JPS62213753A - 鉄粉を発熱剤とした懐炉 - Google Patents

鉄粉を発熱剤とした懐炉

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JPS62213753A
JPS62213753A JP61057677A JP5767786A JPS62213753A JP S62213753 A JPS62213753 A JP S62213753A JP 61057677 A JP61057677 A JP 61057677A JP 5767786 A JP5767786 A JP 5767786A JP S62213753 A JPS62213753 A JP S62213753A
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JP
Japan
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agent
iron powder
water
container
hand warmer
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JP61057677A
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English (en)
Inventor
中川 泰昌
保博 大坪
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Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
Original Assignee
Nippon Jiryoku Senko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄粉を発熱剤とした懐炉の原料を2分してお
き、使用にあっては1の容器に投入して発熱させる鉄粉
を発熱剤とした懐炉に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に鉄の空気酸化を利用する懐炉は、鉄粉、活性炭、
木粉、水、塩化ナトリウム等を適当量混合して、通気性
のある容器の一例である内袋に封入し、更に、該内袋を
非通気性の容器の一例である外袋に密封することによっ
て構成され、使用にあっては外袋を破って通気性のある
内貸内に空気を入れて発熱させている。
[発明が解決しようとする問題点〕 ところが、上記従来例に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉は
使い捨てであるので、使用済の発熱剤等は勿論として、
その発熱剤を収納する外袋及び内貸を捨てていた。この
発熱剤等を収納する内袋は、破れ難い不織布等の片面に
ポリエチレン等のフィルムをラミネートした材料で形成
し、しかも上記フィルムには多数の小孔を設けて通気性
を確保して構成されていたので、単なる袋と比較してそ
の製造コストが高くなるという問題点があった。
また、使い捨てであるので、個々の発熱剤等を収納する
容器を個人の趣味感に合わせて高価に製造することはで
きないという問題点もあった。
更には、懐炉の使用目的によっては発熱温度あるいは、
発熱時間が長(必要な場合があり、このような場合、内
貸を開けて内部の発熱剤等の量を変えることは通常の人
にはできないという問題点があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、発熱
剤等を入れる容器が使い捨てでなく、しかも懐炉の使用
目的に合わせて、発熱温度あるいは発熱時間を使用する
者が調整することができる鉄粉を発熱剤とした懐炉を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的に沿う本発明に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉は
、発熱材である鉄粉、炭素質物質、酸化促進剤、保水剤
及び水を通気性を有する容器に所定量入れてなる懐炉に
おいて、上記容器を開閉できる容器とすると共に、上記
発熱剤、炭素質物質、酸化促進剤、保水剤及び水を、少
なくとも鉄粉を含むA剤と、少なくとも水を含むB剤に
分離して保管し、使用にあっては、所定量の上記A荊と
所定量の上記B剤を、上記容器に投入した後、容器の開
口部を閉めて発熱させるようにして構成されている。
ここに、A剤とB刑とはこれらを混合した場合発熱する
ものをいい、具体的には、A剤を鉄粉とし、B剤を炭素
質物質、酸化促進剤、保水剤及び水の混合物としたもの
、A剤を鉄粉と酸化促進剤の混合物とし、B剤を炭素質
物質、保水剤及び水の混合物としたもの、A剤を鉄粉と
炭素質物質の混合物とし、B剤を酸化促進剤、保水剤及
び水の混合物としたもの、あるいはA剤を鉄粉、炭素質
物質、保水剤の混合物とし、B剤を水に酸化促進剤を添
加した溶液としたものの何れであっても本発明は適用さ
れるものである。
なおその量及び配合割合は、使用の目的等によって適宜
選択されるものである。
また、酸化促進剤は、アルカリ金属あるいはアルカリ土
類金属とハロゲンの化合物であるハロゲン化物を使用す
るのが好ましく、保水剤は粉または粒状のヒル石、木質
性繊維、パーライト、ケイソウ土の単体または混合物を
使用するのが好ましい。
更には、上記容器は袋体からなるものであっても良いし
、あるいは適当に外部に意匠を凝らした定形状の容器で
あっても良い。
〔作用〕
次に、本発明に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉の作用につ
き説明する。
懐炉の中に入れる原料である鉄粉、炭素質物質、酸化促
進剤、保水剤及び水を、上記鉄粉を含むA剤と、少なく
とも水を含むB剤とに分けているので、A剤あるいはB
剤が単独で発熱することはなく、この為長期間の保存が
可能となる。
次に、使用する場合は、通気性のある開閉できる容器に
、上記A剤とB剤を所定量投入して、容器の開口部を閉
めると、通気性を有する容器であるので、側面から空気
が流入して、A荊、B剤及び空気中の酸素が反応して、
発熱することになる、この時、予めA剤及びB剤の量あ
るいは割合等を変えて置くことによって発熱温度及び発
熱時間を調整することができることとなる。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化し
た一実施例につき説明し、本発明の理解に供する。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る鉄粉を発熱剤
とした懐炉を説明する概略構成図、第2図は上記実施例
に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉を更に改良した鉄粉を発
熱剤とした懐炉の側面図、第3図は本発明の他の実施例
に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉を説明する斜視図、第4
図は上記実施例に使用する袋体の一部省略端面図である
第1図に示すように、本発明の一実施例に係る鉄粉を発
熱剤とした懐炉は、発熱剤である鉄粉をA剤10として
蓋11のある容器12に保管し、炭素質物質である活性
炭、酸化促進剤であってハロゲン化物の一例である塩化
ナトリウム、保水剤であるヒル石及び水からなるB剤1
3としてM14のある容器15に保管しておく、ここで
、B剤13の各成分比は、適当な大きさに破砕されたヒ
ル石100重量部に対し、活性炭は50〜80重量部、
水は110〜150重量部、塩化ナトリウム15〜30
重量部とし、予め充分に攪拌混合しておく。
この場合、鉄粉のみでは空気に触れても闇単には酸化し
ないので、ある程度の期間の保存はすることができるが
、必要により容器12を密閉容器としておくことによっ
て、A剤10の更に長期間の保管が可能となる。
一方、B剤13の方も開放しておくと、保水剤に含まれ
ている水分が蒸発するので、容器15は密閉できる容器
とするのが好ましい。
次に、鉄粉を発熱剤とした懐炉として使用する場合は、
通気性を有する容器の一例である袋体16の開口部17
を開けた後、袋体16内に定量スプーン18でA剤10
を所定量投入する共に、定量スプーン19でB剤13を
所定量投入する。
この後、袋体16の開口部17を閉めて充分に袋体16
を手で揉んだりあるいは振ったりしてA剤とB剤を攪拌
混合する。これによって、通気性のある袋体16の外部
から空気が入ってくるので、内部の鉄粉が発熱して懐炉
として使用できることになる。
この場合、A剤10とB剤13の比は略同−の重量比に
なるように、定量スプーン18.19の容量を決めてお
くのが好ましいが、必要な場合、その配合比及び量を適
当に変えることによって、発熱温度あるいは発熱時間を
変えることが可能となる。
次に、第2図に示す鉄粉を発熱剤とした懐炉について説
明すると、予めA剤10をタンク20の中に、B剤13
をタンク21の中に入れておく。
このタンク20.21の下部には、定量供給装置の一例
であるロータリバルブ22.23が設けられていて、ハ
ンドル24を回転させることによってロータリバルブ2
2.23が回転し、所定量比のA剤10及びB剤13を
袋体16の中に投入する構造となっている。この後、袋
体16の開口部17を閉めて袋体16を手で揉むあるい
は振ることによってA剤とB剤を攪拌混合し、外部から
の空気の混入もあって発熱することになる。
ここで、上記実施例においては定量供給装置としてロー
タリバルブ22.23を使用したが、例えば、スルース
バルブを使用し、バルブの開く面積を変えて投入量を変
えることも可能である。
続いて、本発明の他の実施例について、第3図を参照し
ながら説明すると、図に示すように、A剤25として、
鉄粉、炭素質物質の一例である活性炭、保水剤の一例で
あるヒル石を所定!混合したものを使用し、B剤26と
して水及び酸化促進剤の一例である塩化ナトリウムとを
混合したものとする。この場合、全体の配合割合は前記
実施例と略同−の容量としてお(。
使用しない場合は、上記A剤25及びB剤26は別々に
保管しておく。この場合、上記A剤は必ずしも密閉して
容器に収納されていなく、多少の空気が混入しても1シ
ーズンの使用期間中においては、酸化しないことが確認
されている。
使用にあっては、A剤25は定量スプーン27で、B[
I26はスポイト28で汲み出して袋体29の中に投入
され、その後、手で揉むあるいは振ることによって充分
攪拌し、発熱することになる上記袋体16(29も同じ
)について更に詳しく説明しておくと、袋体16全体は
比較内口の細かい不織布からなって、内部に入っている
A剤及びB剤の粉体分が漏出しないようになっていると
共に、第4図に示すようにその上部には開口部17が設
けられている。この開口部17には、内部の片側には線
状突起物29が形成されていると共に、他側には、該線
状突起物29に対向して線状嵌入溝30が形成された柔
軟性のあるプラスチック材が貼着されている。そしてそ
の両端において、線状突起物29と線状嵌入溝30は嵌
入した状態で製造され、両端から徐々に指で線状突起物
29と線状嵌入a30とを押圧することによって、開口
部17が閉まるようになっている。この開口部17を開
ける場合は、開口部の中央の上縁31.32を引くこと
によって行うものである。
また、他の例として、袋体の開口部上端ににファスナー
(ジッパ−ともいう)、ホックあるいはボタン等を付け
ておき、そのファスナーの下部内側に曲げることのでき
る磁石板(通常ゴム磁石板)あるいは磁石板と磁性体金
属を対向して取付けてお(ことによって、開口部を形成
することも可能である。
なお′、上記実施例においては容器として袋体を用いた
が、通気性のある金属容器、合成樹脂容器あるいはこれ
らの組合わせによって袋体を構成することも可能である
〔発明の効果) 本発明に係る鉄粉を発熱剤とした懐炉は、発熱材等を入
れる袋体が使い捨てではないので、袋体の節約が可能と
なった。
また、袋体に個人の趣味感に合わせた高度な意匠あるい
は、高価な材料を使用することも可能となった。
更には、混合するA材及びB材の配合比及び重量をある
程度自由に変えることが可能となったので、必要に応じ
た発熱温度及び発熱時間が得られることになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る鉄粉を発熱剤とした懐
炉を説明する概略構成図、第2図は上記実施例に係る鉄
粉を発熱剤とした懐炉を更に改良した鉄粉を発熱剤とし
た懐炉の側面図、第3図は本発明の他の実施例に係る鉄
粉を発熱剤とした懐炉を説明する斜視図、第4図は上記
実施例に使用する袋体の一部省略端面図である。 〔符号の説明〕 10.25−・・・・・−A剤、11.14・・・・・
−蓋、13.26−・−・B剤、12.15−・−容器
、16.29−・−・・袋体、17・・−・・・・開口
部、22.23−・・曲ロークリパルプ、 特許出願人  日本磁力選鉱株式会社 代理人  弁理士   中部 冨士男 第3図 第4図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発熱剤である鉄粉、炭素質物質、酸化促進剤、保
    水剤及び水を通気性を有する容器に所定量入れてなる懐
    炉において、上記容器を開閉できる容器とすると共に、
    上記発熱剤である鉄粉、炭素質物質、酸化促進剤、保水
    剤及び水を、少なくとも鉄粉を含むA剤と、少なくとも
    水を含むB剤に分離して保管し、使用にあっては、所定
    量の上記A剤と所定量の上記B剤を、上記容器に投入し
    た後、容器の開口部を閉めて発熱させることを特徴とし
    た鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  2. (2)A剤を鉄粉とし、B剤を炭素質物質、酸化促進剤
    、保水剤及び水の混合物とした特許請求の範囲第1項記
    載の鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  3. (3)A剤を鉄粉と酸化促進剤の混合物とし、B剤を炭
    素質物質、保水剤及び水の混合物とした特許請求の範囲
    第1項記載の鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  4. (4)A剤を鉄粉と炭素質物質の混合物とし、B剤を酸
    化促進剤、保水剤及び水の混合物とした特許請求の範囲
    第1項記載の鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  5. (5)A剤を鉄粉、炭素質物質、保水剤の混合物とし、
    B剤を水に酸化促進剤を添加した溶液とした特許請求の
    範囲第1項記載の鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  6. (6)酸化促進剤は、アルカリ金属あるいはアルカリ土
    類金属とハロゲンとの化合物であるハロゲン化物であっ
    て、保水剤は粉または粒状のヒル石、木質性繊維、パー
    ライト、ケイソウ土の単体または混合物からなる特許請
    求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第5項
    記載の鉄粉を発熱剤とした懐炉。
  7. (7)酸化促進剤は塩化ナトリウム、塩化第1鉄、塩化
    第2鉄、塩化カリシウム、塩化マグネシウムまたは塩化
    カリウムである特許請求の範囲第6項記載の鉄粉を発熱
    剤とした懐炉。
  8. (8)容器は袋体からなる特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項または第4項記載の鉄粉を発熱剤とした懐炉
JP61057677A 1986-03-14 1986-03-14 鉄粉を発熱剤とした懐炉 Pending JPS62213753A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149272A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Maikoole Kairo Kk 使いすてカイロ
JPH05208031A (ja) * 1991-06-21 1993-08-20 Maikoole Kairo Kk 使いすてカイロ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149272A (ja) * 1988-11-30 1990-06-07 Maikoole Kairo Kk 使いすてカイロ
JPH05208031A (ja) * 1991-06-21 1993-08-20 Maikoole Kairo Kk 使いすてカイロ

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