JPS6221744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221744Y2 JPS6221744Y2 JP1981066806U JP6680681U JPS6221744Y2 JP S6221744 Y2 JPS6221744 Y2 JP S6221744Y2 JP 1981066806 U JP1981066806 U JP 1981066806U JP 6680681 U JP6680681 U JP 6680681U JP S6221744 Y2 JPS6221744 Y2 JP S6221744Y2
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- JP
- Japan
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- breather
- breather pipe
- open end
- water
- starter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 18
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 22
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 2
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 description 1
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、歩行型耕耘機に搭載するエンジンを
始動するためのスタータにおいて、そのスタータ
ケース内に水が浸入するのを防止すると共に、ス
タータケース内に浸入した水を排出し易くしたス
タータのブリーザー装置に関する。
始動するためのスタータにおいて、そのスタータ
ケース内に水が浸入するのを防止すると共に、ス
タータケース内に浸入した水を排出し易くしたス
タータのブリーザー装置に関する。
従来、この種ブリーザー装置として、スタータ
ケースの下部にブリーザー孔を設け、このブリー
ザー孔に連結したブリーザーパイプの開口端をス
ターターケースの上方に取付けたものが提案され
ているが(実公昭52−40091号公報参照)、このも
のでは、ブリーザーパイプの開口端が上方を向い
ているため雨天あるいは洗車時にそこから水を浸
入し易く、またブリーザーパイプに水が溜つた場
合、いちいちブリーザーパイプの開口端側を外し
て溜つた水を排出しなければならないという欠点
を有していた。
ケースの下部にブリーザー孔を設け、このブリー
ザー孔に連結したブリーザーパイプの開口端をス
ターターケースの上方に取付けたものが提案され
ているが(実公昭52−40091号公報参照)、このも
のでは、ブリーザーパイプの開口端が上方を向い
ているため雨天あるいは洗車時にそこから水を浸
入し易く、またブリーザーパイプに水が溜つた場
合、いちいちブリーザーパイプの開口端側を外し
て溜つた水を排出しなければならないという欠点
を有していた。
そこで、本考案は、ブリーザーパイプをクラン
クケースの後方まで延設すると共に、耕耘機の通
常姿勢時において上記ブリーザーパイプがその開
口端に向つて順次後傾斜するように、ブリーザー
パイプの開口端を機体フレーム上方でしかもブリ
ーザー孔よりも下方に配設し、更に該開口端を、
ボンネツト部の下方位置でかつフライホイールの
反対方向に向くように位置することを特徴とし、
もつて前述欠点を解消した耕耘機におけるスター
タのブリーザー装置を提供することを目的とする
ものである。
クケースの後方まで延設すると共に、耕耘機の通
常姿勢時において上記ブリーザーパイプがその開
口端に向つて順次後傾斜するように、ブリーザー
パイプの開口端を機体フレーム上方でしかもブリ
ーザー孔よりも下方に配設し、更に該開口端を、
ボンネツト部の下方位置でかつフライホイールの
反対方向に向くように位置することを特徴とし、
もつて前述欠点を解消した耕耘機におけるスター
タのブリーザー装置を提供することを目的とする
ものである。
以下、第1図ないし第4図に沿つて、本考案に
よる実施例を説明する。
よる実施例を説明する。
歩行型耕耘機1は、第1図および第2図に示す
ように、左右の駆動車輪2で懸架されている機体
フレーム3を有している。上記機体フレーム3の
前部にはエンジン5が搭載され、またエンジン5
下部には、第3図および第4図に示すように、ク
ランクケース6が配設され、その前方に本考案に
よるブリーザー装置を備えたスタータケース7
が、そしてその側方にはフライホイールを収容す
るフライホイールカバー9が設けられ、更にエン
ジン5の後方にはハンドル10が延設され、ま
た、機体フレーム3の後方でハンドル10の下方
には耕耘装置11が連結されている。スタータケ
ース7は、第3図に示すように、その下部にブリ
ーザー孔12が設けられており、該ブリーザー孔
12には例えば軟質ビニール等の可撓性合成樹脂
材料からなるブリーザーパイプ13が連結されて
いる。そして、ブリーザーパイプ13は、第2図
に示すような耕耘機の通常姿勢時において、ブリ
ーザー孔12からブリーザーパイプ13の開口端
13aに向つて順次後傾斜するように、上記開口
端13aを機体フレーム3の上方でしかもブリー
ザー孔12よりも下方に配設し、かつブリーザー
パイプ13はクランクケース6の後方でエンジン
5のボンネツト部15の下方位置まで延設され、
その部分で上記開口端13aが機体フレーム3上
に設けられた留金16によつて、フライホイール
の反対方向に向くように固定されるようになつて
いる。
ように、左右の駆動車輪2で懸架されている機体
フレーム3を有している。上記機体フレーム3の
前部にはエンジン5が搭載され、またエンジン5
下部には、第3図および第4図に示すように、ク
ランクケース6が配設され、その前方に本考案に
よるブリーザー装置を備えたスタータケース7
が、そしてその側方にはフライホイールを収容す
るフライホイールカバー9が設けられ、更にエン
ジン5の後方にはハンドル10が延設され、ま
た、機体フレーム3の後方でハンドル10の下方
には耕耘装置11が連結されている。スタータケ
ース7は、第3図に示すように、その下部にブリ
ーザー孔12が設けられており、該ブリーザー孔
12には例えば軟質ビニール等の可撓性合成樹脂
材料からなるブリーザーパイプ13が連結されて
いる。そして、ブリーザーパイプ13は、第2図
に示すような耕耘機の通常姿勢時において、ブリ
ーザー孔12からブリーザーパイプ13の開口端
13aに向つて順次後傾斜するように、上記開口
端13aを機体フレーム3の上方でしかもブリー
ザー孔12よりも下方に配設し、かつブリーザー
パイプ13はクランクケース6の後方でエンジン
5のボンネツト部15の下方位置まで延設され、
その部分で上記開口端13aが機体フレーム3上
に設けられた留金16によつて、フライホイール
の反対方向に向くように固定されるようになつて
いる。
本実施例は以上のような構成を有するので、第
2図に示すような通常姿勢時において雨天作業あ
るいは洗車を行なう際には、ブリーザーパイプ1
3の開口端13aがエンジン5のボンネツト部1
5の下方にあり、しかも開口端13aが横を向い
ているため、該ボンネツト部15の屋根作用等に
よりブリーザーパイプ13の開口端13aからは
水が浸入しにくく、たとえ水が浸入したり、また
例えばスタータケース7内が冷却されて結露を生
じ内部に水が溜つたとしても、ブリーザーパイプ
13の前述した後傾斜配置により浸入した水ある
いは結露で生じた水が排出される。また、代掻作
業を行なう際の耕耘機回向時において、第1図に
示すような前傾の回向姿勢をとつた場合には、ブ
リーザーパイプ13の開口端13aがスタータケ
ース7より上側となり、水面H−Hからもかなり
上方に位置するようになるため、開口端13aが
水面H−H下に没してそこから水がスタータケー
ス7内に浸入するようなことはなく、更に、フラ
イホイールカバー9内にその間隙から入つた水が
フライホイールによつて後方等に飛散したとして
も、ブリーザーパイプ13の開口端13aがクラ
ンクケース6の後方にあつてフライホイールカバ
ー9と反対方向に向いているため、水の浸入はな
い。そして、万一何らかの原因で上記開口端13
aから水が浸入しても、耕耘機1の回向が終了し
た時点で第2図に示すような通常姿勢に戻せば、
前述したブリーザーパイプ13の後傾斜配置によ
り浸入した水がブリーザーパイプ13の開口端1
3aを何らの取外し操作を行なうことなく速やか
に排出される。
2図に示すような通常姿勢時において雨天作業あ
るいは洗車を行なう際には、ブリーザーパイプ1
3の開口端13aがエンジン5のボンネツト部1
5の下方にあり、しかも開口端13aが横を向い
ているため、該ボンネツト部15の屋根作用等に
よりブリーザーパイプ13の開口端13aからは
水が浸入しにくく、たとえ水が浸入したり、また
例えばスタータケース7内が冷却されて結露を生
じ内部に水が溜つたとしても、ブリーザーパイプ
13の前述した後傾斜配置により浸入した水ある
いは結露で生じた水が排出される。また、代掻作
業を行なう際の耕耘機回向時において、第1図に
示すような前傾の回向姿勢をとつた場合には、ブ
リーザーパイプ13の開口端13aがスタータケ
ース7より上側となり、水面H−Hからもかなり
上方に位置するようになるため、開口端13aが
水面H−H下に没してそこから水がスタータケー
ス7内に浸入するようなことはなく、更に、フラ
イホイールカバー9内にその間隙から入つた水が
フライホイールによつて後方等に飛散したとして
も、ブリーザーパイプ13の開口端13aがクラ
ンクケース6の後方にあつてフライホイールカバ
ー9と反対方向に向いているため、水の浸入はな
い。そして、万一何らかの原因で上記開口端13
aから水が浸入しても、耕耘機1の回向が終了し
た時点で第2図に示すような通常姿勢に戻せば、
前述したブリーザーパイプ13の後傾斜配置によ
り浸入した水がブリーザーパイプ13の開口端1
3aを何らの取外し操作を行なうことなく速やか
に排出される。
以上説明したように、本考案によれば、ブリー
ザーパイプ13をクランクケース6の後方まで延
設すると共に、耕耘機1の通常姿勢時において上
記ブリーザーパイプ13がその開口端13aに向
つて順次後傾斜するように、ブリーザーパイプ1
3の開口端13aを機体フレーム3の上方でしか
もスタータケース7の下部に設けたブリーザー孔
12よりも下方に配設し、更に該開口端13を、
ボンネツト部15の下方位置でかつフライホイー
ル9の反対方向に向くように位置したので、水田
における耕耘機1の回向時に耕耘機1が前傾姿勢
となつてもブリーザーパイプ13の開口端13a
から水が浸入することがなく、また、その際フラ
イホイール9からの飛散水の影響を受けにくく、
更に雨水の侵入をも防止し得、その上、通常姿勢
時にはブリーザーパイプ13内に溜つた水は自然
に排出されるので、従来のもののようにブリーザ
ーパイプの開口端をいちいち取外して内部に溜つ
た水を排出操作する等の手間を全く必要としな
い。
ザーパイプ13をクランクケース6の後方まで延
設すると共に、耕耘機1の通常姿勢時において上
記ブリーザーパイプ13がその開口端13aに向
つて順次後傾斜するように、ブリーザーパイプ1
3の開口端13aを機体フレーム3の上方でしか
もスタータケース7の下部に設けたブリーザー孔
12よりも下方に配設し、更に該開口端13を、
ボンネツト部15の下方位置でかつフライホイー
ル9の反対方向に向くように位置したので、水田
における耕耘機1の回向時に耕耘機1が前傾姿勢
となつてもブリーザーパイプ13の開口端13a
から水が浸入することがなく、また、その際フラ
イホイール9からの飛散水の影響を受けにくく、
更に雨水の侵入をも防止し得、その上、通常姿勢
時にはブリーザーパイプ13内に溜つた水は自然
に排出されるので、従来のもののようにブリーザ
ーパイプの開口端をいちいち取外して内部に溜つ
た水を排出操作する等の手間を全く必要としな
い。
第1図は本考案のブリーザー装置が適用されて
いる歩行型耕耘機の回向時の姿勢を示す側面図、
第2図は同じく耕耘機の通常姿勢を示す側面図、
第3図は第2図の部分正面図、そして第4図は第
3図を後側から見た図に相当するエンジン後方図
である。 1……耕耘機、2……駆動車輪、3……機体フ
レーム、6……クランクケース、7……スタータ
ケース、9……フライホイール(カバー)、12
……ブリーザ孔、13……ブリーザーパイプ、1
3a……開口端、15……ボンネツト部。
いる歩行型耕耘機の回向時の姿勢を示す側面図、
第2図は同じく耕耘機の通常姿勢を示す側面図、
第3図は第2図の部分正面図、そして第4図は第
3図を後側から見た図に相当するエンジン後方図
である。 1……耕耘機、2……駆動車輪、3……機体フ
レーム、6……クランクケース、7……スタータ
ケース、9……フライホイール(カバー)、12
……ブリーザ孔、13……ブリーザーパイプ、1
3a……開口端、15……ボンネツト部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 2輪からなる駆動車輪にて支持された機体フレ
ームの前方部分にスタータケースを配設し、該ス
タータケース下部にブリーザー孔を設け、該ブリ
ーザー孔にブリーザーパイプを連結したセルスタ
ータ付き耕耘機において、 上記ブリーザーパイプをクランクケースの後方
まで延設すると共に、耕耘機の通常姿勢時におい
てブリーザーパイプがプリーザー孔からブリーザ
ーパイプの開口端に向つて順次後傾斜するよう
に、該開口端を機体フレームの上方でしかもブリ
ーザー孔よりも下方に配設し、更に該開口端を、
ボンネツト部の下方位置でかつフライホイールの
反対方向に向くように位置することを特徴とした
耕耘機におけるスタータのブリーザー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981066806U JPS6221744Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981066806U JPS6221744Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57180154U JPS57180154U (ja) | 1982-11-15 |
JPS6221744Y2 true JPS6221744Y2 (ja) | 1987-06-02 |
Family
ID=29862829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981066806U Expired JPS6221744Y2 (ja) | 1981-05-09 | 1981-05-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6221744Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9216777B2 (en) | 2008-07-25 | 2015-12-22 | Kubota Corporation | Work vehicle |
US8414082B2 (en) | 2008-07-25 | 2013-04-09 | Kubota Corporation | Work vehicle |
JP5044500B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2012-10-10 | 株式会社クボタ | 作業車 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240091U (ja) * | 1975-09-13 | 1977-03-22 |
-
1981
- 1981-05-09 JP JP1981066806U patent/JPS6221744Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240091U (ja) * | 1975-09-13 | 1977-03-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57180154U (ja) | 1982-11-15 |
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