JPS62220570A - 粘着剤 - Google Patents

粘着剤

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JPS62220570A
JPS62220570A JP6398586A JP6398586A JPS62220570A JP S62220570 A JPS62220570 A JP S62220570A JP 6398586 A JP6398586 A JP 6398586A JP 6398586 A JP6398586 A JP 6398586A JP S62220570 A JPS62220570 A JP S62220570A
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JP
Japan
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adhesive
molecular weight
corrosion
concrete
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP6398586A
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English (en)
Inventor
Matsumura Shibata
松邨 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は粘着剤に関し、特に水中、海水中又は湿潤状態
のコンクリート、金属等に粘着させて防食する粘着剤に
関するものである。
従来の技術 港湾施設を中心とする海洋構造物は近年大型化の傾向に
あり、耐用年数の長期化が進んでいる。
海洋構造物の建設材料としてはコンクリート材料及び鋼
杭、鋼管、鋼矢板等の鋼材が一般的であり、耐用年数の
長期化に伴ってこれ等の施設の防食が重要な課題となっ
ている。
海洋に於ける腐食環境は陸上とは比較にならない厳しさ
であり、腐食の要因として海水の化学作用、乾燥と湿潤
の鰻返し作用、波と砂礫による摩耗作用、寒冷地に於け
る凍結・融解の作用、生物付着による生物作用などの化
学的、物理的、生物的要因によって腐食を受ける。
従来より、これ等の海洋構造物の防食対策とし゛て、鋼
構造物に対しては電気防食、無機ライニング、有機ライ
ニングが行われているが、電気防食は平均水面以下の防
食には効果があるが飛沫帯の防食には十分な効果を発揮
出来ない欠点がある。
無機ライニングとしてはモルタル、レジンモルタルライ
ニングが提案され実施されているが、モルタル、注入時
の海洋汚染が問題であり、また大がかりな設備を必要と
する為、海上での工事では施工費が高くなるばかりでな
く、波浪の状態で工事が左右される欠点がある。
有機ライニングとしては塗料による塗装が一般的に用い
られるが、新設物の場合は設置する前にあらかじめ塗装
ができるが、水中での塗装は不可能であるため既設施設
には全く適用出来ないばかりでなく、耐久性も数年と短
い欠点が有る。これに代る防食法としてペトロラタム系
の防食材によるライニングが実施されているが、このタ
イプの防査材はグリース状のペトロラタムワックスを不
織布に含浸させた方式であるため、ライニング作業時に
手やウェットスーツなどに付着し作業性が著しく低下す
る。またこの種の防食材は水中、海水中または湿潤状態
のケレン鉄板面には粘着性が十分でないためライニング
作業が困難である。
コンクリート建造物の防食対策としては塩分がコンクリ
ート内に浸透しないようコンクリートの材質面や製造、
施工面で対策されているが完全なものはない、また塗装
により塗膜を形成することはコンクリートの中性化抑制
や浸蝕及び塩分の浸透防止に対して有効であるが、塗膜
自体の耐久性が乏しいばかりでなく、既設施設に対して
は水中での塗布作業が不可能であり適用出来ない欠点を
有している。
更に、水中、海水中、または湿潤状態でコンクリート等
に良好に粘着し腐食を防止する粘着剤は知られていなか
った。
■が解決しようとする間 点 本発明は海洋構造物の従来の防食法の上記のような欠点
を解決したもので、水中、海水中または湿潤状態でのコ
ンクリート、金属等に良好に粘着し、該コンクリート、
金属等の腐蝕を防止する粘着剤を提供することを目的と
する。
cl(るための手 本発明の粘着剤は、低分子量液状ポリマー100〜40
重量部及び高分子量ゴム0〜60重量部よりなるポリマ
ー成分100重量部に陽イオン界面活性剤を091〜2
0重量部の割合で配合したものを主成分としていること
を特徴とする。
本発明によれば、低分子量液状ポリマー成分と高分子量
ゴム成分との配合比を変える事により多種の粘着剤を製
造することが出来、それをベースとして各種の防食材を
・製造することができる。
即ち高分子量ゴム成分を多くした系では、片面に離型処
理したプラスチックフィルムの非離型処理面に、粘着剤
を一定の厚さで貼り合せることにより、ビニールテープ
様にロール状に巻き取る事ができ、使用時に水中、海水
中でコンクリート杭や鋼杭に巻きつけることによりコン
クリート杭表面、鋼杭表面に強力に粘着し防食すること
が出来る。また巻き付は作業吟に手やウェットスーツを
汚す事がなく1作業性が著しく向上する。
また高分子量ゴム成分の多い粘着剤をシート状に成形し
た防食材をFRP等のプロテクター内面に貼り付けたも
のは、このプロテクターを水中。
海水中または湿潤状態のコンクリート杭、鋼杭等に直接
かぶせる聾によりコンクリート杭表面、鋼杭表面に強力
に粘着し、防食材の外側がFRP等のプロテクターに保
護された耐久性に優れた防食が可能になる。
低分子量液状ポリマー成分を多くした配合ではペースト
状になり、防食面の異形部等にコテやへヶで塗布するこ
とが出来、防食補助材として使用出来る。
これ等いずれのタイプの防食材も水中、海水中で溶出す
ることがなく海洋汚染の問題はない。
本発明において用いられる低分子量液状ポリマー成分と
しては、例えばポリブテン、ポリイソブチレン、ポリブ
テン−ブチレン共重合体、ポリイソプレン、ポリブタジ
ェン、ポリブタジェン−スチレン共重合体、ポリブタジ
ェン−アクリロニトリル共重合体、ペトロラタム等が好
適に用いられる。
また高分子ゴム成分としては、例えばブチルゴム、塩素
化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、部分架橋ブチルゴム
が好適に使用される。
低分子量液状ポリマー成分と高分子ゴム成分との比(重
量比)は10010〜40/60となるようにする。
陽イオン界面活性剤としてはアミン塩系界面活性剤及び
第4級アンモニウム塩系界面活性剤が用いられる。
アミン塩系界面活性剤としては、例えばモノ7号しキル
アミン、ジアルキルアミン、トリアルキルアミン、ジア
ルキルアリルアミン、アルキルジアリルアミン等の塩酵
塩や脂肪#塩、アルギルアミンエチレンオキサイド付加
物、アルキルアミンブひピレンオ午サイド付加物、サパ
ニンA型界面活性剤、アコベールA型界面活性剤、及び
イミダシリン型界面活性剤等が用いられる。アルキル基
としてはCs−C25のものが好ましい。
第4級アンモニウム塩系界面活性剤としては、例えばア
ルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベ
ンジルアンモニウム塩、サパミン型第4級アンモニウム
塩、ピリジウム塩等が用いられる。アルキル基としては
C5〜C23のものが好ましい。
これ等陽イオン界面活性剤の中でも、特にステアリルア
ミンオレートなどのアルキルアミンの脂肪酸塩、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウム塩が好適に使用出来る
これら陽イオン界面活性剤は、低分子量液状ポリマー成
分及び高分子昨ゴム成分を合計したポリマー成分100
重量部に対して0.1〜20重量部、好ましくは0.5
〜10重敬部配合する。
以上の成分で十分な性俺が得られる力ぐ、金属酸化物と
高級脂肪酸の金属塩とを各々ポリマー成分100重量部
に対して1−10重量部添加することにより更に良好な
性圭が得られる。ここで金属酸化物と−してはチタン、
亜鉛、鉄、カルシウム。
マグネシウム等の酸化物が挙げられる。また高級脂肪酸
の金属塩としては、ステアリン酸、イソステアリン酸、
オレイン酸、ラウリル酸、パルミチン酸、ミリスチン酸
、ベヘニン酸等の亜鉛、カルシウム、マグネシウム、鉄
、銅等の塩が挙げられる。
以上述べた低分子量液状ポリマー成分、高分子lゴム成
分及び陽イオン界面活性剤成分に、必要に応じて無機充
填剤、粘着付与剤樹脂、酸化防止剤、滑剤5着色剤等を
加え、オーブンロール、ニーダ、バンバリーミキサ−、
ペイントロール等で混練する事により目的とする粘着剤
が得られる。
更にこの粘着剤を>”ト状に成形する為には、押出機及
びTダイを用いて一定の厚さのシート状に成形し得られ
る。更に該成形シートの両面には型性フィルムを貼り合
わせるか、成形シートの片面に両面離型処理したフィル
ムを貼り付は巻き取る事によりシート同志が互いに付着
し合うことなく保存出来、必要に応じて離形性フィルム
を剥ぎ取り粘着性シートとして使用出来る。またビニー
ルテープ様にロール状に巻き取る為には、該成形シート
を片面に1i17!!処理したプラスチックフィルムの
非離型処理面に貼り合せ巻き取る事により製造出来る。
使用に際しては水中、海水中、湿潤面だけでなく、乾燥
面の防食材としても使用出来る事は言うまでもない、更
に本発明の粘着剤は加硫ゴム、熱可塑性ゴム、プラスチ
ック等の粘着にも用いることができる。
以下実施例をもって本発明を説明する。
実施例1〜10及び比較例1〜2 第1表に示した配合の各粘着剤をオープンロールで混練
し、#型紙にはさみプレスして、10mmのシートを作
成し、離型紙をはがし片面に片面離型処理した120I
Lの厚さのポリエチレンフィルムの非離型処理面に貼り
付け、粘着性防食テープのサンプルとした。
6種のサンプル及び重版ペトロラクタムテープを[口2
5mm、長さ120mmにカットし、水中でコンクリー
ト面及びケレン鉄板面に貼り付け。
上から70g/Cm2の圧力を加え5日間室温にて水中
に放置した後300mm/seeのスピードで剥離した
時の粘着力を測定した結果を第1表に示す。
第  1  表 (そのl) X:花玉石11M;商品名「サニゾール」第  1  
表 (その2) 実施例11及び比較例3 ポリブテン100重量部、炭酸カルシウム50重量部及
び酸化ケイ素10重量部に、陽イオン界面活性剤として
ステアリルアミンオレート10重e部を添加した物(実
施例11)ならびに非添加の物(比較例3)をペイント
ロールで均一に分散させ、ペースト状の組成物を得た。
これらの組成物を水中でコンクリート面に塗布したとこ
ろ、陽イオン界面活性剤の非添加物(比較例3)はコン
クリート面ではじき、均一に塗布出来なかった。
−力量イオン界面活性剤の添加物(実施例iBはコンク
リート面に均一に塗布することが可能であった。
実施例12 実施例5のテープ状粘着性防食材を1表面がブラスト処
理された直径50 m mの鉄管に海水中で巻き付けた
後、塩水噴霧試験を3箇月間行った後テープを剥ぎ取っ
たところ、鉄表面に粘着性防食材が強力に粘着していた
。更に防食材を剥ぎ取った下側は全く錆が発生しておら
ず金属光沢をしていた。一方防食材を巻き付けていない
部分の鉄管は著しく錆が発生し鉄管の厚さが0−5mm
程薄くなっていた。
実施例13 実施例10による防食テープと市販のペトロラタムテー
プ(比較例2)を水中に浸漬し放置して水中への溶出性
を検討した。
ペトロラタム系テープは油がしみ出し水面上に油膜が出
来たが、実施例1Oの防食テープは油のしみ出しがなか
った。
実施例14 実施例5で得られたシート状防食材を用いて、JIS 
 K6911に準じて体積固有抵抗及び吸水率を測定し
たところ。
体積固有抵抗  3 X l□ tsΩ/ c m吸水
率     0.2%以下 であり、極めて高い電気抵抗と極めて低い吸水性を示し
、防食材として好適に使用出来る事を示している。
発明の効果 水中、海水中又は湿潤状態でのコンクリート、金属等に
良好に粘着し、該コンクリート、金属等の腐蝕を防止す
る粘着剤が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 低分子量液状ポリマー100〜40重量部及び高分子量
    ゴム0〜60重量部よりなるポリマー成分100重量部
    に陽イオン界面活性剤を0.1〜20重量部の割合で配
    合したものを主成分としていることを特徴とする粘着剤
JP6398586A 1986-03-24 1986-03-24 粘着剤 Pending JPS62220570A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6398586A JPS62220570A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 粘着剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP6398586A JPS62220570A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 粘着剤

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JPS62220570A true JPS62220570A (ja) 1987-09-28

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ID=13245087

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JP6398586A Pending JPS62220570A (ja) 1986-03-24 1986-03-24 粘着剤

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JP (1) JPS62220570A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004293811A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Kobe Steel Ltd オープンラック式気化器用伝熱管あるいはヘッダー管
CN107663345A (zh) * 2016-07-28 2018-02-06 中国地质大学(北京) 一种可静电纺丝的溴化丁基橡胶体系
CN107675279A (zh) * 2016-07-28 2018-02-09 中国地质大学(北京) 一种可静电纺丝且自支撑的溴化丁基橡胶体系

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