JPS5843287Y2 - 密閉型小型水晶発振子用ベ−ス - Google Patents
密閉型小型水晶発振子用ベ−スInfo
- Publication number
- JPS5843287Y2 JPS5843287Y2 JP1974128996U JP12899674U JPS5843287Y2 JP S5843287 Y2 JPS5843287 Y2 JP S5843287Y2 JP 1974128996 U JP1974128996 U JP 1974128996U JP 12899674 U JP12899674 U JP 12899674U JP S5843287 Y2 JPS5843287 Y2 JP S5843287Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal container
- metal
- cross
- seat
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密閉型小型水晶発振子を支持するベースに関す
る。
る。
最近電子工学の発達につれて小型水晶発振子を密閉した
ケースに吸収して使用することが多い。
ケースに吸収して使用することが多い。
従って小型水晶発振子を支持するベースも小型化されて
きた。
きた。
しかしベースに用いられる金属容器の厚さは0.2m位
の極めて薄手のものを使用しなげればならず、ベースの
冷間圧接作業工程において金属容器が変形することがあ
る。
の極めて薄手のものを使用しなげればならず、ベースの
冷間圧接作業工程において金属容器が変形することがあ
る。
また、小型水晶発振子の取付作業において変形した金属
容器に金属ケースを冷間圧接する際金属容器の縁が変形
して圧接応力が金属容器に封着したガラスを破壊して折
角封着した水晶発振子の収容室が外気に開放される欠点
があった。
容器に金属ケースを冷間圧接する際金属容器の縁が変形
して圧接応力が金属容器に封着したガラスを破壊して折
角封着した水晶発振子の収容室が外気に開放される欠点
があった。
本考案は小型水晶発振子の密封組立作業において、銅薄
板材よりなる断面口形金属容器の外周底辺に銅薄板材よ
りなる金属ケースの底辺を冷間圧接して気密シールする
とき、断面口形金属容器に加わる圧接応力にて支持筒に
収容したガラスに亀裂を生じないように断面口形金属容
器の内側に金属座をはめ込みその下方に空間部を形成し
断「形金属容器の底辺に金属ケースの底辺を重ねて冷間
圧接した除虫ずる圧接応力を金属座の下方の空間部にて
吸収し、内部にガラスとリードワイヤーを封入した鍔を
有する支持筒を断面−形金属容器と金属座の穴に挿通し
、支持筒の鍔を断面−形金属容器の上面に係止し断面−
形金属容器の穴および金属座の穴と支持筒の外周面との
間を銀鑞等の鑞にて鑞付けした密閉型小型水晶発振子用
ベースを提供することを目的とするものである。
板材よりなる断面口形金属容器の外周底辺に銅薄板材よ
りなる金属ケースの底辺を冷間圧接して気密シールする
とき、断面口形金属容器に加わる圧接応力にて支持筒に
収容したガラスに亀裂を生じないように断面口形金属容
器の内側に金属座をはめ込みその下方に空間部を形成し
断「形金属容器の底辺に金属ケースの底辺を重ねて冷間
圧接した除虫ずる圧接応力を金属座の下方の空間部にて
吸収し、内部にガラスとリードワイヤーを封入した鍔を
有する支持筒を断面−形金属容器と金属座の穴に挿通し
、支持筒の鍔を断面−形金属容器の上面に係止し断面−
形金属容器の穴および金属座の穴と支持筒の外周面との
間を銀鑞等の鑞にて鑞付けした密閉型小型水晶発振子用
ベースを提供することを目的とするものである。
次に本考案の実施例を図面について説明する。
1は約0.2mm厚さの銅板より成形した断面口形金属
容器、2.2はこの断面口形金属容器1の天板に並べて
あげたリードワイヤー支持用穴、3,3は穴2.2に挿
通する外径を有し鉄を主材とする合金よりなる支持筒で
あり、この支持筒の内方にガラス4,4にてリードワイ
ヤー5,5を封着する。
容器、2.2はこの断面口形金属容器1の天板に並べて
あげたリードワイヤー支持用穴、3,3は穴2.2に挿
通する外径を有し鉄を主材とする合金よりなる支持筒で
あり、この支持筒の内方にガラス4,4にてリードワイ
ヤー5,5を封着する。
支持筒3,3の上端縁には外側に開いて鍔6゜6を形成
し支持筒を穴2.2に挿通したとき鍔6゜6を断」形金
属容器1の上面に係止させる。
し支持筒を穴2.2に挿通したとき鍔6゜6を断」形金
属容器1の上面に係止させる。
7は断面−形金属容器1を補強するための鉄を主材とす
る合金よりなる金属座であって、その外周面の形状は断
面−形金属容器1の内側面の形状と相似形に形成してあ
って第1図に示すごとく断面口形金属容器1の内側底面
に接合される。
る合金よりなる金属座であって、その外周面の形状は断
面−形金属容器1の内側面の形状と相似形に形成してあ
って第1図に示すごとく断面口形金属容器1の内側底面
に接合される。
そして断面口形金属容器1の底辺1aと金属座7の底辺
との間に高さHを有する空間部11を設ける。
との間に高さHを有する空間部11を設ける。
金属座7には支持筒3.3を挿通する穴8.8を形成し
、断面口形金属容器1の内底面と金属座7の上面と側面
、金属座7の穴8と支持筒3,3の外周面、断面口形金
属容器の穴2,2と支持筒3,3の外周面、鍔6.6の
下面と断面口形金属容器1の天板との間に銀鑞、半田等
の鑞10を流し込み鑞付けして一体に固定する。
、断面口形金属容器1の内底面と金属座7の上面と側面
、金属座7の穴8と支持筒3,3の外周面、断面口形金
属容器の穴2,2と支持筒3,3の外周面、鍔6.6の
下面と断面口形金属容器1の天板との間に銀鑞、半田等
の鑞10を流し込み鑞付けして一体に固定する。
9は銅薄板材よりなる金属ケースであって、水晶発振子
(図示せず)をリードワイヤー5.5に組込んだ後金属
ケース9の底辺9aを前記断面−形金属容器1の底辺1
aの上に載置し、真空室内においてこれらの底辺1aと
9aを上下より挾んで冷間圧接する。
(図示せず)をリードワイヤー5.5に組込んだ後金属
ケース9の底辺9aを前記断面−形金属容器1の底辺1
aの上に載置し、真空室内においてこれらの底辺1aと
9aを上下より挾んで冷間圧接する。
金属筒3.3と金属座7には鉄54多、ニッケル29%
、コバルト17%のコバール材ヲ用イル。
、コバルト17%のコバール材ヲ用イル。
本考案は前記のごとく構成したから、断面−形金属容器
1の底辺1aに金属ケース9の底辺9aを重ねて強圧を
加えて冷間圧接したとき断面「形金属容器が変形し歪を
生じようとしてもこれを空間部11の周囲の断面「形金
属容器1の壁が吸収してしまう。
1の底辺1aに金属ケース9の底辺9aを重ねて強圧を
加えて冷間圧接したとき断面「形金属容器が変形し歪を
生じようとしてもこれを空間部11の周囲の断面「形金
属容器1の壁が吸収してしまう。
そして断面−形金属容器1の内底部にはめ込み鑞付した
金属座7の存在により、逆回字形金属容器1の上半部は
恰かも1枚の厚板にて成形されたと同じ効果を生じてそ
の変形を防止することができる。
金属座7の存在により、逆回字形金属容器1の上半部は
恰かも1枚の厚板にて成形されたと同じ効果を生じてそ
の変形を防止することができる。
また支持筒3,3が断面−形金属容器1より外れたり曲
ったりしようとしても、断面口形金属容器1の外周面と
金属座7の穴2゜8の内周面と支持筒3,3の外周面と
が一体に半田、銀鑞等の鑞10にて鑞付けされているか
ら、支持筒3,3は動揺したり抜は出したすせずガラス
4に、亀裂を生ずることなくリードワイヤー5゜5の方
向と間隔を変えることがなく金属ケース9内の気密を確
実に保持することができて極めて安定度は高い。
ったりしようとしても、断面口形金属容器1の外周面と
金属座7の穴2゜8の内周面と支持筒3,3の外周面と
が一体に半田、銀鑞等の鑞10にて鑞付けされているか
ら、支持筒3,3は動揺したり抜は出したすせずガラス
4に、亀裂を生ずることなくリードワイヤー5゜5の方
向と間隔を変えることがなく金属ケース9内の気密を確
実に保持することができて極めて安定度は高い。
また金属座7は断面口形金属容器1の内底部に落し込み
支持筒3とともに鑞付するだけだから製作組立も容易で
ある。
支持筒3とともに鑞付するだけだから製作組立も容易で
ある。
第1図は本考案の縦断側面図、第2図は本考案の平面図
、第3図は金属座の斜面図である。 1・・・・・・断面−形金属容器、1a・・・・・・断
面口形金属容器の底辺、2.2・・・・・・断面口形金
属容器にあけた穴、3.3・・・・・・支持筒、4.4
・・・・・・支持筒に充填したガラス、5.5・・・・
・・リードワイヤー 6゜6・・・・・・支持筒の鍔、
7・・・・・・金属座、8.8・・・・・・金属座にあ
げた穴、9・・・・・・金属ケース、9a・・・・・・
金属ケースの底辺。
、第3図は金属座の斜面図である。 1・・・・・・断面−形金属容器、1a・・・・・・断
面口形金属容器の底辺、2.2・・・・・・断面口形金
属容器にあけた穴、3.3・・・・・・支持筒、4.4
・・・・・・支持筒に充填したガラス、5.5・・・・
・・リードワイヤー 6゜6・・・・・・支持筒の鍔、
7・・・・・・金属座、8.8・・・・・・金属座にあ
げた穴、9・・・・・・金属ケース、9a・・・・・・
金属ケースの底辺。
Claims (1)
- 鉄を主材とする合金よりなる支持筒3,3を挿通する穴
2.2を有する銅薄板材よりなる断面口形金属容器1と
、リードワイヤー5,5をガラス4.4を介して封着し
鍔6,6を形成した支持筒3.3と、支持筒3,3を挿
通する穴8,8をあげ断面口形金属容器1の内底部には
め込んだ鉄を主材とする合金よりなる金属座7とよりな
り、断1形金属容器1の穴2,2に支持台3.3を挿通
し断面口形金属容器1の内底部に金属座7をはめ込み断
面口形金属容器1の底辺1aと金属座7の下面との間に
Hの高さを有する空間部11を設は断面口形金属容器1
の上面に支持筒3,3の鍔6.6を載せ金属座7の穴8
.8に支持筒3,3を挿通し、断面−形金属容器1と金
属座7との接合面部および断面−形金属容器1と支持筒
3,3との接合面部を互いに銀鑞、半田等の鑞10にて
鑞付けしてなる密閉型小型水晶発振子用ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974128996U JPS5843287Y2 (ja) | 1974-10-26 | 1974-10-26 | 密閉型小型水晶発振子用ベ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1974128996U JPS5843287Y2 (ja) | 1974-10-26 | 1974-10-26 | 密閉型小型水晶発振子用ベ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5155271U JPS5155271U (ja) | 1976-04-28 |
JPS5843287Y2 true JPS5843287Y2 (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=28385877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1974128996U Expired JPS5843287Y2 (ja) | 1974-10-26 | 1974-10-26 | 密閉型小型水晶発振子用ベ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843287Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827690A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-12 | ||
JPS50143754A (ja) * | 1974-05-10 | 1975-11-19 |
-
1974
- 1974-10-26 JP JP1974128996U patent/JPS5843287Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827690A (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-12 | ||
JPS50143754A (ja) * | 1974-05-10 | 1975-11-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5155271U (ja) | 1976-04-28 |
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