JPS62219166A - 医用情報登録検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、医用情報登録検索方法に関する。

〔従来の技術〕

最近、医療システムの一環として、患者の検査結果や内
視鏡撮像装置、Ｘ線撮像装置等で撮影した医用画像をコ
ンピュータを用いてファイリングすることが行われてお
り、診断や病歴管理等に利用されている。このような医
用情報登録検索システムにおいて、所望の情報を検索す
るにあたっては、従来は、検索するための情報と、その
検索の条件とを入力して検索を行うのが一般的であり、
したがってこれら検索情報および検索条件の入力は検索
を行うための最低条件となっている。

一方、臨床用に使用されることの多い医用情報登録検索
システムにおいては、検索モードにおいて検索情報やそ
の情報のつながりを示す検索条件を人力して必要な情報
を得る他に、臨床中に現在検査中、すなわち新たな医用
情報の登録モードにおいて当該被検者の過去の検査結果
を必要とすることがあり、これにより同一被検者におけ
る複数検査の時系列的な変化を見て、現在の検査の参考
にする場合がある。このような場合、従来は、例えば第
８図に示すように、登録モードにおいて既に人力した検
査に必要な情報とは別に、検索モードにおいて検索に必
要な情報および条件を人力してから検索を指示し、これ
により検索を行わせてその結果を表示させている。また
、登録モードにおいて入力した情報を検索モードにおい
て検、索情報として利用することも行われているが、こ
の場合には不要な情報を除くための検索条件を新たに゛
入力するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように、従来は、登録モード中に当該被検者の過去
の検査結果を検索するにあたって、現在の検査を行うに
あたって既に入力した検査に必要な情報とは別に、検索
情報や検索条件を人力するという面倒な操作が必要であ
った。

この発明は、このような点に鑑みなされたもので、極め
て簡単な操作で、登録モード中にその検査情報を利用し
て当該被検者の過去の検査結果を検索できる医用情報登
録検索方法を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段および作用〕上記目的を
達成するため、この発明では、第１図に概念図を示すよ
うに、医用情報の登録モードにおいて、検索モードを指
示することにより、既に人力されている検査に必要な情
報から時系列的に変化しない被検者個人を表わすデータ
を抽出し、この抽出したデータを検索情報および検索条
件として検索を行ってその結果を表示する。

〔実施例〕

第２図はこの発明の第１実施例を示すものである。この
実施例では、登録モードにおいて検査に必要な情報、例
えばＩＤ番号、患者名、生年月日、病名、検査医師名、
日付等をキーボード１から入力し、この検査情報を表示
装置２において第３図に示すように表示する。また、こ
の検査情報はメモリ３に格納すると共に、種々の医用情
報が記憶されている記憶装置４に患者情報として記録保
存する。なお、キーボード１、表示装置２、メモリ３お
よび記憶装置４は主制御装置５により制御する。

この実施例では、登録モードにおいてキーボード１から
検索モードを指示することにより、主制御装置５におい
て検索プログラムを起動させ、これにより記憶装置４か
ら対応する情報を検索する。

第４図はこの場合のフローチャートを示すものである。

まず、検索が指示された時点で、既に入力されている検
査情報から個人を表わす情報を抽出し、これを検索情報
および条件として主制御装置５の制御の下に記憶装置４
から対応する情報を検索する。すなわち、ＩＤ番号が入
力されているときはＩＤ番号で、ＩＤ番号がなく患者名
が入力されているときは患者名で、更に生年月日が人力
されているときは患者名と生年月日との論理積で検索を
行う。もちろん、その他の個人を表わす検査情報が人力
されていれば、それを用いることもできるし、それらの
論理積も任意に設定できる。

この実施例においては、ＩＤ番号も患者名も人力されて
いないとき、および該当する検索結果がないときは、検
索を終了して第３図の検査情報を表示する。これに対し
、検索結果が複数個存在する場合には、それらを経時変
化を持つ別属性により時系列的に並べて、その最新また
は最古のものを表示装置２に第５図に示すように表示す
る。その後は、キーボード１からの指令により時系列的
に新しいもの、古いものと順逆両方向に表示を更新する
。この状態は、検索を終了するという指令をキーボード
１から与えるまで保持する。

このように、この実施例によれば、検査中に人力した情
報を検索の条件として使用するようにしたので、検索に
おいて情報を再人力することなく、当該患者における過
去の情報を時系列的に見ることができる。

第６図はこの発明の第２実施例を示すものである。この
実施例は、第２図に示した第１実施例において、医用画
像を得る内視鏡撮像装置、超音波断層撮像装置、Ｘ線撮
像装置等の撮像装置６と、この撮像装置６からの画像を
記録、再生する画像記録装置７と、この画像記録装置７
からの画像を表示する画像モニタ８とを付加したもので
ある。

画像記録装置７は主制御装置５により制御し、録画時に
は撮像装置６からの画像を、また再生時には記録した画
像のうち主制御装置５により指定された画像をそれぞれ
画像モニタ８に表示する。

この実施例では、登録モードにおいて検査情報を撮像装
置６からの画像と共に画像記録装置７に記録すると共に
、その画像の記録位置を表わす情報と検査情報とをメモ
リ３および記憶装置４に記憶して表示装置２に表示する
。

このようにして、検査中に検索を指示することにより、
主制御装置５の制御の下に第１実施例と同様の過程で記
憶装置４から対応する情報を検索し、その検索した情報
のうちの画像の記録位置を表わす情報により画像記録装
置７から対応する記録位置の画像および検査情報を読出
して画像モニタ８に表示する。

したがって、この実施例によれば、検査中に当該患者の
過去の検査と同時に過去の画像を表示することができ、
しかも患者の病変部の経時変化も知ることができる。

第７図はこの発明の第３実施例を示すものである。この
実施例は、第６図に示した第２実施例において内視鏡制
御装置９を付加し、これにより内視鏡側から検索や画像
の記録等の指令を送るようにしたものである。

この実施例においては、登録モードにおいてキーボード
１から検査情報を入力しておくことにより、以後の操作
は内視鏡制御装置９において検査を行う者が手元で行う
ことになる。したがって、内視鏡制御装置９により検索
を指示することにより、第２実施例と同様にして検索が
行われる。

このように、内視鏡制御装置９により検索の開始、終了
、画像の更新等を操作するようにすれば、内視鏡検査で
は手元での操作が多いので、操作が極めて簡便になると
共に、主制御装置５の構成も簡単にできる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、この発明によれば、登録モード中に
検索モードを指示するだけで、既に登録モードにおいて
入力した検査情報のうちの時系列的に変化しない個人デ
ータに基づいて検索を行うようにしたので、操作を極め
て簡単にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の概念図、 第２図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第３図
は検査情報の表示例を示す図、 第４図は検索のフローチャート、 第５図は検索結果の表示例を示す図、 第６図はこの発明の第２実施例を示すブロック図、 第７図はこの発明の第３実施例を示すブロック図、 第８図は従来の技術を示す図である。 １・・・キーボード　　　　２・・・表示装置３・・・
メモリ　　　　　　　４・・・記憶装置５・・・主制御
装置　　　　６・・・撮像装置７・・・画像記録装置　
　　訃・・画像モニタ９・・・内視鏡制御装置 特許出願人　　　オリンパス光学工業株式会社第１図 第２図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、医用情報を登録すると共に、その登録されている医
   用情報を検索して表示するようにした医用情報登録検索
   方法において、医用情報の登録モード中に検索モードを
   指定することにより、前記登録モードにおいて既に入力
   されている医用情報から時系列的に変化しない個人デー
   タを抽出し、この抽出した個人データを用いて検索を行
   うことを特徴とする医用情報登録検索方法。 ２、前記検索モードにおける検索結果が複数ある場合に
   おいて、これらを時系列的に並べて外部指令により順次
   表示することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   医用情報登録検索方法。 ３、前記医用情報は文字情報とそれに付随した画像情報
   とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第１または２
   項記載の医用画像登録検索方法。