JPS6221819A - 電磁波シ−ルド性複合繊維 - Google Patents

電磁波シ−ルド性複合繊維

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JPS6221819A
JPS6221819A JP15732685A JP15732685A JPS6221819A JP S6221819 A JPS6221819 A JP S6221819A JP 15732685 A JP15732685 A JP 15732685A JP 15732685 A JP15732685 A JP 15732685A JP S6221819 A JPS6221819 A JP S6221819A
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JP
Japan
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fiber
fibers
electromagnetic shielding
component
metal
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JP15732685A
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English (en)
Inventor
Toshio Jitsumatsu
実松 敏夫
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Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Synthetic Fibers Ltd
Kanebo Ltd
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁波シールド性複合繊維に関する。
(従来の技術) 従来、電磁波シールド材としては、金属そのもののほか
、合成樹脂に金属粉ないしは金属繊維を混入したもの、
合成樹脂成形物の表面に導電性塗料を塗布したもの、或
いは金属メッキをほどこしたものなどが知られており、
ilZ子機器類のキャビネット等に使用されている。更
に、近年オフィスオートメ−シーンの普及が急速に進み
、オフィスオートメーシ叢ン機器が人間に及ぼす健uI
r4害が社会問題化している。
殊に、ディスプレーから放射される電磁波は人体を貫通
することから問題視されており、ユニホーム、エプロン
或いはディスプレースクリーン等の電磁波シールド性a
維製品の開発が急務と言える。こうしたことを背景に、
金属繊維或いは金属メッキ繊維を使用したもの、繊維構
造物に導電性塗料を塗布または金属メッキ加工したもの
が電磁波シールド性繊維製品として商品化され、注目を
集めている。しかしながら、金属w4紬は通常の繊維と
全く異質であるため混合方法や製品の風合いに問題があ
り、また金属繊維の変着色の欠点もある。また、金属メ
ッキなど金属皮膜を有する繊維では混合方法、製品の風
合いの面での改善が認められるものの、充分とは言えず
、金属皮膜の脱落など新たな問題も生じる。
一方、導電性金属化合物によって表面を被覆された微小
無機物短繊維を含有する重合体とw4維形成性良好な重
合体とが接合された導電性複合繊維が特開昭59−94
618号公報に提案されている。しかしながら、金属化
合物では導電性が金属に比べ劣るという欠点は免れ難く
、繊維製品に制m性を付与することはできても、電磁波
シールド効果を全く発揮マきない(たとえ、100%使
いであっても)。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者はかかる背景から、電磁波シールド効果を発揮
し、且つ加工性と製品風合いに優れた繊維を得ることを
目的に鋭意研究した結果、本発明に到達したものである
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は熱可塑性合成重合体に金属の微小繊
維を含有せしめた電磁波シールド性成分と繊維形成性合
成重合体の保護成分とが接合されてなる電磁波シールド
性複合繊維である。
本発明において使用する金属の微小繊維は、繊維状のも
のであればあらゆるものが使用可能である。好適な例と
して金、銀、銅、白金、ニッケル、アルミニウム、鉄、
錫などの単体、ステンレス鋼、黄銅などの合金の微小繊
維を挙げることができる。
また、ガラス繊維、アルミナ繊維、アルミノシリケート
繊維、炭化ケイ素繊維、炭素繊維、ボロン繊維、金属繊
維などの無機wA維、アラミド繊維、ポリイミド繊維、
アクリル系繊維など耐熱性の有機繊維の表面に金属の皮
膜を形成した微小繊維も使用することができる1、金属
の皮膜はメッキ、蒸着、溶着など公知の方法により、通
常1〜20重量%形成し、比抵抗を10 −a1以下と
することが好ましい。また、金属皮膜の形成は微小繊維
化の前に行う方が取扱い上好ましい。
微小繊維の比抵抗(体積抵抗率)は直径1c!Rの絶縁
体の円筒に試料を51詰め、上部からピストンによって
200 kqの圧力を加え、直流Fα圧を印加して(例
えば0.(101〜I V、g流1mA以下で)測定す
る。
微小繊維の大きさは、繊維径が小さいもの程、アスペク
ト比は大きいもの程、電磁波シールド効果の点で有利で
あり、且つ、複合繊維の繊維径の1/8程度以下である
ことが好ましい。すなわち、m細径は通常20 ltm
以下か好ましく、5μm以下が特に好ましい。一方、複
合M維の経細径を超えると、製糸性が著しく低下する。
アスペクト比は通常5以上が好ましく、20以上が特に
好ましい。5未満では目標とする¥ば磁波シールド効イ
sを得るためには含有量を増大せねばならず、実質的に
粒子状のものを含有させた場合と変らなくなる1、一方
、アスペクト比が500より大きくなると繊維どうしが
もつれた塊状物を形成する傾向が強くなり、製糸性も低
下してくるので、好ましくない。
結m、20〜200程度のアスペクト比を有するものが
電磁波シールド効果及び製糸性の両面で好ことはないが
、製糸性の見地からはIa維形成性のものが好ましく、
ナイロン6、ナイロン12、ナイロン66などのポリア
ミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレートなどのポリエステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどのポリオレフィン、ポリウレタン及びこれ
らを主体とする共重合体が好適である。
微小繊維の合成重合体への混合は通常、溶融状態で撹拌
混合すること(混練)により為されるが、微小繊維をで
きるだけ均一に分散することが好ましい。必要であれば
、分散剤(例えば界面活性剤、有機電解質、ポリアルキ
レンオキシドなどの低粘度ポリマー)、流動性改善剤(
例えば、可塑剤、ワックス類、ポリアルキレンオキシド
などの低粘度ポリマー)を9飢添加することもさしつか
えない。微小繊維の含有率は、微小繊維の種類、議細径
及びアスペクト比、合成重合体の種類、繊維軸方向への
延伸配向度などによって変るが、金属の場合は通常70
〜85重J1%程度であり、表面に金属の皮膜を有する
微小繊維の場合には85〜維形成性の合成重合体であれ
ば特に限定されることはないが、ナイロン6、ナイロン
66、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリプロピレンは現在、多量に商業生産さ
れている合成繊維であり、これらと混用して使用される
機会の多い電磁波シールド性複合繊維の保護成分として
好適である。また、公知の方法によりその染色受容性を
改善して合成繊維や天然amとのブレンド又は相互染色
を容易にすることもできる。或いは艶消剤、顔料、着色
剤、安定剤、制電剤などを目的に応じて公知の方法で添
加することもできる。
上記合成重合体と懺維形成性重合体の組合せは延伸など
による剥離を防止するという点から、同−又は同種の重
合体が望ましい。しかし、複合構造が芯鞘型の場合Iこ
は剥離を伴う組合せでもさほど重大な問題となることは
少ない。
本発明の繊維は上記電磁波シールド性成分と繊維形成性
重合体の保護成分とが接合されたものであり、公知の複
合紡糸装置を用いて溶融紡糸、乾式紡糸などによって製
造することができる。微小繊維を多量に含有する電磁波
シールド性成分は多くの場合、溶融流動性が低下するの
で(殊に剪断速度がtosa:  程度以下で)、溶融
押出から口金より吐出する迄の流路をできるだけ短かく
し、且つ流速を速くすること、両成分が口金の内部オリ
フィスで合流する直前の剪断速度を1osec  程度
以上にして、保護成分の溶融流動性と同質の状態で合流
させて安定した複合構造を保持するなどの工夫をするこ
とが望ましい。
14磁波シ一ルド性成分の複合比率(断面積占有率)に
ついては、微小繊維を多湿に含有する電磁波シールド性
成分が曳糸性に劣る傾向にあるため、通常80%以下が
好ましく、特に20%以下が好適である。一方、複合比
率が小さくなると複合構造を安定して保持することが困
難になり、或いは電磁波シールド性が低下する傾向が出
てくるため、通常1%以上が好ましく、特に8%以上が
好適である。第1図〜第4図は本発明の繊維の横断面図
(複合構造)の具体例である。第1図及び第2図のよう
に電磁波シールド性成分が繊維表面に露出した形状のも
のは第8図のような芯鞘型のものに比べ電磁波シールド
性が優れており、有利である。
本発明の繊維は通常10 −1以下の比抵抗を有してお
り、電磁波シールド性繊維製品にすることができる。比
抵抗が10 −1以下のものは特に好ましい。
本発明の繊維は連続フィラメント又はステープル状で、
巻縮しない状態又は巻縮した状態で単独或いは他の非導
電性の天然繊維又は人造繊維と混用して繊維製品に電磁
波シールド性を付与することができ、通常、10〜10
0%の混用率が適用される。混用方法は、混繊、合糸、
合撚糸、混紡、被覆糸、交織、交緬その他公知のあらゆ
る方法で、しかも通常の合成繊維を混用する場合と全く
同じように行うことができる。尚、本発明の#a維を少
量混用して繊維製品に訓電性を付与することも可能で、
その場合の混用率は0.01〜1%程度である。
(実施例) 以下実施例によって本発明を説明する。%は特記しない
限り1瓜%を示す。
繊維の比抵抗は、長さ101の単糸60本を束ねて両端
を金属端子と導電性接着剤で接着し、IKVの直流電圧
を印加して抵抗値を測定し、それから算出した電磁波シ
ールド性成分の比抵抗で評価した。
電磁波シールド性は、標準信号発生器として安立電気■
製1− M G 645 A jを、受信機としてヒユ
ーレット・パワカード社fM[スベクトラムアナライザ
ー8568AJを使用し、試料を受信機より8mの距離
に設定して測定した。
実施例1 表面にニッケルメッキしたガラスa維で(全重量に対す
るニッケルメッキの量は12%)、径5μm1長さ6f
fのものを50%、ナイロン6(分子ff114,00
0)を49%及び分散剤としてポリエチレンオキシド/
ポリブチレンオキシドのブロック共重合物(共重合比3
/1、分子[4,000)、流動性改善剤としてステア
リン酸マグネシウム塩各0゜5%とを常圧窒素気流下2
70°Cで2回溶融混練して電磁波シールド性組成物(
ペレット状)A、  を得た。Al中に含まれるニッケ
ルメッキガラス繊維は混練により切断され、100〜1
000μmの範囲の長さになっていた。
次いで、AIを電磁波シールド性成分に、酸化チタンを
0.85%含む分子ff116,000のナイロン6(
B1とする)を保護成分に用いて第1図のような複合構
造″′2溶融紡糸した(但し、電磁波シールド性フィラ
メントは8本で、残りの16本は電磁波シールド性成分
のない通常のフィラメントからなる混成糸)。すなわち
電磁波シールド性フィラメントにおける両成分の複合比
(体積)は1:6、紡糸温度280°Cで直径0.25
jflのオリフィスから紡出し、冷却・オイリングしな
がら700m/分の速度で捲取った。次いで90°C1
8,1倍で延伸し、170 ”Cの熱板1こ接触させた
後、160デニール24フイラメントの延伸糸Y1を得
た。
紡糸、延伸工程における糸切れはほとんどなく、製糸性
は良好であった。また、Yl  は通常のナイロン6の
フィラメントと同じように非常にしなやかであった。
比較例1 表面に酸化錫の皮膜を有するガラス繊維で(全重量に対
する皮膜量は15%、酸化アンチモンを酸化錫に対し1
0%含む)、径5μm、長さ6jll11のものを使用
して、実施例1と同様に混練、紡糸、延伸して160デ
ニール24フイラメントの延伸、;’:Y2を得た。次
いで、Yl及びY2を仮撚加工した後、丸編布にした。
第1表にYl、Y2の重性能及びこれらの丸編布の電磁
波シールド性を示す。
第1表 実施例2 繊維径8μm1長さ811IIのステンレスg!j繊維
を75%、メルトフロー15のポリプロピレンを24%
及び実施例1と同様、分散剤と流動性改善剤釜0.5%
とを混練して電磁波シールド性組成物A2を得た。
次に、A2 を電磁波シールド性成分に、酸化チタンを
0.85%含む分子fi15,000のポリエチレンテ
レフタレートを保護成分に用いて第3図のような複合構
造で溶融紡糸した。すなわち複合比は1:10、紡糸温
度295°Cで直径0゜30mのオリフィスから紡出し
、冷却・オイリングしなから1.□oom/分の速度で
捲取った。次いで100°C18,2倍で延伸し、14
0°Cの熱板に接触させた後、72デニール24フイラ
メントの延伸糸Y8を得た。製糸性は良好であり、また
Y3 は通常のポリエチレンテレフタレートのフィラメ
ント同様に非常にしなやかであった。
比較例2 比較例1で使用した酸化錫の皮膜を有するガラス繊維で
、径が8μmのものを51%、実施例2で使用したポリ
プロピレンを48%及び分散剤と流動性改善剤釜0,5
%とを実施例2と同様に混練し、次に紡糸、延伸して7
2デニール24フイラメントの延伸糸Y4を得た9) 次いで、Y8及びY4を巻縮を有するステープルにした
後、不織布にした(目付は800IIm’、バインダー
はアクリル酸エステルを使用)。第2表にYl、Y2の
糸性能及びこれらの不織布の電磁。
波シールド性を示す1、 第2表 (発明の効果) 本発明の繊維は、第1表及び第2表から明らかなように
金属並みの導電性を有しており、それ故1磁波シールド
性繊維製品に使用することができる。また、本発明のm
mは複合ffl維であり、士*通常の合成w4紬と同じ
ようにしなやかであるため、取扱いも全く同様に行うこ
とができ、工業的生産並ひに加工へのむ出汁が高いとい
う効果もある1゜
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明a維の横断面図の具体例であり
、第1図及び第2図は;電磁波シールド性成分が繊維表
面に露出した(Δ清の例である。図中符号Aは電磁波シ
ールド性成分、Bは保護成分を〃イネ′り合刺呟林式分
子ヱ 手纜補正書 昭和60年10月17日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成重合体に金属の微小繊維を含有せし
    めた電磁波シールド性成分と繊維形成性熱可塑性合成重
    合体の保護成分とが接合されてなる電磁波シールド性複
    合繊維。
  2. (2)微小繊維の大きさが5μm以下の繊維径、20〜
    200のアスペクト比である特許請求の範囲第1項記載
    の繊維。
  3. (3)電磁波シールド性成分が金属の微小繊維を70〜
    85重量%含有している特許請求の範囲第1項記載の繊
    維。
  4. (4)電磁波シールド性成分が表面に金属の皮膜を有す
    る微小繊維を35〜75重量%含有している特許請求の
    範囲第1項記載の繊維。
  5. (5)電磁波シールド性成分の比抵抗が10^−^1Ω
    ・cm以下である特許請求の範囲第1項記載の繊維。
  6. (6)繊維横断面において電磁波シールド性成分が3〜
    20%の面積を占める特許請求の範囲第1項記載の繊維
JP15732685A 1985-07-16 1985-07-16 電磁波シ−ルド性複合繊維 Pending JPS6221819A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7775029B2 (en) * 2007-01-29 2010-08-17 Korea Institute Of Industrial Technology Manufacturing method and apparatus for producing digital yarns using hybrid metal for high speed communication and digital yarns thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7775029B2 (en) * 2007-01-29 2010-08-17 Korea Institute Of Industrial Technology Manufacturing method and apparatus for producing digital yarns using hybrid metal for high speed communication and digital yarns thereof
US7984604B2 (en) 2007-01-29 2011-07-26 Korea Institute Of Industrial Technology Manufacturing method and apparatus for producing digital yarns using hybrid metal for high speed communication and digital yarns thereof

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