JPS6221893Y2 - - Google Patents

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JPS6221893Y2
JPS6221893Y2 JP1979120518U JP12051879U JPS6221893Y2 JP S6221893 Y2 JPS6221893 Y2 JP S6221893Y2 JP 1979120518 U JP1979120518 U JP 1979120518U JP 12051879 U JP12051879 U JP 12051879U JP S6221893 Y2 JPS6221893 Y2 JP S6221893Y2
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JP
Japan
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cover plate
refrigerator
piece
decorative
chimney
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JP1979120518U
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JPS5638283U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は送風機を用いることなく、煙突効果を
利用して、圧縮機及びワイヤーコンデンサーの熱
を冷蔵庫の背面上部より外部に排出するようにし
た考案に関するものである。
〔従来技術〕
冷蔵庫の奥行(据付時)寸法をつめる手段とし
て、或いは背面意匠を向上する手段として一般に
圧縮機及びコンデンサー(従来冷蔵庫背面部に漏
出して取付けられている)を機械室内に収納し、
これら圧縮機及びコンデンサーの放熱する熱を送
風機を用いて強制的に外部に放出するタイプの冷
蔵庫が多く市販されている。
又、つい最近に於いては冷蔵庫の背面板を利用
してコンデンサーとなし、その部分だけの意匠を
改良した冷蔵庫も市販されるようになつてきた。
所が、上記送風機を用いて強制的に熱を外部に放
出するタイプの冷蔵庫にあつては、送風機を設け
るだけ原価高になることは勿論、送風機を運転す
る分だけ消電力に逆行すると云う欠陥がある。
又、後者のコンデンサーのみを背面板と兼ねるタ
イプの冷蔵庫にあつては、その部分の意匠は向上
するものの圧縮機が収納されている機械室部が背
面よりまる見えとなつている為、背面意匠が冷蔵
庫の他の面意匠と同じように良くなつたと云うも
のでもない。
更に、このタイプの冷蔵庫にあつてはコンデン
サーとなる冷蔵庫の背面板と据付面積間には、先
のコンデンサーの放熱を阻止しないよう間隔をと
つて壁との間に据付けなければならないので、併
設して設けられる流し台等から該冷蔵庫背面と壁
等が作る間隔内に物品を落してしまう欠陥があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案はこれらの欠陥を改良すべく、冷蔵庫の
背面板との間に煙突を形成すべく覆板を略冷蔵庫
の全長にわたつて取付け、機械室内に取付けられ
る圧縮機及びコンデンサーの熱を該煙突を利用し
て、しかも、送風機を用いることなく自然対流に
て外部に放熱されるようにし、この覆板は背面の
壁等に密着して取付けられるようにして意匠的に
も据付面からも優れた冷蔵庫を得るようにするば
かりでなく、この種冷蔵庫の組立性を向上させた
ものである。
〔考案の概要〕
即ち、冷蔵庫本体の背面全域を覆う覆板を設
け、この覆板と冷蔵庫の背面板との間に上部が冷
蔵庫本体の天井面で開口し、下部が機械室と連通
する煙突を形成し、この煙突の上部開口部に吹出
口を有する化粧枠を取付けると共に、前記化粧枠
に化粧片と押え片とで覆板の上端部を挾持する係
合溝を形成し、且つその化粧片の一部に着脱自在
となる化粧片部を形成し、この化粧片部に対向す
る押え片に前記覆板を係止する係止部を設け、覆
板の上端部に設けられた切欠穴に前記係止部を係
止させ、且つ覆板の両側上端を前記係合溝に挾持
させると共に、前記覆板の切欠穴部分を覆いかく
す如く、前記着脱自在の化粧片部を化粧枠と覆板
とに係止するようにしたことを特徴とする冷蔵庫
である。
〔考案の実施例〕
以下本考案の詳細を図に示す一実施例で説明す
ると、1は冷蔵庫本体、この冷蔵庫本体1は外箱
2、発泡断熱材3、内箱4等より成るもので、下
部に圧縮機5及びコンデンサー6を収納する機械
室7を形成している。9は内箱4が形成する庫内
8の前面開口部を閉塞する扉である。10は冷蔵
庫の背面板2aとわずかの間隔(30〜70mm)をお
いて取付けられる覆板である。この覆板10は第
1図にも示す如く冷蔵庫本体の全長にわたつて設
けられるもので機械室7部も覆うものである。
即ち、この覆板10は冷蔵庫背面板2aとの間
に煙突11を形成するものである。12は取付状
態に於いて、前後する面に吹出口12a,12b
を有す化粧枠である。しかして前方への吹出口1
2aはテーブル面2bと略同じ高さに形成されて
いる。又、後方への吹出口12bは冷蔵庫を据え
付けた際、その吹出口と壁面13との間に隙間が
形成されるよう覆板10面より手前側に形成され
ている。14は先のテーブル面2aの前部に設け
たガード片である。このガード片14は先のテー
ブル面2b上に載せられた物品が吹出口を塞ぐの
を防止するものである。15は機械室7の下面を
形成するベースである。先の覆板10の下端はこ
のベース15に当接し、機械室7と煙突11とを
連通させている。16は上記ベース15に設けら
れた吸込口である。17はその吸込口の真上でし
かも巾一杯に設けられたワイヤーコンデンサーで
ある。これらは何れも図にも示す如く機械室7内
に設置されている他、圧縮機5は煙突11の略下
側に位置し、ワイヤーコンデンサー17は先の空
気吸込口に臨んで取付けられている。19は機械
室7の前面をカバーする機械室カバーである。2
0は冷却器に付着した霜をとかした際の除霜水受
皿である。21は脚である。この脚21の高さは
20〜50mm位のもので、冷蔵庫据付時ベース15下
面と床面等との間に完全な間隔を作るものであ
る。従つて、冷蔵庫のコンデンサー及び圧縮機と
外気との熱交換は、コンデンサー17下面の吸込
口16より、ワイヤーコンデンサー17に対して
略直交して入る空気により先づコンデンサー17
が十分に熱交換し次いで圧縮機5部に至る。コン
デンサー17の温度は通常40〜50℃であるから70
℃〜80℃近辺の温度となつている圧縮機5と更に
熱交換し、軽くなり煙突11内を上昇するもので
ある。上昇した空気は、本案の化粧枠に設けられ
た吹出口12a,12bより外部に放出されるも
のである。この時煙突11はコンデンサー17、
圧縮機5を経由した高温度空気を集める役目を果
す。こうして起る自然対流により本冷蔵庫は従来
送風機を用いて放熱させていた冷蔵庫と同様の効
果を果すものである。22は先の化粧枠12に設
けられた係合溝を示す。この係合溝22には、図
にも示す如く覆板10の上端が差し込まれるもの
である。又、この係合溝22は、化粧片22aと
押え片22bとで形成されている。更に上記化粧
片22aの略中央部は図にも示す如く切欠かれて
おり、その部分は化粧片22aに設けられた取付
用爪23により、化粧枠22に対し着脱自在の化
粧片部22a′にて閉塞される。24は着脱自在と
された化粧片部22a′に対向する押え片に設けら
れた鉤状の係止部である。この係止部24は先の
覆板10上端に設けた切欠穴25を組立時係止さ
せるものである。即ち、上記覆板10を一枚板に
した場合、相当大きく、更に重にものとなるの
で、組立性が悪い。そこで覆板10上端を先の係
止部24に懸架させるようにしたものである。こ
れとともに覆板上端両側を係合溝22に差し込ん
でおくようにすることにより、該覆板10の前
後、左右の動きを拘束出来、以後の作業を容易に
出来るものである。
かくの如く、覆板10を化粧枠12に取付けた
後、上記着脱自在の化粧片部22a′はその取付用
爪23を覆板10側の孔26を貫通し、押え片2
2b側に設けた孔27に係合し、固定されるもの
である。28,29は挾持用溝で先の化粧枠12
と一体に形成されている。そして28にはテーブ
ル面2bを形成するテーブル板が挾持され、29
には背面板2aが挾持される。このことにより化
粧枠12自体は冷蔵庫本体1に強固に固定される
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した如く、冷蔵庫の背面意匠
を極めて向上させるばかりでなく、冷蔵庫の背面
を壁面に密着して据付けることができるものであ
ります。更に鋼板でできた覆板は非常に重いもの
であり、その取付作業は困難を極めるものであつ
た。しかしながら本考案は押え片の略中央部に設
けられた係止部に覆板を引掛けておいて取付け作
業をすれば良いので、作業者1人でも十分に取付
けることができるものであり、取付け作業分数の
大幅な低減を図ることができるものであります。
また、覆板の引掛け部分は着脱自在の化粧片部で
覆い隠すことができるため、意匠効果をそこねる
ことはなく、しかも覆板の取外しが簡単である
為、アフターサービス作業が容易に行なえるもの
であります。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を備えた冷蔵庫の背面斜視図、
第2図は第1図の縦断面図、第3図はテーブル板
後部の要部拡大斜視図、第4図は第2図のA部拡
大図、第5図は本案の覆板取付状態を示す図であ
る。 1……冷蔵庫本体、2……外箱、2a……背面
板、2b……テーブル面、3……発泡断熱材、4
……内箱、5……圧縮機、6……コンデンサー、
7……機械室、8……庫内、9……扉、10……
覆板、11……煙突、12……化粧板、12a,
12b……吹出口、13……壁面、14……ガー
ド片、15……ベース、16……吸込口、17…
…ワイヤーコンデンサー、19……機械室カバ
ー、20……除霜水受皿、21……脚、22……
係合溝、22a……化粧片、22b……押え片、
22a′……化粧片22aの中央部、23……取付
用爪、24……係止部、25……切欠穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷蔵庫本体1の背面全域を覆う覆板10を設
    け、この覆板10と冷蔵庫の背面板2aとの間に
    上部が冷蔵庫本体1の天井面で開口し、下部が機
    械室7と連通する煙突11を形成した冷蔵庫にお
    いて、前記煙突11の上部開口部に吹出口12
    a,12bを有する化粧枠12を取付けると共
    に、前記化粧枠12に化粧片22aと押え片22
    bとで覆板10の上端部を挾持する係合溝22を
    形成し、且つその化粧片22aの一部に着脱自在
    となる化粧片部22a′を形成し、この化粧片部2
    2a′に対向する押え片の略中央部22bに前記覆
    板10を係止する係止部24を設け、覆板10の
    上端部に設けられた切欠穴25に前記係止部24
    を係止させ、且つ覆板10の両側上端を前記係合
    溝22に挾持させると共に、前記覆板10の切欠
    穴25部分を覆いかくす如く、前記着脱自在の化
    粧片部22a′を化粧枠12と覆板10とに係止す
    るようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
JP1979120518U 1979-09-03 1979-09-03 Expired JPS6221893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979120518U JPS6221893Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03

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JP1979120518U JPS6221893Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03

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Publication Number Publication Date
JPS5638283U JPS5638283U (ja) 1981-04-10
JPS6221893Y2 true JPS6221893Y2 (ja) 1987-06-03

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ID=29352694

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4031915Y1 (ja) * 1964-06-26 1965-11-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509664Y2 (ja) * 1971-09-17 1975-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4031915Y1 (ja) * 1964-06-26 1965-11-09

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JPS5638283U (ja) 1981-04-10

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