JPS62217247A - 角度出しマ−ク付与装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、印８１１製版に必要なレイアラ１一作業を
コンピュータを用いて行なういわゆるトータルスキャナ
システムにおいて、画像データ入力用スキャナのシリン
ダに貼付１プられる原画または原画に取付けられた補助
シートに、角度出しマークを付与する角度出しマーク付
与装置に関する。

（従来の技術とその問題点） カタログ、カレンダ、ららし、雑誌等の印刷物のフィル
ム原板を、トータルスキャナシステムを用いて作成する
には、印刷の最終案をスケッチした割付指定紙と、その
割付指定紙に割付けられたスペースに嵌込むべきカラー
原画とをそれぞれ準備して、以下に述べるような作業手
順でフィルム原板を作成する。ただし、以下に述べる説
明では、入出力作業とレイアウト・集版作業に関する概
略的な説明のみ行ない、レタッチ・クリエイティブ作業
については説明を省略してい把。

まず、デジタイザタブレットを用いて、割付指定紙に基
づき、Ｉ・リミング用のマスクデータと、線画データと
を入力し、それぞれメモリに記憶させる。一方、入力用
スキャナ（その詳細は後述する）により、複数のカラー
原画からそれぞれの画像データを所定の倍率（倍率の定
め方は後述する）で取込んで、メモリに記憶させる。つ
いで、編集装置により、メモリに記憶されているマスク
データと、カラー原画の画像データの中から対応するデ
ータを順次取出し、カラーモニタ上で画像表示しながら
トリミングする。このトリミング作業を全ての画像デー
タに対して行ない、これに基づいて実際の所定解像力と
サイズをもつレイアウト処理された画像データを作成し
て、メモリに記憶させる。最後に、出力装置により、前
記レイアウト処理された画像データと、前記線画データ
とをメモリから呼び出して合成しながら、出力用スキＶ
すによりページメークアップ済みの４版（黄、赤。

藍、墨）のフィルム原板を作成する。

ところで、前記のようなトータルスキャナシステムにお
いて、入力用スキャナによる画像データの取込みは次の
ようにして行なわれている。ずなわら、入力用スキャナ
のシリンダにカラー原画を貼り付け、このシリンダを定
速回転させながら走査ヘッドをシリンダ軸方向（副走査
方向）に平行移動さゼてスキャンし、カラー原画の画像
データを取込む。

この場合、カラー原画をシリンダに対し所要の角度と異
なる角度で貼り付けて画像データを入力することも可能
であるが、その場合は、編集作業時にＩＱ集装置により
画像データを座標変換（回転）処理しなければならず、
画質が劣化するとともに、座標変換のための演算時開を
要して処理時間が長くなるという問題が生じる。そこで
、従来は、カラー原画を割付指定紙上で指定された角度
に合わせてシリンダに貼り付けて、画像データを入力す
るようにしている。

前記カラー原画の角度出し作業は、従来より周知の光学
的原画投影式の角度調整機を用いて行なわれており、次
にその作業手順の１例を説明する。

たとえば、特願昭５８−７２６７９に開示されているよ
うに、カラー原画を定規に＠着された割付指定紙上に投
影し、投影倍率を調整したり、定規を移動・回転させた
りして、投影した絵柄とその絵柄に対応する割付指定紙
上のトリミング枠内の絵柄とを一致させ、定規をその角
度に保ったまま、原画を投影部から取外して定規へ移し
粘着テープで仮止めしておいて、定規を平行移動して、
入力シリンダに装着する透明フィルム上に原画を移動し
、粘着テープで固定することにより所要の角度で原画を
貼り付けるものである。

ところが、前記のような角億調整機を用いた原画貼付方
法では、拡大倍率が比較的高くて精度を要する場合には
好適であるが、一枚のカラー原画の貼付作業に要するｖ
ｔ間が比較的長くかかり、特に、ちらし広告や雑誌のよ
うに、多数枚のカラー原画の貼付を短時間で処理する必
要がある場合には、貼付作業にかなりの長時間を要して
実用上の問題になっている。

（発明の目的） この発明は、前記問題を解決するためになされたもので
、原画または原画に取付けられた補助シートに角度出し
マークを簡単な操作で付与できて、入力用スキャナのシ
リンダへの所要角度をもたせた原画の貼付作業を迅速に
行なえるようにした角度出しマーク付与装置を提供する
ことを目的とする。

（目的を達成するための手段） この発明は、入力用スキャナのシ・リングに貼り付けら
れる原画または原画に取付けられた補助シートに、角度
出しマークを付与する角度出しマーク付与装置であって
、上記目的を達成するために、割付指定紙位置決め用の
マークを有する透光性の割付指定紙載置板と、前記割付
指定紙載置板を下方より照明する光源と、前記割付指定
紙載置板１の所定位置に重ね合わせ・取外し自在に配設
された透光性の原画載置板と、角度出しマークを、前記
原画載置板上に載置された原画またｔよ原画に取付けら
れた補助シートに付与するのをガイドする角度出しマー
ク付与ガイド手段とを備える。

（実施例） 第１図３３よび第２図は、この発明の一実施例である角
度出しマーク付与装置の斜視図を示す。

この角度出しマーク付与装置１は、ボックス状本体２の
上面開口部に、白色アクリル板等の拡散透光性材料で形
成された割付指定紙載置板３が１■着される。割付指定
紙載置板３には、割付指定紙４（本発明では、割付指定
紙４としては、透光性のもの、たとえば、トレーシング
ベーパーに描画したものか、不透光性の割付指定紙であ
れば、トレーシングベーパーなどに複写しだらのを用い
る。

）を位置決めするためのマーク５が形成される。

この位置決め用マーク５は、ここでは、υ［付指定紙４
のコーナ部に対応して、十字状のトンボマークが４箇所
に設けられているが、トンボマークの形成箇所は必＃’
　Ｌ　ｔ）４箇所に限定される１）の（・はなく、少な
くとも２箇所あればよい。もちろん、各種量ナイスの割
ｆ１指定紙４に対応した数だ（〕の多数組のトンボマー
クを形成づるようにしてもよい。

また］−ンボマークの代わりに、割付指定紙４の各辺に
対応する１１↓準線を少なくとも１本設置」るにうに（
）てもよい。

本体２内には、割付指定紙載置板３を下方より照明する
ための光源６が配設される。光源６としては、ここて゛
は複数本の蛍光灯を用いているが、光源の種類や数に′
）いては特に限定されるものて゛はない。

本体２の」二面後端縁には、矩形枠７に嵌着されたＤ′
Ａ両叔；ｎ板８が、丁番（図示省略）を介して１ｊｉｌ
閉自在に取付けられる。また、矩形枠７の前端には、開
閉操作用の把手９が取イ」けられるとどもに、本体２の
一側部と矩形枠７の一側部間には、開閉時に４３ける衝
撃吸収用のダンパ１０が取付けられる。

前記原画載置板８は、ガラスや硬質プラスチック等の透
光性材料で構成され、閉じられたときにその下面が割付
指定紙載置板３に接することが望ましい。そのために、
例えば、割付指定紙載置板３の四辺をゴム等の弾性のあ
る材料を介して本体２に取付けるようにしてもよい。こ
の原画載置数８に角度出しマーク付与ガイド線１１が複
数水平′行に設りられる。角度出しマーク付与ガイド線
１１は、この実施例では、７ｊｌ付指定紙載置板３の右
下隅と左上隅に設けられたトンボマーク５を結ぶ線に対
して平行となるように形成されるが、このガイド＃Ｑ１
１に代えて、ｖ１付指定紙載置板３の左上隅と左下隅に
設けられたトンボマーク５を結ぶ線に対して平行なガイ
ド線（上記ガイド線１１に直交するガイド線）を設ける
ようにしてもよい。

また、上記ガイド＄！ｊ２１１とそれに直交するガイド
線（図示省略）の両方を設けるようにしてもよい。

つぎに、前記角度出しマーク付与装置１を用いて、カラ
ー原画を入力用スキャナのシリンダに貼付ける作業手順
について説明する。ここでは、カラー原画として第３図
に示づカラー原画１２．１３．１４を使用し、割（＝１
指定紙として第４図に示す割付指定紙４を使用する場合
を例に挙げて説明する。この場合、割付指定紙４には、
カラー原画１２〜１４に対応する対応粉砕１５〜１７が
描かれているしのとする。

まず、第１図に示づように、原画＃１．置板８を上方に
１用いて割付指定紙４を割付指定紙載置板３上に載Ｕ、
割付指定紙４の四隅をトンボマーク５に位置合せして、
粘着テープ（図示省略）等により固定する。これにより
、υ１付桁指定４が割付指定紙載置板３に位置決めされ
る。

つぎに、第２図に示すように、原画載置板８を閉じてそ
の上にカラー原画１２を戟Ｕ、カラー原画１２の絵柄が
、割付指定紙４に描かれた対応絵柄１５と同一角度を保
つように、カラー原画１２の角度を調整する。具体的に
は、光源６がらの照明光により対応絵柄１５がカラー原
画１２上に裏面側から照らし出されるので、カラー原画
１２の絵柄を、照らし出された対応絵柄１５に重ね合わ
せるようにして角度調整する。殆どの場合、カラー原画
１２の絵柄寸法と対応絵柄１５の寸法とは異なるため、
両絵柄を完全に膣ね合わせることができず、角度出しに
多少の誤差を伴うが、ちらし広告や雑誌のようにカラー
原画に対する複製倍率が通常８０〜１６０％程度の範囲
内に納まるような場合には、前記角度出し誤差が問題と
なることはまずない。また、割付指定紙４の対応絵柄と
して、あらかじめ複製倍率の逆数の倍率で複写したもの
を用いれば原画の絵柄と割付指定紙４上の対応絵柄の寸
法が同一となるので正確に角度を合わすことができる。

なお、カラー原画１２内に後述する角度出し付与マーク
を工き込むスペースがないときには、第５図に示すよう
に、予めカラー原画１２の例えば上辺に粘着チー７１８
を用いて補助シート１９を取付けておくとよい。補助シ
ート１９としては、例えば使用済フィルム等を用いれば
よい。

つぎに、第２図に示寸ように、カラー原画１２又は補助
シート１９Ｊ：にガイド線１１と平行に定規２０をあて
、ボールペン等の筆記具２１を用いて、ガイド線１１と
平行な基準線（角度出しマーク）２２（第５図（ａ）参
照）を、カラー原画１２又は補助シート１９上に描く。

もっとも、基準線２２に代えて、第５図（ｂ）に示すよ
うな角度出しマーク２２′を、カラー原画１２又は補助
シート１９の両端位置に描くようにしてもよい。

つぎに、第６図に示すように、上記角度出しマークであ
る基準線２２が入力用スキャナのシリンダ２３に描かれ
たＩｌｌ線２４に一致するようにカラー原画１２の角度
を調整してシリンダ２３に粘着テープ２５を用いて貼り
付ける。これによりカラー原画１２を所要角度に貼り付
けたこととなる。

なお、第６図においては、シリンダ２３の基準線２４が
シリンダ軸方向に平行に形成されているが、シリンダ２
３の基準線は、シリンダ軸に対し直交するようにシリン
ダ２３の円周方向に沿って形成するようにしてもよい。

この場合は、カラー原画１２又は補助シート１９上に描
く角度出しマークは、上記基準線２２（第５図参照）と
直交する方向に描くこととなる。

第３図（ｂ）、（ｃ）に示す他のカラー原画１３．１４
についても、上記角度出しマーク付与装置１を用いて、
上記と同様の手順でシリンダ２３に貼り付ける。

こうしてカラー原画１２〜１４のシリンダ２３への貼付
作業を終了すると、各カラー原画毎に入力用スキャナの
スキャン開始点および倍率その他の条件を設定し、スキ
ャン操作を行って各カラー原画１２〜１４の画像データ
を取込む。この場合、カラー原画１２〜１４の複製倍率
を求める方法としては、周知の種々の方法のうちいずれ
を用いてもよい。たとえば、原画内の２点の長さと割付
指定紙上の対応絵柄の同じ２点の長さを測定して求めて
もよい。なお、各カラー原画１２〜１４を等倍率で画像
入力し、編集装置によりトリミング作業を行う際に、カ
ラー原画の画像をカラーモニタ上に呼び出して倍率調整
するようにしてもよい。

このように、この角度出しマーク付与装置１を用いれば
、光源６により割付指定紙４の対応絵柄１５〜１７が原
画載置板３上に照らし出されるため、照らし出された対
応絵柄１５〜１７を基準にしてカラー原画１２〜１４の
角度調整を簡単かつ迅速に行なえ、そのカラー原画１２
〜１４又はカラー原画１２〜１４に取付けられた補助シ
ート１９に、原画載置板８に描かれたガイド線１１を基
準にして、角度出しマークである基準線２２を簡単かつ
迅速に付与できる。このため、カラー原画１２〜１４を
、基準線２２を参考に入力用スキャナのシリンダ２３へ
所定角度をもたせて迅速に貼り付けでき、従来のように
角度調整機を用いてカラー原画の角度出しを行う場合に
比べて、原画貼付に要する作業時間を大幅に短縮できる
。特に、ちらし広告や雑誌のように、印刷精度がさほど
要求されず、しかも多数枚のカラー原画の画像データ入
力処理を短時間で行うことが要求される場合に適用する
と、カラー原画全体の貼付所要時間を大幅に短縮できる
ので、非常に有効である。

この発明の他の実施例を第７図に示す。この角度出しマ
ーク付与装″Ｆｆ３０が、第１，２図に示す角度出′し
マーク付与装置１と相違覆る点は、第１゜２図に示すガ
イド線１１に代えて、第７図に示す定規３１を用いた点
のみである。この定規３１は原画載置板８上に沿って平
行移動自在となるように、一端３１ａが、矩形枠７の一
側に取付けられたスライドガイド台３２に保持される。

この場合、定規３１の少なくとも一方の辺が、第１．２
図のガイド線１１と同一方向に延びるように設定される
。その他の構成は、上記実施例と同様であるので、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。

この角度出しマーク付与装置３０を用いた場合も、原画
載置板８上で角度調整されたカラー原画１２〜１４又は
そのカラー原画１２〜１４に取付けられた補助シート１
９に、定規３１を用いて第５図に示すような角度出しマ
ーク２２．２２’　を簡単かつ迅速に付与することがで
き、上記実施例どｌ１１１、カラー原画１２〜１４を、
上記角度出しマーク２２．２２’　に基づいて、入力用
スキ１Ｐブのシリンダ２３へ所定角度をもたせて迅速に
貼り付１ノできる。

（発明の効果） 以上のように、この発明の角度出しマーク付与装置によ
れば、原画又は原画に取付（Ｊられた補助シートに角度
出しマークを簡単な操作で付与でさて、入力用スキ１７
すのシリンダへの所要角匪をもたせた原画の結句作業を
迅速に行なえるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図Ｊ３よび第２図はこの発明の一実施例である角度
出しマーク付与装置の斜視図、第３図はカラー原画の一
例を示す平面図、第４図は割付指定紙の一例を示す平面
図、第５図は角度出しマークの付与説明図、第６図はカ
ラー原画をシリンダに貼り付１）だ状態を示ず斜視図、
第７図はこの発明の他の実施例を示Ｊ斜視図である １、３０・・・角度出しマーク付与装置、３・・・割付
指定紙載打板、　４・・・割付指定紙、５・・・割付指
定紙位置決め用マーク、６・・・光源、　　　　　　　
８・・・原画載置板、１１・・・ガイド線、１２〜１４
・・・カラー原画、１５〜１７・・・原画対応絵柄、 １９・・・補助シート、

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力用スキャナのシリンダに貼付けられる原画ま
   たは原画に取付けられた補助シートに、角度出しマーク
   を付与する角度出しマーク付与装置であって、 割付指定紙位置決め用のマークを有する透光性の割付指
   定紙載置板と、 前記割付指定紙載置板を下方より照明する光源と、 前記割付指定紙載置板上の所定位置に重ね合わせ・取外
   し自在に配設された透光性の原画載置板と、 角度出しマークを、前記原画載置板上に載置された原画
   または原画に取付けられた補助シートに付与するのをガ
   イドする角度出しマーク付与ガイド手段とを備えた、角
   度出しマーク付与装置。
2. （２）角度出しマーク付与ガイド手段は、原画載置板上
   に平行に描かれた多数本のガイド線である特許請求の範
   囲第１項記載の角度出しマーク付与装置。
3. （３）角度出しマーク付与ガイド手段は、原画載置板上
   に沿って平行移動自在に配設された定規である特許請求
   の範囲第１項記載の角度出しマーク付与装置。