JPS6220690Y2 - - Google Patents

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JPS6220690Y2
JPS6220690Y2 JP1980064084U JP6408480U JPS6220690Y2 JP S6220690 Y2 JPS6220690 Y2 JP S6220690Y2 JP 1980064084 U JP1980064084 U JP 1980064084U JP 6408480 U JP6408480 U JP 6408480U JP S6220690 Y2 JPS6220690 Y2 JP S6220690Y2
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JP
Japan
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cover
sealant
wire
wire rod
main body
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JP1980064084U
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JPS56163735U (ja
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プラステイツク製カバーの取付構
造に関するものである。
最近は軽量化のためにプラステイツクスが多く
用いられており、自動車においても各種部品に採
用されている。しかし、シリンダヘツドカバーや
オイルパン、チエーンカバーなどをプラステイツ
ク化するとシール性の確保が困難であつた。シリ
ンダヘツドカバーを例に説明すると、例えば特開
昭53−77917号公報に示されているようにシリン
ダヘツドカバーは通常ガスケツトを介してシリン
ダヘツドにボルト締めされるが、このカバーをプ
ラステイツクにすると、剛性不足のため十分な締
付トルクや合わせ面の面圧が得られず、シール性
の低下を招くものであつた。
上記の欠点の対策として、ガスケツトの代わり
に接合面にシーラントを塗布することが考えられ
るが、この場合には、シール性を確保できる反
面、シーラントが固化するためカバーの取外しが
困難になり、カバーを変形させたり破損したりす
る危険がある。
この考案は、上記問題点を解消するもので、以
下その実施例を説明する。
第1図〜第3図において、本体1の上面に取付
くカバー2はプラステイツク製で、その周縁には
数個のボルト孔3を有するフランジ4が形成され
ている。このフランジ4の下面は、シーラント5
を介して本体1に接合され、上方よりボルト(図
示しない)により締付けられる。
本体1とフランジ4との接合面間で、接合面全
周にわたつて配設される線材6は、シーラント5
より内側の位置で、カバー側の接合面の内側縁に
形成した突条7に沿つて配設されている。そし
て、その端末A,Bは第3図に示すように、接合
面より外方に引き出されている。第3図はカバー
2を裏面から見た図で、斜線部はシーラント塗布
面を示している。
この線材6は、カバー2を取外す時に、本体1
とフランジ4との間で固化し接合面に固着したシ
ーラント5を切断するないしは剥がすもので、そ
の作業はボルト(図示しない)を抜き取つた後、
端末A,Bをつかんでフランジ4外周に沿つて引
張ることにより行なわれる。
この線材6は、ピアノ線や鋼線など引張強度の
あるものが用いられ、細いものほど好ましい。な
お、実施例では線材6は突条7に沿つて配設する
ことにより位置決めしているが、位置決めは他に
テープ止め等種々の方法が考えられる。
上記の取付構造であれば、プラステイツク製の
カバーであつても十分なシール性と接合強度を得
ることができるとともに、シーラントを切断する
ないしは剥がす線材を配設したことにより、取外
しが簡単で、かつ、カバーを変形等することなし
に行なうことができる。
以上、この考案は一本の線材を配設することに
よつて、従来のプラステイツク製カバーの欠点を
解消できるもので、これにより、高シール性を必
要とするカバー類であつてもプラステイツク化す
ることができ、実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は一部
断面斜視図、第2図は第1図の−線断面図、
第3図はカバーを裏から見た図である。 2……カバー、4……フランジ、5……シーラ
ント、6……線材、A,B……線材の端末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体とカバーとをその接合面間にシーラントを
    介して接合するものにおいて、上記接合面間のシ
    ーラントより内側の位置に、接合面全周にわたつ
    て一本の線材を配し、この線材の端末を接合面よ
    り外に引き出すとともに、この線材の内側に、且
    つカバーもしくは本体の少なくとも一方に突部を
    設けたことを特徴とするプラステイツク製カバー
    の取付構造。
JP1980064084U 1980-05-09 1980-05-09 Expired JPS6220690Y2 (ja)

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JP1980064084U JPS6220690Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09

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JP1980064084U JPS6220690Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS56163735U JPS56163735U (ja) 1981-12-04
JPS6220690Y2 true JPS6220690Y2 (ja) 1987-05-26

Family

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JP (1) JPS6220690Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5574862U (ja) * 1978-11-20 1980-05-23

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Publication number Publication date
JPS56163735U (ja) 1981-12-04

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