JP3096908U - 帯地用手提げ袋 - Google Patents

Abstract

【課題】古着の西陣織の帯地を利用し、絢爛豪華な絵模様がリバーシブルに楽しむことのできる手提げ袋の提供。
【解決手段】第１袋地と、第２袋地が重合し、且つ裏返しにて前記第１袋地、第２袋地のいずれもが表地側として使用できるバッグであって、前記第１袋地、第２袋地のいずれもが着物の帯地からなるリバーシブルを可能になした構成。
このさい、西陣織の帯地を使用し、袋地の表地側に大きな柄模様が形成され、又反転した後地側にも大きな柄模様が形成される。
【選択図】　　　図１

Description

【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は、リバーシブルな使用を可能になした帯地用手提げ袋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、種々のリバーシブルバッグが市販されており、一つのバッグから二つの異なるパターンのバッグを選択して使用することができるのである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの異なるパターンであっても単調な模様であって興趣に乏しいものであるいう問題点があった。
そこで、本考案は、係る問題点を解決すべく、リバーシブルな使用を可能になした帯地用手提げ袋の提供をせんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るリバーシブルな帯地用手提げ袋は、第１袋地と、第２袋地が重合し、且つ裏返しにて前記第１袋地、第２袋地のいずれもが表地側として使用できるバッグであって、前記第１袋地、第２袋地のいずれもが着物の帯地からなることを特徴とする。このさい、西陣織の帯地を使用し、袋地の表地側に大きな柄模様が形成されるものとなすのである。
【０００５】
【考案の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態について説明する。
図１は本考案に係るリバーシブルな帯地用手提げ袋の斜視図であって、図２は図１のリバーシブルな帯地用手提げ袋を裏返した状態の斜視図である。
【０００６】
本考案に係るリバーシブルな帯地用手提げ袋１は、鞄本体２及び持ち手３とから構成され、さらに鞄本体２は、第１袋地４、第２袋地５とから構成される。
【０００７】
第１袋地４と第２袋地５とは、ほぼ同一形状且つ同一サイズである。この第１袋地４と第２袋地５とは、重合され、相互に縫合されている。この縫合箇所は、出し入れ口の開口周辺とすることが好適であるが、その他に第１袋地と第２袋地との底部同士を縫合することもある。このようにして鞄本体２は、第１袋地４と第２袋地５とから形成され、鞄本体２を適宜に裏返して使用することで、第１袋地４が表地となり第２袋地が裏地として使用されたり、或いは第２袋地５が表地となり第１袋地４が裏地として使用されるものである。
【０００８】
その第１袋地４及び第２袋地５の生地の素材は、専ら古着とされる西陣織の帯地を使用する。これは西陣織の帯地４にはおたいこ部分に絢爛豪華な柄模様ｍが大きく刺繍されるものとなっていることから大変見栄えの良いものとなるのである。ところで、本考案では反転しても別の雰囲気の絵柄ｎが表出されて異なった感じの手提げ袋となすことのできるものである。
【０００９】
本考案は古着素材の有効利用に優れており、安価に市販に供することができるものとなる。
【００１０】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成するものであって、第１袋地４及び第２袋地５の生地の素材に西陣織の帯地を使用することにより、興趣深い模様ｍ，ｎを持つリバーシブルバッグを提供できるものである。とりわけ、古着とした西陣織の帯地に施された豪華絢爛たる花鳥などの絵柄ｍ，ｎの有効利用を図って、和装衣裳に良くマッチした手提げ袋を安価に市販に供することのできるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係るリバーシブル帯地用手提げ袋の斜視図である。
【図２】図１のリバーシブル帯地用手提げ袋を裏返した状態の斜視図である。
【符号の説明】
１　　　リバーシブル帯地用手提げ袋
２　　　鞄本体
３　　　持ち手
４　　　第１袋地
５　　　第２袋地

Claims (2)

1. 第１袋地と、第２袋地が重合し、且つ裏返しにて前記第１袋地、第２袋地のいずれもが表地側として使用できるバッグであって、前記第１袋地、第２袋地のいずれもが着物の帯地からなるリバーシブルを可能になしたことを特徴とする帯地用手提げ袋。
2. 西陣織の帯地を使用し、袋地の表地側に大きな柄模様が形成され、又後地側にも大きな柄模様が形成されてリバーシブルな使用となしたことを特徴とする請求項１記載の帯地用手提げ袋。

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