樹脂製として、その成形と
    同時にネジ杆5を埋入固定したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲・第1項記載の種子
    繰出し用ベルトカセツトの保持装置。
JP16596081U 1981-11-07 1981-11-07 Expired JPS6222102Y2 (ja)

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JPS57161320U JPS57161320U (ja) 1982-10-09
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