JPH0135932Y2 - - Google Patents

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JPH0135932Y2
JPH0135932Y2 JP19753786U JP19753786U JPH0135932Y2 JP H0135932 Y2 JPH0135932 Y2 JP H0135932Y2 JP 19753786 U JP19753786 U JP 19753786U JP 19753786 U JP19753786 U JP 19753786U JP H0135932 Y2 JPH0135932 Y2 JP H0135932Y2
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insert
molded product
flange
cylindrical protrusion
cylindrical
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JP19753786U
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JPS63103011U (ja
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、成形品用インサートの改良に関す
る。特に、成形品用インサートが挿入される筒状
突起の破損を防止し、大きなトルクを必要とする
ねじも使用可能にする改良に関する。
〔従来の技術〕
プラスチツク板状体等そのまゝではねじを使用
することが困難な材料にねじの使用を可能にする
ため、ねじの座金として機能する成形品用インサ
ートが知られている。
従来技術に係る成形品用インサートには、第2
図に示すように、厚いプラスチツク板状体1に形
成された開口に埋め込まれる形態と、第3図に示
すように、薄いプラスチツク板状体1に筒状突起
2を形成し、この筒状突起2の内部空洞21に挿
入される形態とが知られている。本考案は後者の
改良である。
〔考案が解決しようとする問題点〕 プラスチツク等で第3図に示すような筒状突起
を形成する場合、筒状突起にそつてウエルドライ
ン(硬化にあたりプラスチツクが一体化しない線
状領域)が発生しやすく、この筒状突起に挿入さ
れたインサートで部品の固定等を行ない、振動・
衝撃を加えた場合このウエルドラインにそつて亀
裂や破損が発生しやすい。また、インサートねじ
径とインサート外径があまり差がないので、ねじ
締め付けトルクに対しインサート保持トルクがあ
まり大きくとれないため大きなトルクを必要とす
るねじは使用しえない等の欠点がある。
本考案の目的は、この欠点を解消することにあ
り、成形品用インサートが挿入される筒状突起を
破損することがなく、大きなトルクを必要とする
ねじも使用可能な成形品用インサートを提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成るために本考案が採つた手段
は、上記せる成形品用インサート3の頂部にフラ
ンジ31を設け、このフランジ31の外周32を
折り曲げて、筒状突起2の上端22のカバーと
し、成形品用インサート3が筒状突起2の上端2
2の保護材としても機能するようにしたものであ
る。
〔作用〕
本考案に係る成形品用インサートは、成形品用
インサートの頂部に設けられた折返しフランジ
が、筒状突起の上端をカバーして保護する機能を
有するので、仮にウエルドラインがあつても、こ
れが破損に発展するおそれが少なく、さらに、焼
きばめ等を使用してタイトに取り付けるときは、
成形品用インサートと筒状突起との密着がフラン
ジ31の外周32の内面と筒状突起2の外面も含
め良好になり、大きなトルクを必要とするねじに
も使用可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ本考案の一実施例に係
る成形品用インサートについて、さらに説明す
る。
第1a図参照 本考案の一実施例に係る成形品用インサート3
が筒状をなし、その内周にねじが形成されている
ことは従来技術の場合と同様であるが、その頂部
にはフランジ31が形成されており、このフラン
ジ31の外周32は折り曲げられており、成形品
用インサートが筒状突起2に取り付けられたと
き、筒状突起2の上端22をカバーして、機械的
保護材として機能するようにされている。
この構造の成形品用インサートを形成すること
は鋳造法等を使用して容易に可能であるが、成形
品用インサート本体をなす筒状部の外面と筒状突
起2の内部空洞21の内面の寸法を一致させるこ
とと、フランジ31の外周32の内面と筒状突起
2の外面の寸法を一致させることとが重要であ
る。もつとも、フランジ31の外周32の内面、
または、筒状突起2の上端22の外面にテーパを
付しておくことは有効である。
また、第1b図に示すように、筒状突起2の上
端22に段差23を設けておけば、美観上もすぐ
れており、安全上も有効である。
〔考案の効果〕
以上説明せるとおり、本考案に係る成形品用イ
ンサートの頂部にはフランジが設けられており、
このフランジの外周を折り曲げて、筒状突起の上
端をカバーしており、成形品用インサートが筒状
突起の上端の保護材としても機能するようにされ
ているので、これが挿入される筒状突起を破損す
ることがなく、大きなトルクを必要とするねじも
使用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本考案の一実施例に係る成形品用
インサートの断面図である。第1b図は、本考案
の他の実施例に係る成形品用インサートの断面図
である。第2図、第3図は、従来技術に係る成形
品用インサートの断面図である。 1……プラスチツクの板状体、2……筒状突
起、21……筒状突起の内部空洞、22……筒状
突起の上端、3……成形品用インサート、31…
…フランジ、32……フランジの外周。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 成形品よりなる筒状突起2の内部空洞21に挿
    入される成形品用インサート3において、 該成形品用インサート3の頂部にはフランジ3
    1が設けられ、該フランジ31の外周32は折り
    曲げられて、前記筒状突起2の上端22のカバー
    とされている。 ことを特徴とする成形品用インサート。
JP19753786U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH0135932Y2 (ja)

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JP19753786U JPH0135932Y2 (ja) 1986-12-24 1986-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS63103011U JPS63103011U (ja) 1988-07-04
JPH0135932Y2 true JPH0135932Y2 (ja) 1989-11-01

Family

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JPS63103011U (ja) 1988-07-04

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