JP3284458B2 - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JP3284458B2
JP3284458B2 JP19634597A JP19634597A JP3284458B2 JP 3284458 B2 JP3284458 B2 JP 3284458B2 JP 19634597 A JP19634597 A JP 19634597A JP 19634597 A JP19634597 A JP 19634597A JP 3284458 B2 JP3284458 B2 JP 3284458B2
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suturing
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令子 福島
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令子 福島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに装身用と
して着用する手袋に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、防寒用の手袋と
してではなく、一般にはミテーヌと称され、親指部分を
除く他の指の部分がない装身用の手袋が着用されてい
た。ところで、上記装身用の手袋は布地あるいは皮革製
の防寒用の手袋と同様に親指部分は他の部分と別個の縫
製する等、製作に手間を要するものであった。
【0003】この発明は上記事情に鑑み創案されたもの
で、何ら手間を要せず簡潔な構成であり、しかも充分装
飾性を具備した手袋を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの発明では、方形状の生地を斜めに折畳んで三角形
状の手の甲部及び手の平部を形成し、手の甲部及び手の
平部の側角部寄りを間隔を有して縫合し外側縫合部と内
側縫合部を形成し、外側縫合部とと内側縫合部との間の
空間部を親指挿入部とし、内側縫合部と折畳み側縁部と
の間の空間部を他の指の挿入部とし、他の指挿入部の中
間より先端までの余白部分を装飾片部となしたものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図示実施の形態例に基づい
て説明する。図1及び図2は左手部分を示し、符号1は
布地あるいは皮革地等を正方形状に形成した生地を示し
たものである。この生地1を角部より若干ずらした位置
で斜めに折畳み重ね合わせ、多少ずらして三角形状の表
面及び裏面を形成してある。
【0006】重ね合わされた表面を手の甲部2、裏面を
手の平部3とし、この手の甲部2及び手の平部3におけ
る側角部2a、3aに寄って、斜め下側縁2b、3bか
ら斜め上側縁2c、3cにかけて斜め直線状に外側縫合
部4を形成し、外側縫合部4より親指が挿入可能な横幅
を有して内側寄り(折畳み側縁部2d寄り)の中間部に
斜め直線状に内側縫合部5を、両者の間隔が若干先拡が
り状になるように形成し、外、内縫合部4、5間の空間
部を親指挿入部6としてある。そして、内側縫合部5と
折畳み側縁部2dとの空間部を親指を除く他の指挿入部
7としてある。また、手の甲部2及び手の平部3におけ
る他の指挿入部7より先端部までの三角形状の余白部分
を装飾片部8となしたものである。
【0007】使用に際しては、図2に示すように、下側
縁2b、3bより親指挿入部6に親指を挿入し、他の指
を挿入部7に挿入した後、装飾片部8bを下側縁2b方
向に折返せば、装飾片部8は手の甲の表面の飾り片とな
り、指は表出した状態で着用できる。
【0008】図3及び図4は実施の第2形態例の手袋を
示すものである。この手袋では正方形状の生地1を対角
線に沿って折畳み重ね合わせて、三角形状の表面及び裏
面を形成したものである。
【0009】前記実施の第1形態例と同様に重ね合わさ
れた表面を手の甲部2、裏面を手の平部3とし、この手
の甲部2及び手の平部3における側角部2a、3aに寄
って、斜め下側縁2b、3bから斜め上側縁2c、3c
にかけて斜め直線状に外側縫合部4を形成し、外側縫合
部4より親指が挿入可能な横幅を有して中間部から斜め
上側縁2c、3cにかけて斜め直線状に内側縫合部5
を、両者の間隔が先拡がり状になるように形成し、外、
内縫合部4、5間の空間部を親指挿入部6としてある。
そして、内側縫合部5と折畳み側縁部2dとの空間部を
親指を除く他の指挿入部7としてある。又、手の甲部2
と手の平部3における指挿入部7より先端部までの三角
形状の余白部分を装飾片部8となしたものである。
【0010】使用に際しては、図4に示すように、下側
縁2b、3bより親指挿入部6に親指を挿入し、他の指
を指挿入部7に挿入した後、装飾片部8を下側縁2b方
向に折返せば、装飾片部8は折畳み側縁部2dに沿い手
の甲部2と手の平部3に跨って表出した飾り片となり、
指は先端部より表出した状態で着用できる。
【0011】図5及び図6は実施の第3形態例の手袋を
示すものである。この手袋では実施の第2形態例と同様
に正方形状の生地1を対角線に沿って折畳み重ね合わせ
て、三角形状の表面及び裏面を形成してある。
【0012】重ね合わされた表面を手の甲部2、裏面を
手の平部3とし、この手の甲部2及び手の平部3におけ
る側角部2a、3aに寄って、斜め下側縁2b、3bか
ら斜め上側縁2c、3cにかけて斜め直線状に外側縫合
部4を形成し、この段階で全体を裏返し、外側縁4と側
角部2a、3a間の三角形状の余白部2e、3eを手の
甲部2と手の平部3の間に収めた状態に形成してある。
さらに、外側縫合部4より親指が挿入可能な横幅を有し
て中間部から斜め上側縁2c、3cにかけて内側縫合部
5を、両者の間隔が先拡がり状になるように形成し、
外、内縫合部4、5間の空間部を親指挿入部6としてあ
る。そして、内側縫合部5と折畳み側縁部2dとの空間
部を親指を除く他の指挿入部7としてある。又、手の甲
部2と手の平部3における指挿入部7より先端部までの
三角形状の余白部分を装飾片部8となしたものである。
【0013】使用に際しては、図6に示すように、下側
縁2b、3bより親指挿入部6に親指を挿入し、他の指
を指挿入部7に挿入した後、装飾片部8を下側縁2b方
向に折返せば、装飾片部8は折畳み側縁部2dに沿い手
の甲部2と手の平部3に跨って表出した飾り片となり、
指は先端部より表出した状態で着用できる。
【0014】
【発明の効果】以上、この発明の手袋は、方形状の生地
を折畳み局部的に縫合するだけなので、製作は容易で何
ら熟練を必要とすることなく、生地を無駄なく利用で
き、しかも、極めて装飾性に富んだものとなっている。
又、内側縫合部と外側縫合部とを先拡がり状に形成して
あるので、親指が束縛されることがなく、適度の自由度
を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の第1形態例の斜視図である。
【図2】実施の第1形態例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図3】実施の第2形態例の斜視図である。
【図4】実施の第2形態例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図5】実施の第3形態例の斜視図である。
【図6】実施の第3形態例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 生地 2 手の甲部 3 手の平部 4 外側縫合部 5 内側縫合部 6 親指挿入部 7 他の指挿入部 8 装飾片部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状の生地を斜めに折畳んで三角形状の
    手の甲部及び手の平部を形成し、手の甲部及び手の平部
    の側角部寄りを間隔を有して縫合し外側縫合部と内側縫
    合部を形成し、外側縫合部と内側縫合部との間の空間部
    を親指挿入部とし、内側縫合部と折畳み側縁部との間の
    空間部を他の指挿入部とし、他の指挿入部の中間部より
    先端部までの余白部分を装飾片部となしたことを特徴と
    する手袋。
  2. 【請求項2】手の甲部及び手の平部の側角寄りを縫合し
    外側縫合部を形成してあり、さらに全体を裏返した状態
    で、外側縫合部と間隔を有して内側縫合部を形成してあ
    ることを特徴とする請求項1記載の手袋。
  3. 【請求項3】生地が角部より若干ずらした位置で斜めに
    折畳まれてあることを特徴とする請求項1又は2記載の
    手袋。
  4. 【請求項4】生地が対角線に沿って折畳まれてあること
    を特徴とする請求項1又は2記載の手袋。
  5. 【請求項5】外側縫合部と内側縫合部は斜め直線状に形
    成してあり、かつ外側縫合部と内側縫合部の間隔を上方
    へ先広がり状に形成してあることを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の手袋。
  6. 【請求項6】外側縫合部は、生地の斜め下側縁から斜め
    上側縁にかけて形成してあり、内側縫合部は、生地の中
    間部、又は生地の中間部から斜め上側縁にかけて形成し
    てあることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記
    載の手袋。
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