JPS62208829A

JPS62208829A - ワイヤカツト放電加工装置

Info

Publication number: JPS62208829A
Application number: JP3838586A
Authority: JP
Inventors: Tatsuya Kato; 達也加藤; Shigeaki Naka; 仲　成章
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-02-25
Filing date: 1986-02-25
Publication date: 1987-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、ワイヤカット放電加工に必要な電気的・機
械的加工条件と、該条件が適用されるべき電極・ワーク
条件とを関連づけて設定・表示登録・検索することが可
能なワイヤカット放電加工装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は従来のワイヤカット放電加工装置のワーク加工
の一例を示す斜視図、第５図はワイヤカット放電加工に
必要な電気的機械的加工条件の指定方法の従来例を示す
ブロック図である。第４図において、（１）はワイヤカ
ット放電加工装置のワイヤ電極、（２）はワイヤ電極（
１）の動きを停止するブレーキ、（３）はワイヤ電極（
１）の供給リール、（４）はワイヤ電極（１）を導く上
部ガイドである。また（５）は加工液供給ポンプ、（６
）は加工液を溜めておく加工液槽である。（７）はクロ
ステーブル、（８）はワーク、（９）はワイヤ電極（１
）とワーク（８）の間に電圧を印加するための加工電源
、αＯはワイヤ電極（１）に給電するための下部給電ガ
イド、Ｕυはワイヤ電極（１）の巻取シローラ、ｑｚは
ワイヤ電極（１）の巻取ｊｊＪ　ＩＪ−ルである。

ａ讃はクロステーブル（７）を動かすＸ軸モータ、ｔ１
４）はクロステーブル（７）を動かすＹ軸モータ、（１
９は数値制御装置である。ｆｌＱは第５図に示すような
データケ出力装置であり、論理回路面へのデータ出力機
能も合せ持っている。珀は加工電源（９）を制御する為
の電気的及び機械的加工条件を設定する加工条件設定表
示装置で、θｌはその加工条件設定表示装置αＱによっ
て作成された電気的及び機械的加工条件を半永久的に記
憶しておく加工条件記憶装置、翰はその電気的・機械的
加工条件をＣＲＴ表示装置（ハ）に表示させる為に使用
する表示用テーブル、四は入力スイッチである。

従来のワイヤカット放電加工装置は、上記のように構成
されておシ、このワイヤカット放電加工装置によるワー
クの加工を第４図によシ説明する。

ワイヤ電極（１）とワーク（８）との加工部品は加工液
供給ポンプ（５）　Ｋよって供給される加工液で満たし
、ワイヤ電極（１）とワーク（８）との間に加工電源（
９）からのパルス電圧を繰シ返し印加する。このように
してワイヤ電極（１）とワーク（８）との間に放を全発
生させワーク（８）全加工する。これとともに、予めプ
ログラムされた加工形状に従い、数値制御装置＜ＩＦ５
によってＸ軸モータα渇とＹ軸モータ（１・υが駆動さ
れてクロステーブル（７）が移動する。このようにして
ワイヤ電極（１）とクロステーブル（７）の位置が相対
的に移動し、クロステーブル（７）に装着されたワーク
（８）がプログラムされた加工形状どうシに加工される
。

この際に、ワイヤ電極（１）とワーク（８）との間の放
電は加工液中で発生させ、この放電を制御する電気的及
び機械的加工条件は、放電間隙幅、加工速度、ワーク（
８）の面粗度等に大きな影響を与える。また、加工する
ワーク（８）の種類によって、最良の加工精度を得るた
めの、電気的９機械的加工条件は異ってくる。したがっ
て、加工精度を高めるためには、加工するワーク（８）
の種類によって電気的及び機械的加工条件を選択し、加
工電源（９）ｔ−制御する必要がある。そこで、電気的
及び機械的加工条件を選択する為の従来の方法について
以下に説明する。

第５図のブロック図において、加工電源（９）へ出力さ
れる電気的及び機械的加工条件は、加工する対象である
ワーク（８）の材質、板厚及びそのワーク（８）の加工
面のあらさ、又、加工する際に使用するワイヤ電極（１
）の材質、直径などよシ最も適しているものを紙などに
書かれた表よシ選択する。その表の電気的及び機械的加
工条件と加工する対象であるワーク（８）の材質、板厚
及びそのワーク（８）の加工面のあらさ、又加工する際
に使用するワイヤ電極（１）の材質、直径との関係は＠
４図で示すワイヤカット放電加工装置のワーク加工によ
って実験して求められたものである。

第６図は一例としてそれらの関係を表わすブロック図で
あり、０埠は工作物の材質、板厚及びワイヤ電標の材質
、直径を示している。（至）は加工条件に特有に付けら
れている整理番号及び加工条件データ、（ロ）は加工面
あらさとその他のデータである。

操作者はその表の一群から必要とする電気的・機械的加
工条件を選択するわけであるが、その選択に際して電極
・ワーク条件よシ目的とする加工条件データを求める場
合もあるし、又逆に加工条件データよシそのデータを最
適とする電極・ワーク条件を求める場合もある。もちろ
ん、その検紫作業は全て操作者が行なうものである。

このようにして選択された電気的及び根株的加工条件は
、第５図の入力スイッチ（財）を使用し論理回路側を介
して加工条件設定表示装置ｆ侶へ設定し、その後加工条
件記憶装置ａ９へ登録する。又、その設定と同時に加工
条件設定表示装置（ｌυはＣＲＴ表示装置な１）に設定
された電気的・機械的加工条件を表示する為に表示用テ
ーブル■ヘデータを設定する。

ＣＲＴ表示装置（ハ）は表示用テーブル■のデータを入
力し、表示を行なう。この一連の動作を繰り返すことに
よつ−Ｃ１加工灸件記憶部材ａ９には数多くの電気的及
び機械的加工条件を登録しておくことが出来る。

このことは、一度登録してしまえば同一の加工条件下で
再度ワーク加工を行なうにあたっては、再び電気的・機
械的加工条件を登録する必要がなく、電極・ワーク条件
に対応した電気的・機械的７」工条ｆ＋を加工条件記憶
装置（１１より加工条件設定表示装置（ＩＳｌへ読み出
してやればよいことを示している。

しかし、読み出す際にも検索する作業は必要であり、も
ちろん、それら全てを操作者が行なわなければならない
。

次に、第４図で示されるワイヤカット放電加工装置を用
いてワーク加工を行なうわけであるが、その加工を始め
る際に加工条件設定表示装置０■は論理回路αηを介し
て加工電源（９）へ、設定されている電気的及び機械的
加工条件を出力する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように構成した従来のワイヤカット放電加工装置
における電気的・機械的加工条件の這択方法では、過去
の加工において使用し、保存されている非常に多くの中
から必要となる電気的・機械的加工条件を選び出し使用
するのに１加工条件記憶装置の内容をＣＲＴ表示装置に
よって１個ずつ目視によシ確認していかなければならず
、無駄な作業はもちろん必要以上の時間を要し、ワイヤ
カット放電加工装置の稼動率を著しく低下させるという
問題があった。

この発明は上記のような欠点を解消するためになされた
もので、加工条件記憶装置上に電気的・機械的加工条件
と該条件が適用されるべきワークの材質、板厚及びその
ワークの加工面のあらさ、又加工する際に使用するワイ
ヤ電極径とを関連づけて記憶させることができるととも
に、ＣＲＴ表示装置部材も同様に関連づけて表示させる
ことができ、また必要に応じて適切な加工条件を検索す
ることができるワイヤカット放電加工装置を得ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るワイヤカット放電加工装置は、電気的及
び機械的加工条件とそれらの条件が適用されるワークの
材質、板厚及びそのワークの加工面のあらさ、又加工す
る際に使用するワイヤ電極径等を関連づけてまとまった
データとして加工条件記憶装置上に登録すると共に、そ
れらのデータを表示・設定・変更及び編集する処理手段
を備えたものである。

〔作用〕

この発明において、加工条件記憶装置への登録手段は、
電気的及び機械的加工条件と該条件が適用されるべきワ
ークの材質、板厚及びそのワークの加工面のあらさ、又
加工する際に使用するワイヤ電極をまとまったデータと
して登録するので、ワークの材質等を指定しＣＲＴ表示
装置部材読み出すだけで、それに対応する加工条件も同
時に読み出され、加工条件の検索に要する時間を短縮す
ることができる。

〔実施例〕

第１図〜第３図はこの発明の一実施例７示てものである
が、上述した従来のもの（第５図）と同一符号は同一構
成部材につきその説明を一部省略する。

まず、第１図に示すこの発明にかかるワイヤカット放電
加工装置のブロック図において、翰は加工条件設定表示
装置、翰は加工条件記憶装置（至）の編集・登録１行な
う加工条件編集・登録装置、（ハ）は加工条件と電極ワ
ーク条件とを関連づける処理において使用する加工条件
テーブル、（イ）は同様に使用−ｆ″る電極ワーク条件
テーブルである。

第２図はこの発明における加工条件記憶装置中の電気的
及び機械的加工条件と電極及びワーク条件との関係を表
わす模式図であり、図において、（４）は本発明におけ
る加工条件データ（イ）の集まりである加工条件データ
列、（ハ）は加工条件データに任意に付けられた整理番
号、翰は本発明により加工条件データに附属させた電極
・ワーク条件、（ト）は加工条件記憶装置中のデータ位
置が電極・ワーク条件−の後に配置される電気的及び機
械的加工条件、０１）は電極・ワーク条件翰を構成する
ワイヤ電極径、ワーク板厚、ワーク材質、加工面粗さの
各データを示したものである。

第３図はその電気的及び機械的加工条件を電極及びワー
ク条件によって検索する際に用いるＣＲＴ表示装置（ハ
）の表示部分を示すもので、図において（３５は加工条
件データ表示順域、（２）は電極及びワーク条件表示領
域、＠はデータ設定領域である。

上記のように構成されたワイヤカット放電加工装置にお
いて、電気的及び機械的加工条件は次のような方法で選
択される。

まず、第１図のブロック図における加工電源（９）へ出
力する電気的・機械的加工条件データを上述した第６因
のブロック図から操作者が選択し、そこで選択した電気
的及び機械的加工条件ｔ、入力スイッチ（至）を使用し
論理回路αηを介して加工条件設定表示装置（１８へ設
定し、そのデータを加工条件設定表示装置が加工条件テ
ーブル＠へ格納丁ｂ６同様にその電気的・機械的加工条
件に対応するワークの材質、板厚及びそのワークの加工
面あうさ、又加工する際に使用するワイヤ′電極径も電
極・ワーク条件テーブルへ格納する。その後、加工条件
編集登録装置（ハ）は加工条件設定表示装置（至）によ
り起動がかけられ、加工条件テーブルのデータと電極ワ
ーク条件テーブルのデータと′Ｐｔ編集し、それぞれの
データが関連づけられて−まとまりの加工条件データと
される１（この処理は、後述する検索作業に太き（影響
するものである）。そして、−まとまりにされた加工条
件データは加工条件編集・登録装置盤により加工条件記
憶装置（至）へ登録される。又、編集処理が終了すると
加工条件編集・登録装置盤は加工条件設定表示装置α急
へ終了したことビ伝える。それを受けて加工条件設定表
示装置（至）はＣＲＴ表示装置（ハ）へ編集後のデータ
を表示する為に表示用テーブル翰へデータを設定する。

ＣＲＴ表示装置は表示用テーブル翰のデータを入力し表
示を行なう。この一連の動作を繰返すことによって、加
工条件記憶装置ｅｌｌ内には電気的及び機械的前・工条
件と電極及びワーク条件とが相互に関連づけられたーま
とまりの加工条件データとして数多く登録されることに
なる。

操作者は、一度登録された電気的及び機械的加工条件を
再度使用する際には、加工条件記憶装置叫より加工条件
設定表示装置（至）へ読み出せばよいわけであるが、そ
の検索の詳細を第６図ン用いて説明する。まず、操作者
は加工に用いる電極ワークの条件をＣＲＴ表示装置上の
データ設定領域（ロ）へ設定し入力スイッチにより入力
される。これによって、加工条件設定表示装置は加工条
件′ａ集・登録装置（ハ）を介して加工条件記憶装置（
至）上より、その電極及びワーク条件と対応する電気的
及び機械的加工条件を検索する。そしてこの検索は加工
条件記憶装置中上に加工条件データと電極ワーク条件が
−まとまりのデータとして関連付けられ登録されている
為、電極・ワーク条件を指定すれば、同時に加工条件デ
ータが検索できることによって成されている。

次に該当する加工条件データケ全て検索後、ＣＲＴ表示
装置の加工条件表示ａｍ（至）へ表示する為に表示用テ
ーブルへ設定し、ＣＲＴ表示装置は表示用テーブルのデ
ータを入力し表示ケ行なう。

この時、検索された加工条件は全て加工条件表示碩培上
に表示されている。又、電極・ワーク条件も同様にＣＲ
Ｔ表示装置上の電極・ワーク条件表示領域（ロ）に表示
されている。

その結果、操作者はその加工条件データを即座にＣＲＴ
表示装置（２）上で確認することができ、その電気的・
機械的加工条件？加工電源へ出力してやればよい。この
データ設定領域に設定する電極・ワーク条件はワイヤ電
極径、ワーク板厚、ワーク材質、加工面あらさ等より構
成されており入力スイッチからはこれらの一部、又は全
部を指定することができるので検索範囲を自由に調整す
ることｔ可能としている。

ここで本発明における加工条件データの編集後のデータ
形式を以下に説明する。

第２図において加工条件記憶装置α９中に連続する加工
条件データ列盤の中の一つの加工条件データ＠は、該加
工条件データに任意に付けられた整理番号（至）の後に
電極・ワーク条件−と電気的・機械的加工条件（１）が
続（データ形式となっている。

一つ一つの加工条件データをこのようなデータ形式によ
って加工条件記憶装置上へ登録するため、電気的・機械
的加工条件とこれに関連のある電極・ワーク条件は一つ
のまとまった情報として扱うことが可能となり、管理し
易いものとなる。

なお、上記実施例では加工条件データの電極・ワーク条
件としてワイヤ電極径、ワーク板厚、ワーク材質、囚工
面粗さの４つｔ挙げて示したが、これ以外の条件項目で
もよく、また、その数は４つでな（適当な数であっても
よい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によればワイヤカット放
電加工に必要な電気的・機械的加工条件。

Ｋ対して、そのデータが適用されるべき［極・ワーク条
件とを関連づけて−まとまりのデータとして処理するこ
とが可能となるとともにそのデータを加工条件記憶装置
上へ多数記憶させておくことも可能となる。このことは
、加工条件記憶装置上に記憶されている多数の加工条件
データより目的とする加工条件を検索する方法として、
その加工条件データに特有に持たせである整理番号を指
定する他に、そのデータが適用されるべきｔｉ・ワーク
条件を指定することによっても可能となる。

従って、加工に必要な最適な電気的・機械的加工条件を
選び出すための時間を大きく短縮できるという効果があ
る。また、操作者の過去の経験によるノウハウを制御装
置内に記憶しておぎ、再利用することも容易となる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の斜視図、第２図はこの発
明における記憶装置中の加工条件データの内容を示す模
式図、第６図はＣＲＴ表示装置部材表示データを示す図
、第４図は従来のワイヤカット放電加工装置の斜視図、
ＷｃＳ図は従来のワイヤカット放電加工装置の加工条件
を加工電源への出力状態を示すブロック図、第６図は加
工条件データと電極及びワーク条件との関係を示すブロ
ック図である。図において、（９）は加工電源、（１８は加工条件設定
表示装置、（至）は加工条件記憶装置、（財）はＣＲＴ
表示装置、（至）は加工条件編集・登録装置、翰は電極
・ワーク条件、■は電気的・機械的加工条件、（至）は
加工条件表示領域、ｏ４は電極・ワーク条件表示領域、
０′ｔ）はデータ設定領域である。なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。代理人　弁理士　佐　藤　正　年第３凶 ′ｊｇ４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ワイヤカット放電加工に必要な電気的及び機械的
加工条件を設定、出力する装置を備えたワイヤカット放
電加工装置において、上記電気的及び機械的加工条件と、該加工条件が適用さ
れる電極及びワーク条件とを関連づけて記憶する加工条
件記憶装置と；上記加工条件記憶装置の内容を設定し、かつ表示する加
工条件設定表示装置と；上記加工条件記憶装置の内容を編集し登録する機能を有
する加工条件編集登録装置と、を備えたことを特徴とするワイヤカット放電加工装置。
（２）上記加工条件設定表示装置は、上記電気的及び機
械的加工条件と該加工条件が適用される電極及びワーク
の条件を関連づけて表示し設定することができる機能を
備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のワイヤカット放電加工装置。
（３）上記加工条件編集登録装置は、上記電気的及び機
械的加工条件と該加工条件が適用される電極及びワーク
の条件に関するデータを編集し登録することができる機
能を備え、かつ上記電極及びワークの条件から対応する
上記電気的機械的加工条件を検索する機能を備えている
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のワイヤカ
ット放電加工装置。
（４）上記電極及びワークの条件は、放電加工に使用さ
れるワイヤ電極径、ワーク板厚、ワーク材質、加工面粗
より決められることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のワイヤカット放電加工装置。