JPS6220779Y2 - - Google Patents

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JPS6220779Y2
JPS6220779Y2 JP1978082629U JP8262978U JPS6220779Y2 JP S6220779 Y2 JPS6220779 Y2 JP S6220779Y2 JP 1978082629 U JP1978082629 U JP 1978082629U JP 8262978 U JP8262978 U JP 8262978U JP S6220779 Y2 JPS6220779 Y2 JP S6220779Y2
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JP
Japan
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valve body
valve
annular groove
seal member
sealing member
Prior art date
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JP1978082629U
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JPS54182951U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、回転バルブに関するものである。
従来のこの種の回転バルブのシール部の構成と
して実開昭48−75225号公報に記載のものが提案
されている。その要部の構造は第2図に示す様に
弁体5を閉止した際に其の外周面に当接し得る様
にした円孔10aを有するステンレススチールの
ような弾性板11の内側面に上記円孔10aより
も若干大径の円孔を有する剛性板8を重合してな
るシール部材10をバルブ本体1と弁筒2との境
界部に嵌入して弾性板11の円孔10aの端面を
弁体5の外周面に弾圧接触させ、其の内外側面を
軟質の2枚のパツキン9,9′で支持していた。
尚、この種の装置に必ず必要な液体の漏れを防止
する液封方法は、先ず、シール部材10を構成す
る剛性板8と弾性板11との間の漏れは、両者の
外周縁同志をお互いに溶着12して重合すること
で、防止し、又、シール部材10の内側面とバル
ブ本体1のシール部材10を装着する装着面との
間の漏れ、及びシール部材10の外側面と弁筒2
のシール部材10を締着する面との間の漏れは
夫々パツキン9及び9′を其の間に挾在させる事
で防止していた。以上が従来のバルブの構成であ
るが、従来のバルブでは、シール部材10を剛性
板8及び弾性板11の重合溶着により構成してい
るので製作する段階において両者を夫々加工し
て、更に両者を外周縁で溶着しなければならない
為手間がかかり、又、上記した様に其の構造上液
封用のパツキンを2枚必要としていたため高価と
なる欠点があつた。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、これを改良
除去したものであり、以下、本考案の構成を図面
に示す実施例について説明すると次の通りであ
る。
第1図及び第3図において、1は流出口3を有
するバルブ本体、2は流入口4を有する弁筒、5
は中央部に貫通円孔5′を有する球形の弁体、6
はこの弁体5のピポツト型下部軸受、7は其の弁
棒であつて、これらは従来の回転バルブと同一構
成である。尚、図面では弁体5は球形状のものを
示しているが、欠球状のものが使用される事もあ
る。バルブ本体1の弁筒2との境界部にはシール
部材14を嵌入装着する為の環状溝16及び、そ
れより大径のパツキンを挾在させる為の環状溝1
7が形成されている。尚、シール部材14は弁体
5を閉止した際に、弁筒2側で若干変形し、弁体
5の外周面に所定の面圧で弾圧接触し得る様にし
た円孔14aを有する円形の弾性板からなる。
又、従来の10を構成する剛性板8(第2図参
照)の代りにバルブ本体1のシール部材14の装
着部にシール部材14の円孔14aより若干大径
の突出部13を設ける事でシール部材14を補強
している。本考案に係る回転バルブの液封方法
は、シール部材14を嵌入装着する環状溝16よ
り大径の環状溝17と弁筒2との間にパツキン1
5を挾在させる事で、シール部材14の内外側面
からの液体の漏れを同時に防止しているので、従
来の様に2枚のパツキンを使用する必要はない。
上記説明から明らかな様に、本考案に係る回転バ
ルブは従来のものに比較してはるかに構造が簡単
で製作上の簡略化及びコストの低下が計れる。
尚、本考案に係る回転バルブの操作要領は従来の
この種のバルブと何ら変わるところはない。
以上説明したように、この考案は回転可能な弁
体を収容し、かつ、一方に流入口を有するバルブ
本体と、流出口を有しかつ上記バルブ本体に締着
した弁筒と、上記バルブ本体と弁筒との境界部に
外周縁を挾持され、その内周の円孔で流路を閉止
した状態の弁体の外周面に弾圧接触してシールす
るシール部材とよりなる回転バルブにおいて、バ
ルブ本体側の境界部を内方に突出させてこの突出
部の内径をシール部材の内周円孔より若干大径と
なし、上記バルブ本体側の境界部のシール部材の
外径と同一の外径をもち、かつ深さをシール部材
の厚さと同一としたシール部材装着用の環状溝を
設け、さらに、上記バルブ本体の弁筒側の境界部
にシール部材装着用の環状溝より大径のパツキン
装着用の環状溝を段違い状に形成し、上記シール
部材を一枚の弾性板で構成し、これを直接バルブ
本体側のシール部材装着用の環状溝に当接すると
共に、上記バルブ本体のパツキン装着用の環状溝
に一枚のパツキンを上記シール部材の外周部外面
に重合させて装着し、このパツキンによつてバル
ブ本体と弁筒との境界部のシールを行わせたか
ら、従来のものに比較して構造が簡単で製作上の
簡略化が出来、又コストも下げる事が出来、有用
である。特に、シール部材の外側面にのみパツキ
ンを設け、このパツキンを介して弁筒を圧接させ
たから、シール部材の内縁が弁体に圧接されてそ
の反作用でシール部材が外側へ曲げられるとき、
パツキンを圧縮させてゆるやかに弯曲し、急激な
変曲点が生じないので、一点に応力集中が起きる
ことがなく、その永久変形を防止してシール部材
の弁体への圧接力の低下を著減させ、シール作用
を長期間良好に維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の断面図、第2図
は従来の回転バルブのシール部材拡大図、第3図
は第1図におけるシール部Aの拡大図である。 1……バルブ本体、2……弁筒、3……流出
口、4……流入口、5……弁体、13……突出
部、14……シール部材、15……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転可能な弁体を収容し、かつ、一方に流出口
    を有するバルブ本体と、流入口を有しかつ上記バ
    ルブ本体に締着した弁筒と、上記バルブ本体と弁
    筒との境界部に外周縁を挾持され、その内周の縁
    孔で流路を閉止した状態の弁体の外周面に弾圧接
    触してシールするシール部材とよりなる回転バル
    ブにおいて、バルブ本体側の境界部を内方に突出
    させてこの突出部の内径をシール部材の内周円孔
    より若干大径となし、上記バルブ本体側の境界部
    にシール部材の外径と同一の外径をもち、かつ深
    さをシール部材の厚さと同一としたシール部材装
    着用の環状溝を設け、さらに、上記バルブ本体の
    弁筒側の境界部にシール部材装着用の環状溝より
    大径のパツキン装着用の環状溝を段違い状に形成
    し、上記シール部材を一枚の弾性板で構成し、こ
    れを直接バルブ本体側のシール部材装着用の環状
    溝に当接すると共に、上記バルブ本体のパツキン
    装着用の環状溝に一枚のパツキンを上記シール部
    材の外周部外面に重合させて装着し、このパツキ
    ンによつてバルブ本体と弁筒との境界部のシール
    を行わせたことを特徴とする回転バルブ。
JP1978082629U 1978-06-15 1978-06-15 Expired JPS6220779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978082629U JPS6220779Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978082629U JPS6220779Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182951U JPS54182951U (ja) 1979-12-25
JPS6220779Y2 true JPS6220779Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=29003663

Family Applications (1)

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JP1978082629U Expired JPS6220779Y2 (ja) 1978-06-15 1978-06-15

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JP (1) JPS6220779Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3339887A (en) * 1965-01-28 1967-09-05 Fisher Governor Co Balanced ball valve having pressure reducing flow ring
US3428292A (en) * 1966-01-03 1969-02-18 Balon Corp Unstressed seats for between flange valves

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3339887A (en) * 1965-01-28 1967-09-05 Fisher Governor Co Balanced ball valve having pressure reducing flow ring
US3428292A (en) * 1966-01-03 1969-02-18 Balon Corp Unstressed seats for between flange valves

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182951U (ja) 1979-12-25

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