JPS62208303A - 変形性と流動性とを具えた充てん材料の分配装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、変形性と流動性とを具えた充填材料（特に、
ソーセージ肉の残り）を分配する装置に関する。

〈従来の技術〉 西ドイツ特許公開ＤＥ−Ｏ９３，４０６，６０５（対応
特許または特許出願として、米国特許第４．６１７，７
０１号、特願昭５９−１０７３６７号および欧州特許出
願第８／Ｉ、１０５，７１５号が存在する）には、充填
用ロートと充填室とを具え、この充填室が充填用ロート
の出口に接続するとともに真空源にも接続でき、変形性
と流動性とを具えた充填材料が割当て装置によって予定
量だけ分配される充填材料分配装置が示されている。

このような装置は、ペースト状材料でコンテナ、チュー
ブ、腸およびその他の類似物を充填するのに適している
。この場合、充填材料分配装置としては、連続的にも不
連続的にも装荷される装置が使用される。

上述した充填材料分配装置の全てのタイプにおいては、
空気が充填材料に含まれていると、分配しなければなら
ない材料の品質が低下することがあり、これは好ましく
ないので、充填材料に含まれた空気をできる限り完全に
除去することが目的となる。このため、公知の充填材料
分配装置は、真空圧によって稼働し、表面および隙間に
存在する空気を除去しようとする。

〈発明が解決しようとする問題点〉 充填用ロートおよび充填用ロート中で回転する撹拌コン
ベアとともに稼働する装置において、充填材料または細
かく切断された内申に貫通孔が形成され、これによって
加えられる真空圧がもはや材料を引込むように作用しな
い程度に充填用ロート中に存在する残りが少ないとき、
充填材料の後の加工および／または移送中に種々の困難
が生ずる。

この場合、回転撹拌機は、回転し続ける。しかし、残り
の充填材料を充填室に送り込むことはできない。この場
合、装置の稼働を停止し、残りの充填材料は、原則とし
て手で充填室中に押下げなければならない。

これは、実際よく行われているように比較的少量の種々
のソーセージ肉を次々に加工しなげればならない場合に
、特に効率を低下させる。この上うな場合において、自
動充填工程が比較的短時間経過した後でも、もはや行わ
れないという不利益が存在するだけでなく、原則として
次の分配物を加工する萌に全ての機械、特に、撹拌機を
清掃しなければならない。これは、比較的困難なことで
ある。例えば、濃く着色されたソーセージ肉と白色のソ
ーセージ肉とを連続して加工しなければならないとき、
清掃作業には特に厳しい条件が課されなければならない
し、また、清掃作業はそれ相応の時間を消費することに
よってのみ達成することができる。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、円筒状の充填チューブが充填用ロート内に充
填用ロートに対して同軸状に挿入することができ、蓋が
充填チューブ内に設けられ、充填デユープの内壁でシー
ル状態でガイドされ、移動する端壁を構成することを特
徴とする構造によって達成される。

第１実施態様においては、充填工程が終了した後で、充
填デユープから蓋を取り外すことができるように、空気
導入弁またはベント弁（特に、手動操作できる空気導入
弁）が蓋に設けられている。

第２実施態様においては、充填チューブが充填用ロート
の内部にネジ込まれている。特に、充填デユープは、充
填用ロートの底部において撹拌機を受入れるためのネジ
部にネジ込まれている。

第３実施態様においては、取り外し自在の蓋が少なくと
も１個の０リングによって充填チューブの内壁でシール
されている。

第４実施態様においては、第３実施態様の構成に加えて
蓋が内側にシール部と外側ガイド部とを有する。

第５実施態様においては、第４実施態様の構成に加えて
外側ガイド部が、内側シール部に結合された複数個のガ
イド翼から成る。

第６実施態様においては、蓋のシール部は、蓋の内側に
おいて充填用ロートと充填室との間の移行空間の形状に
ほぼ一致するように形成されている。

第７実施態様においては、割当て装置としてベーン室ポ
ンプ、スクリューポンプまたはピストンポンプ等が設け
られている。

く作用〉 充填チューブ内でシール状態でガイドされる蓋を移動す
るために、真空圧が利用される。すなわち、充填材料が
真空圧により引き下げられるにつれて、蓋も充填材料と
一緒に移動する。蓋は、充填デユープの内壁面から充填
材料を凍り取る。また、蓋は、充填チューブの内部が大
気ζこ接続されても、真空圧が消滅しないように保障す
る。他方、充填材料とともに移動する蓋は、充填材料の
全残量が充填室内へ搬入されることを保障するから、充
填チューブ中の充填材料を手によって押下げる必要がな
い。

〈実施例〉 図を参照して、本発明の好適な実施列について詳細に説
明する。本発明の充填材料分配装置は、通常の構造の充
填用ロート１を有する。充填材料は、充填室２に移送さ
れる。充填室２は、接続ライン３を介して真空ポンプに
接続されているので、真空圧に曝されている。

充填材料は、割当て装置４によって充填室２から充填チ
ューブ５の方へ搬出される。割当て装置４としてはベー
ン室ポンプ、ネジポンプ、ピストンまたはその他の類似
物を使用することができる。

上述した充填材料分配装置が正常に稼働している場合に
は、撹拌機（図示せず）は、充填用ロートｌ中に配置さ
れている。この構造により充填材料は、連続して充填室
２に供給される。

本発明によれば、円筒状の充填チューブ６は、撹拌機の
ために設けられたネジ付取付部材８にネジ込まれている
。充填チューブ６は、比較的少量のソーセージ肉または
残りのソーセージ肉を受入れるためのものである。

蓋７は、充填デユープ６の中に設けられ、充填チューブ
６の移動可能な端壁を構成する。蓋７は、充填材料の分
配工程中、ソーセージ肉とともに移動する。蓋７と一体
に空気導入弁９が設けられている。空気導入弁９は、充
填工程の終了時に充填チューブ６の内部に空気を供給す
る。これによって、流７を取外すことが可能となる。蓋
７は、充填チューブ６の内壁に対して密封されている。

また、蓋７は、充填チューブ６内において傾斜すること
なく移動するように、蓋７の外側または外端に適度な長
さを有するガイド面ＩＯを有する。また、蓋７は、その
内側または内端にＯリング１１を有している。したがっ
て、充填チューブ６の内壁で真空シールが形成される。

充填材料分配装置の稼働中において、ソーセージ肉が加
えられた真空圧によって下方へ引かれているとき、蓋７
の内側において作用する真空圧と蓋７の外側において作
用する大気圧との差圧が蓋７に作用するから、蓋７はソ
ーセージ肉とともに下降する。苫７の充填室側の輪郭は
、充填用ロートと充填室との間の移行ｆｆ１１２の形状
に適合していることが望ましい。このように構成するこ
とによってソーセージ肉は、充填チューブ６から充填室
２へ残りなく移動される。

〈発明の効果〉 このように、本発明の充填材料分配装置の構造によれば
、清掃は極めて簡単であるから、迅速に行うことができ
る。これは、互いに異なる少量の材料を連続して加工し
なければならない場合、相当有利なことである。

また、従来の充填材料分配装置においては、撹拌機は、
ネジ付でないようにすることができるとともに、本発明
の充填チューブもネジ付取付部材に挿入することができ
るので、本発明の充填チューブを従来の充填材料分配装
置に新規に取付けることができる。

また、本発明によれば、円筒状の充填チューブを使用す
ることにより、加工しなければならない充填材料の残量
を考慮した充填用ロートに比較して、充填量を相当減ら
ずことができる。

また、充填材料分配装置は、作業者がしかるべき注意を
払わないで稼働しているときでも、例えばベーン室ポン
プまたはスクリューポンプから成る割当て装置内へ手を
入れることはないので、装置全体の安全性は増大する。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明にかかる充填材料の分配装置の概略縦断面
図である。 ｌ・・・充填用ロート、２・・・充填室、４・・・割当
て装置、６・・・充填チューブ、７・・・蓋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 充填用ロートと、充填用ロートの出口に接続し、真空源
   に接続しうる充填室と、充填室に接続した割当て装置と
   、充填用ロートと同軸状に充填用ロート中に密封状態で
   挿入された、円筒状の充填チューブと、充填チューブ内
   に設けられ充填チューブの内壁に沿って移動するように
   密封状態でガイドされる蓋とから成り、変形性と流動性
   とを具えた充填材料が割当て装置によって予定量だけ分
   配されることを特徴とする変形性と流動性とを具えた充
   填材料の分配装置。