JP2977751B2 - 洗濯ネット - Google Patents

洗濯ネット

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JP2977751B2
JP2977751B2 JP7317317A JP31731795A JP2977751B2 JP 2977751 B2 JP2977751 B2 JP 2977751B2 JP 7317317 A JP7317317 A JP 7317317A JP 31731795 A JP31731795 A JP 31731795A JP 2977751 B2 JP2977751 B2 JP 2977751B2
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学 豊沢
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯ネットに関す
る。特に、まちを設けることにより、袋体に奥行きを持
たせた洗濯ネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の洗濯ネットを示す正面
図、図13は同洗濯ネットを形成する布の展開図であ
る。
【0003】これらの図面において、50は偏平に形成
された洗濯ネットであり、長方形に裁断された布51を
半分に折り畳み、その両側縁部51a,51aを縁縫い
して袋体を形成し、上部の開口にファスナ52を縫製す
ることにより形成されている。
【0004】このような洗濯ネットによれば、ファスナ
52を開いて洗濯物を袋内に収納し、ファスナ52を閉
じて洗濯機に投入することにより、袋内の洗濯物を洗濯
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の洗濯ネ
ットには次のような問題があった。
【0006】洗濯ネット50は偏平に形成されていたた
め、袋内にたくさんの洗濯物を収納することができなか
った。この場合、袋体に奥行きを持たせればたくさんの
洗濯物を収納することが可能となるが、図14に示すよ
うに、奥行きを有する洗濯ネットを形成するためには複
数の構成片60,61,62が必要となり、このような
洗濯ネットは布の裁断が煩雑であるとともに、縫製が面
倒であるという問題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点を解決する
もので、奥行きのある袋体を簡単に作成することができ
る洗濯ネットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の洗濯ネットは、通水性の良い布で袋状
に形成された洗濯ネットであって、第1の基部と、この
第1の基部の一端に連続して設けられ、第1の基部上に
折り畳まれた第2の基部と、前記第1の基部の他端に連
続して設けられ、第1の基部上に折り畳まれた第3の基
部と、前記第2の基部の端部と前記第3の基部の端部と
の間を開閉可能に連結した、袋口をなす開閉部材とを備
え、前記第1の基部と第2の基部との折曲部分を、まち
の欲しい分の半分だけ前記第1の基部上あるいは第2の
基部上のどちらか一方へ折り畳むとともに、前記第1の
基部と第3の基部との折曲部分を、まちの欲しい分の半
分だけ前記第1の基部上あるいは第3の基部上のどちら
か一方へ折り畳み、これら折り畳まれた前記第1の基部
と、第2の基部と、第3の基部と、前記2つの折曲部分
との両側縁部を縁縫いすることにより袋体を形成し、こ
の袋体の表裏をひっくり返すことにより形成されること
を特徴とする。
【0009】請求項2記載の洗濯ネットは、通水性の良
い布で袋状に形成された洗濯ネットであって、第1の基
部と、この第1の基部の一端に連続して設けられ、第1
の基部上に折り畳まれた第2の基部と、前記第1の基部
の端部と第2の基部の端部との間を開閉可能に連結し、
袋口をなす開閉部材とを備え、前記第1の基部と第2の
基部との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ前記第
1の基部上あるいは第2の基部上のどちらか一方へ折り
畳み、これら折り畳まれた前記第1の基部と、前記第2
の基部と、前記折曲部分との両側縁部を縁縫いして袋体
を形成し、この袋体の表裏をひっくり返すことにより形
成されることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の洗濯ネットは、通水性の良
い布で袋状に形成された洗濯ネットであって、第1の基
部と、この第1の基部の一端に連続して設けられ、第1
の基部上に折り畳まれた第2の基部とを備え、前記第1
の基部と第2の基部との端部同士を縫製した縫製部分
と、前記第1の基部と第2の基部との折曲部分とを、ま
ちの欲しい分の半分だけ前記第1の基部上または第2の
基部上へ折り畳み、これら折り畳まれた前記第1の基部
と、前記第2の基部と、前記端部同士の縫製部分と、前
記折曲部分との一側縁部を縁縫いするとともに、他側縁
部を、袋口をなす開閉部材で開閉可能に連結することに
より袋体を形成し、この袋体の表裏をひっくり返すこと
により形成されることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の洗濯ネットは、通水性の良
い布で袋状に形成された洗濯ネットであって、第1の基
部と、この第1の基部の一端に連続して設けられた第2
の基部と、前記第1の基部の他端に連続して設けられた
第3の基部とを備え、前記第2の基部の端部と第3の基
部の端部とを縫製して無端状体を形成し、これを偏平に
することにより、前記第1の基部上に第2の基部と第3
の基部とを折り畳み、前記第1の基部と第2の基部との
折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ前記第1の基部
上あるいは第2の基部上のどちらか一方に折り畳むとと
もに、前記第1の基部と第3の基部との折曲部分を、ま
ちの欲しい分の半分だけ前記第1の基部上あるいは第3
の基部上のどちらか一方に折り畳み、これら折り畳まれ
た前記第1の基部と、第2の基部と、第3の基部と、前
記2つの折曲部分との一側縁部を縁縫いするとともに、
他側縁部を、袋口をなす開閉部材で開閉可能に連結する
ことにより袋体を形成し、この袋体の表裏をひっくり返
すことにより形成されることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の洗濯ネットは、請求項1ま
たは2または3または4記載の洗濯ネットにおいて、前
記布は、糸屑を通さない程度の布目を有していることを
特徴とする。
【0013】
【作用効果】請求項1記載の洗濯ネットは、次のような
手順により作成することができる。
【0014】(i)まず、第1の基部上に第2の基部お
よび第3の基部を折り畳む。
【0015】(ii)その後、第2の基部の端部と第3の
基部の端部との間に袋口をなす開閉部材を設ける。
【0016】(iii)その後、第1の基部と第2の基部
との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ第1の基部
上あるいは第2の基部上のどちらか一方に折り畳むとと
もに、第1の基部と第3の基部との折曲部分を、まちの
欲しい分の半分だけ第1の基部上あるいは第2の基部上
のどちらか一方に折り畳む。
【0017】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部と、第2の基部と、前記2つの折曲部分と
の両側縁部を縁縫いする。これにより、袋体が作成され
る。
【0018】(v)次に、このようにして作成された袋
体の表裏をひっくり返す。すると、第1の基部上あるい
は第2の基部上のどちらか一方へ折り畳まれていた状態
の折曲部分は、袋体内に入った状態で、第1の基部と第
2の基部との間に折り畳まれた状態になる。また、第1
の基部上あるいは第3の基部上のどちらか一方へ折り畳
まれていた状態の折曲部分は、袋体内に入った状態で、
第1の基部と第3の基部との間に折り畳まれた状態にな
る。
【0019】(vi)その後、袋体を広げると、第1の基
部と第2の基部との間に折り畳まれていた折曲部分の両
端部分が三角状に広がるとともに、第1の基部と第3の
基部との間に折り畳まれていた折曲部分の両端部分が三
角状に広がり、これによって、袋体にまちが形成され
る。
【0020】このように、請求項1記載の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布を折り畳んで縫製することにより、まちを備え
た奥行きのある袋体を簡単に作成することができる。
【0021】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まちを形成するための折曲部分が縫製されること
となるので、まちを形成するための特別な縫製を行なう
必要がなくなり、まちの形成が簡単で作成しやすいとい
う効果が得られる。
【0022】また、折曲部分を、まちの欲しい分の半分
だけ第1の基部上等に折り畳むことにより、まちが形成
されることとなるので、折曲部分の折り畳み量を変更す
ることにより、簡単にまちの大きさを変えることがで
き、奥行きの異なる袋体を簡単に作成することができ
る。
【0023】請求項2記載の洗濯ネットは、次のような
手順により作成することができる。
【0024】(i)まず、第1の基部上に第2の基部を
折り畳む。
【0025】(ii)その後、第1の基部の端部と第2の
基部の端部との間に袋口をなす開閉部材を設ける。
【0026】(iii)その後、第1の基部と第2の基部
との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ第1の基部
上あるいは第2の基部上のどちらか一方に折り畳む。
【0027】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部と、第2の基部と、折曲部分との両側縁部
を縁縫いする。これにより、袋体が作成される。
【0028】(v)次に、このようにして作成された袋
体の表裏をひっくり返す。すると、折曲部分は、第1の
基部上あるいは第2の基部上のどちらか一方へ折り畳ま
れていた状態から、袋体内に入った状態で、第1の基部
と第2の基部との間に折り畳まれた状態になる。
【0029】(vi)その後、袋体を広げると、第1の基
部と第2の基部との間に折り畳まれていた折曲部分の両
端部分が三角状に広がり、これによって、袋体にまちが
形成される。
【0030】このように、請求項2記載の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布を折り畳んで縫製することによりまちを備えた
奥行きのある袋体を簡単に作成することができる。
【0031】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まちを形成するための折曲部分が縫製されること
となるので、まちを形成するために特別な縫製を行なう
必要がなくなり、まちの形成が簡単で作成しやすいとい
う効果が得られる。
【0032】また、折曲部分を、まちの欲しい分の半分
だけ第1の基部上あるいは第2の基部上のどちらか一方
に折り畳むによりまちが形成されることとなるので、折
曲部分の折り畳み量を変更することにより、簡単にまち
の大きさを変えることができ、奥行きの異なる袋体を簡
単に作成することができる。
【0033】また、上述した請求項1記載の洗濯ネット
に比べて折曲部分が少ない分、作成しやすいという利点
も得られる。
【0034】請求項3記載の洗濯ネットは、次のような
手順により作成することができる。
【0035】(i)まず、第1の基部上に第2の基部を
折り畳む。
【0036】(ii)その後、第1の基部と第2の基部と
の端部同士を縫製する。
【0037】(iii)その後、この縫製部分と、第1の
基部と第2の基部との折曲部分とを、まちの欲しい分の
半分だけ第1の基部上あるいは第2の基部上のどちらか
一方に折り畳む。
【0038】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部と、第2の基部と、縫製部分と、折曲部分
との一側縁部を縁縫いするとともに、他側縁部を袋口を
なす開閉可能な開閉部材で連結する。これにより、袋体
が作成される。
【0039】(v)次に、このようにして作成された袋
体の表裏をひっくり返す。すると、縫製部分と折曲部分
とは、第1の基部上あるいは第2の基部上のどちらか一
方へ折り畳まれていた状態から、袋体内に入った状態
で、第1の基部と第2の基部との間にそれぞれ折り畳ま
れた状態になる。
【0040】(vi)その後、袋体を広げると、第1の基
部と第2の基部との間に折り畳まれていた縫製部分の両
端部分と折曲部分の両端部分とが三角状に広がり、これ
によって、袋体にまちが形成される。
【0041】このように、請求項3記載の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布を折り畳んで縫製することによりまちを備えた
奥行きのある袋体を簡単に作成することができる。
【0042】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まちを形成するための折曲部分が縫製されること
となるので、まちを形成するために特別な縫製を行なう
必要がなくなり、まちの形成が簡単で作成しやすいとい
う効果が得られる。
【0043】また、縫製部分と折曲部分とを、まちの欲
しい分の半分だけ第1の基部上あるいは第2の基部上の
どちらか一方に折り畳むことにより、まちが形成される
こととなるので、縫製部分と折曲部分との折り畳み量を
変更することにより、簡単にまちの大きさを変えること
ができ、奥行きの異なる袋体を簡単に作成することがで
きる。
【0044】請求項4記載の洗濯ネットは、次のような
手順により作成することができる。
【0045】(i)まず、第2の基部の端部と第3の基
部の端部とを縫製して無端状体を形成する。
【0046】(ii)その後、この無端状体を偏平にする
ことで、第1の基部上に第2の基部と第3の基部とを折
り畳む。
【0047】(iii)次に、第1の基部と第2の基部と
の折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ第1の基部上
または第2の基部上へ折り畳むとともに、第1の基部と
第3の基部との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ
第1の基部上または第3の基部上へ折り畳む。
【0048】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部と、第2の基部と、第3の基部と、前記2
つの折曲部分との一側縁部を縁縫いするとともに、他側
縁部を袋口をなす開閉可能な開閉部材で連結する。これ
により、袋体が作成される。
【0049】(v)次に、この袋体の表裏をひっくり返
す。すると、第1の基部上または第2の基部上に折り畳
まれていた状態の折曲部分は、袋体内に入った状態で、
第1の基部と第2の基部との間に折り畳まれた状態にな
る。また、第1の基部上または第3の基部上に折り畳ま
れていた状態の折曲部分は、袋体内に入った状態で、第
1の基部と第3の基部との間に折り畳まれた状態にな
る。
【0050】(vi)その後、袋体を広げる。すると、折
曲部分の両端部分が三角状に広がり、これによって、袋
体にまちが形成される。
【0051】このように、請求項4記載の収納袋によれ
ば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫い合
わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、1枚
の布を折り畳んで縫製することによりまちを備えた奥行
きのある袋体を簡単に作成することができる。
【0052】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まちを形成するための折曲部分が縫製されること
となるので、まちを形成するために特別な縫製を行なう
必要がなくなり、まちの形成が簡単で作成しやすいとい
う効果が得られる。
【0053】また、折曲部分を、まちの欲しい分の半分
だけ第1の基部上等に折り畳むことにより、まちが形成
されることとなるので、2つの折曲部分の折り畳み量を
変更することにより、簡単にまちの大きさを変えること
ができ、奥行きの異なる袋体を簡単に作成することがで
きる。
【0054】請求項5記載の洗濯ネットによれば、次の
ような作用効果が得られる。
【0055】洗濯ネットは、洗濯機に投入されると、洗
濯機の水流により揉まれる。これにより、袋内に収納さ
れた洗濯物からは糸屑等のごみが出る。
【0056】請求項5記載の洗濯ネットによれば、請求
項1または2または3または4記載の洗濯ネットにおい
て、洗濯ネットに用いられる布が、糸屑を通さない程度
の布目を有しているので、袋内の洗濯物から出た糸屑等
が袋外に漏れ出てしまうことがない。したがって、袋内
の洗濯物から出た糸屑等が洗濯槽内の他の洗濯物に付か
ない。
【0057】一方、洗濯槽内で洗濯ネットが揉まれる
と、洗濯水は主として袋中央部の表面から袋内に侵入
し、主として袋の角部を通って袋外に排出される傾向に
ある。
【0058】このような洗濯水の流れにより、袋内の洗
濯物から出た糸屑等は、袋の角部へ向って移動すること
が多くなる。
【0059】一方、洗濯ネットに洗濯物を収納すると、
洗濯ネットは膨らみ、まちの欲しい分の半分だけ折り畳
まれた折曲部分等の両端部分が三角状に広がって、袋体
の角部には三角状のポケットが形成される。これによ
り、角部に向って移動してきた糸屑等は、洗濯水ととも
にこのポケットに流入し、ポケット内に集められること
となる。しかも、ポケットの三角状に広がった部分は、
角部近傍の第1の基部等に近接しているので、ポケット
内には袋内に収納された洗濯物が入り込みにくくなり、
ポケットに集まった糸屑等に洗濯物が接触しにくくな
る。
【0060】したがって、袋内で糸屑等と洗濯物とが分
離されることとなり、洗濯ネット内に収納された洗濯物
をきれいに洗濯することができる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0062】<第1の実施の形態>図1は本発明に係る
洗濯ネットの第1の実施の形態を示す一部透視斜視図、
図2(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のb−b
線端面図、図2(c)はファスナ取付部分の拡大端面
図、図3(a)〜(h)は洗濯ネットの作成手順を示し
た説明図である。なお、図3(f)は図3(e)におけ
るf−f端面図、図3(h)は図3(g)におけるh−
h端面図である。
【0063】図1に示すように、本実施の形態の洗濯ネ
ットは、第1の基部1と、第2の基部2と、第3の基部
3とを有しており、これらを折り畳んで縫製することに
より形成される。9,9は袋体の両側部1c,1cに形
成されたまちである。1d,1dはまち9,9を形成す
るための三角部であり、後述するようにして袋体の四隅
の角部9aに形成される。4は袋口をなす開閉部材とし
てのファスナである。
【0064】このようなまち9,9を備えた洗濯ネット
は、次のような手順で作成される。
【0065】(i)まず、図3(a)に示すように、長
方形に裁断された布10を用意する。布10としては、
通水性があり、かつ、糸屑を通さない程度の布目を有し
た材料、例えば、細かなメッシュを備えた布等を採用す
る。
【0066】(ii)図3(b)に示すように、第2の基
部2と第3の基部3との端部2a,3aをファスナ4を
介して連結し、無端状体を形成する。なお、別の言い方
をすれば、無端状体は、布10の両端縁をファスナで連
結することによって形成されるものである。図2(c)
に示すように、第3の基部3の端部3aは、ファスナ4
の裏面4cを覆うように折り返されて縫製されており、
ファスナ4の裏側を覆う覆い片の役割をなしている。な
お、4a,4bはバイヤステープである。
【0067】(iii)次に、図3(c)に示すように、
この無端状体を偏平にすることで、第1の基部1上に、
第2の基部2と第3の基部3とを折り畳む。そして、図
3(c),(d)に示すように、第1の基部1と第2の
基部2との折曲部分5を、まちの欲しい分の半分Lだけ
第2の基部2上に折り畳むとともに、第1の基部1と第
3の基部3との折曲部分6を、まちの欲しい分の半分L
だけ第3の基部3上に折り畳む。
【0068】(iv)このようにして折り畳まれた第1の
基部1と、第2の基部2と、折曲部分5と、折曲部分6
との両側縁部1a,1aを、図3(e)に示すように、
バイヤステープ7,7を当てがって縫製する。また、こ
の際、つまみ8も一緒に縫製する。これにより、図3
(e),(f)に示すように、第2の基部2上に折曲部
分5が折り畳まれ、第3の基部3上に第2の折曲部分6
が折り畳まれた袋体が形成される。
【0069】(v)次に、この袋体の表裏をひっくり返
す。すると、折曲部分5は、図3(g),(h)に示す
ように、袋体内に入った状態で、第1の基部1と第2の
基部2との間に折り畳まれた状態になる。また、同様
に、折曲部分6は、袋体内に入った状態で、第1の基部
1と第3の基部3との間に折り畳まれた状態になる。
【0070】(vi)その後、袋体を広げる。すると、第
1の基部1と第2の基部2との間に折り畳まれていた折
曲部分5が広がるとともに、第1の基部1と第3の基部
3との間に折り畳まれていた折曲部分6が広がる。
【0071】この場合、図3(e)に示すように、折曲
部分5の両端部5a,5aは、両側縁部1a,1aに縫
着されており、また、折曲部分6の両端部6a,6aも
両側縁部1a,1aに縫着されているので、袋体が広が
ると、折曲部分5の両端部分(両端部の近傍部分)5
b,5bと、折曲部分6の両端部分6b,6bとが、図
1に示すように、それぞれ三角状に広がり、まち9,9
を形成するための三角部1dが形成される。
【0072】これにより、まち9,9を備えた奥行きの
ある洗濯ネットが形成される。
【0073】上述した本実施の形態の洗濯ネットによれ
ば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫い合
わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、1枚
の布10を折り畳んで縫製することにより、まち9,9
を備えた奥行きのある袋体を簡単に作成することができ
る。
【0074】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まち9,9を形成するための折曲部分5,6が縫
製されることとなるので、まち9,9を形成するための
特別な縫製を行なう必要がなくなり、まち9,9の形成
が簡単で作成しやすいという効果が得られる。
【0075】また、折曲部分5,6を、まちの欲しい分
の半分Lだけ第2の基部2上等に折り畳むことにより、
まち9,9が形成されることとなるので、折曲部分5,
6の折り畳み量を変更することにより、簡単にまちの大
きさを変えることができ、奥行きの異なる袋体を簡単に
作成することができる。
【0076】さらに、本実施の形態の洗濯ネットによれ
ば、布10が、糸屑を通さない程度の布目を有している
ので、次のような作用効果が得られる。
【0077】すなわち、洗濯ネットは洗濯機に投入され
ると、洗濯機の水流により揉まれ、袋内に収納された洗
濯物Wからは糸屑B等のごみが出ることとなる。しか
し、洗濯ネットに用いられる布10が糸屑を通さない程
度の布目を有しているので、袋内の洗濯物Wから出た糸
屑B等が袋外に漏れ出てしまうことがなくなる。したが
って、袋内の洗濯物Wから出た糸屑B等が洗濯槽内の他
の洗濯物に付かないという効果が得られる。
【0078】一方、洗濯槽内で洗濯ネットが揉まれる
と、洗濯水は主として袋中央部Aの表面から袋内に侵入
し、主として袋体の角部9aを通って袋外に排出される
傾向にある。
【0079】このような洗濯水の流れにより、袋内の洗
濯物Wから出た糸屑B等は、袋の角部9aへ向って移動
することが多くなる。
【0080】洗濯ネットは、図1に示すように、洗濯物
Wが収納されると膨らみ、折曲部分5,6の両端部分5
b,5b、6b,6bがそれぞれ三角状に広がって、角
部9aに(計8ヶ所に)三角部1dがそれぞれ形成され
る。三角部1dは、例えば、袋体の左上部に形成される
ものについて説明すると、図1,4に示すように、袋体
の側部1cに沿って折り返されるようにして三角状に広
がるので、この三角部1dと、第1の基部1,第2の基
部2との間には、側縁部1aを境にして、三角状のポケ
ット5d1,5d2がそれぞれ形成されることとなる
(図4においては、ポケット5d1側のみ図示)。この
ようなポケット5d1,5d2は、袋体の右上部の角部
9aにおいても同様にして形成される。また、袋体の左
右下部の角部9aにおいても、三角部1dと、第1の基
部1,第3の基部3との間に、三角状のポケット6d
1,6d2がそれぞれ形成されることとなる。
【0081】これにより、角部9aに向って移動してき
た糸屑B等は、洗濯水とともにこれらポケット5d1,
5d2,6d1,6d2に流入し、ポケット内に集めら
れることとなる。
【0082】また、各ポケット5d1,5d2,6d
1,6d2を形成する三角部1dは、角部9a近傍の第
1の基部1や第2の基部2等にそれぞれ近接しているの
で、各ポケット内には袋内に収納された洗濯物Wが入り
込みにくくなり、ポケット内に集まった糸屑B等に洗濯
物Wが接触しにくくなる。
【0083】したがって、袋内で糸屑B等と洗濯物Wと
が分離されることとなり、洗濯ネット内に収納された洗
濯物Wをきれいに洗濯することができるという効果が得
られる。
【0084】<第2の実施の形態>図5は本発明に係る
洗濯ネットの第2の実施の形態を示す一部透視斜視図、
図6(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示す説明
図である。なお、図6(e)は図6(d)におけるe−
e端面図、図6(g)は図6(f)におけるg−g端面
図である。
【0085】本実施の形態の洗濯ネットが上記第1の実
施の形態の洗濯ネットと異なるところは、まち12,1
2を形成するための三角部11b,11bが袋体の下部
側にのみ設けられている点にある。
【0086】図5において、11は洗濯ネットであり、
両側部11a,11aに、まち12,12が形成されて
いる。11b,11bはまち12,12を形成するため
の三角部であり、両側部11a,11aの下部に設けら
れている。このようなまち12,12を備えた洗濯ネッ
ト11は次のような手順で作成される。
【0087】(i)まず、図6(a)に示すように、長
方形に裁断された布13を用意する。同図において、1
3aは第1の基部、13bはこの第1の基部13aの一
端に連続して設けられた第2の基部である。
【0088】(ii)次に、図6(b)に示すように、第
1の基部13a上に第2の基部13bを折り畳む。その
後、第1の基部13aの端部13dと第2の基部13b
の端部13eとの間に、袋口をなすファスナ4を設け
る。
【0089】(iii)その後、図6(b),(c)に示
すように、第1の基部13aと第2の基部13bとの折
曲部分14を、まちの欲しい分の半分Lだけ第2の基部
13b上に折り畳む。
【0090】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部13aと、第2の基部13bと、折曲部分
14との両側縁部13c、13cを、図6(d)に示す
ように、バイアステープ15を当てがって縁縫いする。
これにより、図6(d),(e)に示すように、第2の
基部13b上に折曲部分14が折り畳まれた袋体が作成
される。
【0091】(v)次に、この袋体の表裏をひっくり返
す。すると、折曲部分14は、図6(f),(g)に示
すように、袋体内に入った状態で、第1の基部13aと
第2の基部13bとの間に折り畳まれた状態になる。
【0092】(vi)その後、袋体を広げる。すると、第
1の基部13aと第2の基部13bとの間に折り畳まれ
ていた折曲部分14が広がる。この場合、図6(d)に
示すように、折曲部分14の両端縁部14a,14a
は、第1の基部13aと第2の基部3bとの両側縁部1
3c、13cに縁縫いされているので、袋体が広がる
と、折曲部分14の両端部分14b,14bは、図5に
示すように、頂部14c,14cを頂点として三角状に
広がり、まち12,12を形成するための三角部11
b,11bが形成される。これにより、袋体の側部にま
ち12,12が形成される。
【0093】このように、本実施の形態の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布13を折り畳んで縫製することにより、まち1
2,12を備えた奥行きのある袋体を簡単に作成するこ
とができる。
【0094】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まち12,12を形成するための折曲部分14が
縫製されることとなるので、まち12,12を形成する
ための特別な縫製を行なう必要がなくなり、まち12,
12の形成が簡単で作成しやすいという効果が得られ
る。
【0095】また、折曲部分14を、まち12,12の
欲しい分の半分Lだけ第2の基部13b上等に折り畳む
ことにより、まち12,12が形成されることとなるの
で、折曲部分14の折り畳み量を変更することにより、
簡単にまち12,12の大きさを変えることができ、奥
行きの異なる袋体を簡単に作成することができる。
【0096】さらに、本実施の形態の洗濯ネットによれ
ば、布13として、糸屑を通さない程度の布目を有した
ものを採用することにより、上記第1の実施の形態の洗
濯ネットのところで説明した作用効果と同様の作用効果
が得られる。
【0097】すなわち、袋内の洗濯物Wから出た糸屑B
等が袋外に漏れ出てしまうことがなくなり、袋内の洗濯
物Wから出た糸屑B等が洗濯槽内の他の洗濯物に付かな
くなる。
【0098】一方、袋体の角部9aには上記第1の実施
の形態のところで説明したものと同様の三角状のポケッ
ト11C1,11C2が計4ヶ形成され、このポケット
11C1,11C2に、袋体中央部Aからの水流により
角部9aに向って移動してきた糸屑B等が集められるこ
ととなる。
【0099】また、各ポケット11C1,11C2を形
成する三角部11dは、角部9a近傍の第1の基部13
aや第2の基部13bにそれぞれ近接しているので、ポ
ケット内には袋内に収納された洗濯物Wが入り込みにく
くなり、ポケット内に集まった糸屑B等に洗濯物Wが接
触しにくくなる。
【0100】したがって、袋内で糸屑B等と洗濯物Wと
が分離されることとなり、洗濯ネット内に収納された洗
濯物Wをきれいに洗濯することができるという効果が得
られる。
【0101】<第3の実施の形態>図7は本発明に係る
洗濯ネットの第3の実施の形態を示す一部透視斜視図、
図8(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示した説
明図である。なお、図8(e)は図8(d)におけるe
−e端面図、図8(g)は図8(f)におけるg−g端
面図である。
【0102】本実施の形態の収納袋が上記第2の実施の
形態の収納袋と異なるところは、まち30a,30aを
形成するための三角部32,32が袋体の上部側にも設
けられている点にある。
【0103】このようなまち30a,30aを備えた収
納袋30は、次のような手順で作成される。
【0104】(i)まず、図8(a)に示すように、長
方形に裁断された布33を用意する。
【0105】同図において、33aは第1の基部、33
bはこの第1の基部33aの一端に連続して設けられた
第2の基部である。
【0106】(ii)次に、図8(b)に示すように、第
1の基部33a上に第2の基部33bを折り畳む。そし
て、第1の基部33aと第2の基部33bとの両端部3
3c、33c同士をバイヤステープ33dを当てがって
縫製する。
【0107】(iii)その後、図8(b),(c)に示
すように、前記バイヤステープ33dを当てがって縫製
した縫製部分34と、第1の基部33aと第2の基部3
3bとの折曲部分35とを、まちの欲しい分の半分Lだ
け第2の基部33b上にそれぞれ折り畳む。
【0108】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部33aと、第2の基部33bと、縫製部分
34と、折曲部分35との一側縁部36を、図8(d
1)に示すように、バイヤステープ37を当てがって縁
縫いする。また、他側縁部36aに、袋体の袋口をなす
開閉部材としてのファスナ4を設ける。ファスナ4の縫
着方法を具体的に説明すると、図8(d2)に示すよう
に、袋体の他側縁部36aをロの字形に開いた後、第1
の基部33aの上辺33a1(図中点線で示した部分)
にファスナ4の一方の辺4aを縫着し、第2の基部33
bの上辺33b1と、縫製部分34と折曲部分35との
上辺34a1,35a1(図中実線で示した部分)とに
ファスナ4の他方の辺4bを縫着する。これにより、図
8(d1),(e)に示すように、第2の基部33b上
に縫製部分34と折曲部分35とが折り畳まれた袋体が
作成される。
【0109】(v)次に、この袋体の表裏をひっくり返
す。すると、縫製部分34と折曲部分35とは、図8
(f),(g)に示すように、袋体内に入った状態で、
第1の基部33aと第2の基部33bとの間に折り畳ま
れた状態になる。
【0110】(vi)その後、袋体を広げる。すると、第
1の基部33aと第2の基部33bとの間に折り畳まれ
ていた縫製部分34と折曲部分35とが広がる。この場
合、図8(d1)に示すように、縫製部分34の一側縁
部34aと折曲部分35の一側縁部35aとは、第1の
基部33aと第2の基部33bとの一側縁部36に縁縫
いされているので、袋体が広がると、縫製部分34の一
側端部分34bと折曲部分35の一側端部分35bと
が、図7に示すように、袋体の底部に三角状に広がり、
まち30a,30aを形成するための三角部32,32
が形成される。
【0111】また、図8(d1)に示すように、縫製部
分34の他側縁部34cと折曲部分35の他側縁部35
cとは、第1の基部33aと第2の基部33bとの他側
縁部36aにファスナ4で連結されているので、袋体が
広がると、縫製部分34の他側端部分34dと折曲部分
35の他側端部分35dとが、図7に示すように、袋体
の上部に三角状に広がり、まち30a,30aを形成す
るための三角部32,32が形成される。
【0112】これにより、袋体の側部にまち30a,3
0aが作成される。
【0113】このように、本実施の形態の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布33を折り畳んで縫製することにより、まち3
0a,30aを備えた奥行きのある袋体を簡単に作成す
ることができる。
【0114】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まち30a,30aを形成するための縫製部分3
4と折曲部分35とが縫製されることとなるので、まち
30a,30aを形成するための特別な縫製を行なう必
要がなくなり、まち30a,30aの形成が簡単で作成
しやすいという効果が得られる。
【0115】また、縫製部分34と折曲部分35とを、
まちの欲しい分の半分Lだけ第2の基部33b上にそれ
ぞれ折り畳むことにより、まち30a,30aが形成さ
れることとなるので、縫製部分34と折曲部分35との
折り畳み量を変更することにより、簡単にまちの大きさ
を変えることができるという利点も得られる。
【0116】なお、本実施の形態では、縫製部分34,
折曲部分35を第2の基部33b上に折り畳んで袋体を
形成したが、第1の基部33a上に折り畳んで袋体を形
成しても良い。また、縫製部分34,折曲部分35のう
ち、どちらか一方を第1の基部33a上に折り畳み、他
方を第2の基部33b上に折り畳んで袋体を形成しても
良い。
【0117】さらに、本実施の形態の洗濯ネットによれ
ば、布33として、糸屑を通さない程度の布目を有した
ものを採用することにより、上記第1の実施の形態の洗
濯ネットのところで説明した作用効果と同様の作用効果
が得られる。
【0118】すなわち、袋内の洗濯物Wから出た糸屑B
等が袋外に漏れ出てしまうことがなくなり、袋内の洗濯
物Wから出た糸屑B等が洗濯槽内の他の洗濯物に付かな
くなる。
【0119】一方、袋体の角部9aには上記第1の実施
の形態のところで説明したものと同様、計8ヶ所の三角
状のポケット32C1,32C2が形成され、このポケ
ット32C1,32C2に、袋体中央部Aからの水流に
より角部9aに向って移動してきた糸屑B等が集められ
ることとなる。
【0120】また、各ポケット32C1,32C2を形
成する三角部32は、角部9a近傍の第1の基部1や第
2の基部2にそれぞれ近接しているので、ポケット内に
は袋内に収納された洗濯物Wが入り込みにくく、ポケッ
ト内に集まった糸屑B等に洗濯物Wが接触しにくくな
る。
【0121】したがって、袋内で糸屑B等と洗濯物Wと
が分離されることとなり、洗濯ネット内に収納された洗
濯物Wをきれいに洗濯することができるという効果が得
られる。
【0122】なお、図9に示すように、他側縁部36a
における縫製部分34,折曲部分35を展開した状態に
することにより形成される袋口39いっぱいに、ファス
ナ4を縫着してもよい。このようにしてファスナ4を取
り付けることにより、上述した第3の実施の形態の洗濯
ネットに比べて袋口39を広くすることができ、洗濯物
の出し入れが行ないやすくなるという効果が得られる。
【0123】<第4の実施の形態>図10は本発明に係
る洗濯ネットの第4の実施の形態を示す一部透視斜視
図、図11(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示
した説明図である。なお、図11(e)は図11(d)
におけるe−e端面図、図11(g)は図11(f)に
おけるg−g端面図である。
【0124】本実施の形態の洗濯ネットが上記第3の実
施の形態の洗濯ネットと異なるところは、布42の端部
(42d,42e)同士の縫い合わ部分43を袋体の正
面側に配置した点にあり、その他の点に変わりはない。
【0125】図10において、40は収納袋、41,4
1は収納袋40の側部に形成されたまち、40aはまち
41,41を形成するための三角部である。
【0126】このようなまち41,41を備えた収納袋
40は、次のような手順で作成される。
【0127】(i)まず、図11(a)に示すように、
長方形に裁断された布42を用意する。
【0128】同図において、42aは第1の基部、42
bはこの第1の基部42aの一端に連続して設けられた
第2の基部、42cは第1の基部42aの他端に連続し
て設けられた第3の基部である。
【0129】(ii)次に、図11(b)に示すように、
第2の基部42bの端部42dと第3の基部42cの端
部42eとを縫製して無端状体を形成する。なお、別の
言い方をすれば、無端状体は布42の両端縁を縫製する
ことによって形成されるものである。
【0130】(iii)その後、図11(c)に示すよう
に、この無端状体を偏平にすることで、第1の基部42
a上に、第2の基部42bと第3の基部42cとを折り
畳む。
【0131】(iv)その後、図11(c),(d)に示
すように、第1の基部42aと第2の基部42bとの折
曲部分44を、まちの欲しい分の半分Lだけ第2の基部
42b上へ折り畳むとともに、第1の基部42aと第3
の基部42cとの折曲部分45を、まちの欲しい分の半
分Lだけ第3の基部42c上へ折り畳む。
【0132】(iv)その後、このようにして折り畳まれ
た第1の基部42aと、第2の基部42bと、第3の基
部42cと、前記2つの折曲部分44,45との一側縁
部46をバイヤステープ47を当てがって縁縫いする。
その後、他側縁部46aに、袋体の袋口をなす開閉部材
としてのファスナ4を、第3の実施の形態における縫着
方法と同様の方法により設ける。これにより、図11
(d),(e)に示すように、第2の基部42b上に折
曲部分44が折り畳まれ、また、第3の基部42c上に
折曲部分45が折り畳まれた袋体が作成される。
【0133】(v)次に、この袋体の表裏をひっくり返
す。すると、折曲部分44は、図11(f),(g)に
示すように、袋体内に入った状態で、第1の基部42a
と第2の基部42bとの間に折り畳まれた状態になる。
また、同様に、折曲部分45は、第1の基部42aと第
3の基部42cとの間に折り畳まれた状態になる。
【0134】(vi)その後、袋体を広げると、第1の基
部42aと第2の基部42bとの間に折り畳まれていた
折曲部分44が広がるとともに、第1の基部42aと第
3の基部42cとの間に折り畳まれていた折曲部分45
が広がる。
【0135】この場合、図11(d)に示すように、折
曲部分44の一側縁部44aは、一側縁部46に縫製さ
れており、また、折曲部分45の一側縁部45aも同様
に、一側縁部46に縫製されているので、袋体を広げる
と、折曲部分44の一側端部分44bと、折曲部分45
の一側端部分45bとが、図10に示すように、袋体の
下部の角部9a,9aにそれぞれ三角状に広がり、まち
41,41を形成するための三角部40a,40aが形
成される。
【0136】また、折曲部分44の他側縁部44cは、
他側縁部46aにファスナ4で連結されており、また、
折曲部分45の他側縁部45cも同様に、他側縁部46
aにファスナ4で連結されているので、袋体を広げる
と、折曲部分44の他側端部分44dと、折曲部分45
の他側端部分45dとが、図10に示すように、袋体の
上部の角部9a,9aにそれぞれ三角状に広がり、まち
41,41を形成するための三角部40a,40aが形
成される。
【0137】これにより、袋体の側部にまち41,41
が形成される。
【0138】このように、本実施の形態の洗濯ネットに
よれば、従来のように複数の構成片を裁断してこれを縫
い合わせるといった煩わしい製作工程を経ることなく、
1枚の布42を折り畳んで縫製することにより、まち4
1,41を備えた奥行きのある袋体を簡単に作成するこ
とができる。
【0139】しかも、袋体を縫製する工程において、同
時に、まち41,41を形成するための折曲部分44,
45が縫製されることとなるので、まち41,41を形
成するための特別な縫製を行なう必要がなくなり、まち
41,41の形成が簡単で作成しやすいという効果が得
られる。
【0140】また、折曲部分44,45を、まちの欲し
い分の半分Lだけ第2の基部42b上等に折り畳むこと
により、まち41,41が形成されることとなるので、
2つの折曲部分44,45の折り畳み量を変更すること
により、簡単にまちの大きさを変えることができるとい
う利点も得られる。
【0141】さらに、本実施の形態の洗濯ネットによれ
ば、布42として、糸屑を通さない程度の布目を有した
ものを採用することにより、上記第1の実施の形態の洗
濯ネットのところで説明した作用効果と同様の作用効果
が得られる。
【0142】すなわち、袋内の洗濯物Wから出た糸屑B
等が袋外に漏れ出てしまうことがなく、袋内の洗濯物W
から出た糸屑B等が洗濯槽内の他の洗濯物に付かなくな
る。
【0143】一方、袋体の四隅の角部9aには第1の実
施の形態のところで説明したものと同様、計8ヶ所の三
角状のポケット40C1,40C2が形成され、このポ
ケット40C1,40C2に、袋体中央部Aからの水流
により角部9aに向って移動してきた糸屑B等が集めら
れることとなる。
【0144】また、各ポケット40C1,40C2を形
成する三角部40aは、角部9a近傍の第1の基部1や
第2の基部2等にそれぞれ近接しているので、ポケット
内には袋内に収納された洗濯物Wが入り込みにくく、ポ
ケット内に集まった糸屑B等に洗濯物Wが接触しにくく
なる。
【0145】したがって、袋内で糸屑B等と洗濯物Wと
が分離されることとなり、洗濯ネット内に収納された洗
濯物Wをきれいに洗濯することができるという効果が得
られる。
【0146】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であ
る。
【0147】例えば、上記各実施の形態における縁縫い
部分の縫製については、バイヤステープを必ずしも用い
なくても良い。
【0148】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗濯ネットの第1の実施の形態を
示す一部透視斜視図。
【図2】(a)は正面図、(b)は図2(a)のb−b
線端面図、(c)はファスナ取付部分の拡大端面図。
【図3】(a)〜(h)は洗濯ネットの作成手順を示し
た説明図で、(a)は洗濯ネットを形成する布の展開
図、(b)は同布を無端状体に縫着したときの斜視図,
(c),(d),(e)は同布を折り畳んだときの説明
図、(f)は図3(e)におけるf−f端面図、(g)
は袋体の表裏をひっくり返したときの説明図、(h)は
図3(g)におけるh−h端面図。
【図4】角部の拡大断面図。
【図5】本発明に係る洗濯ネットの第2の実施の形態を
示す一部透視斜視図。
【図6】(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示す
説明図で、(a)は洗濯ネットを形成する布の展開図、
(b),(c),(d)は同布を折り畳んだときの説明
図、(e)は図6(d)におけるe−e端面図、(f)
は袋体の表裏をひっくり返したときの説明図、(g)は
図6(f)におけるh−h端面図。
【図7】本発明に係る洗濯ネットの第3の実施の形態を
示す一部透視斜視図。
【図8】(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示し
た説明図で、(a)は洗濯ネットを形成する布の展開
図、(b),(c),(d1)は同布を折り畳んだとき
の説明図、(d2)はファスナの縫着方法を説明するた
めの斜視図、(e)は図8(d1)におけるe−e端面
図、(f)は袋体の表裏をひっくり返したときの説明
図、(g)は図8(f)におけるg−g端面図。
【図9】第3の実施の形態の洗濯ネットの変形例を示す
一部透視斜視図。
【図10】本発明に係る洗濯ネットの第4の実施の形態
を示す一部透視斜視図。
【図11】(a)〜(g)は洗濯ネットの作成手順を示
した説明図で、(a)は洗濯ネットを形成する布の展開
図、(b)は同布を無端状体に縫着したときの斜視図,
(c),(d)は同布を折り畳んだときの説明図、
(e)は図11(d)におけるe−e端面図、(f)は
袋体の表裏をひっくり返したときの説明図、(g)は図
11(f)におけるg−g端面図。
【図12】従来の洗濯ネットを示す正面図。
【図13】同洗濯ネットを形成する布の展開図。
【図14】従来の奥行きを有する洗濯ネットの分解斜視
図。
【符号の説明】
1 第1の基部 2 第2の基部 3 第3の基部 4 ファスナー 5,6 折曲部分 9 まち 10 布

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水性の良い布で袋状に形成された洗濯
    ネットであって、第1の基部と、この第1の基部の一端
    に連続して設けられ、第1の基部上に折り畳まれた第2
    の基部と、前記第1の基部の他端に連続して設けられ、
    第1の基部上に折り畳まれた第3の基部と、前記第2の
    基部の端部と前記第3の基部の端部との間を開閉可能に
    連結した、袋口をなす開閉部材とを備え、前記第1の基
    部と第2の基部との折曲部分を、まちの欲しい分の半分
    だけ前記第1の基部上あるいは第2の基部上のどちらか
    一方へ折り畳むとともに、前記第1の基部と第3の基部
    との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ前記第1の
    基部上あるいは第3の基部上のどちらか一方へ折り畳
    み、これら折り畳まれた前記第1の基部と、第2の基部
    と、第3の基部と、前記2つの折曲部分との両側縁部を
    縁縫いすることにより袋体を形成し、この袋体の表裏を
    ひっくり返すことにより形成されることを特徴とする洗
    濯ネット。
  2. 【請求項2】 通水性の良い布で袋状に形成された洗濯
    ネットであって、第1の基部と、この第1の基部の一端
    に連続して設けられ、第1の基部上に折り畳まれた第2
    の基部と、前記第1の基部の端部と第2の基部の端部と
    の間を開閉可能に連結し、袋口をなす開閉部材とを備
    え、前記第1の基部と第2の基部との折曲部分を、まち
    の欲しい分の半分だけ前記第1の基部上あるいは第2の
    基部上のどちらか一方へ折り畳み、これら折り畳まれた
    前記第1の基部と、前記第2の基部と、前記折曲部分と
    の両側縁部を縁縫いして袋体を形成し、この袋体の表裏
    をひっくり返すことにより形成されることを特徴とする
    洗濯ネット。
  3. 【請求項3】 通水性の良い布で袋状に形成された洗濯
    ネットであって、第1の基部と、この第1の基部の一端
    に連続して設けられ、第1の基部上に折り畳まれた第2
    の基部とを備え、前記第1の基部と第2の基部との端部
    同士を縫製した縫製部分と、前記第1の基部と第2の基
    部との折曲部分とを、まちの欲しい分の半分だけ前記第
    1の基部上または第2の基部上へ折り畳み、これら折り
    畳まれた前記第1の基部と、前記第2の基部と、前記端
    部同士の縫製部分と、前記折曲部分との一側縁部を縁縫
    いするとともに、他側縁部を、袋口をなす開閉部材で開
    閉可能に連結することにより袋体を形成し、この袋体の
    表裏をひっくり返すことにより形成されることを特徴と
    する洗濯ネット。
  4. 【請求項4】 通水性の良い布で袋状に形成された洗濯
    ネットであって、第1の基部と、この第1の基部の一端
    に連続して設けられた第2の基部と、前記第1の基部の
    他端に連続して設けられた第3の基部とを備え、前記第
    2の基部の端部と第3の基部の端部とを縫製して無端状
    体を形成し、これを偏平にすることにより、前記第1の
    基部上に第2の基部と第3の基部とを折り畳み、前記第
    1の基部と第2の基部との折曲部分を、まちの欲しい分
    の半分だけ前記第1の基部上あるいは第2の基部上のど
    ちらか一方に折り畳むとともに、前記第1の基部と第3
    の基部との折曲部分を、まちの欲しい分の半分だけ前記
    第1の基部上あるいは第3の基部上のどちらか一方に折
    り畳み、これら折り畳まれた前記第1の基部と、第2の
    基部と、第3の基部と、前記2つの折曲部分との一側縁
    部を縁縫いするとともに、他側縁部を、袋口をなす開閉
    部材で開閉可能に連結することにより袋体を形成し、こ
    の袋体の表裏をひっくり返すことにより形成されること
    を特徴とする洗濯ネット。
  5. 【請求項5】 前記布は、糸屑を通さない程度の布目を
    有していることを特徴とする請求項1または2または3
    または4記載の洗濯ネット。
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