JPS6165566A - 複写機能付黒板の印刷方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、黒板枠内に張設したフィルムを黒板として使
用して、文字２図面１表等の画像を、フェルトペン等で
描き、その画像を複写する印刷装置を備えた複写機能付
黒板の、印刷方法の改良に関する。

近年は、会議等の席上で、黒板に書込んだ文字。

図面２表等をいちいち別の用紙に各人が写し取る煩わし
さと、写し取ることによる誤写とを避けるために、黒板
に書き込んだ画像を、そのまま縮小複写する複写機能付
黒板が提供されている。

一方、通常広く使用されている用紙のサイズは総て規格
化されている。

よって、市販の規格化された用紙を、そのまま複写機能
付黒板に使用し、読み易く、且つ、なるべく余白がない
ように縮小複写し、印刷することが要望されている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の複写機能付黒板の斜視図、第５図は従来
の複写機能付黒板の構成を示す平面図であり、第６図は
（ａｌ、　（ｂｌはそれぞれ従来方法で印刷した用紙の
平面図である。

第４図及び第５図において、複写機能付黒板Ｉの正面側
には、ロールに巻回したフィルム３を張設し、縁取りさ
れた枠内にフェルトベン等で占込み表示する横長の黒板
枠２が設けられている。

フィルム３は乳白色のプラスチックよりなり、黒板枠２
の一方の横倒の背後に垂直に装着されたロール５に巻き
込まれている。黒板枠２の他方の横側の背後には、ロー
ル５に対向して巻取りロール６が装着されている。

そして、ロール５にロール巻きされたフィルム３を、モ
ーター駆動により巻取りロール６で矢印Ａ方向に横に巻
取り、フィルム３を黒板枠２内に張設して、文字１図面
１表等の画像を書き込み表示するようになっている。

黒板枠２部分に露出したフィルム３の画面の全面に画き
終わると、巻取りロール６を駆動して、フィルム３を巻
取り、黒板枠２にフィルム３の新しい空白画面を露出す
るように構成しである。

複写機能は第５図のように、巻取りロール６の背後には
、フィルム３を垂直方向に縦照射する螢光灯１７を備え
ている。フィルム３を巻取りロール６に巻き取る際に、
横書きした画面を螢光灯１７で縦に照射し、その光学像
を集束レンズ１８により、半導体光電変換器１９（例え
ばＣＣＤアレイ等）の受光面に結像せしめている。

半導体光電変換器１９は、この光学像を例えば幅１０μ
ｍの縦の列で走査して読み取り、白黒のドツトとして解
像し、電気信号に変換して、印刷装置部２０に送ってい
る。印刷装置部２０はこの電気信号により、黒板枠２と
相似の状態の横長にセットしたＡ４判用紙１０上に、縦
の列のドツトで印字し、フィルム３上にフェルトペンな
どで書込み、表示した画像をＡ４判用紙１０上に横書き
に縮小複写している。

このように画像の巻き始部分より複写し、フィルム３の
黒板枠２内に書かれた１画面の全面を、巻取りロール６
に巻き取り終わると、その１画面の画像を、Ａ４判用紙
１０に縮小複写し終わる。

そして、印刷されたＡ４判用紙１０は、装置の前面に設
けた用紙受け４に送り出されるようになっている。

なお、複写機能付黒板１は、黒板枠２が上下の高さが、
人手が書き得る最大範囲の高さの横長になっているので
、１百面を書き易い範囲内で充分大きくすることが可能
のようになっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

一方規格化。された用紙の中で最も広く使用されている
Ａ４判用紙、　８５判用紙等は、横書きにして縦長にフ
ァイルするのが一般である。

しかしながら、上記従来の複写機能付黒板の印刷方法で
は、第６図（ａ）の如くに、用紙を横長にして横書きに
印刷される。よって、ファイルした状態で読む場合には
、いちいち、ファイルを横にしなければならないという
問題点がある。

また、Ａ４判用紙等に、黒板の１画面を複写印刷すると
、文字等が大きくなりすぎ、かえって読み難いという問
題点がある。

このために、文字を読み易い程度に縮小して、１用紙に
黒板の２画面を複写印刷すると、第６図（ｂｌの如（、
横長にしたＡ４判用紙１０に、０画面１１と０画面１２
とが横に並列して印刷されることになり、４４判用紙１
０に余白部分が多くなり過ぎるという問題点が生ずる。

〔問題点を解決するための手段〕

上記従来の問題点は、黒板機能は、装置の正面側の黒板
枠の上下に水平に対向して装着されたロールと巻取りロ
ールとに巻回されたフィルムを、該黒板枠内に張設して
該フィルムの表面に書き込み表示し、表示後に該巻取り
ロールに巻き取るように構、成されてなり、書込みされ
た該フィルムを該巻取りロールに巻き取る際に、表示さ
れた画像を、水平方向に走査する半導体光電変換器に投
射して電気信号に変換し、該電気信号を印刷装置部に送
り、該印刷装置部にて、用紙に横書きに印刷する本発明
の印刷方法によって解決される。

〔作用〕

上記本発明の手段によれば、横長の黒板枠内で横書きさ
れたフィルム３を水平方向に巻き取る際に、画像を行方
向（横書き方向）に走査して、縮小複写するので１．用
紙をファイルする状態と同様の縦長に使用し、読み易い
文字の大きさで、複数の画面を縦に配列し、且つ不必要
な余白部分がなく、横書きに縮小印刷することができる
。

〔実施例〕

以下図示実施例により、本発明の要旨を具体的に説明す
る。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の１実施例の複写機能付黒板の斜視図、
第２図は複写機能付黒板の構成を示す側面図であり、第
３図の（ａｌ、　（ｂｌ、　（Ｃ）はそれぞれ印刷した
用紙の平面図である。

第１図及び第２図において、複写機能付黒板３０の正面
側には、ロールに巻回したフィルム３を張設し、縁取り
された枠内にフェルトペン等で書込み表示する横長の黒
板枠２が設けられている。

フィルム３は乳白色のプラスチックよりなり、黒板枠２
の下方の背後に水平に装着されたロール１５に巻き込ま
れている。黒板枠２の上方の背後には、ロール１５に対
向して巻取りロール１６が装着されている。

そして、ロール１５にロール巻きされたフィルム３を、
モーター駆動により巻取りロール１６で矢印Ｂ方向に縦
に巻取り、フィルム３を黒十反枠２内に張設して、文字
１図面１表等の画像を占き込み表示するようになってい
る。

黒板枠２部分に露出したフィルム３の画面の全面に画き
終わると、巻取りロール１６を駆動して、フィルム３を
巻取り、黒板枠２にフィルム３の新しい空白画面を露出
するように構成しである。

複写機能は第２図のように、巻取りロール１６の背後に
は、フィルム３を水平方向に横照射する蛍光灯１７を備
えている。フィルム３を巻取りロール１６に巻き取る際
に、横書きした画面を蛍光灯１７で横に照射し、その光
学像を集束レンズ１日により、半導体光電変換器１９（
例えばＣＣＤアレイ等）の受光面に結像せしめている。

半導体光電変換器１９は、この光学像を例えば幅１０μ
ｍの横の行で走査して読み取り、白黒のドツトとして解
像し、電気信号に変換して、印刷装置部２０に送ってい
る。印刷装置部２０はこの電気信号により、縦長にセッ
トした＾４判用紙ｌＯ上に、横の行のドツトで印字し、
フィルム３上にフェルトペンなどで書込み、表示した画
像をＡ４判用紙１０上に横書きに縮小複写している。

このように画像の巻き始部分より複写し、フィルム３の
黒板枠２内に書かれた１画面の全面を、巻取りロール１
６に巻き取り終わると、その１画面の画像を、Ａ４判用
紙１０に縮小複写し終わる。

そして、印刷された４４判用紙１０は、装置の前面に設
けた用紙受け４に送り出されるようになっている。

本発明は上述のような印刷方法であるので、第３図（ａ
）、　（ｂ）、　（Ｃ１の何れのように縮小印刷するこ
とが容易である。

第３図（ａｌにおいては、Ａ４判用紙１０を縦長にし、
上段に０画面１１を横書きに、下段に０画面１２を横書
きにして縮小し、複写印刷しである。

それぞれの０画面１１．０画面１２は、横長の黒板枠２
を縮小したもので相似形の横長である。よってＡ４判用
紙ｌＯを縦長に使用し、上下に配分印刷することが可能
となり、不要な余白部が少なり、４４判用紙１０を有効
に使用することができるばかりでなく、印刷された文字
も、読み易い適度の大きさである。

またＡ４判用紙１０をファイルした場合に、ファイルを
横にして読む煩わしさがない。

第３図（ｂ）においては、へ４用紙祇１０の上段に０画
面１１を印刷し、下段は余白にしである。

このように縮小印刷すると、下段の余白部にメモする欄
がとれるというメリットがある。

第３図（Ｃ）においては、＾４判用紙１０の上段に０画
面、中間に０画面１２、下段に０画面１３を縮小印刷し
である。

このような配列は、文字が縮小されて小さく、ある程度
は読み難くなるという難点がある。しかし、図、表等ど
を複写した場合には、それぞれの画面を比較することが
容易であるというメリットがある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、横長の黒板枠内で横書き
された画像を縮小し、用紙をファイルする状態と同様の
縦長に使用して複数の画面を縦に配列することが容易で
、不必要な余白部分が少なく、且つ読み易い文字の大き
さである等、実用上で優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の複写機能付黒板の斜視図、 第２図は複写機能付黒板の構成を示す側面図、第３図の
（ａ）、　ｆｂｌ、　ｔＣ）はそれぞれ印刷した用紙の
平面図、 第４図は従来の複写機能付黒板の斜視図、第５図は従来
の複写機能付黒板の構成を示す平面図、 第６図（ａｔ、　（ｂｌは従来方法で印刷した用紙の平
面図である。 図において、 ｌ、３０は複写機能付黒板、２は黒板枠、３はフィルム
、　　　　　　４は用紙受け、５．１５はロール、 ６．１６は巻取りロール、 １０はＡ４判用紙、　　　　　１１は０画面、１２は０
画面、　　　　　　１３は０画面、１７は螢光灯、　　
　　　　１８は集束レンズ、１９は半感体光電変換器、 ２０は印刷装置部をそれぞれ示す。 ・　第３　図 （し） （Ｃ） 蔦４　図 晃デ　図 邦　６　図 （す

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 黒板機能は、装置の正面側の黒板枠の上下に水平に対向
   して装着されたロールと巻取りロールとに巻回されたフ
   ィルムを、該黒板枠内に張設して該フィルムの表面に書
   込み表示し、表示後に該巻取りロールに巻き取るように
   構成されてなり、書込んだ該フィルムを該巻取りロール
   に巻き取る際に、表示された画像を、水平方向に走査す
   る半導体光電変換器に投射して電気信号に変換し、該電
   気信号を印刷装置部に送り、該印刷装置部にて用紙に横
   書きに印刷することを特徴とする複写機能付黒板の印刷
   方法。