JPS62215972A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPS62215972A
JPS62215972A JP61058140A JP5814086A JPS62215972A JP S62215972 A JPS62215972 A JP S62215972A JP 61058140 A JP61058140 A JP 61058140A JP 5814086 A JP5814086 A JP 5814086A JP S62215972 A JPS62215972 A JP S62215972A
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JP
Japan
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image
exposure
photoreceptor
area
toner
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JP61058140A
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English (en)
Inventor
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Satoru Haneda
羽根田 哲
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS62215972A publication Critical patent/JPS62215972A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、絶縁表層と色分解機能素子の分布層を有する
感光体に帯電と像露光を行って一次潜像を形成した後、
該一次潜像から色分解の静電像を引き出す特定光の一様
露光と特定の色トナーによる前記静電像の現像とを繰り
返し行、て前記絶縁表層上にカラー画像を形成する記t
j!装置の改良に関し、特に、感光体の画像形成領域外
すなわち非画像域にトナーの付着することを防止するよ
うにした改良に関する。
〔発明の91景〕 本発明者等は、先に、上述のような色分解機能ををする
感光体を用いた記it装置について種々の発明を完成し
た(特願昭59−185440号、同59−18704
4号、同60−229524号)。
このような色分解機能を有する感光体を用いた記録装置
においても、色分解機能を有しない感光体を用いた記録
装置におけると同様、特に感光体の非画像域にトナーの
付着することを防止するようにしていないものでは、例
えば像露光が移動する光学系で原稿を走査する走査露光
装置あるいは原稿台が移動する走査露光装置で行われる
場合、像露光ランプが消灯して復動する間や、原稿Ii
t部の枠外、または、プラテンカバーを置かずに複写す
る場合は原稿部具外に対応する感光体の表面が黒画像電
位となり、そこに付着するトナーがクリーニング装置の
負担を重くし、トナーの浪費となり、装置や記録紙を汚
染する0例えば、変倍複写が行われる記li装置の場合
は、縮小複写においてプラテン範囲外に対応する感光体
の表面が黒画像電位となり、そこに付着するトナーが同
様の問題を与える。このような問題は、帯電器や現像器
が画像形成工程中通霧状態に置かれる高速記録装置や駆
動制御の簡単な帯電器や現像器を用いた記録装置では−
II重大である。このような問題を解消するために、感
光体の非画像域にトナーの付着することを防止する手段
が特に採用される。
表面が光導電層から成る感光体に帯電と像露光を行って
静電像を形成するカールソン方式の記録装置においては
、非画像域にトナーの付着することを防止する手段とし
て、帯電器と像露光位置の間もしくは像露光位置と現像
器の間に非画像域を露光して除電する露光装置を設ける
方法が主として採用されている。これに対して、光導電
層上に透明絶縁層有する感光体に一次帯電と像露光を行
った後、さらに一様露光を行って静電像を形成する一つ
の方法としてのNP方式の記録装置においては、帯電し
た感光体面を露光しても透明絶縁層があるためカールソ
ン方式のようには除電されないから、電位パターンを引
き出す白色光の一様露光の範囲を画像形成領域に限定し
得る一様露光装置を用いることで非画像域にトナーの付
着することを防止するようにしている。
なお、非画像域の露光装置と画像形成領域の一様露光装
置の相違は、非画像域を露光するか画像形成8N域を露
光するかの相違に過ぎないから、これらの露光装置には
、発光ダイオードLEDやエレクトロルミネッセンスラ
ンプすなわちELランプと言った発光素子の発光群を分
けた配列から成るもの、キセノンランプの配列から成る
もの、レンズやシャフタでランプの照射範囲を変更し得
るようにしたもの、蛍光灯や冷陰極放電管等の発光光源
による露光域を液晶板で限定するものなどが用いられる
以上によれば、絶縁表層と色分解機能素子の分布層を育
する感光体を用いた記a装置において採用できる非画像
域にトナーの付着することを防止する手段は、感光体が
絶縁表層を有するから、NP方式の記録装置におけると
同じ方法と言うことになる。しかし、像露光と二次帯電
後の感光体面に対して同じ白色光の一様露光装置を用い
ることは、−次層像から一度に全ての色分解の静電像を
引き出すことになるから、採用することができない。
そこで、本発明者らは、研究を重ねた結果、カールソン
方式の記13Gmにおいて採用されている非画像域の露
光装置が前述の色分解機能を有する感光体を用いた記録
装置にも採用できるようになることを究明した。
本発明はこの知見に基いてなされたものである。
〔発明の目的〕
本発明は、カールソン方式の記録装置におけると同様の
比較的簡単な手段で非画像域にトナーの付着することを
防止するようにした、色分解機能を有する感光体を用い
た記録装置の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、絶縁表層と色分解機能素子の分布層を有する
感光体に帯電と像露光を行って一次潜像を形成した後、
該−次層像から色分解の静電像を引き出す特定光の一様
露光と特定の色トナーによる前記静電像の現像とを繰り
返し行って前記絶縁表層上にカラー画像を形成する記録
装置において、前記像露光の入射位置を含む近傍の感光
体面に非画像域のすべての色分解機能素子部分の光導電
層を導電性にする光を一様に入射する非画像域露光装置
を設けたことを特徴とする記録装置にあり、この構成に
よって上記目的を達成する。
〔実施例〕
以下、図示例を参照して本発明を説明する。
第1図乃至第4図はそれぞれ本発明記録装置に用いられ
る感光体の層構成の例を示す模式的部分断面図、第5図
および第6図はそれぞれ感光体の色分解フィルタ層のフ
ィルタ分布形状の例を示す部分平面図、第7図は本発明
記録装置の一例を示す構成概要側面図、第8図はカラー
画像形成工程における感光体表面電位の変化を示すグラ
フ、第9図および第10図は非画像域露光装置の例を示
す部分側面図および正面図、第11図は像露光領域と非
画像域を示す感光体の部分展開平面図である。
第1図乃至第4図において、1は円筒状、無端ベルト状
等必要に応じて適宜の形状構造に形成される導電性部材
、2は無機光導電体や有機光導電体から成る光導電層、
3は各種のポリマー、樹脂等と染料や顔料等の着色剤に
よって形成された赤(R)、緑(G)、青(B)等の微
小な色分解フィルタすなわち色分解機も一素子の分布か
ら成る庖3aを含む絶縁層である。第1図の感光体4の
絶縁層3は、それぞれ着色剤を加えて着色した樹脂等の
絶縁性物質を光導電層2上に印刷、蒸着、フォトレジス
ト等の手段により所定のパターンに付着させて形成した
もの、第2図の感光体4の@縁層3は、第1図の絶縁層
3の下に透明絶縁層を存するようなもの、第3図の感光
体4の絶縁層3は、第2図の絶縁層3の上にさらに透明
絶縁層を有するようなもの、第4図の感光体4の絶縁層
3は、第1図の絶縁層3の上に透明絶縁層を有するよう
なものである。
これら絶縁層3の色分解層3aにおけるR、G。
Bフィルタ等の分布形状は、特に、限定されないが、第
5図や第6図に示したようなモザイク状分布が繊細な多
色画像の再現に好適な点で用いられる。そして、R,G
、Bフィルタ等の個々の大きさは、図にiで示す長さ1
0〜200 μ−の範囲が分布パターンの形成の容易さ
、画像の解像度や色再現性の点から用いられる。
第7図の記録装置は、以上のような絶縁表層3と色分解
層3aを有するドラム状の感光体4の周囲に帯電器5、
帯電器61も含む像露光袋N6、詳細を第9.1C図に
示した非画像域露光*W”t、特定光の一様露光装置f
8B、8G、8R,8K、−成分もしくは二成分現像剤
の層を現像スリーブ上に感光体4の表面に接触しない層
厚に形成して、現像バイアスに交流バイアスを用いるこ
とにより現像剤層からトナーを飛翔させて感光体4に付
着させる非接触現像を行う現像器9Y、9M、9C。
9に、現像後の感光体4の表面電位を平滑化するための
帯電器10Y、IOM、IOc、白色光またはトナ一層
に対しても通過性のよい赤外光の露光ランプとコロナ放
電器を用いて最終的に形成されたトナー像を記録紙Pに
転写し易くする転写前処埋装211、転写器12、分離
器13、クリーニング前除電器14、クリーニング装W
l15を配設して、以下述べる工程により感光体4上に
カラー画像や単色画像を形成する。
感光体4が矢印方向に回転し、帯電器5がコロナ放電を
行って感光体4の表面を一様に帯電する。
感光体4が光導電層2に硫化カドミウムのようなn型半
導体を用いている場合は、帯電器5のコロナ放電は正の
放電であり、光導電層2にセレン等のp型半導体を用い
ている場合は、負の放電である。
次に、像露光装置6が帯電器5による帯電の行われた感
光体40表面に像露光Iを入射する。この像露光装置6
は、原稿りが原稿台または光学系の往復動により走査露
光されるものでも、原稿りがプラテン上を通過すること
により走査露光されるものでもよい、また、図示例は原
稿りからの反射光を像露光Iとして入射しているが原稿
りの透過光を像露光■として入射するようにもできる。
像露光装置6の帯電器61は、帯電器5によって帯電が
行われた感光体4の表面に、像n光fの入射部分も含め
て、帯電器5のコロナ放電と逆極性の直流または交流の
コロナ放電を行う、そして、この帯電器61によるコロ
ナ放電の行われている感光体4の画像形成に関与しない
IF画像域に非画像域露光装置7が色分解層3aのすべ
てのフィルタを透過してその部分の光導電層2を十分に
導電性とする例えば白色光や赤外光を一様に入射する。
以上によって、感光体4の表面は現像が行われてもトナ
ーが付着しない電位となり、非画像域露光装置7による
露光が行われた部分以外の像露光夏が入射した部分には
現像でトナーの付着する静電像としては機能しない一次
潜像が形成される。
次に、帯電器61による放電と像露光Iの入射並びに非
画像域露光装置7による非画像域の露光とが行われた感
光体4の面に一様露光装置8Bが一様に青色光を入射す
る。この一様露光によって、先に形成された一次潜像か
ら、感光体4のBフィルタ部分に電位パターンが引き出
される。この電位パターンすなわち静電像をイエロート
ナーを収納した現像器9Yで現像・して、Bフィルタ部
分の表面に付着したイエロートナーから成るイエロート
ナー像を形成する。これに対して、非画像域露光袋TL
7による露光が行われた非画像域は、像露光!の明部が
入射した部分と同電位であり、一様露光装置8Bによる
一様露光が行われてもトナーの付着しない電位から変わ
らず、したがって現像器9Yで現像が行われてもトナー
が付着することはない。
この現像が行われた感光体4の表面に帯電器10Yが帯
電器61と同様のコロナ放電を行って表面電位を平滑化
し、次の現像で混色が起こらないようにする。この電位
を平滑化した表面に今度は一様露光装置8Gが一様に緑
色光を入射する。これによって先の一次潜像から感光体
4のGフィルタ部分に電位パターンが生ずる。この場合
も、非画像域露光装置7による露光が行われた非画像域
は′トナーの付着しない電位から変わらない、したがっ
て、次にマゼンタトナーを収納した現像器9Mで現像し
て、Gフィルタ部分の表面に付着したマゼンタトナーか
ら成るマゼンタトナー像を形成しても、非画像域にトナ
ーが付着することはない。
この現像を行った感光体4の表面にさらに帯電器10M
が放電を行って、混色が起こらないように表面電位を平
滑化する。この電位を平滑化した表面に今度は一様露光
装置8Kが一様に赤色光を入射して、一次潜像から感光
体4のRフィルタ部分に電位パターンを生じさせる。こ
の電位パターンをシアントナーを収納した現像器9Cで
現像してRフィルタ部分の表面に付着したシアントナー
から成るシアントナー像を形成する。この場合も、前と
同様、非画像域にトナーの付着することはない。
以上によって非画像域にトナーが付着することなり、感
光体4上にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー
像の合成からなるカラー画像が色ずれなく形成される。
さらに、カラー画像の画像濃度特に、黒色濃度を高め度
いときは、現像器9Cによる現像を行った感光体4の表
面に帯電器10Cによる放電を行って表面電位を平滑化
し、その平滑化した表面に一様露光装置8Kにより一様
に白色光あるいはB。
G、Rフィルタのすべてを透過して光導電層2を導電化
する赤外光を入射する。これによって、今度は、一次潜
像から感光体4のB、G、Rフィルタ部分の表面に原稿
画像の黒色部分を補うような電位パターンが少し生ずる
から、この電位パターンを黒トナーを収納した現像器9
にで現像してB。
G、Rフィルタ部分に付着した黒トナーから成る黒トナ
ー像を形成する。これによって、感光体4上にイエロー
、マゼンタ、シアン、黒のトナー像の合成からなる高い
画像濃度を示すカラー画像が形成される。この場合も、
前と同様、非画像域にトナーの付着することはない。
先の3色カラー画像も、この4色カラー画像も、感光体
4の1回転内で形成される。なお、画像を単色画像で得
る場合は、特定光の一様露光あるいは白色光または赤外
光の一様露光により特定フィルタ部あるいは全フィルタ
部に電位パターンを形成し、任意の現像器で現像を行う
ことにより、任意の色の単色画像を得ることができる。
以上の画像形成工程において、感光体4の画像形成領域
および非画像域の表面電位は第8図に示したように変化
する。第8図は感光体4の光導電層2がSs −Teの
p型半導体(Teをドーピングしてパンクロに増感させ
た光導電体)から成る例を示しており、3色カラー画像
を形成するまでの工程を示している。
第8図において、横軸の時間t、からtlまでの一次帯
電は、感光体4の表面が帯電器5を通過する間にコロナ
放電を受けて帯電する状態を示し、tlからt8までの
暗減衰は、帯電器5を通過してから帯電器61に達する
までの間に電何注入および注入された電荷の散逸により
電位が変化する状態を示す、また、時間iからt、まで
の二次帯電・像露光は、帯電器61に達した感光体4の
表面が帯電器61を通過する間にコロナ放電と像露光■
並びに非画像域への露光を受けて電位の変化する状態を
示し、この間の曲線vLおよび■。はそれぞれ像露光I
の明部および暗部が入射した部分の電位変化、曲線vL
と殆ど同じ曲線vL′は露光を受けた非画像域部分の電
位変化を示す、帯電器61の通過を完了した時間tiに
おける曲線V、、Vll。
vL′の電位はともにはり平滑化されており、現像作用
を受けてもトナーが付着しない電位であって、帯電器6
1を通過した後に感光体4の表面に現像作用を受けてト
ナーが付着する電位パターンは存在しない、なお、像露
光lの明部と暗部の中間の階調部が入射した部分の電位
は、曲線■、とV、の中間の電位となるから、これも当
然トナーの付着しない電位となる。
時間t3からt、までの−措置光は、帯電器61を通過
した表面が一様露光装置8Bの位置を通過する間に青色
光の一様露光を受けて電位の変化する状態を示す、この
−措置光によって暗部電位■。
は現像によりトナーが付着する電位となるが、明部電位
vLや非画像域電位vL′はトナーが付着しない電位を
維持する。そして、明部と暗部の中間階調部はvllと
vLの中間電位となる。これによって、−措置光を受け
た面が時間t4から1.の間に現像器9Yを通過して現
像作用を受けると、電位Vs部や中間電位部にトナーが
付着してイエロートナー像を形成されるが、非画像域露
光装置7の露光を受けた非画像域にはトナーが付着する
ことはない、暗部電位■・や中間階調部の電位は、トナ
ーの付着により、多少電位が低下する。なお、時間t、
以降も暗減衰による電位コントラストの低下は見られる
が、第8図ではこれを省略している。
時間【Sからt、の間の再帯電は、現像器9Yを通過し
た感光体4の表面が帯電器10Yを通過する間にコロナ
放電を受けて電位の変化する状態を示している。これに
よって、トナーが付着した暗部電位v11や中間階調部
の電位はトナーの付着しない電位に変化するが、明部電
位V、と非画像域電位vL′はトナーの付着しない電位
のま\である。
時間t、からt7の間の一様露光は、−措置光装置8G
による一様露光であり、この−措置光による感光体4の
表面電位の変化も時間t、からt4の間の一様露光の場
合と同様である。したがって、次に時間t、からt、の
間に現像器9Mを通過してマゼンタトナー像が形成され
ても、非画像域にはトナーは付着しない、こ\でも暗部
電位V、や中間階調部の電位は、トナーの付着により、
多少電位が低下する。
以下、時間を自からし雫の間の再帯電は、帯電器10M
による電位平滑化、時間t、からtl。の間の一様露光
は、−措置光装置8Rによる電位パターンの形成、時間
t、。からtlの間の現像は、現像器9Cによるシアン
トナー像の形成であり、これまでと同様に、非画像域に
トナーの付着することはない、4色画像を形成する場合
は、さらに帯電器IOCによる再帯電、−措置光装置8
Kによる一様露光、現゛像器9Kによる現像がくりかえ
されるが、これによっても非画像域にトナーの付着する
ことはない、・こ−でも、暗部電位■。や中間階調部の
電位は、現像により、多少の電位低下を起こす。
以上によって、非画像域にトナーを付着させることなく
、感光体4上にカラー画像あるいは単色画像を現わすト
ナー像が形成される。そして、このトナー像は転写前処
理装置11によって転写し易くされ、給紙装置16によ
って送り込まれた記録祇Pに転写器12によって転写さ
れる。トナー像を転写された記録紙Pは、分離器13に
よって感光体4から分離され、搬送手段17によって定
着装置18へ運ばれて、定着装置18でトナー像を定着
されて機外に排出される。一方、トナー像を転写した感
光体4の表面は、クリーニング前除電器14によって除
電され、クリーニング装置15によって残留トナーを除
去されて、次の画像形成工程を受ける状態となる。
第9.第10図に示した非画像域露光装置7は、光導電
層2が赤外光にも感度を有し、B、G、Rフィルタが赤
外光に対して透明である感光体4の場合に用いられる、
赤外光を発するLED素子を並べたもの、あるいは一体
型のLEDアレイを用いている。そして、この非画像域
露光装置7のLEDは感光体4の移動方向に対して直角
の方向に並んで感光体4のほり全幅に渡るように整列し
ており、その整列しているLEDが画像形成領域の幅の
変化に対応し得るように感光体4の幅方向に並ぶ微小サ
イズの群?1,72,73.・・・7n等に群分けされ
ていて、スイッチ31.S2.S3゜・・・Sn等をオ
ン、オフすることにより以下述べるように非画像域を露
光する。
なお、画像形成領域になったり非画像域になったりする
感光体4の幅に対応するLEDの群は小さいほど非画像
域したがって画像形成領域を細かく設定できる。
非画像域の露光は、例えば、画像形成領域幅が感光体の
全幅に渡るときは、スイッチS1.S2゜S3・・・S
nの全部を一斉に画像形成領域が像露光装置6の帯電器
61を通過する間オフし、それ以外の非1像域が通過す
る間オンすることで群71゜72.73・・・7nのL
ED点灯させて行う、これは、予めスイッチ32.S3
. ・・・Snをオンすることにより? 1. 72.
 73−1 nのLEDを同時に点滅するものとなし、
しかる後にスイッチSlを非画像域通過時のみオンする
ようにしてもよい、また例えば、画像形成領域幅が一段
狭くなりて71が常時非画像域に対向するものになると
きは、スイッチS1を常時オンして群71のLEDを常
時点灯させ、群72.73・・・7nのLEDをスイッ
チS2,33・・・Snの非画像域通過時のみのオンに
より点灯させることで行われる。これは、予めスイッチ
S2以外のスイッチSL。
S3・・・Snをオンし、しかる後にスイッチs2を非
画像域通過時のみオンするようにしてもよい。
以上のように、非画像域は、画像形成領域の幅および感
光体4の移動方向長さが変化しても、常に感光体4のB
、G、R,フィルタを通過する光で露光され、トナーの
付着することを防止される。
なお、非画像域へ照射される露光は、感光体4のフィル
タに対してできるだけ垂直に照射されることが望ましい
非画像域露光装置7はLEDO代わりに、光導電層2に
導電性を与える白色光や赤外光のELランプを用いるよ
うにすることも勿論可能である。
このほか、液晶LC3によって露光域を変えるようなも
のでもよい。
非画像域露光装置7が露光する非画像域は、像露光装置
6の像露光ランプが消灯して光学系や原稿台が復動する
間、あるいはプラテンカバーが用いられている場合の原
稿il!置部の枠外や用いられていない場合の原稿部以
外に対応する感光体4の表面に限らず、記録紙Pと対向
する以外の感光体4の表面であうでもよいし、それ以上
に画像形成領域を限定(トリミング)するものにしても
よい。
通常は、非画像域を、トナーの消費やトナー汚れ等を少
なくする上で、記録紙Pと対向する以外の感光体40表
面とすることが好ましい、すなわち、非画像域露光装置
t7の露光域制御は、画像形成装置に設けられる従来公
知の原稿サイズ検知装置。
変倍率゛検知装置、記録紙サイズ検知装置の検知情報、
あるいは、操作パネル等に設けられる変倍率や記録紙サ
イズの指定手段の指定情報等によって、先にのべたよう
な点灯するLED群と点灯しないLED群の制御を像露
光走査のタイミングに合わせて行うことによりなされる
が、これを優先的に記録紙サイズ情報に基いて行うこと
が好ましい。
また、原稿サイズ情報によって露光域制御を行うような
ものでは、原稿が厚手の本や原稿台から浮くような場合
に、原稿の端部が黒画像部とみなされるようになって、
記録画像に黒枠が生ずることが起こる。したがって、こ
のような場合は、原稿端部に相当する部分も非画像域と
するように非画像域露光装置7の露光域を設定するのが
望ましい。
本発明記録装置は、第7図の例に限らず、現像器等の組
が4&11より少ないかあるいは多いものでも1、イエ
ロー、マゼンタ、シアン以外の例えば青。
緑、赤トナーによってカラー画像を形成するものであっ
てもよい、また、前述の画像形成工程で、−措置光装置
8B、8G、8R,8にのいずれか一つによる一様露光
のみを行って、他を不作動とすることにより、感光体4
上に一色のトナーから成る単色画像が形成されるが、こ
の単色画像は黒トナーによるものを別にして、モノカラ
ー複写機で形成されるものよりも画像濃度や解像力が劣
ったものとなる。そこで、黒以外の単色画像もモノカラ
ー複写機におけると同様の画像濃度、解像力で形成し得
るように、例えば、−措置光装置8にと同様の一様露光
装置を−ml露光装置8B、8G。
8Rのそれぞれに隣接して設けてもよい、そして、単色
画像を形成する場合は、−措置光装置8B。
8G、8Rに代えてその一様露光装置で一様露光を行う
と、B、G、Rフィルタ部分に電位パターンが生ずるか
ら、モノカラー複写機におけると同様の単色画像を得る
ことができる。この場合、−措置光して現像した表面電
位を平滑化することなく次の現像器でさらに現像して、
それにより例えばイエロートナーとマゼンタトナーから
成る赤画像を形成することもできる。
本発明はさらに、特願昭60−229524号に記載さ
れているような、−次帯電、二次帯電および像露光後に
、平滑化のための帯電、特定光による全面露光、現像を
繰り返す記録装置にも適用し得る。
また、感光体がフィルタを帯電器等のコロナ放電を受け
る側と反対側に設けてフィルタ側から像露光および一様
露光を受ける構成(特願昭59−199547号)やそ
の他の構成(特願昭59−198166、198167
゜201084各号)のものにも通用し得る。また、感
光体の光導電層が単層でなく、電荷発生層と電荷移動層
とから成る機能分離型の構成(特願昭60−24517
8号)でもよいし、感光体が色分解機能を光導電層にも
たせたもの(特願昭59−201085 、同60−2
45177各号)でもよい。
最後に、本発明のより具体的な実施例を示す。
厚さ20μmポリエチレンテレフタレート薄膜に第5図
に示したようなパターンのフィルタを印刷した厚さ25
μ−の絶aJ!l形成フィルタをToで増感した厚さ6
0μ−のSo −Ta光導電体層へ付着させて形成した
色分解機能を有する感光体4を第7図にしたような変倍
複写し得る記ii装置に用いた。この記録装置で原稿サ
イズA4版、記録紙サイズ85版、縮小率86%の画像
形成を第7図について述べた工程により行った。
まず、始めに、帯電器5により感光体4は一様に負に帯
電される0次に像露光■を受けながら帯電器61により
表面電位がQVとなるように逆極性の帯電を受ける。こ
の帯電器61による帯電幅は帯電器5によるものより広
い方が好ましい。
本発明記録装置において完全な画像形成をするためには (+)  帯電器5による帯電幅 ≦帯電器61による帯電幅 (if )  帯電器5.61による帯電幅≧ 像露光
幅 とするのが好ましい。
A4版のサイズは210 X297 龍、85版のサイ
ズは182 x257 mである。
そしてA4版の原稿は光学系により85版サイする電源
のON、 OFFにより制御できるので、端部も均一に
帯電させるため、182 mmより多少長めにとなる。
このため、帯!領域を制御しても、第11図に示したよ
うな非画像域が生ずるようになる。
この非画像域に一様露光を照射すると、トナーがベた状
に付着するようになる。これを防ぐために、この実施例
では、像露光領域と重なる180 X255asの範囲
を画像形成領域として、それ以外の非画像域に帯電器6
1によるコロナ放電と共に非画像域露光装置7から白色
光またはB、G、Rの各フィルタ部を透過する赤外光を
入射した。この非画像域露光により、後の画像形成工程
で非画像域にトナーの付着することが防止され、感光体
4上に形成された画像は黒枠を生せしめることのない、
画像品質の高いものとなった。
〔発明の効果〕
本発明記録装置によれば、感光体上にカラー画像を色ず
れなく形成できて、非画像域にトナーの付着することが
なく、クリーニング装置の負担。
トナーの消費、トナーによる汚染の発生が減少すると言
う優れた効果が得られる。また、帯電器や現像器あるい
はさらに特定光の一様露光装置に画像形成工程中通電を
継続する制御の簡単なものを用いても非画像域にトナー
が付着せず、記録装置の高速化が容易にできると言う効
果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はそれぞれ本発明記録装置に用いられ
る感光体の層構成の例を示す模式的部分断面図、第5図
および第6図はそれぞれ感光体の色分解フィルタ層のフ
ィルタ分布形状の例を示す部分平面図、第7図は本発明
記録装置の一例を示す構成概要側面図、第8図はカラー
画像形成工程における感光体表面電位の変化を示すグラ
フ、第9図および第1O図は非画像域露光装置の例を示
す部分側面図および正面図、第11図は像露光領域と非
画像域を示す感光体の部分展開平面図である。 l・・・11X性部材、    2・・・光導電層、3
・・・絶縁層、      3a・・・色分解層、4・
・・感光体、     5・・・帯電器、6・・・像露
光装置、    7・・・非画像域露光装置、8B、8
G、SR,8K・・・−措置光装置、9Y、9M、9C
,9K・・・現像器、61、IOY、IOM、IOc・
・・帯電器、11・・・転写前処理装置、12・・・転
写器、13・・・分離器、 14・・・クリーニング前除電器、 15・・・クリーニング装置。 特許出願人  小西六写真工業株式会社i11図 第2図 113図 第4図 第5図 第6図 第9図 第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁表層と色分解機能素子の分布層を有する感光
    体に帯電と像露光を行って一次潜像を形成した後、該一
    次潜像から色分解の静電像を引き出す特定光の一様露光
    と特定の色トナーによる前記静電像の現像とを繰り返し
    行って前記絶縁表層上にカラー画像を形成する記録装置
    において、前記像露光の入射位置を含む近傍の感光体面
    に非画像域のすべての色分解機能素子部分の光導電層を
    導電性にする光を一様に入射する非画像域露光装置を設
    けたことを特徴とする記録装置。
  2. (2)前記非画像域露光装置が発光ダイオード、エレク
    トロルミネッセンスランプ、蛍光灯や冷陰極放電管と液
    晶シャッタの組み合わせのいずれかを用いて構成されて
    いる特許請求の範囲第1項記載の記録装置。
  3. (3)前記一様露光を行う複数の一様露光装置が前記画
    像形成工程中通電状態に置かれる特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の記録装置。
JP61058140A 1986-03-18 1986-03-18 記録装置 Pending JPS62215972A (ja)

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