JPS6114192Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6114192Y2
JPS6114192Y2 JP2510775U JP2510775U JPS6114192Y2 JP S6114192 Y2 JPS6114192 Y2 JP S6114192Y2 JP 2510775 U JP2510775 U JP 2510775U JP 2510775 U JP2510775 U JP 2510775U JP S6114192 Y2 JPS6114192 Y2 JP S6114192Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
shaped metal
case
metal base
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2510775U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51107269U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2510775U priority Critical patent/JPS6114192Y2/ja
Publication of JPS51107269U publication Critical patent/JPS51107269U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6114192Y2 publication Critical patent/JPS6114192Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水晶発振子などを支持する容器に関す
る。
従来の小型水晶発振子用容器構造は、第1図に
示すように外側を銅1、内側をコバルト合金2の
二層を形成した板材をプレス加工して作つた金属
容器3と、この金属容器3内に充填封着されるガ
ラス4と、このガラス4に平行に並べて縦貫して
封入されるリードワイヤー5,5と、このリード
ワイヤー5,5のまわりにおいて金属容器3にあ
けたリードワイヤー挿通孔6と、銅よりなるケー
ス7によつて構成されている。とりわけ上記金属
容器3を構成する外側の銅1と内側のコバルト合
金2にはプレス加工の段階でフランジ8,8を、
またこの金属容器3に施冠するケース7にもプレ
ス加工の段階で同形のフランジ9が夫々設けられ
ていて水晶発振動子の組立工程においてこれらの
フランジ8,9同志を互いに圧接して水晶発振子
用容器を製作していたから、フランジ部分だけ外
径が大きくなるとともに取付面積も大きくなり、
従つて可及的小型化した水晶発振子の要請される
昨今では却つて需要度が低減し、また製作加工面
での複雑と相俟つて製作コスト高も免れ得ない欠
点があつた。
特許庁文献67−11065号にはケースのフランジ
を冷間圧接して水晶振動子をケースに気密封入す
る方法が記載されているが、フランジ部分がケー
スの外側に延出するために狭い筒所及び小型の水
晶振動子容器としては不適当である。
また、実開昭50−8872号公報はケースとベース
の重ね部分をレーザービームにて溶着するもので
ある。しかしケースとベースの全周面にわたつて
しかも高真空内で溶接を行わなければならない水
晶振動子の封入作業には封入時の熱衝撃を回避す
るために高度の技術を要し、均質な気密性溶接を
得ることが難かしい。
本考案はこのようなフランジ部分を容器製造加
工工程においてなくすとともに、取付面積を小さ
くして水晶振動子を支持する容器の小型化をはか
り、形金属ケースには外側がコバルト合金層、
内側が銅層よりなり、形に形成された金属ベー
スは外側が銅層、内側がコバルト合金層よりな
り、型にて形金属ケースを形に形成された金
属ベースに冷間圧接する際形金属ケースは変形
することなく、その内側の銅層と形に形成され
た金属ベースの外側の銅層とが互いに強い摩擦力
にて面接触しその面接接触面を増加しながら茶筒
とその蓋との関係のように圧入され、銅層の転移
と原子空孔への相互拡散を行ない、外周がコバル
ト合金にて包囲されているため形金属ケースを
型内に収容し冷間圧接した後の型抜き作業を容易
にし、しかも廉価で大量供給できる水晶発振子用
容器を提供することを目的とするものである。
次に本考案の実施例を第2図および第3図につ
いて説明する。
11は外側をコバルト合金12、内側を銅13
の二層に形成した貼合せ材料からなる形金属ケ
ース、14は外側を銅15、内側をコバルト合金
16の二層に形成した貼合せ材料からなる形に
形成された金属ベース、17はこの金属ベース1
4に充填封着されるガラス、18,18はガラス
17に平行に並べて縦貫して封入したリードワイ
ヤー、19,19はリードワイヤー18,18の
まわりにおいて形に形成された金属ベース14
の天板20にあけたリードワイヤー挿通孔であ
る。
本考案は上記の形金属ケース11の開口部の
内周部面に形に形成された金属ベース14の外
周縦筒部を圧入させ同じ膨脹係数の材料、即ち
形金属ケース11の内側を構成する銅13の層面
と、金属容器14の外周縦筒部を構成する銅15
の層面との摩擦により金属ベース14と形に形
成した金属ベース14の縦筒面同志を圧着して第
2図々示の如く一体的に形成してなるものであ
る。
上記の形金属ケース11における内側の銅1
3の層と形に形成された金属ベース14におけ
る外側の銅15の縦筒面はともに膨脹係数と温度
係数とが同一であり、形金属ケース11の外側
層と形に形成した金属ベース14の内側層は共
にコバルト合金で形成されているために、加温し
た際にも伸び、縮みが同一条件に保持され、同じ
素子状態を形成して圧着されているから形金属
ケース11の内側の縦筒面における銅13の層面
と、形に形成された金属容器14の外側の縦筒
面における銅15の層面との間にはギヤツプを生
じない。
従つて従来の金属容器3をケース7に組込み、
金属容器3のフランジ8とケース7のフランジ9
同志を互いに圧接形成する如きベースに較べて本
考案は、フランジ部分をなくすことができるから
水晶発振子用容器を小型に製作できるとともに
形金属ケースと形に形成された金属ベースは茶
筒の胴と蓋の関係と同様な組付けとなり、形金
属ケースの外側の硬質のコバルト合金属を上型に
て保持し、形に形成された金属ベースの内側の
硬質コバルト合金層を下型にて保持して強圧を加
えても両部材の外形を変形せず形金属ケースを
形に形成された金属ベースに強い摩擦力にて面
接触し、その薄膜の銅層の面接触面を全周にわた
つて増加しながら冷間圧入し銅層同志の転移と原
子空孔への相互拡散を行うことができるから高度
の気密性を得ることができ、形金属ケースの銅
の外周面はコバルト合金にて覆われているために
型抜き作業を容易に遂行できて、小型で取付面積
も小さくなり、しかも互いに縦筒面にて圧着され
る形金属ケース11の内側における銅13の層
面と、形に形成された金属容器14の外側にお
ける銅15の層面と間はレーザー光線、半田付等
の加熱作業によらず、ギヤツプを形成しないから
振動子素子に悪影響を及ぼすことなく均質強固な
容器ができ、さらに流れ作業により組立てること
ができて量産性となり、製作・構造簡単にしてコ
ストダウンをはかることができるなど、従来にな
い優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来品の縦断正面図、第2図は本考案
品の縦断正面図、第3図は圧着前における形金
属ケースと形に成形された金属ベースの縦断正
面図である。 図中、11……形金属ケース、12……コバ
ルト合金、13……銅、14……形に成形され
た金属ベース、15……銅、16……コバルト合
金、17……ガラス、18……リードワイヤー、
19……リードワイヤー挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側をコバルト合金12、内側を銅13の二層
    によつて形成される形金属ケース11と、外側
    を銅15、内側をコバルト合金16の二層によつ
    て形に形成された金属ベース14よりなり、前
    記形金属ケース11に形に形成された金属ベ
    ース14の外周縦筒部を圧入させ、形金属ケー
    ス11における銅13の開口部内周面の層面と、
    形に形成された金属ベース14における外周縦
    筒部の銅15の層面との摩擦により形金属ケー
    ス11と形に形成された金属ベース14同志を
    縦筒面にて圧着して一体的に形成してなる水晶発
    振子用容器。
JP2510775U 1975-02-25 1975-02-25 Expired JPS6114192Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2510775U JPS6114192Y2 (ja) 1975-02-25 1975-02-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2510775U JPS6114192Y2 (ja) 1975-02-25 1975-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51107269U JPS51107269U (ja) 1976-08-27
JPS6114192Y2 true JPS6114192Y2 (ja) 1986-05-02

Family

ID=28123041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2510775U Expired JPS6114192Y2 (ja) 1975-02-25 1975-02-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6114192Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51107269U (ja) 1976-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5222651A (en) Process for producing a vacuum interrupter chamber
CN110167312B (zh) 均温板支撑结构及其制法
US2975928A (en) Method of joining two metal parts in a vacuum-tight manner and object manufactured by the use of such method
CN87105238A (zh) 终端组件外壳的终端销端盖及制造方法
JPS6114192Y2 (ja)
US2941688A (en) Encapsulation of electronic component and method of making the same
JPS60193389A (ja) ガラスセラミツク材体上の金属物体のストービング処理可能の流体シーリングの製造法
TWI754124B (zh) 均溫板之製程
JPH01173787A (ja) 気密封止容器及びその製造方法
JPH0238369Y2 (ja)
JPS6360494B2 (ja)
JPS6115631Y2 (ja)
JPS5843287Y2 (ja) 密閉型小型水晶発振子用ベ−ス
JPS5844647Y2 (ja) 水晶発振子用圧着型ベ−ス
JPS6035966Y2 (ja) 気密端子
JPS6110348Y2 (ja)
JPH0719391A (ja) 真空断熱パネルとその構造物の製造方法
JPS6236289Y2 (ja)
JPH0964221A (ja) パッケ−ジの気密封止方法
JPS6087968A (ja) ろう付け方法
JPS6315747B2 (ja)
JPS604390Y2 (ja) 気密端子
JPH024512Y2 (ja)
JPH03272544A (ja) 表示装置の製造方法
JPH0711477Y2 (ja) ガスレーザ管