JP3014653U - 装飾具 - Google Patents

装飾具

Info

Publication number
JP3014653U
JP3014653U JP1995000519U JP51995U JP3014653U JP 3014653 U JP3014653 U JP 3014653U JP 1995000519 U JP1995000519 U JP 1995000519U JP 51995 U JP51995 U JP 51995U JP 3014653 U JP3014653 U JP 3014653U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planar
accessory
annular member
planar body
appearance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995000519U
Other languages
English (en)
Inventor
欣也 秋山
章裕 橘
Original Assignee
株式会社アザックス
章裕 橘
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アザックス, 章裕 橘 filed Critical 株式会社アザックス
Priority to JP1995000519U priority Critical patent/JP3014653U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014653U publication Critical patent/JP3014653U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可撓性のある面状体を美観ある外見に整える
ことができ、しかも取り扱うときにその外見が型崩れし
ない装飾具を提供する。 【構成】 所定形状の可撓性のある面状体と、前記面状
体にその一部を接合された環状部材と、前記面状体と前
記環状部材の接合部の近傍にその一部を接合された留め
具とを含む

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、可撓性のある面状体を用いた装飾具に関し、特にハンカチーフ等を 用いた装飾具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ハンカチーフ等の装飾具は、その装飾性を高めるために布地に様々な模 様又は色彩を施している。また、ハンカチーフの外見における美観を高めるため に、その折り畳み方に工夫を加えることもよく行われる。このようなハンカチー フは、例えば、パーティーにおいて、男性上着の胸ポケットに、その一部がはみ 出すように挿入し、胸飾りとして使用する。これによりハンカチーフは、上着の 胸に形状的な変化を創出し、装飾的な効果を奏する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のハンカチーフ等は、その布地が柔軟な性質を有してい るために、一旦その外見を整えた後は、型崩れを起こさないように取り扱うこと が困難であった。特に、前述のようにハンカチーフを胸ポケットに挿入する場合 には、著しい型崩れを生じ、外見の美観を失うことが多いという問題があった。 そこで、本考案の目的は、可撓性のある面状体を美観ある外見に整えることが でき、しかも取り扱うときにその外見が型崩れしない装飾具を提供することであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の考案は、所定形状の可撓性のある面状 体と、面状体にその一部を接合した環状部材と、面状体と環状部材の接合部の近 傍にその一部を接合した留め具とを含むことを特徴とする装飾具とした。 請求項2の考案は、所定形状の可撓性のある面状体と、面状体を挿入し、側面 を束縛すための環状部材と、環状部材に取り付けられた留め具とを含むことを特 徴とする装飾具とした。 請求項3の考案は、請求項1又は請求項2に記載の装飾具において、面状体は 、その形状が花弁の形状であることを特徴としている。 請求項4の考案は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装飾具にお いて、面状体は、互いに接合されている2枚以上の面状体からなることを特徴と している。
【0005】
【作用】
請求項1の考案によれば、前記面状体は、その中央部近傍から前記環状部材の 中を通し、前記環状部材の反対側へ適宜引っ張ることにより、その外見が美観を 伴うように整えることができる。また、前記環状部材が前記面状体の一部を拘束 しているために、一旦整えられた前記面状体の外見は、保持される。さらに、前 記面状体は、前記留め具により衣服などに容易に留めることができる。 請求項2の考案によれば、面状体と環状体は、互いに接合されていないので、 面状体は、ロール状にその外見を整えた状態で環状体の中に挿入することが可能 である。 請求項3の考案によれば、前記面状体は、花弁の形状を有しているために、請 求項1と同様の手順により、花のイメージを与えるようにその外見を整えること ができる。 請求項4の考案によれば、前記面状体は、互いに接合されている2枚以上の面 状体からなるために、請求項1と同様にその外見を整えると、豪華さのある外見 を得ることができる。
【0006】
【実施例】
以下、図面等を参照して、実施例につき、本考案を詳細に説明する。 (実施例1) 図1は、本考案に係る装飾具の第1の実施例を示した図である。この図により 、本実施例の構成を説明する。 図中、面状体1は、四角形のハンカチーフである。ハンカチーフは、その素材 がシルクであるものを使用した。これにより、ハンカチーフは表面に光沢を有し 、折り畳んだり、皺を寄せたりしたときに、表面に微妙な光の変化を現わす。
【0007】 環状部材2は、面状体1の中心部よりやや離れている接合部3に、糸により接 合されている。この環状部材2は、弱い弾力性を有する部材よりなり、その内側 に他の部材を挿入したときに、弱い力で挿入された部材を締め付けるものである 。また、環状部材2の表面は、色及び質感が面状体1と類似した布地により覆わ れている。これは、面状体1の外観に、環状部材2の存在による違和感を生じさ せないためである。 留め具4は、本装飾具を衣服などに留めるためのものであり、例えば安全ピン が使用される。この留め具4は、接合部3の近傍において環状部材2に糸により 接合されている。
【0008】 次に、本考案に係る装飾具の取り扱いについて、図2を用いて説明する。図2 は、本装飾具の使用方法を模式的に示した図である。 面状体1は、一度広げた後に、中央部近傍を図2(a)中の点線に沿って環状 部材2に通し、環状部材2の反対側(以下、下端側という)へ適宜引っ張ること により、その4つの角を環状部材2に対して一方の側(以下、上端側という)に 揃えることができる(図2(b)、図2(c))。このとき、環状部材2は、面 状体1の周囲の一部を拘束することにより、面状体1が再び広がることを防ぐ働 きをする。これにより使用者は、本装飾具の外見が美観を伴うように整えること が容易にできる。また、本装飾具は、持ち運んだり、いずれかへ挿入又は取り付 けたりしても、その外見を保持することができる。
【0009】 本装飾具は、図2(b)の状態にした後に、上着の胸ポケットにその下端側か ら挿入し、その上端側の一部が胸ポケットの外から目視できるようにすることに より、上着の胸飾りとして使用できる。一般にハンカチーフ等は、入口が狭い上 着の胸ポケットに挿入する場合に、著しい型崩れを起こし、装飾的効果を発揮で きないことが多い。これに対し本装飾具は、前述のように環状部材2が面状体1 の周囲の一部をしっかりと保持するため、型崩れがなく、胸ポケットの装飾具と して非常に利用しやすい。 さらに、本装飾具は、留め具4を備えているために、挿入すべき適当なポケッ トのない衣服、カーテン、布製のバックその他のものについても、簡単に取り付 け、飾りとして使用することが可能である。 また、本装飾具の下端側は、袋状となっているために、その中に例えば抽選く じを挿入しておくことができる。従って、パーティー等において、来客に本装飾 具を配布することにより、来客に知られずに抽選くじを渡すことができ、後の抽 選時に意外性を演出する等の効果を奏することも可能である。
【0010】 (実施例2) 図3は、本考案に係る装飾具の第2の実施例を示した図である。 なお、実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複す る説明を適宜省略する。 この実施例では、面状体7は、接合部9において糸により互いに接合されてい る2枚のハンカチーフよりなる。ハンカチーフは、素材がポリエステルであり、 その外縁近傍に手縫い又はミシン掛けによりステッチが施されている。ステッチ は、2枚のハンカチーフを縫合するものではなく、ハンカチーフの装飾性を増大 させる機能を果たすためのものである。
【0011】 一般にハンカチーフは、素材としてポリエステルを使用すると、他の素材を使 用した場合に比較して薄くなり、このハンカチーフを用いた装飾具は、外見が貧 弱となりやすい。これに対し、本実施例の装飾具は、2枚のハンカチーフを重ね て使用するために、図2(b)に示したようにその外見を整えれば、上端側に多 数の襞が現れ、ボリューム感及び高級感を見る者に与えることができ、高い装飾 効果を奏する。
【0012】 (その他の実施例) 本考案に係る装飾具は、以上説明した実施例に限定されることはなく、種々の 変形や変更が可能であって、それらも本考案に含まれる。 上記各実施例では、面状体は四角形のもの(面状体1)を一例として示したが 、四角形に代えて丸形(図4の面状体5)としてもよいし、その他に楕円形、多 角形等としてもよい。このように、面状体として異なる様々な形状のものを使用 することにより、本装飾具は、装飾対象である衣服等のデザインに合わせて、簡 素な形状から、華やかな形状まで提供できる。また、面状体として図5に示すよ うな花弁または四葉のクローバーの形状(面状体6)をしたものを用いれば、本 装飾具は、その外見が花のようになり、ブーケ等として使用した場合に特に効果 的となる。
【0013】 実施例2では、重ね合わせる面状体は、形状や素材等が互いに異なるものであ ってもよいし、数が2枚以上であってもよい。また、図6(a)又は図6(b) 示すように、重ね合わせる面状体をその中心軸について互いに所定の角度回転さ せて使用してもよい。これにより、本装飾具は、その外縁及び襞の形状を複雑な ものとし、より豪華となることが可能である。
【0014】 面状体は、薄く可撓性のあるものであれば何でもよく、ナイロン、木綿等から なる布地やレース、金属製のメッシュ等であってもよい。また、織物でない、薄 いセロハンシートのような柔軟性のあるシート部材であってもよい。 面状体に用いる布地としては、例えば、ポリエステルとナイロンの極細合成繊 維からなる布地がある。この布地は、水、埃、又は、油性の汚れなどを、綿製の 布などより、はるかによく拭き取るものである。従って、本考案に係る装飾具は 、パーティー等で使用している場合で、身につけている宝石、真珠、貴金属、又 は、眼鏡等が汚れたときに、面状体を広げ、汚れを拭き取り、その後、再び装飾 具の外見に戻して、引き続き装飾具として使用することができる。 また、上述の極細繊維よりなる布地又はセームに、さらに、シリコンなどの研 磨剤を含ませると、本装飾具は、貴金属などを磨くのに適したものとなり、本装 飾具を用いて、パーティー等の途中に、指輪などを磨くことが可能となる。
【0015】 環状部材は、実施例で用いたような弾力性のあるものに限るものではなく、布 地、プラスチック、軽金属等であってもよい。その形状も完全な環である必要は なく、例えば、プラスチックのような硬質の材料よりなるものであれば、途中に 切れ目のあるC字形の形状であってもよい。また、布地や鎖等の柔軟な材料より なるものであれば、はじめは紐状又は帯状の形をしていて、その両端を結び合わ せるまたは接合することで環の形状となるものでもよい。 また、上述の実施例においては、環状部材が面状体に接合されている場合につ いて説明しているが、環状部材は、面状体に接合されていなくともよい。この場 合には、面状体を折り畳む方法の自由度が増し、図2の形態の他に、例えば、面 状体をお絞りなどのようにロール状の外見に整え、その後に環状体に挿入するこ とが可能となる。また、環状体と面状体が別体であるために、上述のように、面 状体を用いて、パーティー等の途中に、指輪などを磨くことが極めて容易になる という利点もある。
【0016】 留め具4は、本装飾具を他の部材に留めることのできるものであればよく、安 全ピンの他、スナップ、クリップ、マジックテープ等で代用することも可能であ る。また、留め具4は、接合部3の近傍であれば面状体1に直接接合することも 可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の考案によれば、面状体を環状部材に通 すことにより、外見を美観のあるものに整えることが容易にでき、かつ、その外 見を保持することができる。さらに、留め具を備えているので、種々のものに取 り付けることが可能であり、装飾できる対象の幅が広い。 請求項2の考案によれば、面状体と環状体は、互いに接合されていないので、 面状体の外見の整え方に自由度が増すという効果がある。 請求項3の考案によれば、面状体として花弁の形状のものを使用しているので 、外見を整えたときに花のイメージが創出され、装飾性が増大するという効果が ある。 請求項4の考案によれば、面状体が互いに接合されている2枚以上の面状体か らなるために、外見に豪華さ及び高級感が現れ、装飾性が増大するという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による装飾具の第1の実施例を示す模式
図である。
【図2】本考案による装飾具の第1の使用方法を示す模
式図である。
【図3】本考案による装飾具の第2の実施例を示す模式
図である。
【図4】本考案による装飾具の第1の実施例の変形例を
示す模式図である。
【図5】本考案による装飾具の第1の実施例を変形例を
示す模式図である。
【図6】本考案による装飾具の第2の実施例の変形例を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 面状体 2 環状部材 3 接合部 4 留め具 5 面状体 6 面状体 7 面状体 8 ステッチ 9 接合部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状の可撓性のある面状体と、 前記面状体にその一部を接合した環状部材と、 前記面状体と前記環状部材の接合部の近傍にその一部を
    接合した留め具と、を含む装飾具。
  2. 【請求項2】 環状部材と、 前記環状部材に取り付けられた留め具と、 前記環状部材に挿入される所定形状及び形態の可撓性の
    ある面状体と、 を含む装飾具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の装飾具に
    おいて、 前記面状体は、その形状が花弁の形状である、 ことを特徴する装飾具。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の装飾具において、 前記面状体は、互いに接合されている2枚以上の面状体
    からなる、 ことを特徴とする装飾具。
JP1995000519U 1995-02-10 1995-02-10 装飾具 Expired - Lifetime JP3014653U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000519U JP3014653U (ja) 1995-02-10 1995-02-10 装飾具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995000519U JP3014653U (ja) 1995-02-10 1995-02-10 装飾具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014653U true JP3014653U (ja) 1995-08-15

Family

ID=43150249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995000519U Expired - Lifetime JP3014653U (ja) 1995-02-10 1995-02-10 装飾具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014653U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6145131A (en) Knotless adjustable wrap
JP5654458B2 (ja) 前掛け
US9009866B2 (en) Convertible garment cuff
US6256793B1 (en) Chain scarf fashion accessory and method of manufacture
US20020023289A1 (en) Separable chain scarf fashion accessory and method of manufacture
US6839907B2 (en) Craftworker's apron
US6065156A (en) Scarf with a knot pleat
AU677043B2 (en) Article of clothing
US20170251843A1 (en) Combination napkin and bib
US6412118B1 (en) Pocket handkerchief
JP3014653U (ja) 装飾具
WO2011012886A1 (en) Fabric appendage
JP3134529U (ja) 携帯前掛け
US7144359B1 (en) Method of reconfiguring a flexible planar item to a simulated character
JP3047015U (ja) 装飾用ワッペン
KR102401789B1 (ko) 고정핀 기능을 갖는 장식 소품
JP2002115113A (ja) ボタン穴及びこれを用いた各種物品
JP3213672U (ja) 装飾用襟布とこれを用いた上着
JP3116754U (ja) 和服装飾具
JP2799674B2 (ja) スカーフ
JP3013999U (ja) 貫頭衣
JPH0431218Y2 (ja)
CN2514735Y (zh) 锦囊抱枕
JP3136930U (ja) 多機能布
JP3043364U (ja) 頭からかぶるスカーフ型衣類