JP3026287U - ワードプロセッサと、液晶パネルによる投影装置を組み 合わせた筆記補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 美しい手書き文字を得るため、ワードプロセ
ッサの出力を印刷装置で出力せず、液晶パネルを介して
筆記先に投影し、なぞる事により、宛名や文書をバラン
スよく、美しく、間違いなく筆記する。 【構成】 ワードプロセッサその他の文書編集装置１の
出力を、液晶パネル２に接続し、投影用光源３から発せ
られた光を、液晶パネル２を介し、投影レンズ４にて筆
記先５に結像させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ワードプロセッサの文書編集結果を印刷装置で出力せず、液晶パネ ルを用いた投影装置（いわゆるプロジェクタ）にて筆記先に投影し、その文字や イラストをなぞって書くことによって、筆記作業を補助する装置に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ワードプロセッサや、電子計算機に文書作成プログラムを組み合わせた 文書や宛名を印刷する機械は存在した。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、宛名や文書は印刷されたものでは相手先に対し失礼にあたることが多 く、筆記が苦手な人が仕方なく印刷を使用する場合が多かった。 宛名や文書を美しく間違いなく筆記するためには、バランスよく整然と書く必 要があるが、筆記が苦手な人はこれがうまく出来ない場合が多い。 本考案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、ワードプロセッサの文書編集結果の出力を、液晶パネルを介して筆 記先に投影し、その投影された文字やイラストをなぞることによって、宛名、文 書を美しく正しく筆記でき、更には自筆の文字の上達をも期待できることを可能 とした装置である。それを図面について説明すれば、ワードプロセッサ又は電子 計算機に文書作成プログラムを組み合わせた文書編集装置１の出力を、液晶パネ ル２に接続する。投影用光源３から発せられた光を、液晶パネル２を介し、投影 レンズ４にて筆記先５に結像させる。

【０００５】

【作用】 ワードプロセッサの文書編集結果の出力を、液晶パネルを介して、筆記先に投 影する。投影された文字やイラストをなぞることにより、美しくバランスよく筆 記することができる。又、文字の練習用にも使用できる。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について説明する。 （１）ワードプロセッサ又は電子計算機に文書作成プログラムを組み合わせた文 書編集装置１の出力を、液晶パネル２に接続する。 （２）投影用光源３から発せられた光を、液晶パネル２を介し、投影レンズ４に て筆記先５に投影し、結像させる。 （３）筆記先５に投影された文字やイラストを、なぞって書く。

【０００７】

【考案の効果】

本考案の装置を用いて筆記すると、筆記先に投影された、ワードプロセッサで 編集済の宛名、文書、イラスト等をなぞる形になるので、バランスよく正しく筆 記できる。更には自筆の文字の練習装置としても使用可能である。 また、ワードプロセッサの文書編集機能を変更する事により、各種の書体やイ ラストの筆記を行える。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構造を表す図である。

【符号の説明】 １ ワードプロセッサ又は電子計算機に文書作成プログ
ラムを組み合わせた文書編集装置 ２ 液晶パネル ３ 投影用光源 ４ 投影レンズ ５ 筆記先

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】ワードプロセッサの出力を、液晶パネルを
   用いた投影装置にて筆記する用紙に投影し、筆記作業を
   補助する装置。