JPS6129971A - 医用画像の検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は医用画像の検索方法に関するものである。

（従来技術） 最Ｉ、医療システムの一環として医用画像をコンピュー
タを用いてファイリングすることが行な゛われており、
病歴管理等に利用されている。しかしながら、医用画像
には、例えば内視線鏡撮影、Ｘ線撮影、ＸｖＡＣＴ、超
音波断層撮影、デジタルラジオグラフィー、ＮＭＲ−Ｃ
Ｔ等の種々の撮像装置による画像があり、その属性は従
来のキーワードとして適用できる例えば患者１０、撮影
日、撮像装置等の画像自身に起因するもの、個人による
分類が顕者に現われる例えば診断名、患部の部位名等の
画像に対する理解、判断に基くもの等があるため、画像
データベースの保管、検索、転送、処理を原画像に対応
して部位名、診断名等の分類で画一的に定めることがで
きない。

第２図は新たに提案されている医用画像データの検索シ
ステムの概略構成図を示すものである。

この検索システムは、第１４回画像工学コンファレンス
（小森氏他、第５９〜６２頁）において提案されたもの
で、画像データベース部を受けもつホストシステムと検
索用サブシステムから構成され、上述の医用画像の各種
属性を入力および検索指示するコンソール１、画像デー
タベース部を受けもつホストコンピュータ２、ワールド
ビュー用表示装置３、ユーザビュー用表示装置４、表示
装置３および４を制御するフロントプロセッサ５および
それらのポインティングデバイスとしてのディジタイザ
−６を具える。この検索システムにおいては、検索対称
となるデータ空間を三階層に分け、第一の階層は画像デ
ータベース全体で格納されている総てのデータが対称で
、第二の階層は患者ＩＤの指定によるその患者の持つ全
データ空間を構成し、更に次代の第三の階層とに分類さ
れている。ワールドビュー用表示装置３は上記第二の階
層のデータを全ユーザが選択できるように表示し、また
ユーザビュー用表示装置４はワールドビューがら選択し
た検索結果としての画像を表示するようになっている。

かかる構成による検索システムはユーザに対し「目で見
える程度」のデータ空間を提示し、その中からユーザの
要求する画像空間（ユーザビュー）を視覚的に構成する
もので、ワールドビューの形成、ワールドビュー内での
操作、ユーザビューの形成および原画像の表示の４段階
で実行される。

ワールドビューの形成は、ホストシステムに対して検索
対象の患者ＩＤを送ってアブストラクト像の転送を要求
し、その転送された像を便宜的に撮像装置のグループで
分類して表示装置３に表示する。

ワールドビュー内での操作は、ワールドビューの中から
必要とする像を選択して表示装置４への転送を要求する
。また、ユーザビューの形成はワールドビューの操作に
より表示装置４に検索結果が表示される。このようにし
て、アブストラクト像を見ながら各々に対応する原画像
の表示を要求してユーザビューを形成する。更に、原画
像の表示はワールドビュー表示を消去して、その表示装
置３に原画像を表示する。したがって、原画像の表示に
おいてはユーザビューはそのまま表示されているので検
索結果の概要（ユーザビュー）と詳細（原画像）とが同
時に表示されることになる。

しかし、上記の検索システムにおいては、患者１０によ
りワールドピユーとして同一患者の各撮像装置によるア
ブストラクト像を撮像装置のグループで分類して表示し
ているため、例えば胃のバリウム透視画像（Ｘ線）を見
たら、同じ部位の内視鏡像を見て更に詳しく観察したい
場合には、あらためてワールドビューの一画面分をホス
トコンピュータ２から転送し直して目視により選択しな
ければならないため、その選択が面倒であると共に、検
索に時間がかかる不具合がある。また、例えば内視鏡を
用いて複数の人に対して行なった検診において、胃潰瘍
の患者が何人いたか、またその特徴的な部位はどこか、
あるいは予じめ決めた部位に対し症状をもった患者は何
人か等の症例等を調べる場合には、患者毎にその患者１
０等をいちいち入力しなければならないため、その操作
は極めて面倒なものとなる。

（発明の目的） 本発明の目的は、上述した不具合を解決し、同一患者の
同一部位における複数の撮像装置による画像の検索や、
症例研究等において行なわれる同一部位や同一病名にお
ける複数の撮像装置による画像の検索を容易かつ迅速に
行なわなうことができる医用画像の検索方法を提供しよ
うとするものである。

（発明の概要） 本発明の医用画像の検索方法は、複数の撮像装置により
撮像した画像データを、撮像装置の種類を表わす検索デ
ータおよびそれよりも上位の検索データと共に記録し、
指定された上位の検索データを固定した状態で、撮像装
置の種類を表わす検索データを予じめ定めた順序で外部
入力に応じて自動的に変更しながら、前記指定された上
位の検索データに対する前記複数の撮像装置による画像
データを順次検索することを特徴とするものである。

（実施例） 第１図は本発明を実施する医用画像検索装置の一例の構
成を示すものである。本例では、Ｘ線撮像装置１１、Ｘ
線ＣＴ装置１２、超音波ＣＴ詰装置３、内視鏡撮像装置
１４およびＮＭＲ−ＣＴ装置１５からの各画像信号を対
応するインターフェース（Ｉ／Ｆ）　１６〜２０によっ
てそれぞれ記憶袋？＆２１に記録できるデータに変換し
、これらの画像データをコンピュータ（ＣＰＵ）２２の
制御の下にセレクタ２３を介してオペレータ操作卓２４
からの検索データと共に記憶装置２１に記録し、この記
憶装置２１に記録された画像データがら所要の画像デー
タをオペレータ操作卓２４から入力した検索キーワード
および所定キーの操作に基いてＣＰＵ２２により検索し
て表示装置２５に表示する。

なお、記憶装置２１において、画像データおよび検索デ
ータは同一の記録媒体に記録してもよいし、異なる記録
媒体に記録してもよい。

本実施例では、同一患者の同一部位における複数の撮像
装置による画像データの検索を容易に行なうようにする
ため、各画像データに対応する検索データとして、撮影
部位、患者名、画像データロケーション、撮影年月日、
撮像装置の種類を表わすデータを、記憶装置２１内にお
いて第３図に示すような形態をとるように記録する。す
なわち、各画像データの検索データを、先ず最上位の患
者単位で分類し、その中で次に撮影部位単位で分類し、
更に各撮影部位に対して撮像装置単位で分類して、各撮
像装置に対してその画像データの撮影年月日と画像デー
タロケーションとを対応させる。

この　ような検索データの形態は、各データ単位で物理
的あるいは論理的につながりをもたせて、すなわち同じ
データ単位で連続したエリアに記録したり、あるいは各
データ毎に相互の記録位置関係を表す記録アドレス等を
付して記録することにより達成することができる。

本実施例では、複数の撮像装置による画像データの検索
順序を予じめ任意に設定しておき、撮像装置の種類を表
わす検索データよりも上位の撮影部位および患者名の検
索データを固定としたままで、オペレータ操作卓２４で
の簡単なキー操作によって撮像装置の種類を表わす検索
データを上記の予じめ設定した順序で自動的に変更しな
がら所要の画像データを検索して表示装置２５に表示す
る。

このようにすることによって、同一患者の同一部位の複
数の撮像装置による像を順次観察する場合には、患者名
および撮影部位の検索データに対応する検索キーワード
をオペレータ操作卓２４がら入力することによって、予
じめ設定された先頭の撮像装置による画像データが検索
されて表示装置２５に表示され、以後はオペレータ操作
卓２４の所定のキーを操作するだけで、他の撮像装置に
よる画像データを予じめ設定された順序で観察すること
ができる。なお、同一撮像装置による画像データが複数
ある場合には、その枚数を表示させ、撮像装置の切　換
キーとは別の所定のキー操作によって例えば撮影年月日
の古いものから順に検索して表示させるようにする。

例えば、撮像装置の優先順位がＸ線、内視鏡、Ｘ線ＣＴ
、超音波ＣＴ・・・・・・の順に設定されている場合に
おいて、今、患者名ｒＡＢｃＪ、撮影部位「胃上部」、
撮像装置「Ｘ線」、撮影年月日ｒ８４１０４１０１」の
像を見ていたとする。ここで、同一患者の同一部位の他
の撮像装置による像を見たいときは、オペレータ操作卓
２４上の所定の撮像装置の切換キーを操作する。ＣＰＵ
２２は撮像装置として「Ｘ線」が選択されていることを
記憶しており、またその上位の検索データとしての「胃
上部」に属する撮像装置の種類を表わす検索データは物
理的または論理的につながっているから、所定のキー操
作によって次の順位の撮像装置の検索データにたどられ
、これによってその撮像装置による画像データ、すなわ
ち内視鏡像が検索されて表示される。また、更に撮像装
置の所定の切換キーを操作することによって、同様にし
て次の順位の撮像装置による画像データ、すなわちＸ線
ＣＴ像が表示される。なお、同一撮像装置による画像デ
ータが複数ある場合には、撮像装置の切換キーとは別の
所定の画像切換キーを操作することによって、同一撮像
装置による次の画像が検索されて表示される。

このように、本実施例によれば、撮像装置の種類を表わ
す検索データよりも上位の撮影部位および患者名の検索
データを固定としたままで、すなわちこれらの検索デー
タに対応する検索キーワードを一度入力するのみで、オ
ペレータ操作卓２４での簡単なキー操作によって同一患
者の同一部位の複数の撮像装置による画像を予じめ定め
た順序で迅速に検索して表示することができる。したが
って患者の病巣部を容易かつ迅速に、しかも正確に把握
するのに極めて有効である。

°なお、本発明は上述した例にのみ限定されるものでは
なく、幾多の変更または変形が可能である。

例えば、上述した実施例においては検索データとして撮
影年月日を削除してもよいし、他の検索データ、例えば
病名、年令、担当医等を付加してもよい。また、上述し
た実施例において、撮影部位にも予じめ優先順序を設定
して、これを上述した撮像装置の切換と同様にして簡単
なキー操作によって自動的に切換えるようにすることも
できる。

このようにすれば、患者名を一度入力するだけで、以後
は簡単なキー操作により同一患者の複数の撮影部位の各
々に対する複数の撮像装置による画像を迅速に検索して
表示させることができる。更に、上述した実施例では同
一患者の同一部位における複数の撮像装置による画像を
順次検索して表示させるようにしたが、撮像装置の種類
を表わす検索データの上位の検索データとして、撮影部
位のみ、病名のみ、あるいはこれらの順次を付して設定
すれば、各種の症例等の検索、表示を容易に行なうこと
ができる。

（発明の効果） 以上述べたように、本発明によれば、同一患者の同一部
位における複数の撮像装置による画像の検索や、症例研
究等において行なわれる同一部位や同一病名における複
数の撮像装置による画像の検索を、従来のような目視に
よらず簡単なキー操作によって容易かつ迅速に行なうこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施する医用画像検索装置の一例の構
成を示すブロック図、 第２図は従来提案された医用画像データの検索システム
の概略構成図、 第３図は第１図において記憶装置に記録される検索デー
タの形態を示す図である。 １１〜１５・・・撮像装置 １６〜２０・・・インターフェース（１／Ｆ）２１・・
・記憶装置　　　　２２・・・コンピュータ（ＣＰＵ）
２３・・・セレクタ　　　　２４・・・オペレータ操作
卓２５・・・表示装置 第１図 ｔＳ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の撮像装置により撮像した画像データを、撮像
   装置の種類を表わす検索データおよびそれよりも上位の
   検索データと共に記録し、指定された上位の検索データ
   を固定した状態で、撮像装置の種類を表わす検索データ
   を予じめ定めた順序で外部入力に応じて自動的に変更し
   ながら、前記指定された上位の検索データに対する前記
   複数の撮像装置による画像データを順次検索することを
   特徴とする医用画像の検索方法。