JP2011251765A

JP2011251765A - 風呂敷

Info

Publication number: JP2011251765A
Application number: JP2010138721A
Authority: JP
Inventors: Kashin Kin; 花心金
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-06-01
Filing date: 2010-06-01
Publication date: 2011-12-15

Abstract

【課題】従来の風呂敷とは異なり、紐や留め具を利用して風呂敷以外に手提げやショルダーバッグ、サイズの異なる買い物かごに被せて使用するバッグの他に授乳ケープなどに利用可能な多機能風呂敷を提供する。
【解決手段】布や紙、プラスティック（ビニール）シートなどの本形状を維持可能な素材の相対する縁の２辺を折り返すかあて布をして袋状または、ベルト通し状にした部分の内側に取っ手を通し更に、取っ手とは別の相対する２つの辺に切り込みや穴または当て布、或いはこれらを併用した紐挿通部を設けることが可能な全ての形状を対象にして作ることを特徴とした風呂敷である。
【選択図】図４

Description

本発明は、風呂敷に関する。

従来の風呂敷は結んだり留めて包むだけである。

以上に述べた従来の風呂敷は、結んだり包むだけまたは、磁石を利用したもので使い方が限定されている。

本発明は、この様な従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、本体を結んだり包むだけでなく、紐や留め具などを最大限に利用してバッグだけでなく授乳カバーや着衣、シートなどとしても利用できる様にした風呂敷を提供する。

上記課題を達成するための第１の課題解決手段は、四角や丸など本発明の形状を維持可能な素材である布や紙、プラスティック（ビニール）などの相対する２辺を折り返すか当て布をして袋状または、ベルト通し状にした部分の内部に取っ手を通し更に、取っ手とは別の相対する２つの辺を折り返すか当て布をするまたは、切り込みや穴を設けるかこれらを併用した紐挿通部を設けて留め具を設けた紐を通して絞ることを可能にし、バッグや着衣として使用可能にしたことを特徴とした風呂敷で且つ、取っ手収納部上下部分に紐挿通部を設けることも可能な風呂敷である。特に取っ手の割合を限定する必要はないが、主な取っ手の固定方法は、相対する２辺の袋状の部分の端１／３から１／４程内側に設けた開口部より取っ手中央（持ち手）部分を外に出す（図１）か数か所に設けた取っ手用のベルト通しに通したもの（図２）で、取っ手の両端は本体に縫い付けるかまたは、着脱式の取っ手を固定するための留め具を本体に縫付けて着脱可能にするが、着脱式の取っ手の場合、取っ手収納部に開口部を余分に設ける（図５）ことで取っ手の着脱がより容易になる。更に、取っ手収納部の一部を縫い留めてワイヤー等を固定可能である。また、付属品としてポケット式の収納兼仕切りを留め具で本体に固定することで、内部を仕切ることが可能であり、仕切りが一枚布の場合、単独で収納袋やカバーなどとして付属品としても利用でき且つ、本体にセットして本体を装飾することも可能である。
市販の変わり風呂敷の多くは見た目が変わらない場合は機能が限られ、機能が多様化すると見た目が風呂敷とは少々異なったりするものが多いが本発明の場合、バッグや授乳ケープ、着衣などと機能が多様なだけでなく見た目も風呂敷と遜色ないもので、風呂敷を結んで作るバッグより本体を結ばない分容量が大きく使い勝手が良い。

また、第２の課題解決手段の基本的な構成は上記と変わらないが、取っ手収納部の両端１／３から１／４程を残した取っ手収納部中央部分を凹状にして取っ手引き出し口（図３）とし、その内側に設けた固定式または着脱式の取っ手を開口部より引き出して利用できるようにしたことを特徴とする風呂敷である。且つ、凹状の取っ手収納部の上部に挿通部を設けて輪型の取っ手等を着脱可能にした風呂敷である。

第３の課題解決手段の基本的な構成は上記と変わらないが、取っ手及び、紐挿通部を本体の端ではなく布や紙、プラスティック（ビニール）などの内側（本体裏面）やや中央寄りに設けて、取っ手と紐挿通部の周囲に布などを等分残し、バッグとして利用する時よりも風呂敷として利用する時に大判として利用できるようにした風呂敷である。且つ、取っ手と紐挿通部の周囲の布を取っ手とは反対側に折った状態で枠を縫い留めると周囲の布が内側に折り込まれて使い勝手が向上する。この時、四角や丸など本発明の形状を維持可能な素材である布や紙、プラスティック（ビニール）などと取っ手収納部との間にファスナーを設けることも可能な風呂敷である。
第１の課題解決手段は、風呂敷として使用時もバッグとして使用時も本体の大きさに変更が無いため容量いに限りがあるが、本発明の場合、バッグとして使用する時よりも風呂敷として利用する時の方が大判として利用できるので、より大きいものを包むことが可能である。例えば、絵画など大きなものをバッグとして利用すると入らないが、包むことが可能である。

第４の課題解決手段は、基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体中央部に大中小の各サイズのポケットを単独または重ねたものを施すことで収納可能にし、更に収納物を傾きにくくすることが可能な風呂敷である。お弁当やお菓子などの箱物をポケットに収納することで傾きにくくしたものである。

第５の課題解決手段は、基本的な構成は上記請求項と同じであるが、四角や丸など本発明の形状を維持可能な素材である布や紙、プラスティック（ビニール）などの本体部分を二重（二枚仕立て）にしてその片面にファスナーを施すことで本体二重内部に収納可能にした風呂敷である。

第６の課題解決手段の基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体両面または、片面の取っ手の上下部の一方かその両方または、本体の裏表数か所にファスナーなどの留め具を設けたもので且つ、取っ手とは別の２つの辺に施したと紐挿通部（分割可）に沿ってファスナーなどの留め具を数カ所設けてバッグとして使用時にサイズや仕様を変えたり、飾りを付けられるようにしたことを特徴とした風呂敷である。例えば、ファスナーなどの留め具を本体表面に施すだけでなく、ファスナーで取っ手収納部分と中央部分に３分割して、各パートごとに付け替えることが可能である。また、留め具としてボタンを使用した場合、ボタンホールを施したキャラクターなどを取り付けることも可能である。

第７の課題解決手段の基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体に超撥水、防水、防炎仕様の生地やビニールなどを使用し、取っ手と紐挿通部より内側中央部にファスナーを設けて開閉可能にし、本体に固定または、着脱可能な帽子を設けた風呂敷で、雨具や防寒具、防炎具として利用できることを特徴とし、本体に設けたポケットに収納可能にした風呂敷である。且つ、本体付属品として前記同様に超撥水、防水、防炎仕様の生地やビニールなど防水、防炎の本体縁の両端にファスナーなどの留め具を施して、その他の２辺には紐挿通部を設けたものを本体に着脱可能にしてスカートとして着用または、一辺に紐を通し本体着脱用ファスナーを両脇に設け内腿にもファスナーを設けたパンツを本体に留めて、雨具や防炎具としても使用可能にしたことを特徴とする風呂敷である。
また、収納袋兼帽子を帽子として利用する際は、一辺を開閉可能にした帽子で収納袋として利用時に出し入れする開口部の一部に設けたボタンなどの留め具で本体に固定し、使用しない時には本体の収納袋として利用可能にしたものである。収納袋と帽子が兼用の場合、大きさを調節するために出し入れ部と直角の一辺にファスナーを設けて内側にマチを設けることも可能である。突然の天候不良や濡れ作業の時に、風呂敷やバッグなどの他に簡易防水着としても着用できるようにした風呂敷である。

第８の課題解決手段の本発明は、本体をビニールやプラスティック素材にすることで二重にした本体の側面に空気吹き込み口を設けて空気を入れることが可能で、クッションや浮きとしても使用可能な風呂敷である。

第９の課題解決手段の基本的な構成は上記請求項と同じであるが布や紙、プラスティック（ビニール）などを使用した本体を袋状にして内側を仕切りで２分割したもので、２分割した一方には頭や腕用開口部を設け、もう一方は収納部とし、開口部には紐挿通部を設けてその反対側の隅の２か所に紐固定部を設けた風呂敷で、バッグとしてもベストなどの着衣としても利用可能で更に、袋と着衣を反転させることで着用しながら収納することも可能な風呂敷である。且つ、着衣側は長袖を中に折り込んだり留め具で着脱可能である。通常はバッグとして利用しながら必要に応じて着衣としても両用も可能な風呂敷である。

上記の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち本発明品を使用する事で包むだけでなく、防寒具やバッグなどとしても使用可能にした多機能風呂敷を提供する。

以上に詳述したように本発明の上記の実施形態の風呂敷は、紐などを利用することで本来の包む機能だけでなく風呂敷を防寒具やバッグなどとしても使用可能にしたものである。

発明の実施をするための最良の形態

以下、本発明の実施の形態を図１〜図１０に基づいて説明する。

図において１Ａから１Ｈは本発明の風呂敷で、取っ手２、取っ手引き出し部３、取っ手収納部４、紐挿通部５、紐６、収納ポケット７、留め具（ファスナーやボタンなど）８、本体表面及び身頃９、開口部１０ａ、ｂ、ｃ、ストッパー（ワイヤー固定部）１１とからなる。

以下、上記構成を説明する。本発明の第１の課題解決手段の風呂敷１Ａは、四角や丸など本発明の形状を維持可能な素材である布や紙、プラスティック（ビニール）などの対面する２辺の側面に取っ手収納部３を設けて着脱式又は、固定式の取っ手２を通して且つ、残りの対面する２辺には紐挿通部取っ手２を設けて、留め具８を施すことで、風呂敷以外にバッグや防寒具などとしても利用できる様にした風呂敷である。第２の課題解決手段の風呂敷１Ｂは、取っ手収納部３をベルト式にしたものである。１Ｃは、１Ｂ同様取っ手収納部３の形態を変えたものである。１Ｄは、第３、第４の課題解決手段を兼ねたもので布や紙、プラスティック（ビニール）などの対面する２辺の側面に取っ手収納部３を設けて着脱式又は、固定式の取っ手２を通して且つ、残りの対面する２辺には紐挿通部取っ手２を設けて留め具８を施し、本体中央にポケット７を施した風呂敷である。１Ｅは、１Ａに取っ手引き出し部３を更に２ヶ所とストッパー（ワイヤー固定部）１１を設けたものである。１Ｆ、１Ｇは、本体表面数カ所にファスナーなどの留め具８を設けたものである。１Ｈは、防水または撥水加工した布や紙、プラスティック（ビニール）などを丸型にして、その内側の対面する２辺の側面に取っ手収納部３を設けて着脱式又は、固定式の取っ手２をして、残りの対面する２辺には紐挿通部を設けて、中央に開閉用の留め具（ファスナー）８を施すことで、風呂敷以外にも合羽など雨具として利用可能にした風呂敷である。１Ｉは、布や紙、プラスティック（ビニール）などを使用した本体を袋状にして内側を仕切りで２分割したもので、２分割した一方には頭１０ａや腕用開口部１０ｂを設けもう一方は収納部とし、開口部（袋出し入れ口）１０ｃには紐挿通部を設けてその反対側の隅の２か所に紐固定部を設けた風呂敷である。１Ｊは、本体をバッグとして使用時の図である。

本発明の第１の実施形態を示す風呂敷の取っ手正面図本発明の第１のその他の実施形態を示す風呂敷のその他の取っ手正面図本発明の第２の他の実施形態を示す風呂敷のその他の取っ手正面図本発明の第３、４の実施形態を示す風呂敷の正面図本発明の第１の実施形態にストッパーを設けた風呂敷の正面図本発明の第６の実施形態を示す風呂敷のその他の表裏面図本発明の第６のその他の実施形態を示す風呂敷の正面図本発明の第７のその他の実施形態を示す丸型風呂敷の正面図本発明の第９の実施形態を示す風呂敷の斜面図本発明のバッグ時の形態を示す側面図

１Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ、Ｇ、Ｈ、Ｉ、Ｊ風呂敷本体
２取っ手７収納ポケット
３取っ手引き出し部８留め具（ファスナーやボタンなど）
４取っ手収納部９本体表面及び身頃
５紐挿通部１０ａ、ｂ、ｃ開口部（腕、頭、胴）
６紐１１ストッパー（ワイヤー固定部）

Claims

本発明は四角や丸など本発明の形状を維持可能な素材である布や紙、プラスティック（ビニール）などの相対する２辺を折り返すか当て布をして袋状または、ベルト通し状にした部分に取っ手を通し更に、取っ手とは別の相対する２つの辺を折り返すか当て布をするまたは、切り込みや穴を設けるかこれらを併用した紐挿通部を設けて留め具を設けた紐を通して絞ることを可能にし、バッグや着衣として使用可能にしたことを特徴とした風呂敷で且つ、取っ手収納部上下部分に紐挿通部を設けることも可能な風呂敷である。特に取っ手の割合を限定する必要はないが、主な取っ手の固定方法は、相対する２辺の袋状の部分の端１／３から１／４程内側に設けた開口部より取っ手中央（持ち手）部分を外に出す（図１）か数か所に設けた取っ手用のベルト通しに通したもの（図２）で、取っ手の両端は本体に縫い付けるかまたは、着脱式の取っ手を固定するための留め具を本体に縫付けて着脱可能にするが、着脱式の取っ手の場合、取っ手収納部に開口部を余分に設ける（図５）ことで取っ手の着脱がより容易になり且つ、調節弁を設けることで取っ手の長さを調節可能である。更に、取っ手収納部の一部を縫い留めてワイヤー等を固定できる。また、付属品としてポケット式の収納兼仕切りを留め具で本体に固定することで、内部を仕切ることが可能である。
基本構成は請求項１と同様であるが、取っ手収納部の両端１／３から１／４程を残した取っ手収納部中央部分を凹状にして取っ手引き出し口（図３）とし、その内側に設けた固定式または着脱式の取っ手を開口部より引き出して利用できるようにしたことを特徴とする風呂敷である。且つ、凹状の取っ手収納部の左右上部に挿通部を設けて輪型の取っ手等を着脱可能にした風呂敷である。
基本的な構成は上記請求項と同じであるが、取っ手及び、紐挿通部を本体の端ではなく布や紙、プラスティック（ビニール）などの内側（本体裏面）やや中央寄りに設けて、取っ手と紐挿通部の周囲に布などを等分残し（図４）、バッグとして利用する時よりも風呂敷として利用する時に大判として利用できるようにした風呂敷である。且つ、取っ手と紐挿通部の周囲の布を取っ手とは反対側に折った状態で枠を縫い留めると周囲の布が内側に折り込まれて使い勝手が向上する。
基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体中央部に大中小の各サイズのポケットを単独または重ねたもの（図４）を施すことで収納可能にし、更に収納物を傾きにくくすることが可能な風呂敷である。
基本的な構成は上記請求項と同じであるが、布や紙、プラスティック（ビニール）などの本体部分を二重（二枚仕立て）にしてその片面にファスナーを施すことで本体内部に収納可能にした風呂敷である。
基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体両面または、片面の取っ手の上下部の一方かその両方または、本体の裏表数か所にファスナーなどの留め具を設けたもの（図６、７）で且つ、取っ手とは別の２つの辺に施したと紐挿通部（分割可）に沿ってファスナーなどの留め具を数カ所設けた風呂敷である。
本発明の基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体に超撥水、防水、防炎仕様の生地やビニールなどを使用し、取っ手と紐挿通部より内側中央部にファスナーを設けて開閉可能にし、本体に固定または、着脱可能な帽子を設けた風呂敷で、雨具や防寒具、防炎具として利用できることを特徴とし、本体に設けたポケットや帽子兼用収納袋に収納可能にした風呂敷である。且つ、本体付属品として前記同様に超撥水、防水、防炎仕様の生地やビニールなど防水、防炎の本体縁の両端にファスナーなどの留め具を施して、その他の２辺には紐挿通部を設けたものを本体に着脱可能にしてスカートとして着用または、一辺に紐を通し本体着脱用ファスナーを両脇に設け内腿にもファスナーを設けたパンツを本体に留めて、雨具や防炎具としても使用可能にしたことを特徴とする風呂敷である。
また、収納袋兼帽子を帽子として利用する際は、一辺を開閉可能にした袋で利用時に出し入れする開口部の一部に設けたボタンなどの留め具で本体に固定し、使用しない時には収納袋として利用可能にしたものである。本体一辺にファスナーを設けることで収納袋兼帽子として使用可能である。
本発明の基本的な構成は上記請求項と同じであるが、本体をビニールやプラスティック素材にすることで二重にし、側面に空気吹き込み口を設けて空気を入れることを可能にし、クッションなどとしても使用可能な風呂敷である。
本発明は、布や紙、プラスティック（ビニール）などを使用した本体を袋状にして内側を仕切りで２分割したもので、２分割した一方には頭や腕用開口部を設け、もう一方は収納部とし、開口部には紐挿通部を設けてその反対側の隅の２か所に紐固定部を設けた（図９）風呂敷で、バッグとしてもベストなどの着衣としても利用可能にしたもので更に、袋と着衣を反転させることで着用しながら収納することも可能な風呂敷である。更に着衣側は長袖を中に折り込んだり留め具で着脱可能である。