JPH0343441Y2 - - Google Patents

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JPH0343441Y2
JPH0343441Y2 JP3261885U JP3261885U JPH0343441Y2 JP H0343441 Y2 JPH0343441 Y2 JP H0343441Y2 JP 3261885 U JP3261885 U JP 3261885U JP 3261885 U JP3261885 U JP 3261885U JP H0343441 Y2 JPH0343441 Y2 JP H0343441Y2
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diaphragm
membrane
double
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double membrane
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、可撓性を備えるダイアフラムによ
り、互いに遮断された2空室を形成させる装置に
おける前記ダイアフラムの外周保持部に対するシ
ール構造に関し、更に詳しくは、ダイアフラムが
2種の異質の材料により製せられた膜体をもつて
形成されている二重膜ダイアフラムのシール構造
に関する。
(従来の技術) 第3図に示す如く、圧力容器の内部空室を可撓
性を備えるダイアフラム1によりガス室Aと液室
Bとに分割し、ガス室A内に高圧ガスを封入し、
液室B内に作動流体を導くようになした機械装置
においては、圧力ガスがダイアフラム1を透過し
て液室B側へ移るのを防止するために、図示する
ように、ダイアフラム1をゴム様弾性材料による
第1の膜体2と、例えば塩化ビニールの如く、ガ
ス透過抵抗の大なる材料をもつて製せられた第2
の膜体3による二重膜ダイアフラム構造となし、
第2の膜体3をガス室A側に配置したものが知ら
れている。圧力容器と二重膜ダイアフラムの結合
部は、第4図に示す如く、互いに重ね合わされた
第1及び第2の膜体2,3をハウジング6及びダ
イアフラム保持金具7よりなる挾持手段により加
圧状態で保持させる構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来技術に二重膜ダイアフラムのシー
ル構造においては、大なるガス透過抵抗のを備え
る第2の膜体3が、やや硬質であり、かつ挾持手
段のダイアフラム保持金具7と接触する挾持面9
を平滑に形成されているために、高圧のガス体
が、第2の膜体3とダイアフラム保持金具7との
接触部を通つて漏出する危険性が残されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来技術による二重膜ダイ
アフラムのシール構造における問題点を解消する
ことを目的としてなされたもので、以下の構成を
備える。すなわち、二重膜ダイアフラムのガス室
側の第2の膜体の挾持面に、断面ほぼ鋸歯状の突
条を設けてシール性の強化を期するものである。
(作用) 上記した本考案の二重膜ダイアフラムのシール
構造においては、ガス室側の第2の膜体に付され
た断面ほぼ鋸歯状の突条が、保持手段による挾圧
に伴つて第2の膜体と狭圧手段との接触圧力分布
に応力集中を生じさせる。
(実施例) 第1図の実施例においては、ゴム様弾性材料に
よる第1の膜体2及びガス透過抵抗の大なる材料
をもつて製せられた第2の膜体3よりなる二重膜
ダイアフラム1が、外周に付された取付けビード
4をハウジング6に設けられた環状溝に挿入さ
れ、ハウジング6及びダイアフラム保持金具7に
挾持されているが、第2の膜体3が、ダイアフラ
ム保持金具7と接触する挾持面9に、複数本の断
面ほぼ三角形の突条10を付されている。
第2図の他の実施例は、ハウジング6、ダイア
フラム保持金具7及び二重膜ダイアフラム1のつ
結合部が、何れも、ほぼ円筒形状を呈するもの
で、第2の膜体3の取付け部内方の挾持面9に、
軸方向に配列された複数本の断面ほぼ三角形状の
突条10が付され、互いに組合わされた二重膜ダ
イアフラム1及びダイアフラム保持金具7がハウ
ジング6圧挿されて、二重膜ダイアフラム1をハ
ウジング6及びダイアフラム保持金具7間に狭圧
する構造を備えるもので、第2の膜体3の内周側
の挾持面9に、複数本の突条10が付されてい
る。
(考案の効果) 本考案の二重膜ダイアフラムのシール構造が、
上記したように、ガス透過抵抗の大なる材料をも
つて製せられてガス室側に配置された第2の膜体
のダイアフラム保持金具と接触する挾持面に、ほ
ぼ鋸歯状断面の突条を付された構成を備えている
ことにより、ハウジング及びダイアフラム保持金
具に狭圧された際に、突条部分に集中圧縮応力が
生起されるので、ガス室内に封入された高圧ガス
の漏出しが効果的に阻止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の要部断面図、第
2図は、他の実施例の要部断面図、第3図は、本
考案が適用される二重膜ダイアフラムを用いた装
置の構造を示す断面図、第4図は、従来技術によ
る二重膜ダイアフラムのシール構造の一例の要部
断面図である。 1……二重膜ダイアフラム、2……第1の膜
体、3……第2の膜体、4……ビード、6……ハ
ウジング、7……ダイアフラム保持金具、9……
挾持面、10……突条、A……ガス室、B……液
室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス室Aと液室Bとを分割形成するために、異
    なる材料をもつて製せられた第1の膜体2と第2
    の膜体3とを互いに重ね合せてなる二重膜ダイア
    フラム1の外周部を保持手段により密封的に挾持
    させる二重膜ダイアフラムのシール構造におい
    て、前記ガス室側第2の膜体2の挾持面に、ほぼ
    鋸歯状の突条10を付されていることを特徴とす
    る二重膜ダイアフラムのシール構造。
JP3261885U 1985-03-07 1985-03-07 Expired JPH0343441Y2 (ja)

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JP3261885U JPH0343441Y2 (ja) 1985-03-07 1985-03-07

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JPS61148901U JPS61148901U (ja) 1986-09-13
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JPS61148901U (ja) 1986-09-13

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