JPH0520696Y2 - - Google Patents

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JPH0520696Y2
JPH0520696Y2 JP1986067789U JP6778986U JPH0520696Y2 JP H0520696 Y2 JPH0520696 Y2 JP H0520696Y2 JP 1986067789 U JP1986067789 U JP 1986067789U JP 6778986 U JP6778986 U JP 6778986U JP H0520696 Y2 JPH0520696 Y2 JP H0520696Y2
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cushioning
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、物品の梱包に使用する包装材に関す
るものである。
従来の技術 従来の包装材は例えば、第3図に示すように段
ボール紙等の台紙aに発砲スチロール等の緩衝材
bを接着したものであつた。
しかしこの種の包装材においては、回収作業の
際、あるいはその処理を行う際に、緩衝材bを台
紙aから剥し別々に処理する必要がある。ところ
が、緩衝材bが台紙aに強く接着されているため
に、緩衝材bを台紙から剥すのに多くの労力を必
要をする。特に緩衝材bと台紙aの接着面が大き
いときなどは、緩衝材bを台紙aから剥すことは
困難である。
台紙aから緩衝材bを剥す作業を容易とするよ
うに、実公昭60−14702号公報では、台紙aの、
緩衝材bとの接着面周囲にミシン目状の切り溝を
設ける構成が提案されている。
ミシン目状の切り溝に沿つて、台紙aの、緩衝
材bとの接着面共緩衝材bを剥すので、緩衝材b
を台紙aから分離するという作業については、前
述の従来の構成のものより容易になる。
考案が解決しようとする問題点 しかし、実公昭60−24702号公報に記載の構成
の場合、緩衝材bを台紙aから分離した後も、緩
衝材bん接着面には台紙aの一部が接着されたま
まである。
緩衝材bを処理し、リサイクルする場合、緩衝
材bに不純物である台紙が接着されていると、満
足いくリサイクルが行えない。そのため、緩衝材
bから接着されている台紙の一部を剥す作業が再
度必要となる。
そこで本考案は、かかる従来の欠点を解消する
もので、廃棄処理およびリサイクルの作業性に極
めて優れた包装材を提供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、台紙に接着剤により緩衝材を接着す
る包装材において、緩衝材の接着面には全面に接
着剤を施こすとともに、台紙の緩衝材との接着面
全面にわたつてミシン目状の切り溝を形成したも
のである。
作 用 本考案は台紙の緩衝材との接着面全面にわたつ
てミシン目状の切り溝を形成したことにより、緩
衝材と台紙の接着面との接着面積が小さくなり、
かつ緩衝材と台紙の接着面が断続的となるため、
接着力が接着面全面にわたつて意図的に弱められ
るので、緩衝材と台紙との剥離作業が容易となる
とともに、剥離作業後の緩衝材に台紙がほとんど
残ることがないので、リサイクル作業にも極めて
有効である。しかも、緩衝材の接着作業は緩衝材
を全面接着する作業方法で行えるため、接着作業
も容易に行える。
実施例 以下、本考案の一実施例について第1図、第2
図と共に説明する。
第1図において、1は段ボール紙等にて形成さ
れた台紙、2は台紙1の上に接着してある発砲ス
チロール等の緩衝材、3は台紙1の緩衝材2が接
着される面全面にわたつて形成されたミシン目状
の切り溝である。
本考案では上記のように台紙1の、緩衝材2が
接着される部分全面にわたつてミシン目状の切り
溝を形成することにより、第2図に示すように緩
衝材2を接着したとき、接着剤4がミシン目状の
切り溝3の上には付かないため断続的な点接着と
なり、緩衝材2を台紙1から剥す作業の際にも少
ない力で容易に、しかも緩衝材2の接着面に台紙
1の多くが付くことなく綺麗に剥離作業が行え
る。
そのため、剥離作業の作業性が大幅に向上する
とともに、発砲スチロール等の緩衝材のリサイク
ルの際、緩衝材2にリサイクルとして不純物であ
る多くの台紙が緩衝材2に付いていないことによ
り、リサイクルの作業性も大きく向上する。
なお、ミシン目状の切り溝の巾、数、深さなど
については輸送中の緩衝にて容易に破れない程度
にする必要があるが、一般にこの包装材は台紙を
箱の内面等に密着させて使用する場合が多いか
ら、輸送中に破れるという問題は実際上ほとんど
起こらない。
又、ミシン目状の切り溝を付けるとき、後から
緩衝材を接着したときに、緩衝材によつてミシン
目状の切り溝が隠れるようにしておけば、包装自
体の見苦しさもなくなるものである。
なお、上記実施例のように、ミシン目状の切り
溝3の深さを台紙1を貫通することがない深さに
することにより、台紙1が箱体の外郭材であつた
としても外部から切り溝が見えず外観の体裁が良
い。
考案の効果 上記実施例からも明らかなように、本考案は台
紙に接着剤により緩衝材を接着する包装材におい
て、台紙の緩衝材との接着面全面にわたつてミシ
ン目状の切り溝を形成することにより、緩衝材と
台紙の接着面との接触面積が小さくなり、かつ緩
衝材と台紙の接着面が断続的となるため、接着力
が接着面全面にわたつて意図的に弱められるの
で、緩衝材と台紙との剥離作業が容易となるとと
もに、剥離作業後の緩衝材に台紙がほとんど残る
ことがないので、リサイクル作業にも極めて有効
である。
更に、緩衝材を接着するときの作業も、緩衝材
を全面接着する作業方法で行なえるため、緩衝材
の一部分のみ接着剤を付けるような作業方法を行
なわなくても良いなど、緩衝剤としの機能も接着
面全体に均等に接着剤が付くため、外力に対し均
等な力で緩衝効果を発揮することができ、部分的
な強度損失の心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における包装材の分
解斜視図、第2図は同包装材の要部断面図、第3
図は従来例を示す包装材の要部断面図である。 1……台紙、2……緩衝材、3……切り溝、4
……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台紙に接着剤により緩衝材を接着する包装材
    において、前記緩衝材の接着面には全面に接着
    剤を施こすとともに、前記台紙の前記緩衝材と
    の接着面全面にわたつて、ミシン目状の切り溝
    を形成した包装材。 (2) ミシン目状の切り溝は台紙を貫通しない深さ
    で形成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の包装材。
JP1986067789U 1986-05-06 1986-05-06 Expired - Lifetime JPH0520696Y2 (ja)

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JP1986067789U JPH0520696Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

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JP1986067789U JPH0520696Y2 (ja) 1986-05-06 1986-05-06

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JPS62179958U JPS62179958U (ja) 1987-11-14
JPH0520696Y2 true JPH0520696Y2 (ja) 1993-05-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014702U (ja) * 1983-07-11 1985-01-31 今木 一徳 凸状クツシヨン付歩行容易靴底

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014702U (ja) * 1983-07-11 1985-01-31 今木 一徳 凸状クツシヨン付歩行容易靴底

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JPS62179958U (ja) 1987-11-14

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