JPS62210812A - 光フアイバ複合架空地線の架線方法 - Google Patents

光フアイバ複合架空地線の架線方法

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JPS62210812A
JPS62210812A JP61024806A JP2480686A JPS62210812A JP S62210812 A JPS62210812 A JP S62210812A JP 61024806 A JP61024806 A JP 61024806A JP 2480686 A JP2480686 A JP 2480686A JP S62210812 A JPS62210812 A JP S62210812A
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JP
Japan
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wire
optical fiber
electric wire
length
fiber composite
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Application number
JP61024806A
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English (en)
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JPH056406B2 (ja
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照沼 征広
高畑 章
出頭 省二
大類 正明
塙 正夫
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、架空地線の内部に光ファイバを内蔵した光フ
ァイバ複合架空地線を効率よく架線することのできる架
線方法の改良に関するものである。
[従来の技術と問題点] 光ファイバ複合架空地線は、内部に通信回線を構成する
ための光ファイバを収容しているため、これを鉄塔に引
留める場合には、一般に、第5図に示すような方法が取
られている。すなわち、電線1を引留クランプ11によ
って鉄塔Tに引留める一方、光ファイバは電線1の余長
1aとともに鉄塔下方に引下げてきて、別途配置された
接続箱10内において光学的に接続される。
このような光ファイバの引下げは、上記した架線端部の
耐張鉄塔においてばかりではなく、中間鉄塔に光学的な
監視システム装置を配備し、これに光ファイバを接続す
るような場合にも実施され、このような引下げ箇所の数
が多くなれば、そこに延線される電線の長さは実際の鉄
塔間における架線条長よりも非常に長くなる。
いま、第1図において、電線1の延線される鉄塔が鉄塔
No、 1からNo、 5までであり、その延線径間L
=1500mであるとする。しかして、鉄塔No、 2
およびNα4には監視システム装置が配備され、その場
合の引下げ長さが20mであるとする。端部の鉄塔No
、 1およびNα5における接続箱への引下げ分ならび
に接続作業に要する各作業余長6m。
これらを合計すれば、延線される電線に必要な引下げ用
の余長は、 (20x2+6)x3=138m。従って、延線される
電線の全長は、1638m+(電線の弛度低下長さ分)
ということとなり、1回の延線作業によって延線径間長
1500mよりも非常に長い条長の電線を延線する必要
がある。
上記のような電線を延線するに際して、従来のように、
鉄塔No、 1側にドラム場AをNα5側にエンジン場
Bを設けたとすると、延線端部が最終鉄塔に到達しても
ドラム20には未だ巻かれたままの電線が相当長さ残存
してしまう結果となる。このため、各引下げ鉄塔におい
て引下げ作業を進めつつ、すこしづつ電線をドラムから
繰り出していく作業が必要となり、このような作業は手
間がかかるために一気に実行することができず、結果的
に一の延線径間における架線作業が一日で完了しないよ
うな事態にいたるおそれすらある。
今日の光ファイバ複合架空地線の架線作業の実態は、既
設の地線を光フアイバ複合地線に張替え、それによって
通信回線を新設する例が多く、このような張替え作業は
、片目線を停電せしめその停電時間内に大急ぎで実施す
るものであり、上記のようにいつまでも架線作業が完了
しないで架線中の電線が垂れ込んだままの状態にあると
、横揺れの危険があるために送電を再開できないのであ
る。
さらに、上記の引下げ余長を取込む場合には、鉄塔から
電線の引下げ長さに相当するところまで線乗り(作業者
の素乗り)を行い、電線を仮固縛してこれを鉄塔まで引
寄せる必要があり、きわめて危険な高所作業となる上に
、能率が悪く安全上も問題が多い。
[発明の目的] 本発明は、上記のような実情にかんがみ、延線された電
線を短時間内に鉄塔上に張上げることができ、前記電線
の引下げ作業をその後でゆっくりと実行することが可能
であって、前述の停電状態での架線作業を開始しても、
再送電が必要になればいつでも延線された電線を塔上に
張上げることができ、再送電に際して支障の生じないよ
う架線作業を安全に中断できるとともに、電線余長の取
込み作業も安全にきわめて能率よく実行できる光ファイ
バ複合架空地線の架線方法を提供しようとするものであ
る。
[発明の概要] すなわち、本発明の要旨は、電線の延線作業を架線径間
となる位置にある鉄塔の数よりも多い数の鉄塔間で実行
し、余剰の鉄塔径間を電線の余長の張上げに利用して、
延線を完了さえすれば電線の垂れ込みをいつでも解消す
ることができ、必要となったときには停電しておいた送
電線の送電再開を容易に実施可能とするとともに、すく
なくとも電線を引下げる鉄塔部分にはキャタピラを配置
しておいて、当該キャタピラにより電線の前進後退を行
わしめ、線乗りをすることなく余長取りをすることがで
きるようにした光ファイバ複合架空地線の架線方法にあ
る。
[実施例] 以下に実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明に係る延線を実施している様子を示す
説明図である。図において、電線1が架線される鉄塔の
径間はNα1からN05までの間であるとする。この場
合、従来の延線作業の場合には、鉄塔Nα5側にエンジ
ン21を配したエンジン場Bを設けNα1側にドラム場
を設け(勿論この逆でもよい)、延線作業が行われるが
、本発明においては、そのとき延線された電線が最終的
に当該鉄塔に架線されることのない鉄塔Nα6にエンジ
ン場Bが設けられる。No、 6鉄塔では未だ距離が不
足であったり適当なドラム場の構築が困難であるような
場合にはさらにその隣りの鉄塔Nα7にエンジン場を設
けてもよい。
このように所定の延線径間りに余剰の鉄塔径間Xを含む
延線区間NQ’lからNα6に通常の延線方法−6= により電線1を延線する。電線1の両端末には延線ワイ
ヤ2,2が連結されていて、当該ワイヤ2を適当に調整
することにより、図にみるように電線1の全長を鉄塔N
o、 1とNo、 6の間において張上げることができ
る。しかして、このように張上げた場合に、前記した電
線1のそれぞれの引下げ余長1a、18分は、架線端部
となる鉄塔No、 5を越えて前記余剰径間に延びるこ
とができ、従来例のように電線1の一部がドラム20に
残存することがなく、余長の大きい電線全長を一気に延
線しても下方の送電線に垂れ込む心配もないのである。
従って、このまま電線の引下げ作業を続行する時間的な
余裕があれば、前記した余長の引下げによる光ファイバ
の接続を実行すればよい。延線完了時点において時間的
な余裕がなさそうであれば、延線した状態でそのまま張
上げ、停電させておいた送電線の送電を再開し、つぎの
十分な時間的かつ労力的な余裕のある時に再度停電せし
めて電線余長の引下げならびに光ファイバの接続を実行
すればよいのである。
しかして、本発明においては、電線を延線する際に、第
1図に示したように通常の金車3.3を使用してもよい
が、このような通常金車のみの使用では、電線余長取込
みの際に先に説明したような線乗りが必要となり、能率
上も安全上も大きな問題がある。
かかる問題を解決するために、すくなくとも電線の余長
が引下げられる鉄塔においては、第2図に示すように金
車3の他に電線1を挟持して電線を駆動せしめることが
できるキャタピラ4を配置して電線1を延線するのがよ
い。なお、第2図において、5は波付きプラスチック管
などよりなるフィーディングパイプであって、後述する
電線の余長取りに際し電線を保護するために使用される
ものであり、6はキャタピラ4を駆動する油圧パイプあ
るいは給電線、7はそれぞれの工具を支持する支持部材
である。
上記のようにして電線1が延線され、つぎに電線の余長
1aの取込みがなされるが、この際には、前記した線乗
りによる仮固縛をせずに、キャタピラ4の電線1に対す
る把持力を活用し、電線を把持しつつキャタピラ4を駆
動して電線1を前進せしめあるいは後退せしめ、第3図
に示すようにしてフィーディングパイプ5をもって電線
に無理な力が付与されるのを防止しつつ、電線を切断し
余長1aを引下げるのである。
第4図は、電線1を(a)のように延線した後、上記キ
ャタピラ4,4をもって電線を前進後退せしめつつ(b
)から(e)のように順次P1〜P4と切断し、図示し
たように所定の引下げ余長を形成する工程を示したもの
である。この場合、電線は前記したようにキャタピラが
しっかりと把持するから、従来の引下げ作業のように線
乗りする必要がなく、きわめて安全である上に能率の上
からも格段にすぐれた作業を確立できるのである。
なお、第6図は、重角度鉄塔Tから隣接鉄塔T′へ延線
する場合の一例を示すものであり、キャタピラ4が2つ
使用され電線のたるみ1bを台枠8によって支えつつ延
線している様子が示されている。
−〇 − [発明の効果コ 以上、本発明に係る架線方法によれば、光ファイバ複合
架空地線を架線する際に、引下げのための余長が如何は
どに長くとも余剰径間の長さを適当に選択することによ
り、延線完了状態で電線の全長を張上げることができる
から、既設送電線路での片回線停電による光ファイバ複
合架空地線の張替え作業が行われるような場合でも、必
要な時にいつでも電線の垂れ込みを解消させることが可
能となり、作業に際して停電せしめておいた送電線の送
電を必要に即応して再開できる上、延線工具にキャタピ
ラを採用することで電線を強固に把持しつつ電線を鉄塔
近傍において前進後退せしめることができ、線乗りする
危険をおかさずに電線余長を引下げることができるなど
、今後予定されている光ファイバ複合架空地線網建設に
際してきわめて有効な架線工法を提供できたものとして
、その産業上の意義はけだし大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る延線を行っている様子を示す説明
図、第2図は本発明に係る別な延線状況を示す説明図、
第3図は本発明により電線の引下げ余長を引下げている
様子を示す説明図、第4図は本発明により電線余長を順
次取込んでいく工程を示す説明図、第5図は光ファイバ
複合架空地線の耐張鉄塔における引留状況を示す説明図
、第6図は重角度鉄塔での延線状況を示す説明図である
。 1・・・電線、 1a・・・引下げ余長、 3・・・金車、 4・・・キャタピラ、 10・・・接続箱、 11・・・引留クランプ、 T・・・鉄塔。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 猟2 図 児 3 図 覧 S 目 児612I

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一の延線径間において架線される所要の鉄塔の数
    よりも一以上余剰の鉄塔を追加した延線区間で延線作業
    を行い、前記余剰鉄塔径間を架設される電線の余長分の
    調整区間に利用して延線する光ファイバ複合架空地線の
    架線方法。
  2. (2)一の延線径間において架線される所要の鉄塔の数
    よりも一以上余剰の鉄塔を追加した延線区間で延線作業
    を行い、この延線の際に、すくなくとも光ファイバ複合
    架空地線を引下げる鉄塔部分では電線を把持移動せしめ
    得るキャタピラを配置して延線し、前記余剰鉄塔径間の
    電線の余長分を利用して電線の引下げ余長を取込む際に
    、前記キャタピラを駆動して余長の取込み作業をする光
    ファイバ複合架空地線の架線方法。
JP61024806A 1985-11-26 1986-02-06 光フアイバ複合架空地線の架線方法 Granted JPS62210812A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60-265800 1985-11-26
JP26580085 1985-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62210812A true JPS62210812A (ja) 1987-09-16
JPH056406B2 JPH056406B2 (ja) 1993-01-26

Family

ID=17422213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61024806A Granted JPS62210812A (ja) 1985-11-26 1986-02-06 光フアイバ複合架空地線の架線方法

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JP (1) JPS62210812A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386708U (ja) * 1989-12-22 1991-09-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0386708U (ja) * 1989-12-22 1991-09-03

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JPH056406B2 (ja) 1993-01-26

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