JPS61134585A - 薄肉アルミナ匣鉢の製造方法 - Google Patents
薄肉アルミナ匣鉢の製造方法Info
- Publication number
- JPS61134585A JPS61134585A JP59256452A JP25645284A JPS61134585A JP S61134585 A JPS61134585 A JP S61134585A JP 59256452 A JP59256452 A JP 59256452A JP 25645284 A JP25645284 A JP 25645284A JP S61134585 A JPS61134585 A JP S61134585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- firing
- alumina
- thin
- sagger
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はセラミックス製品の焼成用として用いられる薄
肉アルミナ匣鉢に関する。
肉アルミナ匣鉢に関する。
従来、セラミックス製品の焼成用として用いられている
アルミナ匣鉢は原料粉末に適当なバインダーを添加し、
プレス成形で成形した後、焼成することにより製造され
ている。このようにプレス成形を用いて製造されたアル
ミナ匣鉢では、肉厚を薄くしすぎると成形時にクラック
が発生し易く、また焼成時に変形し易いため、ある程度
肉厚を厚くしなければならない、このため従来のアルミ
ナ匣鉢の肉厚は5〜iomsであった。
アルミナ匣鉢は原料粉末に適当なバインダーを添加し、
プレス成形で成形した後、焼成することにより製造され
ている。このようにプレス成形を用いて製造されたアル
ミナ匣鉢では、肉厚を薄くしすぎると成形時にクラック
が発生し易く、また焼成時に変形し易いため、ある程度
肉厚を厚くしなければならない、このため従来のアルミ
ナ匣鉢の肉厚は5〜iomsであった。
しかし、このように肉厚の厚いアルミナ匣鉢を用いてセ
ラミックス製品の焼成を行なった場合、焼成エネルギー
コストが高く、しかも昇温時及び降温時にヒートショッ
クで割れ易い等の欠点があった。
ラミックス製品の焼成を行なった場合、焼成エネルギー
コストが高く、しかも昇温時及び降温時にヒートショッ
クで割れ易い等の欠点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ 。
す、使用時の焼成エネルギーコストを低減できるととも
にヒートショックによる割れが少ない薄肉アルミナ匣鉢
を提供しようとするものである。
にヒートショックによる割れが少ない薄肉アルミナ匣鉢
を提供しようとするものである。
本発明の薄肉アルミナ匣鉢は、平均粒径0.7ILm以
下のアルミナ粉末を泥漿化して鋳込成形により成形し、
焼成してなるものである。
下のアルミナ粉末を泥漿化して鋳込成形により成形し、
焼成してなるものである。
このような肉厚の薄いアルミナ匣鉢によれば、使用時の
焼成エネルギーコストを低減できるとともにヒートショ
ックによる割れを減少することができる。
焼成エネルギーコストを低減できるとともにヒートショ
ックによる割れを減少することができる。
本発明において、平均粒径0.7gm以下のアルミナ粉
末を用いるのは、平均粒径が0.7gmt−超えると、
焼成温度を1650°C以上にしないと焼結しないが、
1650℃以上の温度での焼成では変形が大きくなり、
商品価値が落るとともに、結晶粒径が51Lm以上にな
り、ヒートショックによる割れも増大するためである。
末を用いるのは、平均粒径が0.7gmt−超えると、
焼成温度を1650°C以上にしないと焼結しないが、
1650℃以上の温度での焼成では変形が大きくなり、
商品価値が落るとともに、結晶粒径が51Lm以上にな
り、ヒートショックによる割れも増大するためである。
なお1本発明において、成形体の焼成温度は1530〜
1650℃であることが望ましい、これは、1530℃
未満の焼成温度では焼結不足となり、圧電セラミックス
などの雰囲気焼成には使用できないためであり、一方1
650″Cを超える焼成温度では匣鉢の焼成変形が大き
くなって商品価値が下がり、また結晶粒径が5gm以上
になりヒートショックによる割れも増大するためである
。
1650℃であることが望ましい、これは、1530℃
未満の焼成温度では焼結不足となり、圧電セラミックス
などの雰囲気焼成には使用できないためであり、一方1
650″Cを超える焼成温度では匣鉢の焼成変形が大き
くなって商品価値が下がり、また結晶粒径が5gm以上
になりヒートショックによる割れも増大するためである
。
以下、本発明の詳細な説明する。
まず、平均粒径005gmのアルミナ粉末を用意し、水
中に分散させて泥漿化した。次に、この泥漿を石膏型を
用いて鋳込成形し、肉厚3〜5m+sに成形した。つづ
いて、1550℃で焼成し、アルミナ匣鉢を得た。
中に分散させて泥漿化した。次に、この泥漿を石膏型を
用いて鋳込成形し、肉厚3〜5m+sに成形した。つづ
いて、1550℃で焼成し、アルミナ匣鉢を得た。
このように、鋳込成形で成形を行なうため、容易に肉薄
の成形体を得ることができる。しかも1550℃程度の
通常の焼成温度に比べると極めて低い温度で焼結させる
ことができるため、アルミナ匣鉢の変形が少なく、商品
価値が高い、なお、得られたアルミナ匣鉢の結晶粒径は
約5pmであった・ 得られたアルミナ匣鉢を用いて以下のような条件で圧電
セラミックスの焼成を行ない、ヒートショックによる割
れが発生するまでの使用回数を謂へ、従来のアルミナ匣
鉢との比較を行な・た、 1まず、昇温速度を10
0℃/hrとし、1200℃で2時間保持するという条
件の場合、従来のアルミナ匣鉢では10〜20回の使用
で割れが発生したのに対し、本発明のアルミナ匣鉢では
50〜100回使用できるようになった。また、昇温速
度を300℃/hrとし、1200℃で2時間保持する
という条件の場合、従来のアルミナ匣鉢では1〜2回の
使用で割れが発生したのに対し1本発明のアルミナ匣鉢
では40〜70回使用できるようになった。
の成形体を得ることができる。しかも1550℃程度の
通常の焼成温度に比べると極めて低い温度で焼結させる
ことができるため、アルミナ匣鉢の変形が少なく、商品
価値が高い、なお、得られたアルミナ匣鉢の結晶粒径は
約5pmであった・ 得られたアルミナ匣鉢を用いて以下のような条件で圧電
セラミックスの焼成を行ない、ヒートショックによる割
れが発生するまでの使用回数を謂へ、従来のアルミナ匣
鉢との比較を行な・た、 1まず、昇温速度を10
0℃/hrとし、1200℃で2時間保持するという条
件の場合、従来のアルミナ匣鉢では10〜20回の使用
で割れが発生したのに対し、本発明のアルミナ匣鉢では
50〜100回使用できるようになった。また、昇温速
度を300℃/hrとし、1200℃で2時間保持する
という条件の場合、従来のアルミナ匣鉢では1〜2回の
使用で割れが発生したのに対し1本発明のアルミナ匣鉢
では40〜70回使用できるようになった。
更に、焼成エネルギーコストも従来のアルミナ匣鉢より
も大幅に低減することができた。
も大幅に低減することができた。
以上詳述した如く本発明のアルミナ匣鉢によれば、焼成
エネルギーコストを低減するとともに昇温時及び降温時
のヒートショックによる割れを減少できる等顕著な効果
を奏するものである。
エネルギーコストを低減するとともに昇温時及び降温時
のヒートショックによる割れを減少できる等顕著な効果
を奏するものである。
Claims (1)
- 平均粒径0.7μm以下のアルミナ粉末を泥漿化して鋳
込成形により成形し、焼成してなる薄肉アルミナ匣鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256452A JPS61134585A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 薄肉アルミナ匣鉢の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59256452A JPS61134585A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 薄肉アルミナ匣鉢の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61134585A true JPS61134585A (ja) | 1986-06-21 |
JPH0425475B2 JPH0425475B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17292843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59256452A Granted JPS61134585A (ja) | 1984-12-06 | 1984-12-06 | 薄肉アルミナ匣鉢の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61134585A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9500192B2 (en) | 2013-02-06 | 2016-11-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Compressed air supply apparatus |
-
1984
- 1984-12-06 JP JP59256452A patent/JPS61134585A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9500192B2 (en) | 2013-02-06 | 2016-11-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Compressed air supply apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425475B2 (ja) | 1992-04-30 |
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