JPS62209737A

JPS62209737A - 対物レンズ駆動装置

Info

Publication number: JPS62209737A
Application number: JP5173186A
Authority: JP
Inventors: Shoji Goto; 後藤　庄司; Keiichi Yoshizumi; 恵一吉住
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-03-10
Filing date: 1986-03-10
Publication date: 1987-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業−１−の利用分野本発明は、光デイスク上に情報を記録／再生ずる光ヘッ
ドの対物レンズ駆動装置に関するものである。

従来の技術光デイスク装置は、大容量の記憶装置として、各種ファ
イル装置あるいはディジタルオーディオディスクに応用
され商品化が行表われているが、その普及にともない装
置の小型、薄型化に対する期待も大きくなってきている
。この期待に応えるには当然、装置を構成する重要外要
素部品である光ヘッドの対物レンズ駆動装置の小型、薄
型化も必要になってくる。ところが、対物レンズ駆動装
置の小型、薄型化の結果、対物レンズを駆動するための
磁気回路が飽和して、漏れ磁束が増大するという問題が
生じる。この漏れ磁束は特に、消去可能型ディスクであ
る光磁気ディスクに対しては、ディスクの記録面に悪影
響を与える仁とがある。

以下、従来の対物レンズ駆動装置について第７図〜第９
図を参照して説明する。

第７図ｄ、従来の光ヘッドの要部の分解糸１視図で、ボ
ンビ１の周囲にはコイル２ａ、２ｂが巻回されており、
このコイル２ａ、２ｂは矢印（８）方向の同一方向に電
流が流れるように接続されている。そして、このコイル
２ａ　、２ｂはボビン１に接着剤にて接着されている。

コイル３ａ、３ｂは平面状に巻回した後、図示のように
コ字形に成形されて、コイル２ａ　、２ｂの土に接着剤
によって接着されている。そして、このコイル３ａ、３
ｂは矢印中）方向の同一方向に電流が流れるように接続
されている。′＋、た、取付孔４ａ、５ａを有する取付
板４゜６は、接着剤によってコイル３ａ、３ｂの上に接
着されており、取付板４には対物レンズ６が接着されて
いる。このようにして形成したコイル絹立体７幻１、第
８図に示すように、弾性支持部材８に３二って矢印（Ａ
）および矢印（Ｂ）の方向に変位自在に支持さねている
。磁性材からなるバックヨーク９には磁石１ｏお」二び
ヨーク１１が数句けられており、これらバックヨーク９
と磁石１０とヨーク１１とは磁気回路を構成している。

そして、コイル組立体７が、この磁気回路の中に組み込
まれて、コイル２ａ、２ｂおよびコイルｓａ、ａｂに電
流が流れると、電流の向きに応じて１駆動カか発生する
。

尚、この磁気回路における２個の磁石１ｏはいずれもＮ
極がヨーク１１に対向しており、その磁束の向きは矢印
（ｑで示す方向である。

いま、コイル２ａ、２ｂに制御回路（図示せず）によっ
て矢印（Ｂ＞方向の電流が流れると、フレミングの左手
の法則に従がって、このコイル２ａ、２ｂには矢印（Ａ
）方向の駆動力が発生して、コイル組立体７は弾性支持
部材８によって弾性的に支持されながら矢印（入方向に
変位する。したがって対物レンズ６も矢印（Ａ）方向に
変位し、制御回路（図示せず）はディスク１２の記録面
へ対物レンズ６をフォーカス制御する。

一方、コイル３ａ、３ｂに制御回路（図示せず）によっ
て矢印（Ａ）方向の電流が流れると、ンレミン６′・−
゛グの左手の法則に従がってこのコイル３ａ、３ｂＫは矢
印（Ｂ）方向の駆動力が発生して、コイル組立体ｌＬ弾
性支持部材８によって弾性的に支持されながら矢印（Ｂ
）方向に変位する。したがって対物レンズ６も矢印（Ｂ
）方向に変位し、制御回路（図示せず）はディスク１２
の記録面へ対物レンズ６をトラッキング制御する。

発明が解決しようとする問題点しかしながら上記従来の構成では小型、薄型化の結果、
磁気回路から漏れた磁束は、２個の磁石１０の同極（Ｎ
極）がヨーク１１に対向しているために、第９図に示す
ように反発し合い」−下にまわり込む。この結果、対物
レンズ６によって情報を記録し、再生されるディスク１
２０対物レンズ６−にの記録面には常時漏洩磁束が存在
することになり、特にディスクが光磁気ディスクの場合
にはこの漏洩磁束がディスクの記録面に悪影響を与える
ことがある。すなわち、光磁気ディスクの消去用バイア
ス磁界が漏洩磁束と同極性の場合には、誤消去の原因と
なる。まだ、記録用バイアス磁界６　・が漏洩磁束と同極（／ｌの場合にｔｌ、誤記録の原因と
なる。

本発明は、上記問題点に鑑み、小型、薄型化に適する対
物レンズ駆動装置を提供することを目的とするものであ
る。

問題点を解決するための手段上記問題を解決するために、本発明の対物レンズ駆動装
置は、ディスク上に情報を記録／再生するための光を照
射する対物レンズと、一対のマグネットと、上記一対の
マグネットと空隙を介して対向して一対の磁気回路を構
成する一対の対向ヨークと、上記一対の磁気回路内にあ
って、電磁力によって上記対物レンズをディスクの面方
向に駆動する一対のフォーカスコイルと、上記一対の磁
気回路内にあって、電磁力によ−、て対物レンズをディ
スクの半径方向に駆動する一対のトラッキングコイルと
、対物レンズと一対のフォーカスコイルと一対のトラッ
キングコイルとを一体的に連結する保持する保持部材を
備え、一対のマグネットが一対の対向ヨークに対向する
極性をだがいに異極性とし、かつ、一対のフォーカスコ
イルおよび一対のトラッキングコイルに発生する駆動力
がそれぞれの駆動方向において同一方向となるようにし
た構成を備えたものである。

作　　　用本発明は、上記したように、一対のマグネットが一対の
対向ヨークに対向する極性をたがいに異極性となるよう
に構成したことによって、磁気回路から漏れた磁束の大
部分を一方のマグネットから他方のマグネットの方向へ
とするようにする。

このために、対物レンズ」二のディスクの記録面は漏洩
磁束による悪影響を受けることがなくなり、誤消去ある
いは誤記録の原因を取り除くことができる。

実施例以下、本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置について
、図面を参照しながら説明する。

第１図〜第６図は本発明の実施例における対物レンズ駆
動装置を示し、第１図は平面図、第２図は第１図のＹ−
Ｙ断面図、第３図は同Ｘ−ｘ断面図、第４図、第６図は
要部分解斜視図、第６図は要部平面図である。

第１図〜第６図においてボビン３０ａ　、３０ｂの外周
にはｌ・ラッキングコイル３４ａ、３４ｂが第６図の矢
印で示す方向に巻回されている。捷た、平面状に巻かれ
た後にＬ字型に成形されたフォーカスコイル３６ａ、３
６ｂがｌ□ラッキングコイル３４ａ　、３４ｂの上に接
着によって固定され、このようにして一対のコイル組立
体３８ａ　、３８ｂが構成される。コイル組立体３８ａ
　、　３ｓｂは第４図に示す保持部材４０ａ、４０ｂに
よって上下から挾まれて、保持部利４０ａ　、４０ｂと
一体となるよう接着される。このようにして第２図に示
す可動部Ａ４２が構成されるが、保持部材４０　ａには
対物レンズ４４が一体に取付けられているので、可動部
Ａ４２は、コイル組立体３８　ａ　、ｓｓｂ。

保持部材４０ａ、４０ｂ、対物レンズ４４から構成され
ることになる。

上下一対の板ばね４６ａ、４６ｂは、その一端がフレー
ム４８ａ　、４８ｂに、他端が対物レンズ９・・−。

４４、保持部材４０ｂにそれぞれ固定されており、この
ことによって、板ばね４６ａ、４６は可動部Ａ４２をフ
レーム４８ａ　、４８ｂに対してディスク５ｏの面方向
および半径方向に弾性的に支持されている。７Ｌ／−ム
４８ａ　、４８ｂは支柱６２ａ。

６２ｂによって連結されており、支柱６２ｂにはミラー
６４が設けられている。丑だフレーム４８ａ。

４８ｂにはベアリングｅｅａ　、ｅｅｂが回転自在に支
承されている。そして、これらの板ばね４６ａ　、４６
ｂ、フレーム４８ａ　、４８ｂ、支柱６２ａ　、６２ｂ
、　　ミラー６４、ベアリング６６ａ。

ｅｅｂは可動部Ｂ６８を形成する。つまり、可動部Ａ４
２と可動部Ｂｅｓは一対の板ばね４６ａ。

４６ｂによって連結されていることになる。

一方、一対のマグネソ）５２ａ　、５２ｂはバックヨー
ク６４ａ　、５４ｂに取り付けられており、また一対の
対向ヨーク５６ａ　、５６ｂは空隙５８ａ　、５８ｂを
介してマグネット５２ａ、５２ｂと対向するようにサイ
ドヨークｅｏａ、ｓｏｂに取り付けられており、これら
のマグネット５２ａ　、５２ｂ、バックヨーク５４ａ　
、５４ｂ。

対向ヨーク５６ａ　、６６ｂ、サイドヨーク６０ａ。

ｓｏｂは一対の磁気回路を形成するよう関係づけられて
いる。尚、マグネット５２ａはＮ極が対向ヨーク５６ａ
に対向し、マグネニア）６２ｂはＳ極が対向ヨーク５６
ｂに対向するよう配置されている。

そして、コイル組立体３８ａ、３８ｂが空隙６８ａ。

６８ｂに挿入されることによって可動部Ａ４２と可動部
Ｂ６Ｂは磁気回路に組み込まれる。この可動部Ａ４２と
可動部Ｂ６８は、ベアリング６６ａ。

６ｓｂがレール７０の−１−を回転することによってデ
ィスク６０の半径方向に移動可能である。尚、この一対
の磁気回路は対物レンズ４４がディスク６ｏの半径方向
の全幅を移動するのに十分な長さに設定呟れてＰｌす、
しかも、トラッキングコイル３４ａ　、３４ｂ１フォー
カスコイル３６ａ、３６ｂに共通である。光学台７２か
らの光束ア４はミラー６４によって反射されて対物レン
ズ４４に入射し、対物レンズ４４は光束７４をディスク
６０の記録面に照射し、情報の記録／再生を行なう。

以上の」：うに構成された本発明の対物レンズ駆動装置
の動作について説明する。トラッキングコイル３４ａ　
、　３４ｂ、７オーカスコイル３６ａ＋３６ｂの各コイ
ルにそれぞれの作用を行なわぜるのに有効な磁束の流れ
は、本構成においては第６図に示す矢印の方向であり、
先ず、フォーカスコイル３６ａ　、３６ｂの作用につい
て説明する。一対のフォーカスコイル３６ａ　、　３６
ｂは電流を流しだ時に一対の磁気回路との協働で電磁作
用によって発生する駆動力がフォーカス方向の同一方向
になるように接続されている。′：）捷り、第４図に示
すように、フォーカスコイル３６ａがマグネソ１−５２
ａと対向する面に矢印Ｅ方向の電流が流れた場合には、
フォーカスコイル３ｅｂにもマグネソ）６２ｂと対向す
る面に矢印Ｅ方向に電流が流れるように接続している。

こうすることによって、フォーカス方向の駆動力は、フ
ォーカスコイル３６ａとｓ６ｂに発生する駆動力が加算
されたものになる。そして、フォーカス方向には可動部
Ａ４２が板ばね４６ａ　、４６ｂに弾性的に支持されて
運動し、ＫＪ物ｌ／ンペ゛４４　（ｌＪ制御回路（図示
せず）に１ニー〕てディスク５０にフォーカノノグ制御
される。

次にＩ・ラッキングコイルｓ４ａ、３４ｂの作用につい
て説明する。一対のトラッキングコイル３４ａ、３４ｂ
け電流を流した時に一対の磁気回路との協働で電磁作用
に」。って発生する駆動力がトラ、キング方向の同一方
向になるように接続されている。つ捷り、−１−ラッキ
ングコイル３４ａがマグネット５２　ａと対向する面に
矢印Ｆ方向の電流が流れた場合には、トラッキングコイ
ル３４ｂにも矢印Ｆ方向に電流が流わるように接続され
ている。

こうすることによって、トラッキング方向の、駆動力は
、トラッキングコイル３４ａと３４ｂに発生する駆動力
が加算されたものとなる。

トラッキング方向の動作は、コイルへの印加電流の周波
数帯域によって違う動作を行なう。っせシ、印加電流の
周波数が板ばね４６ａ　、４６ｂのトラッキング方向の
共振周波数よりも低域では、１３・− 可動部Ａ４２と可動部Ｂ６８は板ばね４６ａ、４８ａに
よって連結されて一体となってディスク６００半径方向
に運動する。

これがアクセス時あるいは低い周波数のディスク６０の
偏芯に対物レンズ４４が追従する時の動作である。

丑だ、トラッキングコイル３４ａ、３４ｂへの印加電流
の周波数が板ばね４ｅａ、４ｅｂのトラッキング方向へ
の共振周波数よりも高い周波数では、板ばね４６ａ、４
６ｂは実質的には無いものと同様となり、可動部Ａ４２
だけがトラッキング方向に微小に運動する。これが通常
のトラッキングサーボ時の動作である。

板ばねのトラッキング方向の共振周波数は数百１七から
数ｋＨ＋に設定する。尚、このトラッキング方向の動作
および特性については、特願昭６９＝９６８８０号に詳
細に記述されている。

次に、本発明の対物レンズ駆動装置において、磁気回路
から漏れた磁束の流れについて第２図Ｂを参照して説明
する。図に示すようにマグネット６２ａ　、６２ｂｌ、
それぞれの対向ヨーク６６ａ。

５６ｂに対向する極性を違った極（’ｌ−に設定してい
る。つまり、マグネノ）５２ａはＮ極が対向ヨークＥ５
６ａに対向し、マグネット５２ｂはＳ極が対向ヨークｓ
ｅｂに対向している。こうすることによって磁気回路か
ら漏れた磁束は対物レンズ４４の下で反発し合うことな
く、図中矢印で示す方向に流れる。このため、漏れ磁束
は対物レンズ４４上のディスク５０の記録面に悪影響を
およぼすことなく、従来の装置では問題であった漏れ磁
束による光磁気ディスクの誤消去あるいは誤記録という
問題を解決することができる。特に本発明の構成は、対
物レンズ駆動装置の小型化、薄型化に対して有効である
。

発明の効果以上のように、本発明の対物レンズ駆動装置は、ディス
ク上に情報を記録／再生する対物レンズと、一対のマグ
ネットと、上記一対のマグネットと空隙を介して対向し
て一対の磁気回路を構成する一対の対向ヨークと、一対
の磁気回路内にあって、１６　〆・−７電磁力によって上記対物レンズを上記ディスクの面方向
に駆動する一対のフォーカスコイルと、一対の磁気回路
内にあって、電磁力によって対物レンズを上記ディスク
の半径方向に駆動するトラッキングコイルと、対物レン
ズと一対のフォーカスコイルと一対のトラッキングコイ
ルとを一体的に連結する保持部利を備え、上記一対のマ
グネットが上記一対の対向ヨークに対向する極性をたが
いに異極性とし、かつ、上記一対のフォーカスコイルお
よび一対のトラッキングコイルに発生する駆動力がそれ
ぞれの駆動方向において同一方向となるよう構成したこ
とによって、磁気回路から漏れた磁束の大部分は、一方
のマグネットから他方のマグネットの方へ流れるために
、対物レンズ上のディスクの記録面へは影響することな
く、従来の装置のよう々漏れ磁束によるディスクの誤消
去あるいは誤記録という問題が発生することが々い。

特に本発明は、漏れ磁束が発生し易い小型、薄型化を図
った装置に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図に１：本発明の実施例（／（＝おける対
物レンズ駆動装置を示し、第１図はその・上面図、第２
図はその第１図のＹ−Ｙ断面図、第３図はその間Ｘ−Ｘ
断面図、第４図、第６図はその要部分解斜視図、第６図
はその要部平面図、第７図、第８図は従来例の装置の一
例を示す分解斜視図、第９図はその同要部断面１′２１
である。３０ａ　、３０ｂ−ボヒン、３２ａ、３２ｂ・・・速度
検出コイル、３４ａ　、３４ｂ　　・・トラッキングコ
イル、３６ａ　、３ｅｂ・　・フォーカスコイル、３８
ａ　、　３ｓｂ・・・・・・コイル組立体、４０ａ。４０ｂ・・・・保持部材、４２　・・可動部Ａ１４４　
・・・・対物レンズ、４６ａ　、　４ｅｂ・・・・板ば
ね、６０・・・・・・ディスク、５２ａ　、６２ｂ　　
・　マグネット、５　ｅ　ａ　、　６ｅ　ｂ一対向ヨー
ク、ｅｉｓａ　、　６ｓｂ・・・・空隙、６８・・・・
・・可動部Ｂ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名二　
〇く　　　　　　　　　　　　　　　　め第３図　　　　
　移−呵勧セハ４４−−一灯Ｔ２１１ｂンズ３処３Ｄｂ−ｔ：ヒ゛ソ第５図ｙｏａ、３ｏｂ−Ｋｔノ第　　６　　図　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５２ａ、５２ｂ−−−マク゛ネゾトｓｃａ、、５Ｇｂ−
Ｊ−ｒｔ３３−り５８ＣＬ身−空隙２ケム島、Ｊｂ−−−コ１ルｔｏ−一一穏石第９図２．３ａ、３ｂ−−−コイルＧ−−一力１勿しンスパＩＱ・−不を石１ｆ−ｍ−ヨークｊ２−一−テ“４スク

Claims

【特許請求の範囲】

　ディスク上に情報を記録／再生するための光を照射す
る対物レンズと、一対のマグネットと、上記一対のマグ
ネットと空隙を介して対向して一対の磁気回路を構成す
る一対の対向ヨークと、上記一対の磁気回路内にあって
、電磁力によって上記対物レンズを上記ディスクの面方
向に駆動する一対のフォーカスコイルと、上記一対の磁
気回路内にあって、電磁力によって上記対物レンズをデ
ィスクの半径方向に駆動する一対のトラッキングコイル
と、上記対物レンズと一対のフォーカスコイルと一対の
トラッキングコイルとを一体的に連結する保持部材とを
備え、上記一対のマグネットが上記一対の対向ヨークに
対向する極性をたがいに異極性とし、かつ、上記一対の
フォーカスコイルおよび一対のトラッキングコイルに発
生する駆動力がそれぞれの駆動方向において同一方向と
なるように構成したことを特徴とする対物レンズ駆動装
置。