JPS61231352A - 発熱体構造物 - Google Patents
発熱体構造物Info
- Publication number
- JPS61231352A JPS61231352A JP60072048A JP7204885A JPS61231352A JP S61231352 A JPS61231352 A JP S61231352A JP 60072048 A JP60072048 A JP 60072048A JP 7204885 A JP7204885 A JP 7204885A JP S61231352 A JPS61231352 A JP S61231352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- oxygen
- heating element
- composition
- generating
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属粉の酸化によって発熱する発熱体構造物
に関するものである。
に関するものである。
従来、金属粉、反応助剤、保水剤等からrzる発熱組成
物を通気性支持袋に内蔵してなる発熱体がある。上記発
熱体は、酸素(空気)及び水の存在 、”下
で酸化反応が開始し発熱する。しかし、従来の発熱体で
は急速な温度ヒ昇を期待することがむすかしいという欠
点を有していた。
物を通気性支持袋に内蔵してなる発熱体がある。上記発
熱体は、酸素(空気)及び水の存在 、”下
で酸化反応が開始し発熱する。しかし、従来の発熱体で
は急速な温度ヒ昇を期待することがむすかしいという欠
点を有していた。
本発明は、上記の欠点を改善し、急速な温反上昇が得ら
れ、しかも従来の発熱体より高温に達する発熱体を提供
することにある。
れ、しかも従来の発熱体より高温に達する発熱体を提供
することにある。
すなはち、本発明は、金属粉、反応助剤、保水剤等を主
成分とし、水及び酸素の存在下で発熱する組成物(2)
を通気性支持袋(1)又は容器の中に内蔵してなる発熱
体において、無機過酸化物、過炭酸ソーダー等の結晶性
酸素発生化合物(3)を該組成物(2)に混入するか、
もしくは通水性又は水溶性支持袋(4)に分離し該組成
物(2)中に内蔵するが又は隣接させ、使用時に水を加
えて酸素を発生せしめ酸化反応を促進し温度上昇を早め
る、あるいは過塩素酸、過酸化水素等の液状酸素発生化
合物(5)を液袋(6)に収容し、使用時に液袋を破袋
し、酸素の発生により発熱を早めることを特徴とする発
熱体構造物である。
成分とし、水及び酸素の存在下で発熱する組成物(2)
を通気性支持袋(1)又は容器の中に内蔵してなる発熱
体において、無機過酸化物、過炭酸ソーダー等の結晶性
酸素発生化合物(3)を該組成物(2)に混入するか、
もしくは通水性又は水溶性支持袋(4)に分離し該組成
物(2)中に内蔵するが又は隣接させ、使用時に水を加
えて酸素を発生せしめ酸化反応を促進し温度上昇を早め
る、あるいは過塩素酸、過酸化水素等の液状酸素発生化
合物(5)を液袋(6)に収容し、使用時に液袋を破袋
し、酸素の発生により発熱を早めることを特徴とする発
熱体構造物である。
以下本発明を図に基ずいてさらに詳しく説明する。
本発明に用いる金属粉は、鉄粉、アルミニウム粉、マグ
ネシウム粉等が用いられる。
ネシウム粉等が用いられる。
反応助剤としては、金属塩化物、金属硫化物、金属硝化
物等が用いられる。
物等が用いられる。
保水剤等として、活性炭、軽石、ヒル石、木粉、シリカ
ゲル、高分子吸水剤等が用いられる。
ゲル、高分子吸水剤等が用いられる。
無機過酸化物には、過酸化ナトリウム、過酸化カリウム
、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過酸化バ
リウム等が用いられる。
、過酸化カルシウム、過酸化ストロンチウム、過酸化バ
リウム等が用いられる。
無機過酸化物及び過炭酸ソーダーは水と反応して酸素を
発生する。
発生する。
これらの結晶性酸素発生化合物(3)は、金属粉の量に
対応して増減すればよい、またこれらは他の発熱組成物
(2)と混合してもよいが、(第1図)通水性又は水溶
性支持袋(4)に充填分離するか(第2図)、又は通水
性、水溶性を持つ物質(8)でそれらの表面に被膜(9
)を形成せしめ(第3図)、他の組成物との接触を避け
て経時変化を防ぐことも可能である、また結晶性酸素発
生化合物(3)を内蔵した通水性又は水溶性支持袋(4
)は通気性支持袋(1)又は容器(7)の内部に内蔵さ
れてもよく(第4図、第5図)、外側に隣接するよう設
けてもよい(第6図、第7図)。
対応して増減すればよい、またこれらは他の発熱組成物
(2)と混合してもよいが、(第1図)通水性又は水溶
性支持袋(4)に充填分離するか(第2図)、又は通水
性、水溶性を持つ物質(8)でそれらの表面に被膜(9
)を形成せしめ(第3図)、他の組成物との接触を避け
て経時変化を防ぐことも可能である、また結晶性酸素発
生化合物(3)を内蔵した通水性又は水溶性支持袋(4
)は通気性支持袋(1)又は容器(7)の内部に内蔵さ
れてもよく(第4図、第5図)、外側に隣接するよう設
けてもよい(第6図、第7図)。
本発明の発熱体構造物は水の存在によって酸素が発生す
る構造になっているので全ての組成物は乾燥状態あもの
を使用しなければならない。
る構造になっているので全ての組成物は乾燥状態あもの
を使用しなければならない。
すなはち水を′発熱開始時に与えるようにする。
水を含んだ液袋(6)は使用□時に針等でつついて破袋
する。
する。
よりいっそうの温度−E弁速度を必要とする場合は1.
E記の酸素発生方法を組合せ(第8図)ることにより可
能となる。
E記の酸素発生方法を組合せ(第8図)ることにより可
能となる。
発熱組成物(2)を収容する通気性支持袋(1)は、紙
、不織布、布、などからなる−重又は内側に有孔ポリフ
ィルムを用いた二重構造のものが用いられる。
、不織布、布、などからなる−重又は内側に有孔ポリフ
ィルムを用いた二重構造のものが用いられる。
発熱組成物(2)を収容する容器(7)は、金属、ガラ
ス、□木、プラスチック、あるいは耐水処理を施した厚
紙などから作られた一重容器又は二重構造になった容器
で形状はいずれでもよい。
ス、□木、プラスチック、あるいは耐水処理を施した厚
紙などから作られた一重容器又は二重構造になった容器
で形状はいずれでもよい。
結晶性酸素発生化合物(3)を収容する通水性又は水溶
性支持袋(4)は、通水性のものは、紙、不織布、布、
など吸水性を有するものが用いられる、まり水溶性のも
のは、PVA、メチルセルロース、などのフィルムを用
いることができる。
性支持袋(4)は、通水性のものは、紙、不織布、布、
など吸水性を有するものが用いられる、まり水溶性のも
のは、PVA、メチルセルロース、などのフィルムを用
いることができる。
水又は液状酸素発生化合物(5)を収容する液袋句は、
ポリエチレン、PETlgVA、アルミニウム(ラミネ
ート品)又はこれらの複合体等のフィルムが用いられ、
それらを用・いた液袋(6)を発熱組成物(2)といっ
しょに通気性支持袋(1)の中に内蔵(第9図)するか
又は通気性支持袋(1)の外側に隣接するよう設けても
よい(第10図)、通気性支持袋のかわりに容器を珀い
る場合も内蔵するか又は外側に隣接するよう設けてもよ
い(第11図、第12図)。
ポリエチレン、PETlgVA、アルミニウム(ラミネ
ート品)又はこれらの複合体等のフィルムが用いられ、
それらを用・いた液袋(6)を発熱組成物(2)といっ
しょに通気性支持袋(1)の中に内蔵(第9図)するか
又は通気性支持袋(1)の外側に隣接するよう設けても
よい(第10図)、通気性支持袋のかわりに容器を珀い
る場合も内蔵するか又は外側に隣接するよう設けてもよ
い(第11図、第12図)。
次に本発明の実験例をあげるが本発明はこれにより限定
されるものではない。
されるものではない。
実験例−1
第1表に示した発熱組成物を容量100m1有する樹脂
製円筒容器(蓋付、蓋には径1cmの通気孔4ケ所を有
する)に入れ、発熱開始時に10m1の水を加えて1分
間混合し、容器内の温度を測定したう 実験例−1の測定結果は下記(第2表)の通りであった
。(室温22°C) 第2表の結果のように発明品の方が温度上昇が速い事が
確認出来た。
製円筒容器(蓋付、蓋には径1cmの通気孔4ケ所を有
する)に入れ、発熱開始時に10m1の水を加えて1分
間混合し、容器内の温度を測定したう 実験例−1の測定結果は下記(第2表)の通りであった
。(室温22°C) 第2表の結果のように発明品の方が温度上昇が速い事が
確認出来た。
実験例−2
第3表に示した発熱組成物を実験例−1と同一条件にて
、容器内の温度を測定した。
、容器内の温度を測定した。
実験例−2の測定結果は下記(第4表)の通りであった
。(室温22°C) 第4表の結果のように発明品の方が温度上昇が速い事が
確認出来た。
。(室温22°C) 第4表の結果のように発明品の方が温度上昇が速い事が
確認出来た。
以、ヒの説明で明らかなように、本発明品は金属粉の酸
化熱を利用した発熱組成物に水と反応して酸素を発生す
る結晶状化合物、あるいは分解して酸素を発生する液状
化合物を加えることにより、酸化反応を促進することが
可能となり、従来品では不可能な速い温度上昇を有する
発熱体構造物をえることができ、これらは食品加熱用等
として利用することができる。
化熱を利用した発熱組成物に水と反応して酸素を発生す
る結晶状化合物、あるいは分解して酸素を発生する液状
化合物を加えることにより、酸化反応を促進することが
可能となり、従来品では不可能な速い温度上昇を有する
発熱体構造物をえることができ、これらは食品加熱用等
として利用することができる。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図、第9図、−10図、第11図、第12図
、はそれぞれ本発明の発熱体構造物の具体例を示す概略
図である。 図面番号の説明 1−通気性支持袋、2−発熱組成物、3−結晶性酸素発
生化合物、4−通水性又は水溶性支持袋、5−液状酸素
発生化合物、6−液袋、7−容器、8−通水性、水溶性
を持つ物質、9−被膜、1〇−食品収容容器。 第5− 第7図 第6図
7図、第8図、第9図、−10図、第11図、第12図
、はそれぞれ本発明の発熱体構造物の具体例を示す概略
図である。 図面番号の説明 1−通気性支持袋、2−発熱組成物、3−結晶性酸素発
生化合物、4−通水性又は水溶性支持袋、5−液状酸素
発生化合物、6−液袋、7−容器、8−通水性、水溶性
を持つ物質、9−被膜、1〇−食品収容容器。 第5− 第7図 第6図
Claims (6)
- (1)金属粉、反応助剤、保水剤等を主成分とし、水及
び酸素の存在下で発熱する組成物(イ)を通気性支持袋
又は容器等に内蔵してなる発熱体において、該発熱体に
酸素発生化合物を使用し、酸素を発生せしめる機能を備
えた発熱体構造物。 - (2)発熱体の組成物(イ)中に結晶性酸素発生化合物
を混入し水を加えることにより発熱させることを特徴と
する特許請求第1項記載の発熱構造物。 - (3)発熱体の組成物(イ)中に遣水性又は水容性を持
つ物質で、結晶性酸素発生化合物の表面に皮膜を形成せ
しめた物を混入し水を加えることにより発熱させること
を特徴とする特許請求第1項記載の発熱体構造物。 - (4)発熱体の組成物(イ)中に液状酸素発生化合物水
溶液を収容した液袋を内蔵させるか又は発熱体(ロ)に
隣接するよう設け、液袋を破袋させるか又は水溶液を発
熱体(ロ)に加えることにより発熱させることを特徴と
する特許請求第1項記載の発熱体構造物。 - (5)発熱体の組成物(イ)中に結晶性酸素発生化合物
を通水性又は水溶性支持袋に収容してなる包装体を内蔵
させるか又は発熱体(ロ)に隣接するように設け、水を
加えることにより発熱させることを特徴とする特許請求
第1項記載の発熱体構造物。 - (6)上記記載の第2項より第5項までの各項目の2種
項目以上の組合せを持つた特許請求第1項記載の発熱体
構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60072048A JPS61231352A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 発熱体構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60072048A JPS61231352A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 発熱体構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61231352A true JPS61231352A (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=13478111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60072048A Pending JPS61231352A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | 発熱体構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61231352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7937909B2 (en) * | 2008-06-30 | 2011-05-10 | James A. Donovan | Method for creating a package pressure differential |
GB2490226B (en) * | 2011-04-15 | 2013-03-27 | Julien Philip Goding | A flameless heating composition |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP60072048A patent/JPS61231352A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7937909B2 (en) * | 2008-06-30 | 2011-05-10 | James A. Donovan | Method for creating a package pressure differential |
GB2490226B (en) * | 2011-04-15 | 2013-03-27 | Julien Philip Goding | A flameless heating composition |
WO2012140402A3 (en) * | 2011-04-15 | 2013-12-05 | Goding, Philip | Heater |
US9150772B2 (en) | 2011-04-15 | 2015-10-06 | Julien Philip Goding | Flameless heating composition |
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