JPS6332568A - カラ−画像形成装置 - Google Patents

カラ−画像形成装置

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JPS6332568A
JPS6332568A JP61176359A JP17635986A JPS6332568A JP S6332568 A JPS6332568 A JP S6332568A JP 61176359 A JP61176359 A JP 61176359A JP 17635986 A JP17635986 A JP 17635986A JP S6332568 A JPS6332568 A JP S6332568A
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JP
Japan
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toner
photoreceptor
area
potential
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JP61176359A
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English (en)
Inventor
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Satoru Haneda
羽根田 哲
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、絶縁表層と色分解機能素子(色分解用微細フ
ィルタ)の分布層を有する感光体に帯電と像露光を行っ
て1次潜像を形成した後、該1次潜像から色分解の静電
像を引き出す特定光の一様露光と特定の色トナーによる
前記静電(象の現業とを繰り返し行って前記絶縁表層上
にカラー画(象を形成するカラー画像形成装置(以下側
V%形成装置を記録装置ともいう)の改良に関し、特に
、感光体の画像形成領域外すなわち非画像域にトナーの
付着することを防止するようにした改良に関する。
(従来の技術) 本発明者等は、先に、上述のような色分解機能を有する
感光体を用いた記録装置について種々の発明を完成した
(特願昭59−’185440号、同59−18704
4号、同60−229524号)。
このような色分解機能を有する感光体を用いた記録装置
においても、色分解機能を有しない感光体を用いた記録
装置におけると同様、特に感光体の非画像域にトナーの
付着することを防止するようにしていないものでは、例
えば像露光が移動する光学系で原稿を走査する走査露光
装置あるいは原稿台が移動する走査露光装置で行われる
場合、@露光ランプが消灯して復動する間や、原稿載置
部の枠外、または、プラテンカバーを置かずに複写する
場合は原稿部以外に対応する感光体の表面が黒画像電位
となり、そこに付着するトナーがクリーニング装置の負
担を重くし、トナーの浪費となり、装置や記録紙を汚染
する0例えば、変倍複写が行われる記録装置の場合は、
縮小複写においてプラテン範囲外に対応する感光体の表
面が黒画像電位となり、そこに付着するトナーが同様の
問題を与える。このような問題は、帯電器や現像器が画
像形成工程中通電状態に置かれる高速記録装置や駆動制
御の簡単な帯電器や現像器を用いた記録装置では一層重
大である。
このような問題を解消するために、感光体の非画像域に
トナーの付着することを防止する手段が特に採用される
表面が光導電層から成る感光体に帯電と像露光 −を行
って静電像を形成するカールソン方式の記録装置におい
ては、非画像域にトナーの付着することを防止する手段
として、帯電器と像露光位置の間もしくは像露光位置と
現像器の間に非画像域を露光して除電する露光装置を設
ける方法が主として採用されている。これに対して、光
導電層上に透明絶縁層を有する感光体に1次帯電と9露
光を行った後、さらに一様露光を行って静電像を形成す
る1つの方法としてのNP方式の記録装置においては、
帯電した感光体面を露光しても透明絶縁層があるためカ
ールソン方式のようには除電されないから、電位パター
ンを引き出す白色光の一様露光の範囲を画像形成領域に
限定し得る一様露光装置を用いることで非画像域にトナ
ーの付着することを防止するようにしている。
なお、非画像域の露光装置と画像形成領域の一様露光装
置の相違は、非画像域を露光するか画像形成領域を露光
するかの相違に過ぎない。
これらの露光装置には、発光ダイオードLEDやエレク
トロルミネッセンスランプすなわちELランプと言った
発光素子の発光群を分けた配列から成るもの、キセノン
ランプの配列から成るもの。
レンズやシャッタでランプの照射範囲を変更し得るよう
にしたもの、蛍光灯や冷陰極管等の発光光源による露光
域を液晶板で限定するものなどが用いられる。
(発明が解決しようとする問題点) 以上によれば、絶縁表層と色分解機能素子の分布層を有
する感光体を用いた記録装置において採用できる非画像
域にトナーの付着することを防止する手段は、感光体が
絶縁表層を有するから、NP方式の記録装置におけると
同じ方法と言うことになる。しかし、像露光と2次帯電
後の感光体面に対して同じ白色光の一様露光装置を用い
ることは、1次潜像から一度に全ての色分解の静電像を
引き出すことになるから、採用することができないとい
う問題点があった。
本発明の目的は、前述の色分解機能を有する感光体を用
いた記録装置においてもカールソン方式の記録装置にお
けると同様に非画像域の露光装置を用いるという比較的
簡単な手段で非画像域にトナーの付着することを防止す
るようにした、色分解機能を有する感光体を用いた記録
装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を有
する。即ち、本発明のカラー画像形成装置は導電性基体
上に光導電層を設け、その上に色を異にする色分解用微
細フィルタの分布層を含む絶縁層を設けた感光体と; 
該感光体を一様帯電せしめる帯電器と: 該帯電面に像
露光を照射しつつ前記帯電器とは逆極性の帯電又は交流
帯電を行わせ1次潜像を形成する帯電機能を備えた(F
A露光装置と: 感光体上に形成された前記1次潜像部
の非画像域の色分解用フィルタを透過しその部分の光導
電層を導電性にする光を照射する非画像域露光装置と;
 該照射後、感光体面をトナーの付着しない一様電位に
ならしめるための再帯電器と; 前記1次潜像から色分
解の静電像を引き出す特定色光の一様露光装置と該引き
出された静電像を対応する特定の色トナーで現像する現
像装置との組み合せを分解色数に応じた複数のユニット
と; 前記感光体上に現像されたトナー像を転写材に転
写する転写器と; を具備するカラー画像形成装置であ
る。
(作 用) 以下、上記手段構成を有する本発明のカラー画像形成装
置の作用を説明する。
最初に帯電器によって感光体を正又は負に一様に帯電せ
しめる。これを1次帯電という。
次いで帯電機能を備えた像露光装置では、1次帯電器に
よる帯電とは逆極性の帯電、又は交流の帯電(これを2
次帯電という)を行わせながら、白色光で原稿を走査し
た反射光或いは透過光で、感光体の表面を像露光する。
感光体の表面には色分解用微細フィルタが分布している
ので、前記像露光光は前記フィルタによって色分解され
て、感光体の光導電層に到達する。
1象露光光の照射される部分(色分解フィルタを像露光
が透過した部分)は、その部分の光導電層の導電性が高
くなるので、フィルタ表面(絶縁層表面)の電荷が逆極
性の帯電によって中和されるのと並行して光導電層と、
フィルタ層を含む絶縁層との界面に捕捉されていた電荷
は導電性基体の方へ移動するので充分に除電され感光体
表面の電位はほぼ0になる。一方、像露光光の照射され
ない部分(@露光が色分解フィルタを透過しない部分)
は、その部分の光導電層は導電化されないので光導電層
と、フィルタ層を含む絶縁層との界面に捕捉されている
電荷の移動がなく、その影響によりフィルタ層を含む絶
縁層の表面の電荷が2次帯電によって中和される程度が
低い。
感光体の表面電位は、像露光の照射される部分と照射さ
れない部分ともほぼ0になる。この状態を1次潜像とい
う。
以上は、画像域についての説明であるが、非画像域は、
通常、原稿からの反射光或いは透過光が到来しない部分
である。即ち、光導電層は全く導電性を持たず、このた
め光導電層の、絶縁層との界面の電荷は移動できず捕捉
されたままとなる。
画像域、非画像域を問わず、フィルタ絶縁層の表面の電
荷と、光導電層のフィルタ絶縁層との界面における電荷
との不平衡がある場合には、一様露光を行った際に、光
導電層が導電性となるので、光導電層側の電荷が不平衡
分だけ、導電性基体の方へ移動する。そして、この時、
はぼ0であったフィルタ絶縁層の表面電位は1次帯電の
時の極性となり、現像用トナーを付着する。非画像域は
、暗部と同様に考えられるからこのままではトナーが付
着して画像域の周囲がいわゆる黒枠状になってしまい問
題がある。
そこで本発明においては、非画像域を非画像域露光装置
によりいずれのフィルタをも透過するような光、例えば
白色光や赤外光で一様露光し、光導電層を導電性1ヒす
ると共に再帯電器で1次帯電と逆帯電を行わせ、像露光
の照射された部分と同じように、フィルタ絶縁層表面の
電荷を中和させる一方、光導電層のフィルタ絶縁層との
界面における電荷を導電性基体の方へ移動させて、フィ
ルタ絶縁層および光導電層における電荷を除電し、電位
をトナーの付着しないほぼ0にしている。
このように除電された後は、一様露光光を受けてもフィ
ルタ絶縁層部の表面電位は変化しないのでトナーが付着
することはない。
非画像域の除電が行われた後、感光体は、一様露光装置
からの、特定の色のフィルタを透過する色光によって一
様露光される。一様露光されると該特定の色のフィルタ
が分布する領域にはカールソン方式と同様、像露光時の
明暗に応じた電位の高低によるパターンが生成する。こ
のような電位パターンによる像を静電像と呼んでいる。
静電像のうち像露光時の明部の電位はほぼ0であり、暗
部の電位は正又は負の高い電位となる。
正であるか負であるかは感光体の光導電層にどのような
材料を用いるかによって予め定まっている。この電位パ
ターン即ち静電像とフィルタの色に対応する特定の色の
色トナーを収容した現渫装1を通過させると、当該特定
の色のフィルタ部分の表面に、電位の高低に応じて色ト
ナー像が形成される6次いで、第2の特定の色のフィル
タを透過する光を発する一様露光装置により露光し、対
応する色のトナーを収容する現像装置を通過させると第
2の特定の色フイルタ部分の表面に、電位の高低に応じ
て色トナー像が形成される。
以下同様に、特定色光による一様露光と現像を繰り返す
ことにより、予め設けた数だけの色トナーによる多色ト
ナー画像が感光体のフィルタ絶縁層上に形成される0通
常は、イエロー、マゼン久シアンの3種の色トナーと必
要に応じて黒のトナーからなる多色トナー画像を形成し
、次いで、このトナー像を転写器により転写材へ転写し
、これを定着して多色カラー画像を完成する。
このような一様露光、現像の繰り返し過程においても、
先に一旦、除電された非画像域の電位はほぼ0で変化し
ないため、現像装置を通過してもl−ナーが付着せず、
黒枠が生成されない。
(実 施 例) 以下、本発明のカラー画像形成装置の実施例を図面に基
づいて説明する。第1図は本発明カラー画像形成装置の
実施例の構成概要側面図、第2図および第3図は非画像
域露光装置の例を示す部分側面図および正面図、第4図
はカラー画像形成工程における感光体表面電位の変化を
示すグラフ、第5図はgA露光領域と非画像域を示す感
光体の部分展開平面図、第6図乃至第9図はそれぞれ本
発明カラー画像形成装置に用いられる感光体の層構成の
例を示す模式的部分断面図、第10図および第11図は
それぞれ感光体の色分解フィルタ層のフィルタ分布形状
の例を示す部分平面図である。
第6図乃至第9図において、1は円筒状、無端ベルト状
等必要に応じて適宜の形状構造に形成される導電性部材
、2は無機光導電体や有機光導電体から成る光導電層、
3は各種のポリマー、樹脂等と染料や顔料等の着色剤に
よって形成された赤(R)、緑(G)、青(B)等の微
小な色分解フィルタすなわち色分解機能素子の分布から
成る層3aを含む絶縁層である。第6図の感光体4の絶
縁層3は、それぞれ着色剤を加えて着色した樹脂等の絶
縁性物質を光導電層2上に印刷、蒸着、フォトレジスト
等の手段により所定のパターンニ(=を着させて形成し
たもの、第7図の感光体4の絶縁層3は、第6図の絶縁
層3の下に透明絶縁層を有するようなもの、第8図の感
光体4の絶縁層3は、第7図の絶縁層3の上にさらに透
明絶縁層を有するようなもの、第9図の感光体4の絶縁
層3は、第6図の絶縁層3の上に透明絶縁層を有するよ
うなものである。
これら絶縁層3の色分解層3aにおけるR、G、Bフィ
ルタ等の分布形状および個々のフィルタサイズは、特に
限定されないが、第10図や第11図に示したようなモ
ザイク状分布が繊細な多色画像の再現に好適な点で用い
られる0人間の視怒度の関係からGフィルタの数をB、
Rフィルタの数より増やしても良い。そして、R,G、
Bフィルタ等の個々の大きさは、図にしで示す長さ10
〜200μmの範囲が分布パターンの形成の容易さ、画
像の解〔憤度や色再現性の点から用いられる。
第1図のカラー画像形成装置は、以上のような絶縁層3
と色分解層’3 aを有するドラム状の感光体4の周囲
に帯電器5、帯電器61を含む像露光装置6、詳細を第
2図および第3図に示した非画像域露光装置7、特定光
の一様露光装置8B、同8G、同8R1同8K、1成分
もしくは2成分現゛像剤の層を現像スリーブ上に感光体
4の表面に接触しない層厚に形成して、現像バイアスに
直流と交流バイアスを重畳して用いることにより現像剤
層からトナーを飛翔させて感光体4に付着させる非接触
現像を行う現像器9Y、同9M、同9C1同9K、現像
後の感光体4の表面電位を平滑1ヒするための帯電器1
0Y、同10M、同10C1白色光またはトナ一層に対
しても通過性のよい赤外光の露光ランプとコロナ放電器
を用いて最終的に形成されたトナー像を転写材Pに転写
し易くする転写前処理装置11、転写器12、分離器1
3、り・リーニング前除電器14、クリーニング装置1
5を配設して、以下述べる工程により感光体4上にカラ
ー画像や単色画像を形成する。
感光体4が矢印方向に回転し、帯電器5がコロナ放電を
行って感光体4の表面を一様に帯電する。
感光体4が光導電層2に硫化カドミウムのようなn型半
導体を用いている場合は、帯電器5のコロナ放電は正の
放電であり、光導電N2にセレン等のp型半導体を用い
ている場合は、負の放電である。
次に、像露光装置6が帯電器5による帯電の行われた感
光体4の表面に@露光工を入射する。
この@露光装置6は、原稿りが原稿台または光学系の往
復動により走査露光されるものでも、原稿りがプラテン
上を通過することにより走査露光されるものでもよい。
また、図示例は原稿りからの反射光を像露光■として入
射しているが原稿りの透過光を像露光■として入射する
ようにもできる。像露光装置6の帯電器61は、帯電器
5によって帯電が行われた感光体4の表面に、像露光I
の入射部分も含めて、帯電器5のコロナ放電と逆極性の
直流または交流のコロナ放電を行う。
そして、この帯電器61によるコロナ放電の行われてい
る感光体4の画像形成に関与しない又は関与させない非
画像域に非画像域露光装置7が色分解層3aのすべての
フィルタを透過してその部分の光導電層2を十分に導電
性とする例えば白色光や赤外光を一様に入射し、次に再
帯電器71により電位が平滑化される0以上によって、
この非画像域露光装置7により照射された部分の感光体
4の表面は電荷が消失しているので一様露光が照射され
ても電位が抽出されないため現像が行われてもトナーが
付着しない電位となる。
また非画像域露光装置7による露光が行われた部分以外
の像露光■が入射した部分には、まだ現像でトナーの付
着する静電像としては機能しない1次潜像が形成される
第12図は第1図、第2図と同様の働きをするが帯電器
の数を減少させることができる帯電器81が帯電器61
.71を兼用している。
次に、帯電器61による放電と負露光Iの入射と非画像
域露光装置7による非画像域の露光とが行われた感光体
4の面に一様露光装置8Bが一様に青色光を入射する。
この青色光の一様露光によって、先に形成された1次潜
像から、感光体4の非画像域以外の領域のBフィルタ部
分に電位パターンが引き出される。この電位パターンす
なわち静電像をイエロートナーを収納した現像器9Yで
現像して、Bフィルタ部分の表面に付着したイエロート
ナーから成るイエロートナー像を形成する。
これに対して、非画像域露光装置7による露光が行われ
た非画像域および像露光の暗部(入射されない部分)は
、非画像域露光が入射すると、トナーの付着する電位と
なるが(像露光の入射される部分、即ち、明部はトナー
の付着しない電位)。
再帯電器71により、平滑化され像露光工の明部が入射
した部分と同電位にされ、一様露光装置8Bによる一様
露光が行われてもトナーの付着しない電位から変らず、
したがって現像器9Yで現像が行われてもトナーが付着
することはない。
この現像が行われた感光体4の表面に帯電器10Yが帯
電器61と同様のコロナ放電を行って表面電位を平滑化
し、次の現像で混色が起らないようにする。この電位を
平滑化した表面に今度は一様露光装置8Gが一様に緑色
光を入射する。
これによって先の1次潜像から感光体4の非画像域以外
の領域のGフィルタ部分に電位パターンが生ずる。この
場合も、非画像域露光装置7による露光が行われた非画
像域はトナーの付着しない電位から変らない、したがっ
て、次にマゼンタトナーを収納した現像器9Mで現像し
て、Gフィルタ部分の表面に付着したマゼンタトナーか
ら成るマゼンタトナー像を形成しても、非画像域にトナ
ーが付着することはない。
この現像を行った感光体4の表面にさらに帯電器10M
が放電を行って、混色が起らないように表面電位を平滑
化する。この電位を平滑化した表面に今度は一様露光装
置8Rが一様に赤色光を入射して、1次潜像から感光体
4の非画像域り、外の領域のRフィルタ部分に電位パタ
ーンを生じさせる。この電位パターンをシアントナーを
収納した現像器9Cで現像してRフィルタ部分の表面に
付着したシアントナーから成るシアントナー及を形成す
る。この場合ら、前と同様、非画像域にトナーの付着す
ることはない。
以上によって、非画像域にトナーが付着することなく、
感光体4上にイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナ
ー像の合成からなるカラー画像が色ずれなく形成される
さらに、カラー画像の画負濃度特に、黒色濃度を高めた
いときは、現像器9Cによる現像を行った感光体4の表
面に帯電器10Cによる放電を行って表面電位を平滑化
し、その平滑化した表面に一様露光装置8Kにより一様
に白色光あるいはBGRフィルタすべてを透過し光導電
層2を導電化する赤外光を入射する。これによって、今
度は、1次WI@から感光体4の非画像域以外の領域の
B、G、Rフィルタ部分の表面に原稿画像の黒色部分を
補うような電位パターンが少し生ずるから、この電位パ
ターンを黒トナーを収納した現像器9にで現像してB、
G、Rフィルタ部分に付着した黒トナーから成る黒トナ
ー像を形成する。
これによって、感光体4上にイエロー、マゼンタ、シア
ン、黒のトナー像の合成からなる高い画像濃度を示すカ
ラー画像が形成される。
この場合も、前と同様、非画像域にトナーの1寸着する
ことはない。
先の3色カラー画像ら、この4色カラー画像も、感光体
4の1回転内で形成される。なお、画像を単色画像で得
る場合は、特定光の−a露光光るいは白色光または赤外
光の一様露光により特定フィルタ部あるいは全フィルタ
部に電位パターンを形成し、任意の現像器で現像を行う
ことにより、任意の色の単色画像を得ることができる。
以上の画像形成工程において、感光体4の画像形成領域
および非画像域の表面電位は第4図に示したように変化
する。第4図は感光体4の光導電層2がP型半導体のS
e −Te (Teをドーピングし長波長を増感させた
感光体)から成る例を示しており、3色カラー画像を形
成するまでの工程を示している。
第4図において、横軸の時間t。からtlまでの1次帯
電は、感光体4の表面が帯電器5を通過する間にコロナ
放電を受けて帯電する状態を示し、tlからt2までの
暗減衰は、帯電器5を通過してから帯電器61に達する
までの間に電荷注入および注入された電荷の散逸により
電位が変化する状態を示す、また、時間t2がらt、ま
での2次帯電および@露光は、帯電器61に達しな感光
体4の表面が帯電器61を通過する間にコロナ放電と像
露光Iを受けて電位の変化する状態を示し、この間の曲
線vLおよびVDはそれぞれ像露光Iの明部および暗部
が入射した部分の電位変化を示す、帯電器61の通過を
完了した時間t、における曲線VL、同VDの電位はと
もにほぼ平滑1ヒされており、現像作用を受けてもトナ
ーが付着しない電位であって、帯電器61を通過した後
には感光体4の表面に現像作用を受けてトナーが付着す
る電位パターンは存在しない、なお、像露光Iの明部と
暗部の中間の階調部の光が入射した部分の電位は、曲線
VLと曲線VDの中間の電位となるから、これも当然ト
ナーの付着しない電位となる。
t3からt4までの非画像域露光は、帯電器61を通過
した表面が非画像域露光装置7の位置を通過したときの
電位の変化する状態を示す。
VLLは、像露光の明部に非画像域露光光が入射したと
きの電位を示し、VDLは、@露光の暗部および非画像
域に非画像域露光光が入射したときの電位を示す、t4
からt5は、前に形成された非画像域の電位を平滑化す
るものであり、トナーの付着しない電位を維持するもの
である。
時間t5からt6までの一様露光は、帯電器61を通過
した表面が一様露光装置8Bの位置を通過する間に青色
光の一様露光をうけて電位の変化する状態を示す、この
一様露光によって暗部電位voは現像によりトナーが付
着する電位となるが、明部電位VLや非画像域電位■o
L、同VLLはトナーが付着しない電位を維持する。 
 ゛そして、明部と暗部の中間階調部はVDと■Lの中
間電位となる。これによって、一様露光を受けた面が時
間t6からtlの間に現像器うYを通過して現像作用を
受けると、電位70部や中間電位部にトナーが付着して
イエロートナー像を形成されるが、非画像vA露光装置
7の露光を受けた非画像域にはトナーが付着することは
ない。
暗部電位78部や中間電位部は、現像により多少の電位
低下がおこる。なお、時間t3以降も暗減衰による電位
コントラストの低下は見られるが、第4図ではこれを省
略している。
時間t7からt8の間の再帯電は、現像器9Yを通過し
た感光体4の表面が帯電器10Yを通過する間にコロナ
放電を受けて電位の変化する状態を示している。これに
よって、トナーが付着した暗部電位VDや中間階調部の
電位はトナーの付着しない電位に変化するが、明部電位
■Lと非画像域電位■DL、同VLシはトナーの付着し
ない電位のままである。
時間t8からt9の間の一様露光は、一様露光装置8G
による一様露光であり、この一様露光による感光体4の
表面電位の変化も時間t5からt6の間の一様露光の場
合と同様である。
したがって、次に時間t、からtloの間に現像器9M
を通過してマゼンタトナー像が形成されても、非画像域
にはトナーは付着しない。ここでも暗部電位VDや中I
Si階調部の電位は現(fi作用による多少の電位低下
がおこる。
以下、時間tloからtllの間の再帯電は、帯電器1
0Mによる電位平滑化、時間tllからt12の間の一
様露光は、一様露光装置8Rによる電位パターンの形成
、時間t1□からt13の間の規程は、現像器9Cによ
るシアントナー像の形成であり、これまでと同様に、非
画像域にトナーの付着することはない、4色画像を形成
する場合は、さらに帯電器10Cによる再帯電、一様露
光装置8Kによる一様露光、現像器9Kによる現像がく
りかえされるが、これによっても非画ej1にトナーの
付着することはない。ここでも暗部電位VDや中間階調
部の電位は、現像作用による多少の電位低下がおこる。
以上によって、非画像域にトナーを付着させることなく
、感光体4上にカラー画(象あるいは単色画像を現わす
トナー(象が形成される。そして、このトナー像は転写
前処理装置11によって転写し易くされ、給紙装置16
によって送り込まれた転写材Pに転写器12によって転
写される。
トナー像を転写された転写材Pは、分離器13によって
感光体4から分離され、搬送手段17によって定着装置
18へ運ばれて、定着装置18でトナー像を定着されて
機外に排出される。
一方、トナー像を転写した感光体4の表面は、クリーニ
ング前除電器14によって除電され、クリーニング装置
15によって残留トナーを除去されて、次の画像形成工
程を受ける状態となる。
第2図および第3図に示した非画像域露光装置7は、光
導電層2が赤外光にも怒度を有し、B、G、Rフィルタ
が赤外光に対して透明である感光体4の場合に用いられ
る、赤外光を発するLED素子を並べたもの、あるいは
一体型のLEDアレイを用いている。そして、この非画
像域露光装置7のLEDは感光体4の移動方向に対して
直角の方向に並んで感光体4のほぼ全幅に渡るように整
列しており、その整列しているLEDが画像形成領域の
幅の変化に対応し得るように感光体4の幅方向に並ぶ微
小サイズの群7−1.7−2.7−3、・・・等に群分
けされていて、スイッチSL。
S2.S3.・・・等をオン・オフすることにより以下
述べるように非画像域を露光する。
なお、画像形成領域になったり非画像域になったりする
感光体4の幅に対応するLEDの群は小さい程非画像域
したがって画像形成領域を細かく設定できる。
非画像域の露光は、例えば、画像形成領域幅が感光体の
全幅に渡るときは、画像形成領域が像露光装置6の帯電
器61を通過する間スイッチ5132、S3.・・・の
全部を一斉にオフし、それ以外の非画像域が通過する間
オンすることで群7−17−2.7−3.・・・のLE
Dを点灯させて行う。
これは、予めスイッチS2.S3.・・・をオンするこ
とにより群7−1.7−2.7−3.・・・のLEDを
同時に点滅するものとなし、しかる後にスイッチS1を
非画像域通過時のみオンするようにしてもよい、また、
例えば、画像形成領域幅が1段狭くなって群7−1が常
時非画像域に対向するらのになるときは、スイッチS1
を常時オンにして群7−1のLEDを常時点灯させ、群
7−2゜7−3.・<7)LEDをスイッチS2.S3
.、fl非画像域通過時のみのオンにより点灯させるこ
とで行われる。これは、予めスイッチS2以外のスイッ
チSL、S3.・・・をオンし、しかる後にスイッチS
2を非画像域通過時のみオンするようにしてもよい。
以上のように、非画像域は、画像形成領域の福および感
光体4の移動方向長さが変化しても、常に感光体4のR
,G、Bフィルタを通過する光で露光され、トナーの付
着することを防止される。
非画像域へ照射される露光は、フィルタに対して垂直に
照射されねばならない、非画像域露光装置7は、LED
の代りに、光導電層2に導電性を与える白色光や赤外光
のELランプを用いるようにすることも勿論可能である
。この池、液晶LC8によって露光域を変えるようなも
のでもよい。
非画像域露光装置7が露光する非画像域は、像露光装置
6の像露光ランプが消灯して光学系や原稿台が復動する
間、あるいはプラテンカバーが用いられている場合の原
稿載置部の枠外や用いられていない場合の原稿部以外に
対応する感光体4の表面に限らず、転写材Pと対向する
以外の感光体4の表面であってもよいし、それ以上に画
像形成領域を限定するものくトリミング)にしてもよい
通常は、非画像域を、トナーの消費やトナー汚れ等を少
なくする上で、転写材Pと対向する以外の感光体4の表
面とすることが好ましい。
即ち、非画像域露光装置7の露光域制御は、画像形成装
置に設けられる従来公知の原稿サイズ検知装置、変倍率
検知装置、記録紙サイズ検知装置の検知情報、あるいは
、操作パネル等に設けられる変倍率や記録紙サイズの指
定手段の指定情報等によって、先にのべたような点灯す
るしED群と点灯しないLED群の制御を像露光走査の
タイミングに合わせて行うことによりなされるが、これ
を優先的に記録紙サイズ情報に基づいて行うことが好ま
しい、また、原稿サイズ情報によって露光域制御を行う
ようなものでは、原稿が厚手の本や原稿台から浮くよう
な場合に、原稿の端部が黒画像部とみなされるようにな
って、記録画像に黒枠が生ずることが起こる。したがっ
て、このような場合は、原稿端部に相当する部分も非画
像域とするように非画像域露光装置7の露光域を設定す
るのが望ましい。
本発明のカラー画像形成装置は、第1図の例に限らず、
現像器等の組が4組より少ないがあるいは多いものでも
、イエロー、マゼンタ、シアン以外の例えば青、緑、赤
トナーによってカラー画像を形成するものでもよい、ま
た、前述の画像形成工程で、−111露光装置8B、同
8G、同8R1同8にのいずれが1つによる一様露光の
みを行って、他を不作動とすることにより、感光体4上
に1色のトナーから成る単色画像が形成されるが、この
単色画像は黒トナーによるものを別にして、モノカラー
複写機で形成されるものよりも画像濃度や解懺力が劣っ
たものとなる。そこで、黒以外の単色画(象もモノカラ
ー複写機におけると同様の画像濃度、解像力で形成し得
るように、例えば、一様露光装置8にと同様の一様露光
装置を一様露光装置8B、同8G、同8Rのそれぞれに
隣接して設けてもよい、そして、単色画像を形成する場
合は、一様露光装置8B、同8G、同8Rに代えてその
一様露光装置で一様露光を行うと、R,G、Bの各フィ
ルタ部分に電位パターンが生ずるから、モノカラー複写
機におけると同様の単色画像を得ることができる。この
場合、一様露光して現像した表面電位を平滑化すること
なく次の現像器でさらに現像して、それにより例えばイ
エロートナーとマゼンタトナーから成る赤画像を形成す
ることもできる。
本発明はさらに、特願昭60−229524号に記載さ
れているような、1次帯電、2次帯電および(EA露光
後に、平滑化のための帯電、特定光による全面露光、現
像を繰り返す記録装置にも適用し得る。
また、感光体がフィルタを帯電器等のコロナ放電を受け
る側と反対側に設けてフィルタ側から像露光および一様
露光を受ける構成(特願昭59−199547号)やそ
の池の構成(特願昭59−198166゜199816
7、201084各号)のものにも適用し得る。
また、感光体の光導電層が単層でなく、電荷発生層と電
荷移導層とから成る機能分離型の構成(特願昭60−2
45178号)でもよいし、感光体が色分解機能を光導
電層にもたせたちのく特願昭59−201085、同6
0−245177各号)でもよい。
最後に、本発明のより具体的な実施例を示す。
厚さ20μmポリエチレンテレフタレート薄膜に第10
図に示したようなパターンのフィルタを印刷した厚さ2
5μmの絶縁層形成フィルムをTeをドープして長波長
に増悪した厚さ60μmの5e−Te光導電体層へ付着
させて形成した色分解機能を有する感光体4を第1図に
したような構成の変倍複写し得るカラー画像形成装置に
用いた。
このカラー画像形成装置で原稿サイズA4版、記録紙サ
イズ85版、縮小率86%の画像形成を第1図について
述べた工程により行った。
まず、始めに、帯電器5により感光体4は一様に負に帯
電される0次に像露光■を受けながら帯電器61により
表面電位がOvとなるように逆極性の帯電を受ける。こ
の帯電器61による帯電幅は帯電器5によるものより広
い方が好ましい。
本発明カラー画像形成装置において完全な画像形成をす
るためには (I)  帯電器5による帯電幅 ≦帯電器61による帯電、隅 (n)  帯電器5および同61による帯電幅≧像露光
幅 とするのが好ましい。
A4版のサイズは210X297牝、85版のサイズは
182 X 257 mmである。
そしてA4版の原稿は光学系により85版サイズにまで
縮小され像露光される。一方、帯電領域は、感光体4の
回転方向の長さを例えば、85版サイズ182 X 2
57 u+の182關にすることは帯電器61へ電力を
供給する電源のON、OFFにより制御できるが、端部
も均一に帯電させる為、182mmより多少長目に帯電
した。
感光体4の幅方向の長さは帯電器61の長さ分の帯電幅
となる。このため、帯電領域を制御しても、第5図に示
したような非画像域が生ずるようになる。この非画像域
に一様露光を照射すると、トナーがべた状に付着するよ
うになる。これを防ぐために、この実施例では、像露光
領域と重なる180X255m■の範囲を画像形成領域
として、それ以外の非画像域に帯電器61によるコロナ
放電と共に非画像域露光装置7から白色光またはRlG
、Bの各フィルタ部を透過する赤外光を入射した。この
非画像域露光により、後の画像形成工程で非画像域にト
ナーの付着することが防止され、感光体4上に形成され
た画像は、黒枠を生ぜしぬることのない、画像品貿の高
いものとなった。
(発明の効果) 本発明のカラー画像形成装置によれば、感光体上にカラ
ー画像を色ずれなく形成できて、非画像域にトナーの付
着することがなく、クリーニング装置の負担、トナーの
消費、トナーによる汚染の発生が減少すると言う優れた
効果が得られる。
また、帯電器や現像器あるいはさらに特定光の一様露光
装置に画像形成工程中通電を継続する制御の簡単なもの
を用いても非画像域にトナーが付着せず、記録装置の高
速化や低コスト化が容易にできると言う効果も得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明カラー画像形成装置の実施例の構成概要
側面図、第2図および第3図は非画像域露光装置の例を
示す部分側面図および正面図、第4図はカラー画像形成
工程における感光体表面電位の変化を示すグラフ、第5
図は像露光領域と非画像域を示す感光体の部分展開平面
図、第6図乃至第9図はそれぞれ本発明のカラー画像形
成装置に用いられる感光体の層構成の例な示す模式的部
分断面図、第10図および第11図はそれぞれ感光体の
色分解フィルタ層のフィルタ分布形状の例を示す部分平
面図、第12図は本発明のカラー画像形成装置の他の実
施例の部分側面図である。 1・・・・・導電性部材、 2・・・・・・光導電層、
 3 ・・・絶縁層、 3a・・・・・・色分解層、4
・・・・・・感光体、5・・・・・・帯電器、 6・・
・・・・像露光装置、 7・・・非画像域露光装置、 
8B、8G、8R,8K・・・・一様露光装置、 9Y
、9M、9C,9K・・・・・・現像器、 10Y、1
0M、I Q(:・−1−帯電器、11・・・・・・転
写前処理装置、 12・・・・・・転写器、13・・・
・・・分離器、  14・・・・・・クリーニング前除
電器、 15・・・・・・クリーニング装置、  16
・・・・・・給紙装置、  17・・・・・・搬送手段
、 18・・・・・・定着装置、 71・・・・・・再
帯電器、 81・・・・・・帯電器、Fa 、Fa 、
PR・・・・・・一様露光用フィルタ、P・・・・・・
転写材。 代理人 弁理士  八 幡  義 博 第1図 D 4−=−一感光体 5−−−−一帯@葵 α−−−−一雰猪    β−・−塗離益瀕−−−−−
クソーニング@艙儂」手 hJFat&−−−−−M露光スルタ 察 2 図 第 3 図 スイッテ 第 4 図 十■ 第 8 図 集 9 図 第 10 図 牟 第 // 図 :具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性基体上に光導電層を設け、その上に色を異にする
    色分解用微細フィルタの分布層を含む絶縁層を設けた感
    光体と;該感光体を一様帯電せしめる帯電器と;該帯電
    面に像露光を照射しつつ前記帯電器とは逆極性帯電又は
    交流帯電を行わせ1次潜像を形成する帯電機能を備えた
    像露光装置と;感光体上に形成された前記1次潜像部の
    非画像域の色分解用フィルタを透過しその部分の光導電
    層を導電性にする光を照射する非画像域露光装置と;該
    照射後、感光体面をトナーの付着しない一様電位になら
    しめるための再帯電器と;前記1次潜像から色分解の静
    電像を引き出す特定色光の一様露光装置と該引き出され
    た静電像を対応する特定の色トナーで現像する現像装置
    との組み合せを分解色数に応じた複数のユニットと;前
    記感光体上に現像されたトナー像を転写材に転写する転
    写器と;を具備するカラー画像形成装置。
JP61176359A 1986-07-26 1986-07-26 カラ−画像形成装置 Pending JPS6332568A (ja)

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