JPS6221525Y2 - - Google Patents

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JPS6221525Y2
JPS6221525Y2 JP1983006836U JP683683U JPS6221525Y2 JP S6221525 Y2 JPS6221525 Y2 JP S6221525Y2 JP 1983006836 U JP1983006836 U JP 1983006836U JP 683683 U JP683683 U JP 683683U JP S6221525 Y2 JPS6221525 Y2 JP S6221525Y2
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JP
Japan
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pressing piece
die
support member
pressing
sealing
Prior art date
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JP1983006836U
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JPS59115703U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、液体等の内容物を筒状の容器本体に
充填した後に、容器本体に端部板部材をかぶせた
ものを、容器本体の端縁部と端部板部材との重合
部に沿つて互いに接着シールするためのシール装
置に関するものである。
従来技術 上述の如きシール装置においてこれまで採用さ
れてきた機構は、「ジヨー方式」と称されるもの
で、これは第1図にその概略構成を示すように、
筒状の容器本体1とその端部にかぶせた端部板部
材2との重合部の内側に配置されるダイ3と、こ
の重合部をダイとの間にはさみ押圧する押圧片と
して作用するジヨー4とを有している。ダイは通
常ヒータとしても作用する。ジヨー4は水平方向
に延びるピン5によつて支持装置6に枢動可能に
取付けられ、種々の形態をとり得るリンク機構に
より揺動せしめられるようになつている。このよ
うな装置の一例が特公昭53−27680号公報(昭和
53年8月9日公告)に開示されている。
上述の如き従来の装置においては、ジヨーを揺
動可能にするためピン5を横方向にジヨー及びそ
の支持装置を通して挿入する必要があり、従つて
ジヨー間にそのための充分な空間を残さなければ
ならず、このためジヨーの数に制限があり、一般
に用いられている牛乳やジユースの容器用の装置
では4つ程度である。このようにジヨーの数に制
限があると、容器本体1と端部板部材2とを受入
れるためジヨー4が一定量矢印Aで示す方向で外
方に開いたとき、少ない数のギヤツプG(第2
図)でこの開きを与えるため各々のギヤツプの大
きさは大となる。このようにギヤツプが大きいと
この中に容器素材をかみ込みその部分がジヨーが
閉じた時にしわとなつて残り、完全な密封を損う
おそれがある。
また、従来の装置ではジヨーを揺動可能なよう
に取付けこれをリンク装置により駆動するもので
あるため、装置全体は複雑でスペースをとるもの
となつている。このため複数のシール装置を一列
に配置し容器をこれらの間に順次移動させ必要な
全シール時間の一部づつを各々のシール装置に受
持たせ作業時間の短縮を行わしめる場合において
も、シール装置の距離が大であるため短時間で容
器を移動させるとそれにかかる加速度が大とな
り、内容物が液体の場合にはシール面をぬらしシ
ール効果を損うため、効果的な時間短縮が得られ
ないという問題がある。またシール装置を円周上
に複数設けこれを回転させつつ1つのシール装置
が1つの容器のシール作用をなすロータリ式の場
合も同様に、シール装置間の間隔が大で従つてロ
ータリ式の装置全体も大きなものとなり、加速度
を一定値以下に抑えるためには角速度におのずと
制限があり、時間短縮を妨げている。
考案の目的 本考案の目的は、上述した従来技術の問題点を
解消することである。
考案の構成 本考案においては、シール装置は、支持部材に
対し固定したあるいはそれと一体に形成した複数
の弾性変形可能な部材より成る押圧片と、この押
圧片に対し相対運動する駆動部材とを有してお
り、この駆動部材の移動によりカム作用で押圧片
が駆動されるようになつている。
実施例 第3図及び第4図に、本考案の特徴の1つを発
揮する構成を示す。第3図に示すように、押圧片
11は筒状の部材に複数のスリツトを入れること
により形成され、従つて支持部材12と一体とな
つている。押圧片は鋼等の弾性材料により作ら
れ、また円周方向に切込みを入れることにより薄
肉のばね作用部13を形成し大きな弾性変形性を
持たせている。押圧片11は第4図に示すように
ダイ14の外側に配置される。ダイ14と押圧片
11とは共に上下方向に可動として、横方向に送
られてくる容器本体15を受入れられるようにす
ることができ、あるいはダイ14と押圧片11は
上下方向には不動とし、容器本体を上方に移動し
てシール装置に装填するようになしてもよい。ダ
イ14は、接着が単に押圧片による圧力のみで行
われる場合はバツクアツプ装置としてのみ機能す
るが、加熱圧着をなす場合にはダイ14は内部に
加熱装置を備え、また加熱後溶解した接着剤又は
樹脂が固化するときに押圧片11により圧力を加
えシール作用を確実にするために用いる場合には
ダイ14には冷却手段が設けられる。本明細書に
おいては、「シール装置」の用語は、ダイ14に
上述の如き加熱又は冷却のための温度調整装置が
含まれるものも含まれないものも全てを包含する
装置を意味するものとして用いる。
押圧片の下部にはテーパ面16が形成され、ま
たそのテーパ面を取囲むように駆動部材17が設
けられており、駆動部材の内周には対応するテー
パ面18が形成されている。駆動部材17は押圧
片11に相対的に上下方向に駆動され、上方に移
動するとカム作用により押圧片11を内方に押し
やり、容器本体15と端部板部材19との重合部
に圧力を加え、下方に移動すると、押圧片11が
ばね作用で元の位置に戻ることを可能にする。
上述の実施例においては、テーパ面16,18
の傾きを、共に下方に行くに従い広がるようにな
し、駆動部材17が下方に動くときに押圧片が内
方に揺動するようになしても良く、また駆動部材
17の内面にローラを埋め込んで押圧片11のテ
ーパ面16との摩擦を減ずるようにしてもよい。
第5は第3図及び第4図に示した構成を本考案
の他の特徴を発揮できるよう変形した構成であ
り、特に説明しない点は第3図及び第4図の例と
同じ構成を有する。ここでは、駆動部材17が破
線で示すように上昇したときばね作用部13が内
方に変位すると押圧部材11の下端は破線で示す
ように外方に逃げ端部板部材に充分な圧力を及ぼ
さなくなるため、ダイ14にばね作用部13の内
面と係合する部分21を設けてある。
第6図は第3図及び第4図に示した構成を本考
案のさらに他の特徴を発揮できるよう変形した構
成であり、特に説明しない部分は第3図及び第4
図の例と同じ構成を有する。この例においては押
圧片31は外側のテーパ面36に加え内側にもテ
ーパ面39を有し、また外方駆動部材37及び内
方駆動部材38が設けられこれらは一部の押圧片
31に設けた縦長の孔(図示せず)を通して延び
る接続部材32により互いに結合されている。2
つの駆動部材37,38が一体に上方に動くとテ
ーパ面36によるカム作用で押圧片31は内方に
揺動し、またこれらが下方に移動すると内方駆動
部材38が押圧片31に外方の力を加え、シール
作用時に端部板部材に押圧片が付着するような場
合も押圧片を確実に初期位置に戻す。
考案の効果 上述のように本考案においては押圧片を弾性変
形可能な部材としこれを駆動部材を用いカム作用
により揺動させるようになしたため、押圧片を枢
動可能にするための横方向に延びるピンは不要と
なり、押圧片の数に制限がなく、容器の外周に沿
つて任意の数に分割可能である。従つて押圧片間
のギヤツプの個々のものの寸法は容器素材のかみ
込みを防ぐに充分なだけ小さくとることができ、
また断面形状が複雑な曲線より成る容器の場合に
も均一な押圧力を加えることが可能である。また
複雑なリンク機構を要さないため装置全体の幅を
小さくすることができる。
さらに本考案では押圧片に切り込みを入れ薄肉
にすることによりばね作用部を形成したので、簡
単な構成で大きな変形性が得られ、この薄肉にし
たことによるばね作用部がダイに向かう方向に変
位するとう可能性は支持部材にそれを阻止する部
分を設けることによりこれも簡単な構成により解
消でき、さらに変形性を大としたことによりばね
作用による戻り力が弱くなるにもかかわらず、押
圧片をダイに向かう方向及びそれから離れる方向
のいずれにおいても積極的に駆動する構成とした
ため、押圧片が重合部に付着して戻らなくなるこ
とが確実に防げる。
尚、上記効果を損うことなく種々の変形が可能
であり、例えば押圧片は支持部材と独立に作り支
持部材に固定してもよく、またダイと押圧片の位
置は互いに交換してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のシール装置の概略構成説明図;
第2図は従来のシール装置における容器本体と押
圧片との関係を示す平面図;第3図は本考案の1
つの特徴を発揮する構成に用いた一体の押圧片及
び支持部材の斜視図;第4図は本考案の1つの実
施例の断面図;第5図は第4図に示す構成の変形
例の断面図;第6図は本考案の他の構成の断面
図。 11,31,41,51……押圧片、12……
支持部材、14……ダイ、15……容器本体、1
7,37,38……駆動部材、19……端部板部
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の容器本体と、該本体の端縁部に沿つて該
    本体との重合部を形成する端部板部材とを、互い
    に接着しシールする装置であり、前記重合部の内
    側及び外側の一方に配置されるダイと、他方の側
    に配置されて前記ダイとの間に前記重合部をはさ
    みこれに圧力を加える複数の押圧片と、該押圧片
    用の駆動装置とを有する容器用シール装置におい
    て、 前記押圧片は、支持部材に対し固定されあるい
    は支持部材に一体に形成された複数の部材よりな
    り該部材の各は弾性変形を容易にするため切り込
    みを入れることにより薄肉としたばね作用部を有
    し、また前記支持部材は前記ばね作用部の前記ダ
    イに向かう方向の変位を阻止するように前記押圧
    片の前記ダイに面する側と係合する部分を有し、
    さらに前記駆動装置は押圧片の内方及び外方に各
    1つずつ設けられた駆動部材を有し該駆動部材は
    前記押圧片に対し相対運動しカム作用によつて押
    圧片を前記ダイに向かう方向及びそれから離れる
    方向のいずれにおいても揺動駆動することを特徴
    とする容器用シール装置。
JP683683U 1983-01-21 1983-01-21 容器用シ−ル装置 Granted JPS59115703U (ja)

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JP683683U JPS59115703U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 容器用シ−ル装置

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JP683683U JPS59115703U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 容器用シ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS59115703U JPS59115703U (ja) 1984-08-04
JPS6221525Y2 true JPS6221525Y2 (ja) 1987-06-01

Family

ID=30138376

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JP683683U Granted JPS59115703U (ja) 1983-01-21 1983-01-21 容器用シ−ル装置

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JP (1) JPS59115703U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146271A (en) * 1974-10-01 1976-04-20 Wicanders Korkfabriker Ab Mitsupeiyono kyatsupuoentokeinobinnokubinikoteisurutameno futashimehetsudoniokerusochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146271A (en) * 1974-10-01 1976-04-20 Wicanders Korkfabriker Ab Mitsupeiyono kyatsupuoentokeinobinnokubinikoteisurutameno futashimehetsudoniokerusochi

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JPS59115703U (ja) 1984-08-04

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