JPS6221754A - アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方法 - Google Patents
アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方法Info
- Publication number
- JPS6221754A JPS6221754A JP60156912A JP15691285A JPS6221754A JP S6221754 A JPS6221754 A JP S6221754A JP 60156912 A JP60156912 A JP 60156912A JP 15691285 A JP15691285 A JP 15691285A JP S6221754 A JPS6221754 A JP S6221754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- borosilicate glass
- alumina
- glass composite
- composite
- tempering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の最終加熱工程にお
いて、冷却速度を100℃/hとして、複合体の内部と
表面とにおける熱収縮量の差を緩和し、これによって微
細なりランクの発生を防止する。
いて、冷却速度を100℃/hとして、複合体の内部と
表面とにおける熱収縮量の差を緩和し、これによって微
細なりランクの発生を防止する。
本発明は、半導体回路基板、特に多層セラミック回路基
板に適するアルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方
法に関する。
板に適するアルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方
法に関する。
〔従来の技術と発明の解決しようとする問題点〕アルミ
ナ−ほうけい酸ガラス複合体の最終焼成工程において常
温に戻すときに、従来は自然放冷にまかせており、その
冷却速度は500℃/h程度であった。そのため複合体
の内部と表面とにおける熱収縮量の差が大きく、複合体
に微細なりラックが多数発生して、強さの局部的なばら
つきが増え、複合体全体としての強さが低下する問題が
あった。
ナ−ほうけい酸ガラス複合体の最終焼成工程において常
温に戻すときに、従来は自然放冷にまかせており、その
冷却速度は500℃/h程度であった。そのため複合体
の内部と表面とにおける熱収縮量の差が大きく、複合体
に微細なりラックが多数発生して、強さの局部的なばら
つきが増え、複合体全体としての強さが低下する問題が
あった。
上記問題点は、アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の最
終加熱工程において、冷却速度を100℃/h以下とし
、これによってアルミナとほうけい酸ガラスとの熱収縮
量の差を小さくすることを特徴とする、アルミナ−ほう
けい酸ガラス複合体の強化方法によって解決することが
できる。
終加熱工程において、冷却速度を100℃/h以下とし
、これによってアルミナとほうけい酸ガラスとの熱収縮
量の差を小さくすることを特徴とする、アルミナ−ほう
けい酸ガラス複合体の強化方法によって解決することが
できる。
最終加熱工程として、約1000℃に加熱する焼結工程
とすることができる。
とすることができる。
最終加熱工程として、複合体の焼結後に再び約400°
Cに加熱するほうけい酸ガラス自身の歪とり工程とする
ことができる。
Cに加熱するほうけい酸ガラス自身の歪とり工程とする
ことができる。
実施例1
平均粒径5μmのα−アルミナ粉末23重量%、平均粒
径4μmのほうけい酸ガラス粉末23重量%、ブチラー
ル樹脂6型四%、ジブチルフタレート2重量%、アセト
ン46重量%の混合物をボールミルで24時間混練して
スラリーとして、このスラリーをドクタブレード法によ
り厚み約300μmに成形してグリーンシートとした。
径4μmのほうけい酸ガラス粉末23重量%、ブチラー
ル樹脂6型四%、ジブチルフタレート2重量%、アセト
ン46重量%の混合物をボールミルで24時間混練して
スラリーとして、このスラリーをドクタブレード法によ
り厚み約300μmに成形してグリーンシートとした。
このグリーンシートを200 X 200 amに打抜
いたもの30枚を約30MPaで積層し、約500℃に
加熱してバインダ抜きを行ない、その後1000°Cで
2時間加熱して焼結し、冷却速度100℃/hで徐冷し
てアルミナ−ほうけい酸ガラス複合体とした。この曲げ
強さは220MPaであった。
いたもの30枚を約30MPaで積層し、約500℃に
加熱してバインダ抜きを行ない、その後1000°Cで
2時間加熱して焼結し、冷却速度100℃/hで徐冷し
てアルミナ−ほうけい酸ガラス複合体とした。この曲げ
強さは220MPaであった。
実施例2
焼結後に空冷して冷却した後に、ほうけい酸ガラス自身
の歪点である約400℃まで再び昇温し、冷却速度10
0℃/hで徐冷したことの他は実施例1と同様にしてア
ルミナ−ほうけい酸ガラス複合体とした。この曲げ強さ
は210MPaであった。
の歪点である約400℃まで再び昇温し、冷却速度10
0℃/hで徐冷したことの他は実施例1と同様にしてア
ルミナ−ほうけい酸ガラス複合体とした。この曲げ強さ
は210MPaであった。
ル蚊燃
焼結後の冷却を空冷として、冷却速度500℃/hとし
たことの他は実施例1と同様にしてアルミナ−ほうけい
酸ガラス複合体を得、この曲げ強さは170MPaであ
った。
たことの他は実施例1と同様にしてアルミナ−ほうけい
酸ガラス複合体を得、この曲げ強さは170MPaであ
った。
本発明のアルミナ−ほうけい酸ガラス複合体は、熱収縮
量の差が少ないので、微細なりランクが少なくて、曲げ
強さが大きく、また強さのばらつきも少いので、多層セ
ラミック回路基板として使用するのに適する。
量の差が少ないので、微細なりランクが少なくて、曲げ
強さが大きく、また強さのばらつきも少いので、多層セ
ラミック回路基板として使用するのに適する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の最終加熱工程
において、冷却速度を100℃/h以下とし、これによ
ってアルミナとほうけい酸ガラスとの熱収縮量の差を小
さくすることを特徴とする、アルミナ−ほうけい酸ガラ
ス複合体の強化方法。 2、最終加熱工程が、焼結工程である、特許請求の範囲
第1項記載の方法。 3、最終加熱工程が、複合体の焼結後に再び加熱するほ
うけい酸ガラス自身の歪とり工程である、特許請求の範
囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60156912A JPS6221754A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60156912A JPS6221754A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6221754A true JPS6221754A (ja) | 1987-01-30 |
Family
ID=15638096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60156912A Pending JPS6221754A (ja) | 1985-07-18 | 1985-07-18 | アルミナ−ほうけい酸ガラス複合体の強化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221754A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5696776A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | White alumina ceramic composition for electronic parts |
JPS57114204A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | Tokyo Shibaura Electric Co | Metal oxide nonlinear resistor |
JPS60103075A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-06-07 | 旭硝子株式会社 | セラミツク基板用組成物 |
JPS61222957A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-03 | 株式会社住友金属セラミックス | 低温焼成セラミックスの製造法 |
-
1985
- 1985-07-18 JP JP60156912A patent/JPS6221754A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5696776A (en) * | 1979-12-29 | 1981-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | White alumina ceramic composition for electronic parts |
JPS57114204A (en) * | 1981-01-08 | 1982-07-16 | Tokyo Shibaura Electric Co | Metal oxide nonlinear resistor |
JPS60103075A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-06-07 | 旭硝子株式会社 | セラミツク基板用組成物 |
JPS61222957A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-03 | 株式会社住友金属セラミックス | 低温焼成セラミックスの製造法 |
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