JP3076406U - パウダー入り縫製パフ - Google Patents
パウダー入り縫製パフInfo
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- JP3076406U JP3076406U JP2000006775U JP2000006775U JP3076406U JP 3076406 U JP3076406 U JP 3076406U JP 2000006775 U JP2000006775 U JP 2000006775U JP 2000006775 U JP2000006775 U JP 2000006775U JP 3076406 U JP3076406 U JP 3076406U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パウダー入りパフであるにも拘らず、パ
フが汚れた際はパフ本体を洗うことができ、しかも、製
造が容易であるような縫製パフを提供する。 【解決手段】 片面がパウダーの通過可能な布帛11
で、前記面と反対側の面が2枚の布帛12、13からな
るパフ本体1と、パウダー2cを収納した内袋2と、ク
ッション材3とから構成される。前記2枚の布帛はパフ
本体の略中央または中央からややずれた位置において互
いに重なり合い、それらの周縁12b、13bは前記パ
ウダーの通過可能な布帛の周縁11bと縫い合されて袋
状となって入る。袋状パフ本体の内部に前記パウダー収
納内袋2およびクッション材3が内蔵されており、前記
2枚の布帛が重なり合った部分は縫製されずに開口14
となっており、該開口から袋状パフ本体の内部に前記パ
ウダー収納内袋およびクッション材が出入れ可能であ
る。
フが汚れた際はパフ本体を洗うことができ、しかも、製
造が容易であるような縫製パフを提供する。 【解決手段】 片面がパウダーの通過可能な布帛11
で、前記面と反対側の面が2枚の布帛12、13からな
るパフ本体1と、パウダー2cを収納した内袋2と、ク
ッション材3とから構成される。前記2枚の布帛はパフ
本体の略中央または中央からややずれた位置において互
いに重なり合い、それらの周縁12b、13bは前記パ
ウダーの通過可能な布帛の周縁11bと縫い合されて袋
状となって入る。袋状パフ本体の内部に前記パウダー収
納内袋2およびクッション材3が内蔵されており、前記
2枚の布帛が重なり合った部分は縫製されずに開口14
となっており、該開口から袋状パフ本体の内部に前記パ
ウダー収納内袋およびクッション材が出入れ可能であ
る。
Description
【0001】
本考案は化粧用パウダーまたは薬用パウダーを内部に収納したパウダー入りパ フに関するものである。
【0002】
従来、ボディパウダーやフェイスパウダー等の化粧用パウダーやシッカロール 等の薬用パウダーは缶やプラスチックの容器などに収容されており、パイルを有 するパフを用いて肌に塗布することを行っている。
【0003】 しかしながら、このような容器入りのパウダーは、パフに余分に付着したりし て均一に肌に付着させることができなかったり、パフをはたいた際に粉が周囲に 飛び散ったりすることがあり、使い勝手の悪い点があった。また、容器入りのパ ウダーは、携帯には不便である。
【0004】 これに対して、パフの内部にパウダーを入れたものが既に提案され使用されて いる。例えば、実開昭59−45021号公報には、縫製パフの持ち手側の布に 切込みを入れて開口とし、その開口からパウダーをパフ内部に入れ、開口部を持 ち手部の底面で塞ぐようにしたパフが開示されている。また、実公昭61−24 94号公報には、小さな容器の中にパウダーを入れ、その容器の先端に穴を開け 、その容器にパフ体を被せた形態のものが開示されている。
【0005】
しかしながら、上述したようにパフの内部に直接パウダーを入れるものは、パ ウダーを入れる際に粉が周囲に飛び散ったり、上手に入れることができなったり して不便である。また、パフの表面(特にパウダーが排出される側の面)が使用 中に汚れてくるが、パウダーがパフの内部に入っているために、パフを洗濯する ことができない。
【0006】 一方、容器の中にパウダーを入れてパフ体を着脱できるようにしたものは、そ のパフ体を洗ったり交換することができる。しかし、このように容器にパウダー を入れたものでは、容器とパフ体が一体になっているため、携帯に不便であった り、皮膚にパウダーをはたくときに使い勝手がよくなく不便である。更に、容器 自体はプラスチックで成型したものを使用するために、コスト的に高価になると いう欠点がある。
【0007】 本考案は、このような従来のパウダー入りパフの欠点を解消して、消費者が使 用するにつれてパフが汚れた際はパフ本体を洗うことができ、しかも、パウダー 入りパフであるにも拘らず、製造が容易であるような縫製パフを提供することを 目的とする。
【0008】
請求項1記載の本考案によれば、片面がパウダーの通過可能な布帛で、前記面 と反対側の面が2枚の布帛からなるパフ本体と、パウダーを収納した内袋と、ク ッション材とから構成され、前記2枚の布帛はパフ本体の略中央または中央から ややずれた位置において互いに重なり合い、それらの周縁は前記パウダーの通過 可能な布帛の周縁と縫い合されて袋状となっており、該袋状パフ本体の内部に前 記パウダー収納内袋およびクッション材が内蔵されており、前記2枚の布帛が重 なり合った部分は縫製されずに開口となっており、該開口から袋状パフ本体の内 部に前記パウダー収納内袋およびクッション材が出入れ可能であることを特徴と するパウダー入り縫製パフにより前記目的を達成する。
【0009】 請求項2記載の本考案によれば、請求項1記載のパフにおいて、パウダーを収 納した内袋の片面をパウダーの通過が容易な粗い目の布帛とし、他の面をパウダ ーが通過し難い細かな目の布帛としている。
【0010】 請求項3記載の本考案によれば、請求項1または2記載のパフにおいて、前記 パフ本体の片面を構成するパウダーの通過可能な布帛がパイルを有しており、該 パイルの長さが10mm以上であることを特徴としている。
【0011】
以下、図面に基いて本考案を詳細に説明する。図1は本考案のパフの一実施例 の断面図であり、図2は図1に示したパフの平面図である。なお、図2において 仮想線(二点鎖線)で指を示している。
【0012】 本考案のパフは所謂縫製パフである。パフ本体1の片面がパウダーの通過可能 な布帛11で構成される。このパウダーの通過可能な布帛側がパウダーを肌に付 着させるための塗布面である。この塗布面と反対側の持ち手側の面は2枚の布帛 12、13から形成される。パフ本体1の所望の形状が円形である場合はパウダ ーの通過可能な布帛11は円形の形に裁断される。一方、反対側の2枚の布帛1 2、13は、円形から一部が欠けた状態であり、上側の布帛12は円の約3分の 1の部分が欠けた状態であり、下側の布帛13は半円よりやや大きな形状である 。これら2枚の布帛12、13は、その直線部分の縁部12a、13aが互いに 重なり合って入る。
【0013】 これらの布帛11、12、13は上側布帛12と下側布帛13との重なり部分 12a、13aを重ねた状態で中表状態に重ね合わせ、それらの周縁部11b、 12b、13bの全周を縫い目15で縫合わせて袋状にする。上側布帛12と下 側布帛13の重ね合わせ部分12aおよび13aの箇所は縫われておらず、開口 となっている。この開口の箇所で袋を裏返して表側が現れるようにすることがで きる。
【0014】 本考案のパフ本体1のパウダーが通過可能な布帛11としては、パウダーが通 過できるようなものであれば特に限定されず、織物、編物、不織布の何れでもよ い。好ましくはパウダーを付着するのに適したようなパイル11aを有するもの が好ましい。特に、本考案のものでは、パフの内部からパウダー2cが外に排出 される形態としているので、容器に入っているパウダーをパフに付着させてはた くタイプのパフのパイルよりも、パイルの毛足が長いものが好ましい。パイルの 毛足を通常よりも長く、具体的には10mm以上とすることが好ましい。このよ うにすると、パフ本体1の内部から布帛11の布目を通して排出されたパウダー 2cが毛足の長いパイル1aに付着し保持されるので、外にこぼれ難い。また、 従来の容器入りのパウダーを通常のパフに付着させた場合は、パウダーがパフに 余分に付着したりするが、本考案の場合は、パウダー2cがパイル11aの毛足 の間にほぼ均一に保持されるので、肌にパウダーを付着させる際に、部分的にか たまって付着したり斑になったりすることがなく、肌に均一にパウダーを付着さ せることができる。
【0015】 パフ本体1の内部には、内部にパウダー2cを内蔵した内袋2が収納される。 パウダー2cを内蔵した内袋2は、少なくとも一部分がパウダー2cの通過し易 いような素材から構成されており、その素材としては不織布、織物、編物などが 適している。例えば、内袋2の片面2aが目の粗い織物であり、反対側の面2b が、目の細かなパウダー2cの通り難い面としておくことができる。このように 両面を変えることによりパウダー2cの放出量を調整することが可能である。パ フ本体1の中に、このパウダー入り内袋2を入れる場合、目の粗いパウダー2c が通り易いような大きな目を持つ素材2aをパフ本体1の塗布面側布帛11に面 するように配置することが好ましい。
【0016】 また、パフ本体1の内部にはクッション材3が入っている。このクッション材 3はパフの中芯として通常用いられる弾性を有する素材、例えばスポンジ体等を 使用すればよい。
【0017】 パフ本体1の内部にパウダー入り内袋2およびクッション材3を入れる場合、 下側布帛13と上側布帛の重なり合っている箇所の開口14から入れればよい。 この開口14から入れる場合に、上側布帛12および下側布帛13をずらして入 れるようにしてもよい。或いは、上側布帛12のみをひっくり返して(塗布面側 に裏返す)内部を露出させ、そして下側布帛13とパイル1aを有する布帛11 の間にできた袋部分にパウダー入り内袋2およびクッション材3を収納し、その 後再び上側布帛12をひっくり返して、内袋2およびクッション材3を覆うよう にして、元の通りにする。
【0018】
本考案によれば、パウダーは内袋の内部に入っており、しかもパフ本体からク ッション材とともに出し入れ可能である。従って、パフ本体の塗布面側が使用に より汚れた場合にパフ本体からクッション材およびパウダー入り内袋を引出すこ とによりパフ本体を洗濯することができる。
【0019】 また、本考案によれば、パフ本体は従来の縫製パフと同じように縫製すること ができ、しかも、クッション材やパウダー入り内袋をパフ本体の内部に入れるの が非常に簡単である。従って、パウダー入り縫製パフを手間が掛かることなく、 簡単に製造することができる。
【0020】 更に、パウダーを肌に付着させる際には、上側布帛と下側帛布との間の開口か ら手を差込むことができるので、特別なリボンなどの持ち手をパフに付ける必要 もない。
【図1】本考案のパフの一実施例の断面図である。
【図2】図1に示したパフの平面図である。
1 パフ本体 2 内袋 3 クッション材 1a パイル 11 パウダーの通過可能な布帛 12 上側布帛 13 下側布帛 14 開口
Claims (3)
- 【請求項1】 片面がパウダーの通過可能な布帛で、前
記面と反対側の面が2枚の布帛からなるパフ本体と、パ
ウダーを収納した内袋と、クッション材とから構成さ
れ、前記2枚の布帛はパフ本体の略中央または中央から
ややずれた位置において互いに重なり合い、それらの周
縁は前記パウダーの通過可能な布帛の周縁と縫い合され
て袋状となっており、該袋状パフ本体の内部に前記パウ
ダー収納内袋およびクッション材が内蔵されており、前
記2枚の布帛が重なり合った部分は縫製されずに開口と
なっており、該開口から袋状パフ本体の内部に前記パウ
ダー収納内袋およびクッション材が出入れ可能であるこ
とを特徴とするパウダー入り縫製パフ。 - 【請求項2】 片面がパウダーの通過可能な布帛で、前
記面と反対側の面が2枚の布帛からなるパフ本体と、パ
ウダーを収納した内袋と、クッション材とから構成さ
れ、前記2枚の布帛はパフ本体の略中央または中央から
ややずれた位置において互いに重なり合い、それらの周
縁は前記パウダーの通過可能な布帛の周縁と縫い合され
て袋状となっており、該袋状パフ本体の内部に前記パウ
ダー収納内袋およびクッション材が内蔵されており、前
記2枚の布帛が重なり合った部分は縫製されずに開口と
なっており、該開口から袋状パフ本体の内部に前記パウ
ダー収納内袋およびクッション材が出入れ可能であり、
前記パウダーを収納した内袋の片面はパウダーの通過が
容易な粗い目の布帛からなり、他の面はパウダーが通過
し難い細かな目の布帛からなることを特徴とするパウダ
ー入り縫製パフ。 - 【請求項3】 前記パフ本体の片面を構成するパウダー
の通過可能な布帛がパイルを有しており、該パイルの長
さが10mm以上であることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載のパウダー入り縫製パフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006775U JP3076406U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | パウダー入り縫製パフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006775U JP3076406U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | パウダー入り縫製パフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076406U true JP3076406U (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=43209470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006775U Expired - Lifetime JP3076406U (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | パウダー入り縫製パフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076406U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013530807A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-08-01 | デヒョン インダストリアル アーツ カンパニー リミテッド | パフ製造方法及びこの方法により製造されたパフ |
-
2000
- 2000-09-19 JP JP2000006775U patent/JP3076406U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013530807A (ja) * | 2011-06-13 | 2013-08-01 | デヒョン インダストリアル アーツ カンパニー リミテッド | パフ製造方法及びこの方法により製造されたパフ |
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