JPS62211919A - 有機化合物の塗布方法 - Google Patents

有機化合物の塗布方法

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JPS62211919A
JPS62211919A JP5357386A JP5357386A JPS62211919A JP S62211919 A JPS62211919 A JP S62211919A JP 5357386 A JP5357386 A JP 5357386A JP 5357386 A JP5357386 A JP 5357386A JP S62211919 A JPS62211919 A JP S62211919A
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JP
Japan
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organic compound
compound film
film
substrate
prebaked
Prior art date
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Pending
Application number
JP5357386A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Wakana
若菜 英幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPS62211919A publication Critical patent/JPS62211919A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有機化合物の塗布方法に係り、特に半導体素子
製造の多層レヅストプロセスにおける第1層有機化合物
膜の塗布方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図を基に、従来の多層レジスト膜の塗布方法につい
て説明する。主面に凸部41aを有する被加工基板41
上に、ノボラック系ポジレヅストAZ1350J (粘
度35〜40Cp)カら成る第1層レジスト膜42を、
2000〜4000rpm程度の回転数で1〜2μm程
度スピンコードし、表面の平年化を図る。次に300°
C230分程度の条件で熱感理を施し、第1層レジスト
膜42の光吸収係数が0.08〜0.2程度となるよう
にする。この熱処理によシ、第1層レジスト膜42表面
における光反射が低下するのでホトリソグラフィにおけ
るパターン寸法精度を向上できる。
その後、OCD膜(東京応化製液状ガラス)43及び第
2層レジスト膜44を順次形成し、次いでこの2層膜を
パターニングし、更に得られたパターンを上記第1層レ
ジスト膜42に転写する。
ここにおいて上記被加工基板41が段差高さ1μm2幅
2μm程度の凸部41aを有する場合、表面の平年性を
維持する為には第1層レジスト膜42il″l:2.5
μmより厚く塗布する必要がある。またこの条件を満た
すことによって、第1層レジスト膜42上にてEB直接
露光で作製される所謂EBレジスドパターンにおいて、
所望の形状2寸法精度が得られることとなる(%開昭6
0−9123号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述した従来技術においては、第1層レゾ
スト膜の膜厚が厚い程、EBレジストハターンの第1層
レノスト膜へのパターン転写精度が低下するという問題
がある。また同時に、EB直接露光において重ね合せマ
ーク読取時の鳴止が低下するという問題もある。逆に、
第1層レゾスト膜を薄くすると、この第1層レゾスト膜
の平珪化を実現することができず、OCD膜43への精
密なパターン転写が阻害される。
従って、本発明は以上述べた問題を解消し、レジスト等
の第1層有機化合物膜の薄膜化並びに平坦化を実現した
有機化合物の塗布方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明に係る有機化合物の塗布方法は、被加工基板の表
面の凹凸状況に合わせて有機化合物膜の塗布を複数回行
うと共に、少なくとも最上層の有機化合物膜塗布後に、
これら有機化合物膜の軟化流動温度以上の温度でベーク
を行うことにより、多層構造の第1層有機化合物膜(下
地有機化合物膜)を形成するようにしたものである。
〔作用〕
以上のように本発明によれば、有機化合物膜の塗布・熱
処理を複数回に分けて行い下地有機化合物膜を形成する
ようにしているので、表面の凹凸状態に合わせた塗布処
理を選択することができ、この為下地有機化合物膜を薄
く形成できる。
更に、少なくともこの下地有機化合物膜における最上層
の有機化合物膜塗布後には、軟化流動温度以上の温度で
ベークするようにしているのでこの下地有機化合物膜を
平角に形成できるのである。
〔実施例〕
以下第1図ないし第3図に基いて、本発明の各実施例を
詳細に説明する。まず第1図は、本発明の第1の実施例
を示すものである。同図(a)において、■は被加工基
板であシ、表面に段差高さ1μm。
幅2μm程度の凸部1aが形成されている。そして、こ
の被加工基板1上に粘性係数が15cp程度と比較的小
さいノボラック樹脂系ホトレジストかう成る第1の有機
化合物膜2を3000rpm程度の回転数で、凸部1a
を大概埋めるようやや厚目にスピンコードした後、80
℃、15分程度の条件でプレベークする。
次に同図(b)に示す如く、同様のホトレジストから成
る第2の有機化合物膜3を、回転数を8000rpm程
度に上げて薄目にスピンコードし、次いで80°C,1
5分程度の条件でプレベークする。この段階で表面の段
差高さは0.3μm程度に軽減される。そして同図(C
)の如く、同様のホトレジストから成る第3の有機化合
物膜4を、回転数を11000rp程度に下げて厚目に
スピンコードシ、次いで250℃、60分程度でベーク
する。なお、とのべ一り温度250℃はノボラック樹脂
系ホトレジストの軟化流動温度以上の温度として設定さ
れるものであり、200〜250℃でも良い。またベー
ク時間としては上記60分が好ましいが、これより少し
短い程度でも良い。上記の積層された第1.第2及び第
3の有機化合物質2,3.4により下地有機化合物膜5
が構成される。
以上のように、有機化合物膜の複数回の塗布、及び軟化
流動温度以上のベークを行い、下地有機化合物膜5を形
成することによシ、この膜厚Aは従来のような単一層の
1回塗布の場合に比べ、同程度の平坦性を維持しながら
0.3〜0.4μm程度の薄膜化が図れる。
次に第2図に第2の実施例を示す。この場合、同図(a
)に示す如く被加工基板11には段差高さが0.5μm
2幅2μm程度の凸部11aが形成されている。この被
加工基板11に、まず粘性係数15 op程度のノボラ
ック樹脂系ホトレジストから成る第1の有機化合物膜1
2を、回転数を3000rpm程度としてやや厚目にス
ピンコート11次に80℃。
15分程度の条件でプレベークする。
次いで同図(b)の如く、同様のホトレジストから成る
第2の有機化合物膜13を、回転数を2000rprn
程度に下げて厚目にスぎンコートし、その後このホトレ
ゾストの軟化流動温度以上の250℃。
60分程度の処理条件でベークする。上記第1及び第2
の有機化合物膜12.13により下地有機化合物膜14
が構成される。
このように凸部11aの段差高さが比較的低い場合は、
塗布回数を減らすようにすることもできる。
更に、第3図に第3の実施例を示す。この場合は、凸部
21aを有する被加工基板21に溶剤の異なる第1.第
2及び第3の有機化合物膜(ノボラック樹脂系ホトレジ
スト)22,23.24i順次塗布・熱処理して積層し
、最後の熱処理のみ軟化流動温度以上の温度でのベーク
処理として多層構造の下地有機化合物膜25を形成して
いる。
ここにおいて上述した第1ないし第3の谷実施例では、
軟化流動温度以上のベークを最後に1回施すようにして
いるが、下地有機化合物膜の表面の高子工旦化を図る場
合には、上記ベークは有機化合物膜の塗布毎に行うこと
が好ましい。このような処理を施すことによシ各塗布し
た有機化合物膜は毎回軟化流動するのでより高子す旦化
が図れるのである。又、下地有機化合物層の下層に形成
される層が既に、かなり平坦化されているので、その上
に形成される層は、スピンコーティング等において流動
がより滑らかに行われるので、より平坦化に寄与するの
である。
また高スループツトを重視する場合には、80℃の各グ
レペークは省略しても良い。この場合、これに代って例
えばレヅスト塗布装置に被加工基板を装着したまま温風
または加熱したN2ガスをその都度吹きかけ、レジスト
等の有機化合物膜の表面を乾燥するだけの処理とする。
そして各有機化合物膜を塗布し終った後、軟化流動温度
以上の温度でのベークを行い、下地有機化合物fll−
形成することとする。
更に上述した実施例においては、有機化合物膜に7ボラ
ツク樹脂系ホトレノスト等を用いているが、本発明では
これらに限定されるものではなく、レジストでなくとも
被加工基板の凹凸状態に合わせ塗布処理に適した材料を
適宜選択して用いることができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、有機化合
物膜の塗布・熱処理を複数回に分けて行うことにより下
地有機化合物膜を形成するようにしたので、この下地有
機化合物膜の表面の平坦化を損わずに膜厚を従来に比べ
薄く形成することが可能となる。
従って、EB直直接先光により下地有機化合物膜上にガ
ラス層を介して上層の有機化合物膜の79ターンを形成
する際、重ね合せマーク読取時のS/N比を向上できる
という効果がある。また、上層の有機化合物膜のパター
ンを下地有機化合物層に高精度で転写することができる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明する工程断面図、
第2図は同第2の実施例を説明する工程断面図、第3図
は同第3の実施例を説明する要部断面図、また第4図は
従来例を説明する要部断面図である。 1.11.21・・・被加工基板、la、lla。 21a・・・凸部、2,12.22・・・第1の有機化
合物膜、3,13.23・・・第2の有機化合物膜、4
.24・・・第3の有機化合物膜、5,14.25・・
・下地有機化合物膜。 第 1 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体素子製造の多層レジストプロセスにおける
    有機化合物の塗布方法において、被加工基板表面の凹凸
    状態に合わせて有機化合物膜の塗布・熱処理を複数回に
    分けて行うと共に、少なくとも最上層の有機化合物膜の
    熱処理は軟化流動温度以上の温度でのベーク処理をして
    行うことにより多層構造の下地有機化合物膜を形成する
    ことを特徴とする有機化合物の塗布方法。
JP5357386A 1986-03-13 1986-03-13 有機化合物の塗布方法 Pending JPS62211919A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0274022A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 露光装置およびパターン形成方法
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