JPS62210822A - ケ−ブル配設構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野〕 この発明は、例えば電子複写機に適用されるケーブル配
設構造に関する。

（従来の技術） 例えば、原稿台にセットされた原稿の所定の部分を、原
稿を露光走査する走査手段に設けられたスポット光源に
より指定し、この指定された範囲の画像のみを複写した
り、指定された範囲以外の画像のみを複写する電子複写
機が、本願出願人によって開発されいてる。

第５図、第６図は、その指定手段を示すものであり、走
査手段を構成するキャリッジ４１には、露光用ランプ４
の光が遮られた部分に、このランプ４に沿ってガイド軸
３０が設けられており、このガイド軸３０には原稿の消
去範囲を指定するスポット光源３１（移動体）が移動自
在に設けられている。このスポット光源３１は第６図に
示す如く、原稿台２に対向して設けられた、例えば発光
ダイオード等の発光素子３２およびレンズ３３からなり
、この発光素子３２には、所謂フラットケーブル（以下
、ケーブルど略称する）３９を介し電源が供給されてい
る。この発光素子３２によって発生された光はレンズ３
３により、原稿台２に直径ｄになるスポット光として照
射されるようになっている。このスポット光は原稿台２
にセットされた例えば葉書程度の厚みの原稿Ｇを透過可
能な輝度を有している。また、スポット光１！！ｉ３１
はガイド軸３０に沿って配設されたタイミングベルト（
歯付きベルト）３４に連結されている。このタイミング
ベルト３４はパルスモータ３５の回転軸に設けられたプ
ーリ３６と従動プーリ３７とに掛は渡されている。した
がって、パルスモータ３５が回転されることにより、ス
ポット光源３１はキャリッジ４１の走査方向と直交する
方向に移動される。また、ガイド軸３０のパルスモータ
３５側端部に位置するキャリッジ４１には、スポット光
源３１の初期位置 を検出するマイクロスイッチからなる位置センサ３８が
設けられている。そして、例えばスポット光源３１が移
動される場合、先ず、スポット光源３１が位置センサ３
８に当接して初期位置が検知され、この後、例えば発光
素子３２が点灯された状態において、キャリッジ４１お
よびスポット光源３１が移動され、原稿Ｇの任意の位置
が指示されるようになっている。尚、図中ミラー５は原
稿Ｇからの反射光を、図示せぬ感光体ドラムに導くもの
である。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、スポット光源３１が移動されると、これに伴
ってケーブル３９も移動される。このケーブル３９は、
第７図（ａ）に示す如く、略Ｕ字形状に配設されており
、スポット光ｌＵ３１の移動に伴い、折返し部３９ａが
移動するようになっている。

しかしながら、例えばケーブル３９が有する弾性と、ケ
ーブル３９およびこれが接しているキャリッジ４１との
摩擦の関係によっては、スポット光源３１の移動に伴っ
てケーブル３９がスムーズに移動されず、同図（ｂ）に
示す如く、折返し部３９ａの部分が変形したり、同図（
Ｃ）に示す如く、ケーブル３９の途中が変形したりし、
場合によっては、これら変形箇所からケーブルが断線し
たり、近傍に配設された部品に引掛かって、スポット光
８１３１の移動が阻害される等の問題を有していた。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は、無端ベルトに固定され、この無端ベルトに
よって移動される移動体、前記無端ベルトの内面に沿っ
て折返して配設され、一端部が前記移動体に接続された
ケーブルとからなり、このベルトの一端部側を前記無端
ベルトの内面に接して配設し他端部を前記ベルト以外の
部分に固定した構成としたものである。

（作用） この発明は、折返して配設され一端部が移動体に接続さ
れたケーブルの一端部側を、この移動体を駆動するベル
トに接して配置することにより、ベルトの移動に追従し
てケーブルを移動させることができ、ケーブルの移動を
スムーズとして、ケーブルの断線や、移動体の移動阻止
を防止しようとするものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。尚、第５図、第６図と同一部分には同一符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。

第１図、第２図において、ガイド軸３０の両端部近傍に
は、キャリッジ４１の移動方向と直交する面内を回転可
能に、プーリ５０．５１が設けられている。これらプー
リ５０．５１にはタイミングベルト５２が掛渡されてい
る。前記プーリ５０は図示せぬパルスモータによって、
駆動されるようになっており、このパルスモータにより
図示矢印方向に回転されるようになっている。また、タ
イミングベルト５２は、図示上側部分５２ａが口字状の
カバー５３の内部に配置され、下側部分５２ｂはカバー
５３の外側に配設されている。

一方、前記ガイド軸３０に移動自在に設けられたスポッ
ト光源３１は、前記タイミングベルト５２の図示上側部
分５２ａに連結されている。また、タイミングベルト５
２の内面部には、前記スポット光源３１に電力を供給す
るケーブル５４が折返して配設される。このケーブル５
４の折返し部５４ａより図示上側に位置する一端部５４
ｂは、スポット光！１ｉ３１の前記タイミングベルト５
２と連結される部分において、スポット光源３１と電気
的、機械的に接続されいている。このケーブル５４の前
記折返し部５４ａより、図示下側に位置する他端部５４
ｃは、前記カバー５３の上面部に沿って配設され、図示
せぬ制御回路に接続されており、この他端部５４ｃの中
間部は固定部材５５によって、カバー５３に固定されて
いる。このような構成において、ケーブル５４の前記一
端部５４ｂは、ケーブル５４が有する弾性によってタイ
ミングベルト５２の上側部分５２ａに圧接されている。

尚、スポット光源３１より発生されるスポット光はカバ
ー５３に設けられたスリット５３ａを介して原稿台２に
照側されるようになっている。

上記構成において、タイミングベルト５２が駆動され、
スポット光ｍ３１が移動されると、ケーブル５４の上方
部５４ｂは、タイミングベルト５２に案内されて移動さ
れる。また、フラットケーブル５４の下方部５４Ｃは固
定部材５５によって固定されているため、スポット光源
３１の移動に伴いケーブル５４は、折返し部５４ａで滑
らかに折返され、スムーズに移動される。したがって、
ケーブル５２が不要な部分で変形することがなく、他の
部品に引掛かって断線するようなことを防止することが
可能である。

尚、上記実施例では、タイミングベルト５２の下側部分
５２ｂをカバー５３の外側に配設したが、これに限らず
、例えば第４図に示す如く、カバー５３の内側にスペー
サ部材５６を設け、このスペーサ部材５６とカバー５３
の相互間にタイミングベルト５２の下側部分５２ｂを配
設し、スペーサ部材５６の上面部にケーブル５４の下方
部分５４ｃを配設するようにしてもよい。

また、上記実施例では、タイミングベルト５２をキャリ
ッジ４１の移動方向に直交する面内を移動するようにし
たが、キャリッジ４１の移動方向に沿う面内を移動する
ようにし、ケーブル５４も同様に、タイミングベルト５
２に沿って配設するようにしても上記実施例と同様の効
果を得ることが可能である。

さらに、上記実施例では、スポット光源を移動体とした
が、移動体としては、これに限定されるものではない。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果］ 以上、詳述したようにこの発明によれば、折返して配設
され一端部が移動体に接続されたケーブルの一端部側を
、この移動体を駆動するベルトに接して配置することに
より、ベルトの移動に追従してケーブルを移動させるこ
とができ、ケーブルの移動をスムーズとして、ケーブル
の断線や、移動体の移動阻止を防止することが可能なケ
ーブル配設構造を提供できる。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例を示すものでありスポット
光源の一部を切除した側面図、第２図は第１図のＩ−１
線に沿って示す側断面図、第３図はケーブルの動作を説
明するために示すものであり、要部を取出して示す側面
図、第４図はこの発明の他の実施例を示すものであり、
スポット光源の一部を切除した側面図、第５図は本願出
願人により先行開発されたスポット光源を示す要部の斜
視図、第６図は第５図の要部を示す側断面図、第７図は
ベルトの動作を説明するために示す図である。 ２・・・原稿台、４・・・露光ランプ、４１・・・キャ
リッジ、５２・・・タイミングベルト、５４・・・ケー
ブル、５４ａ・・・折返し部、５４ｂ・・・一端部、５
４ｃ・・・他端部、３１・・・スポット光源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 無端ベルトに固定され、この無端ベルトによって移動さ
   れる移動体と、前記無端ベルトの内面に沿つて折返して
   配設され、一端部が前記移動体に接続されたケーブルと
   を具備し、このベルトの一端部側を前記無端ベルトの内
   面に接して配設し他端部を前記ベルト以外の部分に固定
   した構成としたことを特徴とするケーブル配設構造。