JPS62215405A - 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 - Google Patents
入出庫用走行クレ−ンの制御方法Info
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- JPS62215405A JPS62215405A JP5771886A JP5771886A JPS62215405A JP S62215405 A JPS62215405 A JP S62215405A JP 5771886 A JP5771886 A JP 5771886A JP 5771886 A JP5771886 A JP 5771886A JP S62215405 A JPS62215405 A JP S62215405A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、棚のクレーン走行方向に隣接する複数の荷受
は部に対して同時に対応するように並設された荷受は渡
し用主フォークと副フォークとを備えた入出庫用走行ク
レーンの制御方法に関するものである。
は部に対して同時に対応するように並設された荷受は渡
し用主フォークと副フォークとを備えた入出庫用走行ク
レーンの制御方法に関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
前記のような複数フォークを備えたクレーンによれば、
棚のクレーン走行方向に隣接する複数の荷受は部に対し
て同時に入出庫作業を行うことが出来るので、入出庫作
業能率を大幅に向上させることが出来るが、この種のク
レーンに於いては、棚の各荷受は部に前記主フォークが
対応するときのクレーン位置を、基準位置からのクレー
ン走行距離を表すようにクレーンの走行に連動して変化
する計数値で各荷受は部毎に記憶させておき、設定され
た行き先荷受は部の記憶計数値と実際にクレーンの走行
に連動して変化する計数値とが一致したところでクレー
ンを停止させ、主副両フォークを同時に作動させるので
あるから、主フォークとこれに対応する荷受は部との間
にはクレーン走行方向の位置ずれは生じないが、棚の建
て方誤差や主副両フォークの据え付は誤差によって主フ
ォークが対応する荷受は部と副フォークが対応する・荷
受は部との間の距離と主副両フォーク間の距離とが一致
していない場合は、副フォークとこれに対応する荷受は
部との間にクレーン走行方向の位置ずれが生じ、この位
置ずれ量が大きいと副フォークによる荷受は渡しを安全
に行うことが出来なくなり、荷崩れや荷の落下事故の原
因となる。
棚のクレーン走行方向に隣接する複数の荷受は部に対し
て同時に入出庫作業を行うことが出来るので、入出庫作
業能率を大幅に向上させることが出来るが、この種のク
レーンに於いては、棚の各荷受は部に前記主フォークが
対応するときのクレーン位置を、基準位置からのクレー
ン走行距離を表すようにクレーンの走行に連動して変化
する計数値で各荷受は部毎に記憶させておき、設定され
た行き先荷受は部の記憶計数値と実際にクレーンの走行
に連動して変化する計数値とが一致したところでクレー
ンを停止させ、主副両フォークを同時に作動させるので
あるから、主フォークとこれに対応する荷受は部との間
にはクレーン走行方向の位置ずれは生じないが、棚の建
て方誤差や主副両フォークの据え付は誤差によって主フ
ォークが対応する荷受は部と副フォークが対応する・荷
受は部との間の距離と主副両フォーク間の距離とが一致
していない場合は、副フォークとこれに対応する荷受は
部との間にクレーン走行方向の位置ずれが生じ、この位
置ずれ量が大きいと副フォークによる荷受は渡しを安全
に行うことが出来なくなり、荷崩れや荷の落下事故の原
因となる。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る制御方
法を提案するものであって、その特徴は、棚のクレーン
走行方向に隣接する複数の荷受は部に対して同時に対応
するように並設された荷受は渡し用主フォークと副フォ
ークとを備えた入出庫用走行クレーンに於いて、棚の各
荷受は部に前記主フォークが対応するときのクレーン位
置を、基準位置からのクレーン走行距離を表すようにク
レーンの走行に連動して変化する計数値で各荷受は部毎
に記憶させておくと共に、前記主副両フォーク間の距離
を前記計数値に置換して記憶させておき、設定された主
フォーク行き先荷受は部の記憶計数値と副フォークが対
応する荷受は部の記憶計数値との差を前記主副両フォー
ク間距離に対応する記憶計数値と比較演算させ、その差
が許容限度以下であるときはクレーンが設定された行き
先で停止した状態で前記主副両フォークを同時に作動さ
せ、前記差が許容限度を越えているときは主フォークに
よる荷受は渡しのみを行った後に前記差に相当する距離
だけクレーン位置を修正し、その後副フォークによる荷
受は渡しを行うことにある。
法を提案するものであって、その特徴は、棚のクレーン
走行方向に隣接する複数の荷受は部に対して同時に対応
するように並設された荷受は渡し用主フォークと副フォ
ークとを備えた入出庫用走行クレーンに於いて、棚の各
荷受は部に前記主フォークが対応するときのクレーン位
置を、基準位置からのクレーン走行距離を表すようにク
レーンの走行に連動して変化する計数値で各荷受は部毎
に記憶させておくと共に、前記主副両フォーク間の距離
を前記計数値に置換して記憶させておき、設定された主
フォーク行き先荷受は部の記憶計数値と副フォークが対
応する荷受は部の記憶計数値との差を前記主副両フォー
ク間距離に対応する記憶計数値と比較演算させ、その差
が許容限度以下であるときはクレーンが設定された行き
先で停止した状態で前記主副両フォークを同時に作動さ
せ、前記差が許容限度を越えているときは主フォークに
よる荷受は渡しのみを行った後に前記差に相当する距離
だけクレーン位置を修正し、その後副フォークによる荷
受は渡しを行うことにある。
(実施例)
以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第1図に於いて、1は入出庫用走行クレーンで
あって、その昇降キナレッジ2上には夫々クレーン走行
方向に対して左右横方向水平に出退自在な主フォーク3
と副フォーク4とが並設されている。5は棚であって、
前記クレーン1の走行通路にそって立設され、クレーン
走行方向と垂直方向とに基盤目状に多数の荷受は部6が
形成され、クレーン走行方向に隣接する荷受は部6間の
距離が前記クレーン1の主フォーク3と副フォーク4と
の間の距離と略一致するように構成されている。
すると、第1図に於いて、1は入出庫用走行クレーンで
あって、その昇降キナレッジ2上には夫々クレーン走行
方向に対して左右横方向水平に出退自在な主フォーク3
と副フォーク4とが並設されている。5は棚であって、
前記クレーン1の走行通路にそって立設され、クレーン
走行方向と垂直方向とに基盤目状に多数の荷受は部6が
形成され、クレーン走行方向に隣接する荷受は部6間の
距離が前記クレーン1の主フォーク3と副フォーク4と
の間の距離と略一致するように構成されている。
第2図に示すように前記クレーン1の走行用駆動車輪7
を駆動するモーター8にはパルスエンコーダー9が連動
連結され、このパルスエンコーダー9からのパルスを計
数する加減算カウンター10が併用されている。このカ
ウンター1oは、基準位置からのクレーン走行距離を表
すようにクレーンの走行に連動して変化する計数値を得
るためのものであって、前記パルスエンコーダー9が発
生するパルスをクレーン1の前進時には加算し後進時に
は減算する。
を駆動するモーター8にはパルスエンコーダー9が連動
連結され、このパルスエンコーダー9からのパルスを計
数する加減算カウンター10が併用されている。このカ
ウンター1oは、基準位置からのクレーン走行距離を表
すようにクレーンの走行に連動して変化する計数値を得
るためのものであって、前記パルスエンコーダー9が発
生するパルスをクレーン1の前進時には加算し後進時に
は減算する。
クレーン1を実際の入出庫作業に使用する前に所謂学習
作業が行われ、主フォーク3が棚5の各荷受は部6に正
確に対応する位置でクレーン1を停止させたときの前記
加減算カウンター10のパルス計数値が各荷受は部6毎
に予めチェックされ、マイクロコンピュータ−11の記
憶部に記憶される。この学習作業を行うに際して、クレ
ーン走行方向の棚5の倒れの影響が大きいと考えられる
ときは全ての荷受は部6について主フォーク3が正確に
対応するクレーン停止位置のパルス計数値を検出記憶さ
せ、クレーン走行方向の棚5の倒れの影響が殆ど無いと
考えられるときは、荷受は部6の各縦列毎(各ペイ毎)
に一つのクレーン停止位置のパルス計数値を検出記憶さ
せれば良い、12は前記マイクロコンビエータ−11か
らの制御信号に従って走行駆動用モーター8−(制動機
構を含む)を制御する走行コントローラーである。又、
前記マイクロコンピュータ−11には、第3図に示すよ
うに主副両フォーク3.4間の距離りが、当該距離りを
クレーン走行距離に置換したときの加減算カウンター1
0の計数値変化量で設定記憶せしめられている。即ち、
例えばクレーン1が1龍移動することによりパルスエン
コーダー9が1パルス発信するものとすれば、前記主副
前フォーク3.4間の距離りが1000u+の場合、当
該距離りは数値1000として設定記憶せしめられる。
作業が行われ、主フォーク3が棚5の各荷受は部6に正
確に対応する位置でクレーン1を停止させたときの前記
加減算カウンター10のパルス計数値が各荷受は部6毎
に予めチェックされ、マイクロコンピュータ−11の記
憶部に記憶される。この学習作業を行うに際して、クレ
ーン走行方向の棚5の倒れの影響が大きいと考えられる
ときは全ての荷受は部6について主フォーク3が正確に
対応するクレーン停止位置のパルス計数値を検出記憶さ
せ、クレーン走行方向の棚5の倒れの影響が殆ど無いと
考えられるときは、荷受は部6の各縦列毎(各ペイ毎)
に一つのクレーン停止位置のパルス計数値を検出記憶さ
せれば良い、12は前記マイクロコンビエータ−11か
らの制御信号に従って走行駆動用モーター8−(制動機
構を含む)を制御する走行コントローラーである。又、
前記マイクロコンピュータ−11には、第3図に示すよ
うに主副両フォーク3.4間の距離りが、当該距離りを
クレーン走行距離に置換したときの加減算カウンター1
0の計数値変化量で設定記憶せしめられている。即ち、
例えばクレーン1が1龍移動することによりパルスエン
コーダー9が1パルス発信するものとすれば、前記主副
前フォーク3.4間の距離りが1000u+の場合、当
該距離りは数値1000として設定記憶せしめられる。
13は主フォーキングコントローラーであって、前記マ
イクロコンピュータ−11からの制?m1(8号、昇降
キャレソジ2の昇降位置信号、及び主フォーク3の出退
位置信号に従って前記主フォーク3を出退駆動するモー
ター14と昇降キヤレッジ2を昇降駆動するモーター1
5とを作動させて主フォーク3による荷掬い取り又は荷
降ろしのためのフォーキングを行わせる。16は副フォ
ーキングコントローラーであって、前記マイクロコンピ
ュータ−11からの制御信号、昇降キャレッジ2の昇降
位置信号、及び副フォーク4の出退位置信号に従って前
記副フォーク4を出退駆動するモーター17と昇降キヤ
レフジ2を昇降駆動するモーター15とを作動させて副
フォーク4による荷掬い取り又は荷降ろしのためのフォ
ーキングを行わせる。
イクロコンピュータ−11からの制?m1(8号、昇降
キャレソジ2の昇降位置信号、及び主フォーク3の出退
位置信号に従って前記主フォーク3を出退駆動するモー
ター14と昇降キヤレッジ2を昇降駆動するモーター1
5とを作動させて主フォーク3による荷掬い取り又は荷
降ろしのためのフォーキングを行わせる。16は副フォ
ーキングコントローラーであって、前記マイクロコンピ
ュータ−11からの制御信号、昇降キャレッジ2の昇降
位置信号、及び副フォーク4の出退位置信号に従って前
記副フォーク4を出退駆動するモーター17と昇降キヤ
レフジ2を昇降駆動するモーター15とを作動させて副
フォーク4による荷掬い取り又は荷降ろしのためのフォ
ーキングを行わせる。
前記マイクロコンピュータ−11は以下に説明する制御
が行われるように予めプログラムされている。即ち、マ
イクロコンピュータ−11に対してクレーン1 (主フ
ォーク3)の行き先荷受は部6が設定されると、その行
き先荷受は部6に対応する記憶数値が検索され、この記
憶数値(即ち設定番地)とクレーン1の走行に伴って変
化する加減算カウンター10のパルス計数値(即ち現在
番地)とが比較演算され、両数値が一致したところでク
レーン1が停止するように走行コントローラー12を介
して走行駆動用モーター8が制御される。又、入庫サイ
クル又は出庫サイクルの設定に従って、行き先荷受は部
6に対するフォーキング開始時のレベルに主フォーク3
を位置させるべく、図示省略されている昇降コントロー
ラーを介して昇降駆動用モーター15が制御され、昇降
キヤレソジ2が昇降駆動される。
が行われるように予めプログラムされている。即ち、マ
イクロコンピュータ−11に対してクレーン1 (主フ
ォーク3)の行き先荷受は部6が設定されると、その行
き先荷受は部6に対応する記憶数値が検索され、この記
憶数値(即ち設定番地)とクレーン1の走行に伴って変
化する加減算カウンター10のパルス計数値(即ち現在
番地)とが比較演算され、両数値が一致したところでク
レーン1が停止するように走行コントローラー12を介
して走行駆動用モーター8が制御される。又、入庫サイ
クル又は出庫サイクルの設定に従って、行き先荷受は部
6に対するフォーキング開始時のレベルに主フォーク3
を位置させるべく、図示省略されている昇降コントロー
ラーを介して昇降駆動用モーター15が制御され、昇降
キヤレソジ2が昇降駆動される。
以上の制御により第3図に示すように主フォーク3は、
設定された行き先荷受は部6Aに対しクレーン走行方向
に関して正規の位置(即ち荷受は部6Aのクレーン走行
方向中心位置と主フォーク3のクレーン走行方向中心位
置とが一致する状態)に対応して停止する。このとき第
5図のフローチャートに示すようにフォーキングサイク
ルとして主副前フォーク3.4による同時フォーキング
サイクルが設定されているときは、副フォーク4の位置
ずれ量が演算される。即ち、設定された行き先荷受は部
6Aに基づいて副フォーク4が対応する荷受は部6Bの
位置が求められ、当該荷受は部6Bに対応する記憶数値
すが検索される。そして主フォーク3が対応する行き先
荷受は部6Aの記憶数値aと前記記憶数値すとの差(a
−b)が演算され、更にこの差(a−b)と主副前フ
ォーク3,4間の距離りに対応する記憶数値Cとが比較
演算され、その差(a−b)−cが副フォーク4の位置
ずれ量として求められる。
設定された行き先荷受は部6Aに対しクレーン走行方向
に関して正規の位置(即ち荷受は部6Aのクレーン走行
方向中心位置と主フォーク3のクレーン走行方向中心位
置とが一致する状態)に対応して停止する。このとき第
5図のフローチャートに示すようにフォーキングサイク
ルとして主副前フォーク3.4による同時フォーキング
サイクルが設定されているときは、副フォーク4の位置
ずれ量が演算される。即ち、設定された行き先荷受は部
6Aに基づいて副フォーク4が対応する荷受は部6Bの
位置が求められ、当該荷受は部6Bに対応する記憶数値
すが検索される。そして主フォーク3が対応する行き先
荷受は部6Aの記憶数値aと前記記憶数値すとの差(a
−b)が演算され、更にこの差(a−b)と主副前フ
ォーク3,4間の距離りに対応する記憶数値Cとが比較
演算され、その差(a−b)−cが副フォーク4の位置
ずれ量として求められる。
今仮にクレーン1の走行距離1 smについてパルスエ
ンコーダー9から1パルス発信されるとし、主フォーク
3の行き先荷受は部6Aについての記憶数値aが100
00、副フォーク4が対応する荷受は部6Bについての
記憶数値すが9000、主副前フォーク3.4間の距H
Dが980龍、従って記憶数値Cが980であったとす
ると、荷受は部6A、6間の距離(a −b)は100
0 (100(in) トft’Q、副フォーク4の位
置ずれ量(a−b)−cは+20となる。即ち、荷受は
部6Bに対して副フォーク4が20鶴だけ前進方向(荷
受は部6A側)にずれていることになる。又、前記の例
に於いて、主副前フォーク3.4間の距離りが1010
O5、従って記憶数値Cが1005であったとすると、
副フォーク4の位置ずれ量(a−b)−cは−5となる
。即ち、荷受は部6Bに対して副フォーク4が5鰭だけ
後進方向(荷受は部6Aから遠ざかる方向)にずれてい
ることになる。
ンコーダー9から1パルス発信されるとし、主フォーク
3の行き先荷受は部6Aについての記憶数値aが100
00、副フォーク4が対応する荷受は部6Bについての
記憶数値すが9000、主副前フォーク3.4間の距H
Dが980龍、従って記憶数値Cが980であったとす
ると、荷受は部6A、6間の距離(a −b)は100
0 (100(in) トft’Q、副フォーク4の位
置ずれ量(a−b)−cは+20となる。即ち、荷受は
部6Bに対して副フォーク4が20鶴だけ前進方向(荷
受は部6A側)にずれていることになる。又、前記の例
に於いて、主副前フォーク3.4間の距離りが1010
O5、従って記憶数値Cが1005であったとすると、
副フォーク4の位置ずれ量(a−b)−cは−5となる
。即ち、荷受は部6Bに対して副フォーク4が5鰭だけ
後進方向(荷受は部6Aから遠ざかる方向)にずれてい
ることになる。
上記のように演算された副フォーク4の位置ずれ■は予
めマイクロコンピュータ−11に設定された位置ずれ許
容限度(例えば±10−m)と比較され、副フォーク4
の位置ずれ世が許容限度以下(例えば前記のように−5
11)であるときは、マイクロコンピュータ−11は主
副両フォーキングコントローラー13.16を作動させ
て主副両フォーク3.4による荷掬い取り又は荷降ろし
のための同時フォーキングを行わせる。
めマイクロコンピュータ−11に設定された位置ずれ許
容限度(例えば±10−m)と比較され、副フォーク4
の位置ずれ世が許容限度以下(例えば前記のように−5
11)であるときは、マイクロコンピュータ−11は主
副両フォーキングコントローラー13.16を作動させ
て主副両フォーク3.4による荷掬い取り又は荷降ろし
のための同時フォーキングを行わせる。
若し副フォーク4の位置ずれ量が許容限度を越えている
とき、例えば前記のように+20龍であるときは、マイ
クロコンピュータ−11は主フォーキングコントローラ
ー13のみを作動させて主フォーク仝による荷掬い取り
又は荷降ろしのためのフォーキングのみを行わせ、この
主フォーク3によるフォーキングが完了した後に走行コ
ントローラー12を作動させ、クレーン1を前記副フォ
ーク4の位置ずれを解消する方向、即ち後進方向に位置
ずれ量の20mmだけ走行させる。即ち、加減算カウン
ター10のパルス計数値は荷受は部6Aに対応する記憶
数値と等しい10000 (又は10000±許容誤差
α)を示しているが、この加減算カウンター10のパル
ス計数値が前記位置ずれ1i20だけ減少して9980
となる位置までクレーン1が後進移動せしめられる。こ
のときのクレーン1の位置修正方向は前記副フォーク4
の位置ずれ1(a−b)−cの士符号、即ち(a −b
)とCとの大小判別により決定すれば良い。このクレー
ン1の位置修正により第4図に示すように副フォーク4
が荷受は部6Bに対してクレーン走行方向に関する正規
の位置に対応したならば、副フォーキングコントローラ
ー16が作動せしめられ、副フォーク4による荷掬い取
り又は荷降ろしのためのフォーキングが行われる。尚、
第3図及び第4図は荷受は部6A、6Bに収納されてい
る荷Wを主フォーク3及び副フォーク4により掬い取る
荷掬い取りフォーキングが行われるときの状態を示して
いる。
とき、例えば前記のように+20龍であるときは、マイ
クロコンピュータ−11は主フォーキングコントローラ
ー13のみを作動させて主フォーク仝による荷掬い取り
又は荷降ろしのためのフォーキングのみを行わせ、この
主フォーク3によるフォーキングが完了した後に走行コ
ントローラー12を作動させ、クレーン1を前記副フォ
ーク4の位置ずれを解消する方向、即ち後進方向に位置
ずれ量の20mmだけ走行させる。即ち、加減算カウン
ター10のパルス計数値は荷受は部6Aに対応する記憶
数値と等しい10000 (又は10000±許容誤差
α)を示しているが、この加減算カウンター10のパル
ス計数値が前記位置ずれ1i20だけ減少して9980
となる位置までクレーン1が後進移動せしめられる。こ
のときのクレーン1の位置修正方向は前記副フォーク4
の位置ずれ1(a−b)−cの士符号、即ち(a −b
)とCとの大小判別により決定すれば良い。このクレー
ン1の位置修正により第4図に示すように副フォーク4
が荷受は部6Bに対してクレーン走行方向に関する正規
の位置に対応したならば、副フォーキングコントローラ
ー16が作動せしめられ、副フォーク4による荷掬い取
り又は荷降ろしのためのフォーキングが行われる。尚、
第3図及び第4図は荷受は部6A、6Bに収納されてい
る荷Wを主フォーク3及び副フォーク4により掬い取る
荷掬い取りフォーキングが行われるときの状態を示して
いる。
第5図に示すように、同時フォーキングサイクルではな
く単一フォーキングサイクルが設定されているときは、
前記のように設定された行き先荷受は部6Aに主フォー
ク3が対応する位置でクレーン1が停止した後に主フォ
ーキングコントローラー13のみが作動し、荷受は部6
Aに対する主フォーク3による荷掬い取り又は荷降ろし
のためのフォーキングのみが行われる。勿論、副フォー
ク4のみを使用して単一フォーキングサイクルを行うこ
とも出来るが、この場合、フォーキングの対象が副フォ
ーク4に対応する荷受は部6Bであるにも拘わらず、行
き先は主フォーク3が対応する荷受は部6Aとして設定
しなければならないので、単一フォーキングサイクルは
常に主フォーク3によって行わせるようにするのが行き
先設定の面から望ましい。
く単一フォーキングサイクルが設定されているときは、
前記のように設定された行き先荷受は部6Aに主フォー
ク3が対応する位置でクレーン1が停止した後に主フォ
ーキングコントローラー13のみが作動し、荷受は部6
Aに対する主フォーク3による荷掬い取り又は荷降ろし
のためのフォーキングのみが行われる。勿論、副フォー
ク4のみを使用して単一フォーキングサイクルを行うこ
とも出来るが、この場合、フォーキングの対象が副フォ
ーク4に対応する荷受は部6Bであるにも拘わらず、行
き先は主フォーク3が対応する荷受は部6Aとして設定
しなければならないので、単一フォーキングサイクルは
常に主フォーク3によって行わせるようにするのが行き
先設定の面から望ましい。
又、副フォーク4の位置ずれを解消するためにクレーン
1を数鶴乃至数十鶴の微小距離だけ精度良く移動させる
ことが困難な場合は、必要な停止精度が得られるだけの
一定距離、例えば数百mmだけクレーン1を位置修正方
向又は逆方向に移動させた後、再びクレーン1を逆方向
に移動させて所期の修正位置で停止させるように制御す
ることも可能である。
1を数鶴乃至数十鶴の微小距離だけ精度良く移動させる
ことが困難な場合は、必要な停止精度が得られるだけの
一定距離、例えば数百mmだけクレーン1を位置修正方
向又は逆方向に移動させた後、再びクレーン1を逆方向
に移動させて所期の修正位置で停止させるように制御す
ることも可能である。
(発明の作用及び効果)
以上のように本発明の入出庫用走行クレーンの制御方法
によれば、棚の荷受は部に対するクレーン走行方向に関
する副フォークの位置ずれ量がゼロか又は微小であって
、そのまま副フォークによるフォーキングを行っても危
険を伴う恐れのない場合には、主副両フォークにより棚
のクレーン走行方向に隣接する少なくとも2つの荷受は
部に対して同時に入出庫作業を行い、入出庫作業能率を
大幅に向上させることが出来るが、棚の建を方誤差や主
副両フォークの据え付は誤差によって副フォークの位置
ずれ量が許容限度を越えるような状況では、先ず荷受は
部に対する位置ずれのない主フォークによるフォーキン
グのみを行い、次に副フォークの位置ずれを解消するよ
うにクレーンの位置修正を行った後、副フォークによる
フォーキングを行う特別フォーキングサイクルに自動的
に変更されるので、副フォークの位置ずれ量が許容限度
を越えるような状況のまま主副両フォークによる同時フ
ォーキングを行ってしまう恐れがなく、従って主副各フ
ォークによる荷受は渡しを常に安全良好に行わせ、荷掬
れや荷の落下事故の恐れを解消し得るのである。
によれば、棚の荷受は部に対するクレーン走行方向に関
する副フォークの位置ずれ量がゼロか又は微小であって
、そのまま副フォークによるフォーキングを行っても危
険を伴う恐れのない場合には、主副両フォークにより棚
のクレーン走行方向に隣接する少なくとも2つの荷受は
部に対して同時に入出庫作業を行い、入出庫作業能率を
大幅に向上させることが出来るが、棚の建を方誤差や主
副両フォークの据え付は誤差によって副フォークの位置
ずれ量が許容限度を越えるような状況では、先ず荷受は
部に対する位置ずれのない主フォークによるフォーキン
グのみを行い、次に副フォークの位置ずれを解消するよ
うにクレーンの位置修正を行った後、副フォークによる
フォーキングを行う特別フォーキングサイクルに自動的
に変更されるので、副フォークの位置ずれ量が許容限度
を越えるような状況のまま主副両フォークによる同時フ
ォーキングを行ってしまう恐れがなく、従って主副各フ
ォークによる荷受は渡しを常に安全良好に行わせ、荷掬
れや荷の落下事故の恐れを解消し得るのである。
又、第1図に示すように棚強度を高めるためにクレーン
走行方向適当間装置きに特に太い支柱5aを使用した棚
の場合、当該支柱5aを挟んでクレーン走行方向に隣接
する荷受は部間の距離が他の場所の荷受は部間の距離よ
りも大きくなるが、本発明の制御方法によれば、前記支
柱5aを挟んでクレーン走行方向に隣接する二つの荷受
は部に対して同時フォーキングサイクルが設定された場
合でも安全に所期のフォーキングを行わせることが出来
る。換言すれば、クレーン走行方向に隣接する荷受は部
間の距離が部分的に異なるような特殊な棚でも支障なく
活用することが出来ると共に、このような特殊な棚であ
っても同時フォーキングサイクルの行き先設定に制約を
受けることがない。
走行方向適当間装置きに特に太い支柱5aを使用した棚
の場合、当該支柱5aを挟んでクレーン走行方向に隣接
する荷受は部間の距離が他の場所の荷受は部間の距離よ
りも大きくなるが、本発明の制御方法によれば、前記支
柱5aを挟んでクレーン走行方向に隣接する二つの荷受
は部に対して同時フォーキングサイクルが設定された場
合でも安全に所期のフォーキングを行わせることが出来
る。換言すれば、クレーン走行方向に隣接する荷受は部
間の距離が部分的に異なるような特殊な棚でも支障なく
活用することが出来ると共に、このような特殊な棚であ
っても同時フォーキングサイクルの行き先設定に制約を
受けることがない。
第1図は入出庫用走行クレーンと棚とを示す側面図、第
2図はクレーンの制御機構を説明するブロック図、第3
図及び第4図は棚の荷受は部とクレーン側の主副両フォ
ークとの位置関係を説明する図、第5図は制御の手順を
説明するフローチャートである。 1・・・入出庫用走行クレーン、2・・・昇降キヤレン
ジ、3・・・主フォーク、4・・・副フォーク、5・・
・棚、6.6A、6B・・・荷受は部、7・・・走行用
駆動車輪、8・・・走行”A動用モーター、9・・・パ
ルスエンコーダー、10・・・加減算カウンター、11
・・・マイクロコンピュータ−212・・・走行コント
ローラー、13・・・主フォーキングコントローラー、
14・・・主フォーク出退駆動用モーター、15・・・
昇降駆動用モーター、16・・・副フォーキングコント
ローラー、17・・・副フォーク出退駆動用モーター。 第2図
2図はクレーンの制御機構を説明するブロック図、第3
図及び第4図は棚の荷受は部とクレーン側の主副両フォ
ークとの位置関係を説明する図、第5図は制御の手順を
説明するフローチャートである。 1・・・入出庫用走行クレーン、2・・・昇降キヤレン
ジ、3・・・主フォーク、4・・・副フォーク、5・・
・棚、6.6A、6B・・・荷受は部、7・・・走行用
駆動車輪、8・・・走行”A動用モーター、9・・・パ
ルスエンコーダー、10・・・加減算カウンター、11
・・・マイクロコンピュータ−212・・・走行コント
ローラー、13・・・主フォーキングコントローラー、
14・・・主フォーク出退駆動用モーター、15・・・
昇降駆動用モーター、16・・・副フォーキングコント
ローラー、17・・・副フォーク出退駆動用モーター。 第2図
Claims (1)
- 棚のクレーン走行方向に隣接する複数の荷受け部に対し
て同時に対応するように並設された荷受け渡し用主フォ
ークと副フォークとを備えた入出庫用走行クレーンに於
いて、棚の各荷受け部に前記主フォークが対応するとき
のクレーン位置を、基準位置からのクレーン走行距離を
表すようにクレーンの走行に連動して変化する計数値で
各荷受け部毎に記憶させておくと共に、前記主副両フォ
ーク間の距離を前記計数値に置換して記憶させておき、
設定された主フォーク行き先荷受け部の記憶計数値と副
フォークが対応する荷受け部の記憶計数値との差を前記
主副両フォーク間距離に対応する記憶計数値と比較演算
させ、その差が許容限度以下であるときはクレーンが設
定された行き先で停止した状態で前記主副両フォークを
同時に作動させ、前記差が許容限度を越えているときは
主フォークによる荷受け渡しのみを行った後に前記差に
相当する距離だけクレーン位置を修正し、その後副フォ
ークによる荷受け渡しを行うことを特徴とする入出庫用
走行クレーンの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5771886A JPS62215405A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5771886A JPS62215405A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62215405A true JPS62215405A (ja) | 1987-09-22 |
JPH0419130B2 JPH0419130B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=13063724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5771886A Granted JPS62215405A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 入出庫用走行クレ−ンの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62215405A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4843225A (ja) * | 1971-09-29 | 1973-06-22 | ||
JPS4944984A (ja) * | 1972-09-05 | 1974-04-27 | ||
JPS5020750A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-05 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5771886A patent/JPS62215405A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4843225A (ja) * | 1971-09-29 | 1973-06-22 | ||
JPS4944984A (ja) * | 1972-09-05 | 1974-04-27 | ||
JPS5020750A (ja) * | 1973-06-21 | 1975-03-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419130B2 (ja) | 1992-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |