JPS6221335Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221335Y2 JPS6221335Y2 JP1982095281U JP9528182U JPS6221335Y2 JP S6221335 Y2 JPS6221335 Y2 JP S6221335Y2 JP 1982095281 U JP1982095281 U JP 1982095281U JP 9528182 U JP9528182 U JP 9528182U JP S6221335 Y2 JPS6221335 Y2 JP S6221335Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air cap
- paint
- spray gun
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 19
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 15
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロボツトまたはレシプロケータ等の自
動塗装装置に適する自動塗装用スプレーガンに関
するものである。
動塗装装置に適する自動塗装用スプレーガンに関
するものである。
塗装ガンの塗装スプレーパターンとしては、円
形または偏平形(たとえば楕円形)の二種が一般
的であるが、自動車塗装のように広範囲に均一に
塗装を行なう必要がある場合、偏平形の塗装スプ
レーパターン(以下、偏平パターンという)を採
用する場合が多い。その理由は、偏平パターンは
円形のものに比して一方向(偏平パターンの長手
方向)への吹付け範囲が広いため、第一に、被塗
装物を該方向へ移動させて塗装を行なえば、塗装
時間の短縮につながり、第二に、上記一方向とは
異なる方向(偏平パターンの短手方向)にて重ね
塗りを行なつた際において、該重ね塗り部位にお
ける塗膜がそれ程厚くならず、膜厚の均一化が図
れるからである。しかして、偏平パターンを得る
場合には、スプレーガン先端に、エア吐出口を有
するエアキヤツプが、所定の組付け角度で備えら
れる。
形または偏平形(たとえば楕円形)の二種が一般
的であるが、自動車塗装のように広範囲に均一に
塗装を行なう必要がある場合、偏平形の塗装スプ
レーパターン(以下、偏平パターンという)を採
用する場合が多い。その理由は、偏平パターンは
円形のものに比して一方向(偏平パターンの長手
方向)への吹付け範囲が広いため、第一に、被塗
装物を該方向へ移動させて塗装を行なえば、塗装
時間の短縮につながり、第二に、上記一方向とは
異なる方向(偏平パターンの短手方向)にて重ね
塗りを行なつた際において、該重ね塗り部位にお
ける塗膜がそれ程厚くならず、膜厚の均一化が図
れるからである。しかして、偏平パターンを得る
場合には、スプレーガン先端に、エア吐出口を有
するエアキヤツプが、所定の組付け角度で備えら
れる。
ところで、近時ロボツトが普及してきたことに
より、スプレーガンをロボツトに取付けて行なう
自動塗装も実施化されている。しかしながら、偏
平パターンの偏平方向はエアキヤツプの組付け角
度で決定されるものであり、ロボツト塗装時にお
ける振動などによつて該組付け角度が変わるよう
な場合には、偏平方向も変わつてしまい、結果と
してロボツトにテイーチングしたものとは異なる
塗装になり、前述した偏平パターンの有効性を充
分に発揮しえないばかりか、極端な場合にはタ
レ、スケ等の塗装不具合を生じることもある。こ
うした問題は、エアキヤツプを取外して洗浄した
後、再装着するような場合においても発生する可
能性があり、塗装の自動化を阻む一要因となつて
いる。
より、スプレーガンをロボツトに取付けて行なう
自動塗装も実施化されている。しかしながら、偏
平パターンの偏平方向はエアキヤツプの組付け角
度で決定されるものであり、ロボツト塗装時にお
ける振動などによつて該組付け角度が変わるよう
な場合には、偏平方向も変わつてしまい、結果と
してロボツトにテイーチングしたものとは異なる
塗装になり、前述した偏平パターンの有効性を充
分に発揮しえないばかりか、極端な場合にはタ
レ、スケ等の塗装不具合を生じることもある。こ
うした問題は、エアキヤツプを取外して洗浄した
後、再装着するような場合においても発生する可
能性があり、塗装の自動化を阻む一要因となつて
いる。
本考案はこうした点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、振動などによつても、
脱着可能なエアキヤツプがスプレーガンに対して
常に一定の組付け角度を維持しえ、所期の塗装性
能をうることができる自動塗装用スプレーガンを
提供することにある。そして、この目的を達成す
るために、本考案にあつては、スプレーガン本体
に、該本体の塗料吐出口の周囲方向に回転不能
に、エアキヤツプを備えた、構成としている。
その目的とするところは、振動などによつても、
脱着可能なエアキヤツプがスプレーガンに対して
常に一定の組付け角度を維持しえ、所期の塗装性
能をうることができる自動塗装用スプレーガンを
提供することにある。そして、この目的を達成す
るために、本考案にあつては、スプレーガン本体
に、該本体の塗料吐出口の周囲方向に回転不能
に、エアキヤツプを備えた、構成としている。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、大
要において従来の一般的なエア霧化塗装ガンと同
様である。すなわち、スプレーガン本体1および
エアキヤツプ2、そしてエアキヤツプ2を本体1
に着脱可能に組付けるためのリテーナリング3か
らなつている。本体1の塗料吐出口4の周囲に、
本体1とエアキヤツプ2とによつてスリツト5が
形成されており、塗料吐出口4から噴出された塗
装はスリツト5から出るエアにて微細粒子とな
り、また、エアキヤツプ2には、微細化された塗
料粒子の流れの両側からエアを吹き付け偏平パタ
ーンを得るためのエア吐出口6,6′が設けられ
ている。すなわち、前記塗料吐出口4からの塗料
の吐出方向と直交する面において、二カ所の前記
エア吐出口6,6′を結ぶ線に直角な方向に向か
つて広く延びた偏平パターンが得られるようにな
つている。その他、塗料やエアを所望の位置に供
給するための機構を第1図のスプレーガンは備え
ている。
要において従来の一般的なエア霧化塗装ガンと同
様である。すなわち、スプレーガン本体1および
エアキヤツプ2、そしてエアキヤツプ2を本体1
に着脱可能に組付けるためのリテーナリング3か
らなつている。本体1の塗料吐出口4の周囲に、
本体1とエアキヤツプ2とによつてスリツト5が
形成されており、塗料吐出口4から噴出された塗
装はスリツト5から出るエアにて微細粒子とな
り、また、エアキヤツプ2には、微細化された塗
料粒子の流れの両側からエアを吹き付け偏平パタ
ーンを得るためのエア吐出口6,6′が設けられ
ている。すなわち、前記塗料吐出口4からの塗料
の吐出方向と直交する面において、二カ所の前記
エア吐出口6,6′を結ぶ線に直角な方向に向か
つて広く延びた偏平パターンが得られるようにな
つている。その他、塗料やエアを所望の位置に供
給するための機構を第1図のスプレーガンは備え
ている。
本実施例においては、上記機構に加えて、エア
キヤツプ2の本体1に対する回り止め、正確には
塗料吐出口4の周囲方向への回り止め機構を果た
す位置決めピン7を備えている。このピン7は本
体1およびエアキヤツプ2のそれぞれに形成され
た位置決め孔に嵌合され、本体1に機械的な振動
等が加わつた際においても、エアキヤツプ2の本
体1に対する組付け角度が変わらぬよう作用し、
テイーチングどおりの偏平方向を維持しながら偏
平パターンを被塗装物に形成させることができ、
前述したような偏平パターンの特性を活かすこと
ができる。
キヤツプ2の本体1に対する回り止め、正確には
塗料吐出口4の周囲方向への回り止め機構を果た
す位置決めピン7を備えている。このピン7は本
体1およびエアキヤツプ2のそれぞれに形成され
た位置決め孔に嵌合され、本体1に機械的な振動
等が加わつた際においても、エアキヤツプ2の本
体1に対する組付け角度が変わらぬよう作用し、
テイーチングどおりの偏平方向を維持しながら偏
平パターンを被塗装物に形成させることができ、
前述したような偏平パターンの特性を活かすこと
ができる。
本考案はこの実施例に限らず以下のものをも包
含するものである。
含するものである。
実施例では本体1とエアキヤツプ2とを唯一カ
所において固定させるべく構成されているが、複
数の位置決め孔を形成させておき、ピン7が嵌合
される位置決め孔を適宜選択すれば、本体1に対
するエアキヤツプ2の組付け角度を変更させ、該
変更された状態にて偏平パターンを形成させるこ
とができる。この場合、各位置決め孔に番号を付
して誤組み付けを防ぐ等も一態様である。
所において固定させるべく構成されているが、複
数の位置決め孔を形成させておき、ピン7が嵌合
される位置決め孔を適宜選択すれば、本体1に対
するエアキヤツプ2の組付け角度を変更させ、該
変更された状態にて偏平パターンを形成させるこ
とができる。この場合、各位置決め孔に番号を付
して誤組み付けを防ぐ等も一態様である。
実施例では本体1およびエアキヤツプ2とは別
部材であるピン7によつて回り止めを担当させて
いるが、必ずしも別部材を必要とするものではな
く、本体1またはエアキヤツプ2のいずれか一方
に凸部を、他方に凹部を備え、両者を凸凹嵌合す
るように構成してもよい。
部材であるピン7によつて回り止めを担当させて
いるが、必ずしも別部材を必要とするものではな
く、本体1またはエアキヤツプ2のいずれか一方
に凸部を、他方に凹部を備え、両者を凸凹嵌合す
るように構成してもよい。
実施例では本体1からエアキヤツプ2へのエア
供給路の一部である空間8に回り止め機能を備え
ているが、エア供給路から外れた位置にそれを備
えれば、該機構の存在によつてもエア供給に何ら
影響を与えなくすることができる。
供給路の一部である空間8に回り止め機能を備え
ているが、エア供給路から外れた位置にそれを備
えれば、該機構の存在によつてもエア供給に何ら
影響を与えなくすることができる。
従来のスプレーガンにおいては、本体1に対す
るエアキヤツプ2の回転が生ずることを考慮し
て、該回転によつてもエア供給に支障をきたさな
くするための工夫が施されている。すなわち、空
間8を塗料吐出口4の周回り方向全長にわたつて
存在させているのであるが、本考案によつてその
回転が不能になることから、必ずしも空間8は全
周にわたつて必要としない。もつとも、エア吐出
口6,6′に係る空間8を全周にわたつて存在さ
せない場合には、エアキヤツプ2内における二つ
のエア供給路9,9′が連通されておらねばなら
ない。
るエアキヤツプ2の回転が生ずることを考慮し
て、該回転によつてもエア供給に支障をきたさな
くするための工夫が施されている。すなわち、空
間8を塗料吐出口4の周回り方向全長にわたつて
存在させているのであるが、本考案によつてその
回転が不能になることから、必ずしも空間8は全
周にわたつて必要としない。もつとも、エア吐出
口6,6′に係る空間8を全周にわたつて存在さ
せない場合には、エアキヤツプ2内における二つ
のエア供給路9,9′が連通されておらねばなら
ない。
本考案によれば次のような効果を奏する。
偏平パターンのスプレーガンを用いて自動塗装
作業を実施する場合において、ロボツトテイーチ
ング時の塗装品質をリピート動作時において常に
再現できる等、偏平方向が常に初期設定時と同一
に保たれるので、塗装品質が安定する。また、エ
アキヤツプの組付け方法を考慮するわずらわしさ
から解放され、作業能率が向上するばかりか、組
付け後の確認運転も不要となる。
作業を実施する場合において、ロボツトテイーチ
ング時の塗装品質をリピート動作時において常に
再現できる等、偏平方向が常に初期設定時と同一
に保たれるので、塗装品質が安定する。また、エ
アキヤツプの組付け方法を考慮するわずらわしさ
から解放され、作業能率が向上するばかりか、組
付け後の確認運転も不要となる。
図は本考案の一実施例を示す一部断面図、を表
わす。 1……スプレーガン本体、2……エアキヤツ
プ、4……塗料吐出口、6,6′……エア吐出
口。
わす。 1……スプレーガン本体、2……エアキヤツ
プ、4……塗料吐出口、6,6′……エア吐出
口。
Claims (1)
- 塗料吐出口を有するスプレーガン本体に、該塗
料吐出口の周囲方向に回転不能に、エア吐出口を
有するエアキヤツプを着脱可能に備えたことを特
徴とする自動塗装用スプレーガン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982095281U JPS592445U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 自動塗装用スプレ−ガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982095281U JPS592445U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 自動塗装用スプレ−ガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS592445U JPS592445U (ja) | 1984-01-09 |
JPS6221335Y2 true JPS6221335Y2 (ja) | 1987-05-29 |
Family
ID=30227613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982095281U Granted JPS592445U (ja) | 1982-06-25 | 1982-06-25 | 自動塗装用スプレ−ガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592445U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006218451A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Pauretsuku:Kk | スプレーガン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3471089A (en) * | 1968-01-10 | 1969-10-07 | Vilbiss Co The De | Electrostatic spray gun |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5863061U (ja) * | 1981-10-21 | 1983-04-27 | 岩田塗装機工業株式会社 | エア−スプレ−ガン |
-
1982
- 1982-06-25 JP JP1982095281U patent/JPS592445U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3471089A (en) * | 1968-01-10 | 1969-10-07 | Vilbiss Co The De | Electrostatic spray gun |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS592445U (ja) | 1984-01-09 |
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