JPS62214508A - シリンダユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転ヘッドが外周面に配置され、ダイレクト
ドライブモータにより回転部を駆動するシリンダユニッ
トの構造に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種のシリンダユニットは、アウタロータのダ
イレクトドライブ（以下ＤＤと略称する）モータを使用
し、磁気ヘッドを搭載したとシリンダを固定上シリンダ
に対して回転ＴｊＭｌ／Ｉさせていた。

第３図に、従来の回転ヘッドシリンダユニットの一柄造
例の概要縦斯面図を示す。Ｍａは、アクタロータ形のＤ
Ｄモータ、１は固定丁シリンダ、２は回転上シリンダ、
４はＤＤモータＭａのロータマグネット６ａの回転をと
シリンダ２に伝達するための駆動回転シャフトである。

ＤＤモータＭａのステータは、Ｆシリンダ１に固定され
た鉄心のステータヨーク７Ｃとステータコイル８ａとを
有し、シャフト４は一対の球軸受９ａ、９ｂにより下シ
リンダ１に軸支されている。３はロータリトランス、１
０は複数の磁気ヘッドを示す。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、以上のような構成にあっては、ＤＤモー
タＭａは、ステータが内側にあって、モータ巻線（コイ
ル８ａ）と鉄心ヨーク７Ｃとより成り、ロータはその外
側に配設されたロータマグネット６ａより成るため、ロ
ータ側の直径を小形化することが困難であり、ロータ側
すなわち上シリンダ２を含む回転系の回転慣性（慣性モ
ーメント）を低くすることか困難であった。また、回転
部分か上シリンダ１の下部スペースに広く露出している
ため、シリンダユニットに、結露防止用ヒータや結露セ
ンサ等の電気的構成要素を取付けるスペースを確保する
ことが困難である等の欠点があった。

本発明は、以上のような従来例の問題点に着目してなさ
れたもので、上述従来欠点を解消し、シリンダユニット
径を小径化して回転系の慣性モーメントを減少させ、か
つ、電気的な構成要素の取付はスペースを確保し得るシ
リンダユニット構造の提供を目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

このため、本発明においては、ＤＤドライブモータをイ
ンナロータ形に構成して、ロータマグネットを直接回転
駆動シャフトに固着し、ステータ巻線をシート状コイル
により形成することにより１１η記目的を達成しようと
するものである。

（作用〕 以上のような構成により、シリンダユニットの小径化／
低回転慣性化が可能となり、かつ、ステータ外部に例え
ば結露防止手段手段等の取り付はスペースを確保するこ
とができる。

〔実施例〕

以下に、本発明を実施例に基ついて説明する。

第１図に、本発明に係るシリンダユニット構造の一実施
例の概要縦断面図を示す。前記従来例第３図と同一（相
当）構成要素は同一　（相当）符号で表わす。

（構成） １はシリンダユニットの本体であるト°シリンダ、２は
−・対の球軸受９ａ、９ｂにより下シリンダｔＦに軸支
されたシャフト４によって同転駆動される上シリンダ、
３は、上シリンダ２Ｆに取付けられた複数の磁気ヘッド
ｌＯの出力信号を伝送するためのロータリトランス、Ｍ
はＤＤモータで、５は、該モータを覆い、シャフト４の
下方球軸受９ｂを固設するモータカバー、６はシャフト
４に直接固定されてＤＤモータＭの回転力を発生するロ
ータマグネット、７は、ｍ束を効率よく通すためのステ
ータの鉄心ヨークで、電流を磁界に変換してロータマグ
ネット６に回転力を与えるためのシート状コイル８によ
って励磁される。

１１．１２はそれぞれ、−上シリンダ２とシャフト４、
ならびに下シリンダ１とモータカバー５とを固定するた
めの取付は小ねじである。また、１３ａは回転速度に係
る周波数信号発生器（ＦＧ）用の位置検出用センサ基板
、１３ｂは、回転位相検出パルス発生器（ＰＧ）用の位
置検出用センサ基板、１４は、ノイズ除去用ブラシ、１
５は、該ブラシ１４取付は用小ねじである。

（動作） 以上のような構成において、ＤＤモータＭのロータマグ
ネット６の回転は、シャフト４を介して、磁気ヘッドｌ
Ｏを搭載したとシリンダ２に伝達される。ロータマグネ
ット６は、−ヒ／ド球袖受９　ａ　／　９　ｂにより位
置決めされ、上シリンダ１とモータカバー５間には所定
量の予圧が与えられて上シリンダ２のｔ下動、半径方向
の振れを規制している。

不図示のモータ駆動回路より、シート状コイル８に電流
を流してロータマグネット６に回転力を発生させ、シャ
フト４を介して上シリンダ２を回転駆動する。

ロータ６の回転速度、回転位相およびロータ回転角度位
置は、各センサ基板１３ａ、１３ｂのパターンコイル、
ホール素子等によって検出され、検出された出力信号は
、駆動回路、サーボ回路等にフィードバックされて駆動
電流を制御するよう構成されている。

（効果） 以上の、インナロータ系構成と、シート状コイル８との
採用によって、ＤＤモータＭの小径化とロータ側（回転
系）の低慣性モーメント化による起動特性等の向上が達
成でき、かつ、固定のモータカバ−６外周部に、例えば
、結露防止手段等に必要な電気的構成要素取付スペース
を確保することができる。さらにまた、ノイズ除去用ブ
ラシ１４の取付けも容易となる。

（他の実施例） １）ｆ１記実施例においては、ステータヨーク７ａは、
モータカバー５の内周に固設したが、第２図に示すよう
に、ロータマグネット６に固定し、シート状コイル８は
、モータカバ−５底面に固設し、ヨーク回転形として構
成することにより、ヨーク７ｂの鉄損の発生をなくして
モータＭの動率を向上させることが可能であり、前記同
様の効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上、実施例に基づいて説明してきたように、本発明に
よれば、シリンダユニットの小系化とともに、回転系の
低回転慣性化による起動特性の向トが得られ、またモー
タ外部への部品取付スペースの確保等の利点が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るシリンダユニット構造の一実施
例の縦断面図、第２図は他の実施例、第３図は、従来の
シリンダユニット構造の一例である。 １−−−−一下シリンダ ２・・・・・・上シリンダ ４・・・・・・シャフト ５・・・・・・モータカバー ６・・・・・・ロータマグネット ７ａ、７ｂ・・・・・・ヨーク ８・・・・・・シート状コイル Ｈ・・・・・・ＤＤモータ 本発明）；；ろシリ〉デュ；・シト構造の一宜兇イゲＪ
第１図 ｂ 本発明１；よる佃つ実施例 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転ヘッドを外周面に配置したシリンダユニットであっ
   て、前記回転ヘッドの固設された回転部を駆動するシャ
   フトに、ダイレクトドライブモータのロータマグネット
   を固設し、かつ、該ロータマグネットの外径部に、シー
   ト状ステータコイルを配設したことを特徴とするシリン
   ダユニット。