JPS62211026A - 金属製真空断熱容器の製造方法 - Google Patents

金属製真空断熱容器の製造方法

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JPS62211026A
JPS62211026A JP5428786A JP5428786A JPS62211026A JP S62211026 A JPS62211026 A JP S62211026A JP 5428786 A JP5428786 A JP 5428786A JP 5428786 A JP5428786 A JP 5428786A JP S62211026 A JPS62211026 A JP S62211026A
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樋田 章司
新井 義典
康弘 古和
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、飲食物などを保温する金属製広口魔法瓶や
真、空断熱コツプ等に好適に用いられる金回1り官舎1
jlrr独突犬桑即1;告オA方琲に閂オる−「従来の
技術」 従来、金属製真空断熱容器は、例えば下記に示す方法に
よって製造されている。
すなわち、第10図および第11図に示すように、有底
筒状の外客器1の内壁面にゲッター2をスポット溶接な
どによって固定したうえ、上記外容器l内にロウ材3を
収容する。次いで、この外容器l内にこの外容器lの内
径より小さい外径を有する内容器4を互いにほぼ同軸と
して内外容器間に間隙が形成されるように収容し、外容
器lの開口端部5と内容器4の開口端部6とをスポット
溶接などによって固定する。次に、これら外容器1およ
び内容器4を倒置した状態で図示しない真空加熱炉内に
収容したのち、I X 1O−2T orr以下の真空
下、600〜1200℃の温度で加熱処理して第11図
に示すようにロウ材3を溶融し、内外容器l、4間の真
空封止を行なうと同時に、外容器lの開口端部5と内容
器4の開口端部6との接合を行なって一体化する方法で
ある。
ところで、この製造方法によって金属製真空断熱容器を
製造するには、外容器Iの開口端部5と内容器4の開口
端部6とを内外容器間の空隙を真空排気し得る間隙が形
成されるように配置しスポット溶接等の方法によって固
定するが、この間隙寸法は0.05〜0.11程度の範
囲(ロウ材3にニッケルロウを使用した場合)に設定す
る必要がある。
そして、この寸法は、上記の間隙から真空引きした際の
排気効率と真空封止後の開口端部5.6の機械的強度と
の兼合いなどから決められるものである。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、このような製造方法にあっては、次のような
問題点があった。すなわち、 CI)製造時に外容器I内に内容器4を互いに同軸とな
るように配置しても上記の間隙寸法を厳密に一定とする
ことが非常に困難であり、このため、製品の歩留りが悪
くなって製造コストの上昇につながる問題があった。
〔2〕また、外容器Iの開口端部5と内容器4の開口端
部6とをスポット溶接などによって固定するため、開口
端部5.6の各表面に酸化皮膜が部分的に形成され、こ
の酸化皮膜上にロウ材3が行き渡りにくいことから、ロ
ウ付けによる上記の間隙の真空封止が不完全となる問題
があった。さらに、固定にスポット溶接などを用いるた
め、外容器lおよび内容器4が部分的に変形することが
あり、この場合も上記の間隙寸法を内外容器8.9の周
方向に対して一定とすることかできず、やはりロウ付げ
による真空封止が困難となる問題があった。
「問題点を解決するための手段」 そこで、この発明は、外容器の開口端内壁面あるいは内
容器の開口端外壁面の少なくともいずれか一方に予め2
個以上の凸部を設けるようにしたことにより、上記の問
題点を解決するようにしに0「作用」 この発明の製造方法によれば、外容器内に内容器を収容
した際に外容器の開口端部内壁面あるいは内容器の開口
端部外壁面の少なくともいずれか一方に設けた凸部が他
方の壁面を押圧するので、外容器と内容器とがそれぞれ
の開口端部において固定される。よって、スポット溶接
などによる固定手段を講じる必要がないので、製造工程
数を減じることができるとともに、その凸部の高さを一
定にすれば互いに固定された内外容器の開口端部門の間
隙を一定とすることができる。
「実施例1 」 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図〜第5図は、この発明の製造方法により製造され
る金属製真空断熱容器の構成を示すもので、第1図にお
いて図中符号7は、真空断熱容器(以下、容器と略称す
る。)である。この容器7はステンレス調等の金属から
なる細目容器であって、このものは外容器8と内容器9
とから構成されている。
外客器8は、有底筒状のものであって、このものは外容
器本体10と底部材11とから構成されている。外容器
本体10は、第1図に示すように本体10続いて緩やか
に拡径され(肩部分10b)、さらに上方に向けて外径
が一様とされた胴周部分10cが形成されてなるもので
ある。この胴周部分IQcの開口端部は、その内壁面に
この胴周部分10cの外径より小径で、かつ開口端部が
外側に折り曲げられた底部材IIを接合固定するように
なっている。
このような外客器8の肩部分10bの内壁面にゲッター
12をスポット溶接等の方法によって固定し、さらに口
部leaの内側にロウ材13を配する。ここで、このロ
ウ材13としては、ニッケルロウ、銀ロウ、リン銅ロウ
、銅ロウ、飼マンガンロウ、アルミニウムロウなどの比
較的蒸気圧の高い成分を含まないものが好適に用いられ
る。
一方、内容器9は、上記の外容器8の外径より小径の有
底筒状のもので、このものの口部(開口端部)9aは、
その外径が上記外容器8の口部10aの内径より若干小
径とされてなるものである。
そして、このような内容器9には、口部9aの外壁面に
第2図および第3図(いずれら第1図の要Kr、九壬千
回AI−斗十 し ^ 1− 名μ、田十白 )−4八
 ALLもに口部9aの半径方向外方に突出しかつ平面
状の頂部を有するダボ押し部(凸部)14.14(一方
のみを図示する。)を形成する。ここで、これらダボ押
し部14.14は、互いに口部9aの軸線に対して点対
称となるように配置されている。そして、これらダボ押
し部14.14は、この内容器9が上記の外容器8内に
収容された際に外容器8の口部10aの内壁面と内容器
9の口部9aの外壁面との間隙を所定の寸法とするため
のものである。
次いで、上記の外容器8の本体10内に内容器9を互い
に同軸となるように収容し、外容器8の口部1f)aの
内壁面にダボ押し部14.14の各頂部を当接するよう
にして口部10aに内容器9の口部9aを取り付ける。
ここで、ダボ押し部12の頂部の口部9aの外壁面から
の寸法d+は、■真空加熱炉中で上記の間隙からの真空
引きを排気効率良く行なえる寸法であること、■上記の
間隙をロウ付けにより真空封止して容器7の開口端部の
機械的強度を高い水準に維持できる寸法であること、■
後述する外容器8の口部10aの内径寸法と内容器9の
口部9aの内径寸法との差、■ロウ材の種類、ロウ付は
温度、内外容器の材質などを総合的に考慮して決められ
、具体的には、ロウ材にニッケルロウを使用した場合、
0.05〜0.3 mm程度の範囲とされる。この例で
は、外容器8の口部10aの内径寸法り、と上記の内容
器8の口部9aの外径寸法り、とか、 D、≧D2 とされ、これらの差寸法d、が、 0 、05mm≦(D r  D 2= cL )≦0
.1igとされており、したがって上記のダボ押し部1
2の項部の口部9aの外壁面からの寸法d1は、上記の
差寸法dt、!1.等しいかあるいは差寸法d、より若
干大きく設定されている。
次いで、外容器8の胴周部分10cの開口端部に上記の
底部材11をスポット溶接等の方法によって接合して、
外容器8と内容器9との間に間隙部(間隙)15を形成
する。
次に、この内外容器8.9を図示しない真空加熱炉内に
収容し、この内外容器8.9に対してlXl0 ”To
rr以下の真空下、炉内温度600〜12006C程度
で加熱処理を施すことによって、第4図および第5図に
示すようにロウ材13を溶融状態とし内外容器8.9間
の間隙を埋めて真空封止すると同時に、外容器8の口部
10aと内容器9の口部9aとの接合を行なう。これに
よって間隙部15が真空封止された目的の容器7を得る
この製造方法によれば、内容器9の口部9aの外壁面に
二つのダボ押し部14.14を設けたので、このダボ押
し部14.14により外容器8の口部10aと内容器9
の口部9aとの間隙寸法を一定とすることができ、よっ
て内外容器8.9間の真空引きを排気効率良く行なうこ
とができるとともに、上記口部10a、9m間をロウ付
は等の手段により確実に接合することができる。
上記の実施例では、内容器9の口部9aの外壁面に二つ
のダボ押し部14.14を設けたが、第6図に示すよう
に内容器9の口部9aの外壁面に三つのダボ押し部14
.14.14をそれぞれ等間隔に設け□−−11111
1−1し一−−−−−−−−・−−一一一も一1+血i
−−□の長手方向に直交する方向の断面形状を多角形と
してこの多角形のそれぞれの角部をダボ押し部として機
能させてもよく、この場合、複数のダボ押し部を設ける
ことが容易となる。
また、上記の実施例では、内容器9に設けたダボ押し部
14の頂部、を平面状としたが、第8図に示すようにダ
ボ押し部14の頂部を曲面状としてもよい。
「実施例2 」 第9図は、この発明の製造方法により製造される金属製
真空断熱容器の他の例を示すもので、図中符号16は、
真空断熱容器である。この容器16は、ステンレス鋼等
の金属からなる広口容器であって、このものは内容器■
7と外容器18とからなるものである。
内容器17は、ステンレス鋼等の金属からなる有底筒状
のもので、この内容器17の口部(開口端部)17aは
所定の長さにわたってやや拡径されている。
この口部17aの外壁面には、周方向に沿って等間作じ
TL面J41/711m tE九右十! 31 & /
7’l & JZ 1m l 館I n、、−が形成さ
れている。また、外容器18はステンレス鋼等の金属か
らなる有底筒状のものである。この外容器18の口部(
開口端部)18aの内径寸法り、は、上記の内容器17
の口部17aの外径寸法り、に等しいかあるいはその外
径寸法り、より若干大きく設定されている。そして、こ
の口部17aの外壁面には、周方向に沿って等間隔に平
面状の頂部を存する複数のダボ押し部20・・・が形成
されている。
このような形状においても前述した実施例と同じ手順で
製造することができる。
「発明の効果J 以上説明したように、この発明の金属製真空断熱容器の
製造方法によれば、外容器内に内容器を収容した際に外
容器の開口端内壁面あるいは内容器の開口端外壁面の少
なくともいずれか一方に設けた凸部が他方の壁面を押圧
するので、外容器と内容器とをそれぞれの開口端部にお
いて固定することができるとともに、外容器の開口端部
と内容器の開口端部との間隙を所定の寸法に維持するこ
とができる。よって、確実に真空封止を行なうことがで
きるので、製品の不良率を低減させることができるので
、製品の歩留りを向上さけることができるとともに、製
品の低コスト化を図ることができる。
また、この方法によれば、外容器の開口端部と内容器の
開口端部との間隙を所定の寸法に維持することかできる
ので、真空加熱炉中で上記の間隙からの真空引きを排気
効率良く行なうことができるとともに、ロウ付けによる
真空封止した後において内外容器の開口端部の強度を高
い水準に維持することができる。
さらにまた、この方法によれば、内外容器の開口端部に
対してスポット溶接などによる固定手段を施す必要がな
いので、スポット溶接などの熱処理による酸化物等の不
純物の内外容器表面への付着を防止することができ、よ
ってロウ材の濡れ性を維持してロウ付けによる真空封止
を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、この発明の金属製真空断熱容器の製
造方法により製造された真空断熱容器の一例を示すもの
であって、第1図は真空封止前の容器全体の構成を示す
一部を断面視した概略断面図、第2図は第1図の要部を
拡大視した概略断面図、第3図は第1図の要部を示す平
面図、第4図は真空封止後の第1図の要部を拡大視した
概略断面図、第5図は真空封止後の第1図の要部を示す
平面図である。 第6図および第7図は、それぞれこの発明の金属製真空
断熱容器の製造方法により製造された真空断熱容器の内
容器の他の例を示す図で、第6図は内容器の開口端部の
外壁面に3個の凸部が設けられた例を示す平面図、第7
図は内容器の長手方向に直交する方向の断面形状が多角
形とされた例を示す平面図である。第8図は、内外容器
の壁面に形成された凸部の他の例を示す概略断面図であ
る。 第9図は、この発明の金属製真空断熱容器の製造方法に
より製造された真空断熱容器の他の例を第1θ図および
第11図は、従来の金属製真空断熱容器の製造方法によ
り製造された真空断熱容器の例を示す図であって、第1
0図は真空封止前の容器全体の構成を示す一部を断面視
した概略断面図、第11図は真空封止後の容器の開口端
部を拡大視した概略断面図である。 8、I8・・・外容器 10a・・・外容器の口部(開口端部)9.17・・・
内容器 9a・・・内容器の口部(開口端部) 14.19.20・・・ダボ押し部(凸部)j5・・・
間隙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 有底筒状の金属製外容器内にこの外容器の内径より小さ
    い外径を有する有底筒状の金属製内容器を間隙を隔てて
    収容し、上記内外容器間の間隙を真空引きすると同時に
    内外容器の開口端部間を溶融ロウで封じるようにして接
    合して一体化する金属製真空断熱容器の製造方法であっ
    て、 上記外容器の開口端部内壁面あるいは内容器の開口端部
    外壁面の少なくともいずれか一方に予め2個以上の凸部
    を設けるようにしたことを特徴とする金属製真空断熱容
    器の製造方法。
JP5428786A 1986-03-12 1986-03-12 金属製真空断熱容器の製造方法 Expired - Lifetime JPH0698106B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023009368A (ja) * 2021-07-07 2023-01-20 株式会社豊田中央研究所 化学蓄熱反応器、反応容器、および、化学蓄熱反応器の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023009368A (ja) * 2021-07-07 2023-01-20 株式会社豊田中央研究所 化学蓄熱反応器、反応容器、および、化学蓄熱反応器の製造方法

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