JPS62213237A - 電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS62213237A JPS62213237A JP5724886A JP5724886A JPS62213237A JP S62213237 A JPS62213237 A JP S62213237A JP 5724886 A JP5724886 A JP 5724886A JP 5724886 A JP5724886 A JP 5724886A JP S62213237 A JPS62213237 A JP S62213237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic capacitor
- electrolytic solution
- leakage current
- parts
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 title claims description 13
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 title description 7
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 claims description 12
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 claims description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 2
- 125000000217 alkyl group Chemical group 0.000 claims 1
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 claims 1
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- ZBCATMYQYDCTIZ-UHFFFAOYSA-N 4-methylcatechol Chemical compound CC1=CC=C(O)C(O)=C1 ZBCATMYQYDCTIZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- FLDCSPABIQBYKP-UHFFFAOYSA-N 5-chloro-1,2-dimethylbenzimidazole Chemical compound ClC1=CC=C2N(C)C(C)=NC2=C1 FLDCSPABIQBYKP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000001741 Ammonium adipate Substances 0.000 description 2
- 235000019293 ammonium adipate Nutrition 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は電解コンデンサに関するものであり、詳しく言
えば、アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液(以下
単に電解液と称する)に関するものである。
えば、アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液(以下
単に電解液と称する)に関するものである。
従来の技術
従来、この種の電解液としては、エチレングリコールを
主溶媒とし、これにイオノゲンを溶解したものが知られ
ている。一般にアルミニウム電解コンデンサは陽極とな
る電極に誘電体酸化皮膜を形成させたものを用いている
ため、皮膜の性質上微少な漏れ電流は避けられず、長時
間の再化成においてもある一定の値以下には下がらない
。また、再化成時間はコスト及び生産性の観点から、で
きるだけ短縮する必要がある。このため、再化成時間以
外で漏れ電流を低減する方法として、電解液に少量の水
を添加して化成性を向上させるという方法が知られて−
るが、沸点及び高温無負荷時の漏れ電流の増大という欠
点がある。
主溶媒とし、これにイオノゲンを溶解したものが知られ
ている。一般にアルミニウム電解コンデンサは陽極とな
る電極に誘電体酸化皮膜を形成させたものを用いている
ため、皮膜の性質上微少な漏れ電流は避けられず、長時
間の再化成においてもある一定の値以下には下がらない
。また、再化成時間はコスト及び生産性の観点から、で
きるだけ短縮する必要がある。このため、再化成時間以
外で漏れ電流を低減する方法として、電解液に少量の水
を添加して化成性を向上させるという方法が知られて−
るが、沸点及び高温無負荷時の漏れ電流の増大という欠
点がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明はこのような従来の欠点を解決するもので、化成
性の向上と共に、高温時の安定性も改善することにより
、アルミニウム電解コンデンサの漏れ電流の低減ならび
に長寿命化を図る電解コンデンサ駆動用電解液を提供す
ることを目的とするものである。
性の向上と共に、高温時の安定性も改善することにより
、アルミニウム電解コンデンサの漏れ電流の低減ならび
に長寿命化を図る電解コンデンサ駆動用電解液を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本発明においては、漏れ
電流低減剤として、N−アルキルピロカテコール(7’
(だし、N=3または4)またはその塩を添加したもの
である。
電流低減剤として、N−アルキルピロカテコール(7’
(だし、N=3または4)またはその塩を添加したもの
である。
N−アルキルピロカテコールのうち好ましくはN−メチ
ルピロカテコールである。
ルピロカテコールである。
作用
この構成により、無添加の場合に比べ電解液の化成能力
が向上し、素子巻回時に損傷した誘電体酸化皮膜の修復
をさらに速く行うためと考えられる。
が向上し、素子巻回時に損傷した誘電体酸化皮膜の修復
をさらに速く行うためと考えられる。
実施例
以下、本発明による実施例について述べる。
エチレングリコール100重量部、アジピン酸アンモニ
ウム10重量部からなる電解液(従来例1)と、これに
4−メチルピロカテコール1重量部全添加した電解液(
本発明例1)と、エチレングリコール95重量部、水5
重量部、アジピン酸アンモニウム1o重量部からなる電
解g(従来例2〉と、これに4−メチルピロカテコール
1重量部を添加し7’(電解液(本発明例2)の各々を
用いて、定格10W、747μFのアルミニウム電解コ
ンデンサを製作し、初期の漏れ電流について比較した結
果を表1に示す。
ウム10重量部からなる電解液(従来例1)と、これに
4−メチルピロカテコール1重量部全添加した電解液(
本発明例1)と、エチレングリコール95重量部、水5
重量部、アジピン酸アンモニウム1o重量部からなる電
解g(従来例2〉と、これに4−メチルピロカテコール
1重量部を添加し7’(電解液(本発明例2)の各々を
用いて、定格10W、747μFのアルミニウム電解コ
ンデンサを製作し、初期の漏れ電流について比較した結
果を表1に示す。
(以下余 白)
第1図に上記電解液を用いた電解コンデンサの高温負荷
特性を示す。
特性を示す。
第2図に4−メチルピロカテコールの添加量による初期
漏れ電流値と、容量変化率を示す。
漏れ電流値と、容量変化率を示す。
表1から明らかなように、本発明電解液は従来例と比較
し初期漏れ電流値を、再化成時間を延長せずに低減する
ことができる。
し初期漏れ電流値を、再化成時間を延長せずに低減する
ことができる。
また、第1図から明らかなように寿命特性において、従
来例2の水を添加した場合よりも安定した特性を得るこ
とができる。
来例2の水を添加した場合よりも安定した特性を得るこ
とができる。
また、第2図から明らかなように、容量変化率が10部
以上の添加で急激に悪化することから、これらの化合物
の添加Iは溶媒100部につき0.01〜10部の重量
比の範囲で使用するのが好ましい。
以上の添加で急激に悪化することから、これらの化合物
の添加Iは溶媒100部につき0.01〜10部の重量
比の範囲で使用するのが好ましい。
発明の効果
以上のように本発明によれば、従来の電解液と比較して
、アルミニウム電解コンデンサの漏れ電流を低減し、し
かも長寿命化を図ることができ、工業的価値の大なるも
のである。
、アルミニウム電解コンデンサの漏れ電流を低減し、し
かも長寿命化を図ることができ、工業的価値の大なるも
のである。
第1図a〜Gは従来の電解液および本発明電解液を用い
たアルミニウム電解コンデンサについて容量変化率、損
失角の正接、漏れ電流の各特性の高温での経時変化を比
較して示す特性図、第2図a Nbは4−メチルピロカ
テコールの添加量の変化による初期漏れ電流値、高温劣
化後の容量変化率の各特性を比較して示す特性図である
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
たアルミニウム電解コンデンサについて容量変化率、損
失角の正接、漏れ電流の各特性の高温での経時変化を比
較して示す特性図、第2図a Nbは4−メチルピロカ
テコールの添加量の変化による初期漏れ電流値、高温劣
化後の容量変化率の各特性を比較して示す特性図である
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図
Claims (3)
- (1)N−アルキルピロカテコール(ただし、N=3ま
たは4)またはその塩を添加したことを特徴とする電解
コンデンサ駆動用電解液。 - (2)アルキル基がメチル基であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の電解コンデンサ駆動用電解
液。 - (3)N−メチルピロカテコールまたはその塩を溶媒1
00部に対し、0.01〜10部(重量比)を添加した
ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の電解コ
ンデンサ駆動用電解液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5724886A JPS62213237A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5724886A JPS62213237A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62213237A true JPS62213237A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13050225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5724886A Pending JPS62213237A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62213237A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003068585A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5724886A patent/JPS62213237A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003068585A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-07 | Nichicon Corp | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62213237A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS6032345B2 (ja) | 電解コンデンサ用の電解液 | |
JPS62213248A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62124726A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213246A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213233A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213245A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213236A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213235A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213249A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH11340097A (ja) | 電解コンデンサの駆動用電解液 | |
JPH01114018A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS629617A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213239A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JP2532457B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
CA1099090A (en) | Capacitor electrolyte and capacitor containing same | |
JPH0770443B2 (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213242A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213238A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213234A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213244A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPH0262026A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213240A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213247A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 | |
JPS62213241A (ja) | 電解コンデンサ駆動用電解液 |