JPS6220665A - 可変ベンチユリ型気化器のためのエアブリ−ド量制御装置 - Google Patents

可変ベンチユリ型気化器のためのエアブリ−ド量制御装置

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JPS6220665A
JPS6220665A JP15884885A JP15884885A JPS6220665A JP S6220665 A JPS6220665 A JP S6220665A JP 15884885 A JP15884885 A JP 15884885A JP 15884885 A JP15884885 A JP 15884885A JP S6220665 A JPS6220665 A JP S6220665A
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JP
Japan
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air
piston
displacement
value
amount
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JP15884885A
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English (en)
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Tsuneo Ando
安藤 恒男
Kazusato Kasuya
糟谷 一郷
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Publication date
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    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
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    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D35/00Controlling engines, dependent on conditions exterior or interior to engines, not otherwise provided for
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変ベンチュリを有する気化器において、吸
気通路に供給される燃料の量を燃料供給通路内に供給さ
れるエアブリード量によって制御するようにした可変ベ
ンチュリ型気化器のためのエアブリード量制御装置に関
する。
〔従来技術〕
従来、この種の気化器は、特開昭59−221449号
公報に示されるように、吸気通路内にその一側壁を通し
摺動可能に挿通され、吸気通路への吸気流量に応じて摺
動して吸気通路の内周面との間に可変ベンチュリを形成
するピストンと、吸気通路の他側周壁に設けられた燃料
供給通路内に延出され、ピストンと一体的に変位して燃
料供給通路内に突設した環状部との間に環状断面積を形
成するニードル状の弁体とを備え、ピストンの変位に応
じて上記環状断面積を変化させることにより供給燃料量
を制御して混合気の空燃比が吸気流量とは無関係に、常
に、目標値になるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかるに、上記従来の気化器においては、ニードル状の
弁体が燃料供給通路内を変位する際、同弁体の外周面が
燃料供給通路内に突設した環状部と接触し、同弁体の同
環状部と頻繁に接触する部分は、その接触時間に応じた
量だけ摩耗する。この弁体の摩耗により、同弁体と同環
状部にて形成される環状断面積がこの摩耗量に相当する
分だけ大きくなって、吸気通路に供給される燃料量が増
加し、機関本体に供給される混合気の空燃比が目標値か
ら外れるようになる。そして、かかる不適正な空燃比に
起因して、排気ガス中の有害成分の増大、燃費の悪化、
車両のドライバビリティの悪化が誘発される。
本発明の目的は、上記問題に対処するため、弁体の摩耗
が混合気の空燃比に与える悪影響をなくすようにして、
機関本体に供給される混合気の空燃比が常に目標値にな
るようにした可変ベンチュリ型気化器のためのエアブリ
ード量制御装置を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図に示すように、内燃機関の機、開本体1から延出
した吸気管1aに連結される吸気通路2の内周面との間
に可変ベンチュリを形成すべく前記吸気通路2内にその
一側周壁を通し摺動可能に挿通されて前記吸気通路2へ
の吸気流量に応じ前記可変ベンチュリの上下流間の差圧
を一定にするように摺動するピストン3aを内蔵してな
る気体作動手段3と、前記吸気通路2の他側周壁から前
記ピストン3aに対向して外方へ延出されて燃料供給源
4aからの燃料を前記吸気通路2内に供給する燃料供給
通路4と、前記ピストン3aからこのピストン3aと一
体的に変位するように燃料供給通路4内にニードル状に
延出されて同燃料供給通路4内に突設した環状部4bと
の間に環状断面積を形成するとともに同環状断面積の変
化に応じ前記吸気通路2内への燃料供給量を調整する弁
体5と、前記環状部4bを介する前記燃料供給通路4へ
のエアブリード量を制御する制御機構6とを備えた気化
器において、前記ピストン3aの変位量に関連する物理
量を検出する物理量検出手段7ごと、前記機関本体1か
ら排出される排気ガスの酸素濃度を検出する酸素濃度セ
ンサ7bと、前記ピストン3aの変位の所定範囲に恒り
複数に区分してなる複数の変位領域のいずれに前記ピス
トン3aの変位量が属するかを前記検出物理量に基づい
て判別する変位領域判別手段8aと、前記検出酸素濃度
に基づいて前記判別変位領域毎の混合気の空燃比の状態
を学習して同変位領域毎の学習値を算出記憶する学習手
段8bと、前記吸気通路2に供給される燃料の量が適正
値になるように補正するエアブリード量を前記記憶学習
値に基づき算出するエアブリード量演算手段9aと、該
エアブリード量演算手段9aの演算結果を出力信号とし
て発生して前記制御機構6に付与する出力手段9bとを
備えたことを特徴とする可変ベンチュリ型気化器のため
のエアブリード量制御装置。
〔発明の作用効果〕
上記のように構成した本発明においては、物理量検出手
段7aがピストン3aの変位量を表わす物理量を検出し
、この検出物理量に基づき、変位領域判別手段8aがピ
ストン3aの変位量に応じた変位領域を判別し、学習手
段8bが、この判別変位領域における混合気の空燃比の
状態を、酸素濃度センサ7bにより検出した排気ガスの
酸素濃度に基づいて、内燃機関の運転中学習し続け、こ
の学習による学習値を同変位領域毎に算出記憶する。そ
のため、同変位領域の記憶学習値は、ピストン3aの変
位に基づく弁体5の摩耗が混合気の空燃比にもたらす影
響を学習した補正値を、示すことになる。そして、この
記憶学習値に基づいて、エアブリード量演算手段9a、
出力手段9b及び制御機構6が燃料供給通路4に供給さ
れるエアブリード量を制御して、燃料供給源4aから燃
料供給通路4を介して吸気通路2に供給される燃料の量
が適正値になるようにしたので、弁体5の摩耗に基づく
燃料の量の増加が弁体5の変位領域毎に修正され、機関
本体1に供給される混合気の空燃比は常に目標値になる
。その結果、内燃機関の排気ガス対策、燃費及び車両の
ドライブビリティの各改善をもたらす。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明すると、第1
図においては、車両用内燃機関10に採用した可変ベン
チュリ型気化器20に、本発明に係るエアブリード量制
御装置を通用した例が示されており、気化器20は、内
燃機関IOの機関本体11から延出する吸気管12と、
エアクリーナ13から延出する吸気管14との間に介装
されている。気化器20は、両級気管12.14間に連
結した気化器本体21を有しており、この気化器本体2
1はその吸気通路21aにて雨後気管12゜14間の連
通を許容する。
気化器本体21には、第2図及び第3図に示すごとく、
カップ状のケーシング22が同気化器本体21の周壁−
側に組付けられており、気化器本体21の周壁他側から
ケーシング22の開口部に対向し同ケーシング22とは
反対方向に突出する筒部21bには、フロート室23が
同筒部21bから垂下して組付けられている。段付環状
のピストン24はその大径部24aにて気化器本体21
の吸気通路21aに対し直角方向にケーシング22内に
摺動可能に嵌装されて大気室22a及び変圧室22bを
形成しており、大気室22aは、気化器本体21の周壁
−側の一部に設けた連通孔21cを通し吸気通路21a
の上流に連通している。
ピストン24の小径部24bは、気化器本体21の周壁
−側にスロットル弁25の上流にて穿設した貫通孔21
d内に気密的に摺動可能に嵌装されて、第4図に示すよ
うに、吸気通路21a方向にほぼV字型の断面を有する
その上側頭部24Cでもって、気化器本体21の吸気通
路21a内に突出する突出部21eとの協働により可変
ベンチュリを形成しており、この可変ベンチュリにて形
成される吸気通路面積の変化は、第6図に示すように、
ピストン24の第3図及び第4図の右方向への変位に対
し除々に大きくなる下側に凸な曲線にて表される。また
、この小径部24bに穿設した連通孔24dは、変圧室
22bを吸気通路21aのスロットル弁25の上流に連
通させている。
さらに、変圧室22b内には、コイルスプリング26が
、ケーシング22の環状のボス22cとピストン24の
頭部との間に介装されてピストン22を突出部21eに
向けて付勢しており、このコイルスプリング26のバネ
定数は非常に小さな値に設定されている。
また、ピストン24の頭部中央に嵌着したガイドロッド
27は、ケーシング22のボス22cに圧入した筒体2
2d内に摺動自在に挿入されており、このガイドロッド
27の吸気通路21a側端部27aには吸気通路、21
a内に延出するニードル状の弁体27bを支持するホル
ダ27cがピストン24の頭部先端にて嵌着されている
。ホルダ27cは、第5図に示すように、断面逆「コj
の字状のホルダ基体27dと、同基体27dの吸気通路
21aに開口する孔27eから侵入させた弁体27bの
後端27fに圧入した係止部材27gを備え、この係止
部材27gは、ホルダ基体27dに固着した蓋体27h
と係止部材27gのフリンジ部との間に設けられたばね
27iにより、吸気道路21a方向へ抑圧されている。
そして、ホルダ基体27dの孔27eの下部内側には突
起27jが形成されており、弁体27bは常時下方向に
傾いた状態で振動可能に支持されている。このホルダ2
7cにより支持されたニードル状の弁体27bは、気化
器本体21の筒部21bの内端に嵌着した環状のノズル
28を通り、同筒部21b内に嵌装した筒体29内に侵
入している。筒体29は、その基部29aにて、コイル
スプリング29bの弾発作用のもとに、筒部21bの外
端に螺着した雄ねじ栓29cの内端に係止しており、こ
の筒体29の周壁の中間部位に穿設した連通孔29dは
、フロート室23の燃料供給路23aに連通している。
筒体29の先端内周面には、第5図にその詳細を示すよ
うに、環状の計量ジェット29eが周方向に突設されて
おり、この計量ジェット29eの内周面と該内周面下側
に接する弁体27bとの間に形成される環状空間にて燃
料供給量が計量される。なお、このニードル状の弁体2
7bは、計量ジェyト29eをピストン24の変位に応
じて摺動する範囲内において、その軸線方向に対しわず
かに丸みを帯びており、ピストン24の第3図及び第5
図の右方向への変位により計量ジェット29eに対向す
る弁体27bの直径は、第6図に示すように、ピストン
24の右変位量の増加に対し除々に減少する上側に凸な
曲線に従って変化する。
これにより、計量ジェット29eの内周面と弁体27b
との間に形成される環状空間の面積は、第6図に示すよ
うに、ピストン24の右変位量の増加に対し除々に上昇
する下側に凸な曲線に従って変化し、上述の吸気通路面
積とほぼ比例する。また、筒体29の先端部に半径方向
に穿設した連通孔29fは、気化器本体21の周壁他側
に形成したエアブリード通路21fを計量ジェット29
eを通し筒体29の中空部に連通させるようになってお
り、エアブリード通路21fは吸気通路21a内におけ
る突出部2Leの上流に連通している。
なお、第3図にて、符号22eは圧入栓を示し、また各
符号29g、29hはOリングを示す。
エアブリード量制御装置は、第2図及び第3図に示すご
とく、気化器本体21の周壁他側に組付けた駆動機構3
0を有しており、この駆動機構30は、第7図に示すご
とく、ステップモータ30a内にプランジャ30bを軸
方向に変位可能に組付けて構成されている。ステップモ
ータ30aは、ステータ31の一例にて気化器本体21
の周壁他側にエアブリード通路21fの中間部位に対向
するように組付けられており、このステップモータ30
aの中空状ロータ33は一対のボールベアリング32.
32によりステータ31内に同軸的に回転自在に軸支さ
れている。
プランジャ30bは、その外周面中間部位に軸方向に形
成した雄ねじ部35を、ロータ33の中空部内周面中間
部位に軸方向に形成した雌ねじ部34に甥合させて、ロ
ータ33内に軸方向に変位可能に嵌装されており、この
プランジャ30bの先端部であるニードル状の弁体部3
6は、ステータ31の一側中央から延出し、エアブリー
ド通路21fの中間部位に形成した環状の弁座部21g
内に挿入されている。このことは、プランジャ30bが
その軸方向変位により弁体部36と弁座部21gとの間
の環状面積(即ち、エアブリード通1i21fの上流か
ら下流へのエアブリード流入量)を制御することを意味
する。なお、プランジャ30bはステータ31に対し軸
周りには回転不能に軸方向には変位可能になっている。
また第7図にて、符号37はプランジャ30bをその弁
体部36側に付勢するコイルスプリングを示す。
また、エアブリード量制御装置は、第2図に示すごとく
、各種センサ40a〜40fと、気温センサ40a1ス
ロツトルセンサ40b、負圧センサ40c及び水温セン
サ40dにそれぞれ接続した各A−D変換器50a、5
0b、50c及び50dと、回転角センサ40eに接続
した波形整形器50eと、酸素濃度センサ40f及び基
準信号発生器50fに接続したコンパレータ50gとを
備えており、気温センサ40aは吸気管14内の空気流
の温度を検出しアナログ気温信号として発生スる。スロ
ットルセンサ40bはスロットル弁25の開度を検出し
アナログ開度信号として発生する。負圧センサ40cは
吸気管12内に生じる負圧を検出しアナログ負圧信号と
して発生する。
水温センサ40dは機関本体11の冷却系統における冷
却水温を検出しアナログ水温信号として発生する。回転
角センサ40eは、機関本体11に付設したディストリ
ビュータ15内のカム面の回転角を検出し内fA機関1
0の回転角を表わす回転角信号として発生する。酸素濃
度センサ4Ofは機関本体11から延出する排気管16
内の排気ガス中に含まれる酸素の濃度を検出しアナログ
濃度信号として発生する。
A−D変換器50aは気温センサ40aからのアナログ
気温信号をディジタル気温信号に変換し、A−D変換器
50bはスロットルセンサ40bからのアナログ開度信
号をディジタル開度信号に変換し、A−D変換器50G
は負圧センサ40cからのアナログ負圧信号をディジタ
ル負圧信号に変換し、かつA−D変換器50dは水温セ
ンサ40dからのアナログ水温信号をディジタル水温信
号に変換する。波形整形器50eは回転角センサ40e
からの回転角信号を波形整形し整形信号として発生する
。基準信号発生器50fは、理論空燃比の特定に必要な
所定酸素濃度に対応するレベルの基準信号を発生する。
コンパレータ50gは、酸素濃度センサ4Qfからのア
ナログ濃度信号を基準信号発生器50fからの基準信号
と比較して、アナログ濃度信号のレベルが基準信号のレ
ベルより高い(又は低い)ときハイレベル(又はローレ
ベル)になる酸素濃度レベル信号を発生する。かかる場
合、コンパレーク50gからの酸素濃度レベル信号のハ
イレベルが気化器20において調整された空燃比が理論
空燃比より濃いことを表わし、ローレベルが気化器20
において調整された空燃比が理論空燃比より薄いことを
表わす。
マイクロコンピュータ60は、当該車両のイグニッショ
ンスイッチIGの閉成に応答して直流電源Bから給電を
受けて作動状態となり、その内部に予め記憶したメイン
プログラム、第1割込制御プログラム、第1サブプログ
ラム、第2サブプロダラム、第3サブプログラム、第2
割込制御プログラムを、各々第8図乃至第13図に示す
各フローチャートに従い、各A−D変換器50a〜50
d、波形整形器50e及びコンパレータ50gとの協働
により繰返し実行し、かかる実行の繰返し中において、
駆動機構30のステップモータ30a及びリレー70の
制御に必要な各種の演算処理を以下の作用に述べるごと
く行う。
かかる場合、マイクロコンピュータ60に内蔵したパン
クアンプRAMが、同マイクロコンピュータ60の演算
処理内容に対する一時的記憶素子としての役割を果し、
このバ、クアソプRAMはハックアップ電源60a (
第2図参照)から常時給電されて作動状態を維持する。
また、本実施例においては、第1割込制御プログラムの
割込が、マイクロコンピュータ60に内蔵したタイマに
よる所定計時値(例えば1ミリ秒)の計時終了毎に開始
され、一方、第2割込制御プログラムの割込がイグニッ
ションスイッチICの開成に伴う同イグニッションスイ
ッチICを介しての直流電源Bからマイクロコンピュー
タ60への給電電圧の遮断に応答して開始される。リレ
ー70は、電磁コイル71と、この電磁コイル71の励
磁(又は消磁)により閉成(又は開成)する常開型スイ
ッチ72を有しており、電磁コイル71及びスイッチ7
2は、共に、直流電源Bとマイクロコンピュータ6゛0
との間に接続されている。
以上のように構成した本実施例において、気化器20の
ピストン24が第3図にて二点鎖線により示した状態に
あり、駆動機構30及びスロットル弁25が第3図に示
した状態にあるものとする。
このような段階にでイグニッションスイッチIC。
の閉成により内燃機関10を始動させて当該車両をその
アクセルペダルの踏込みに応じたスロットル弁25の開
度のもとに走行させれば、かかる状態にあっては、エア
クリーナ13を通し吸気管14内に流入する空気流が、
スロットル弁25の開度に応じて変圧室22b内に生じ
る負圧と大気室22a内の大気圧との差に基きコイルス
プリング26に抗して摺動するピストン24と突出部2
1eとの可変ベンチュリ作用のもとに、フロート室23
から燃料供給通路23a、連通孔29d、ガイドロッド
27の弁体27aと計量ジェットとの間の環状領域及び
ノズル28を通り吸出される燃料と共に、混合気を形成
し、気化器本体21の吸気通路21a、スロットル弁2
5及び吸気管12を通り機関本体11内に現段階にて必
要な空燃比でもって流入し、同機関本体11の燃焼室内
にて燃焼し、然る後排気管16内に排気ガス流として排
出される。
また、マイクロコンピュータ60が、上述のイグニッシ
ョンスイッチIGの開成に応答して作動状態となり、第
8図のフローチャートに従いメインプログラムの実行を
ステップ80にて開始し、これと同時にマイクロコンピ
ュータ60のタイマが前記所定計時値の計時を開始する
。以降、このタイマは所定時間(例えば1ミリ秒)毎に
割込命令を発し、マイクロコンピュータ60は、メイン
プログラム、第1サブプログラム、第2サブプログラム
又は第3サブプログラムの実行を中断して、第9図のフ
ローチャートに従い第1割込制御プログラムのステップ
100−102の演算を実行し、後述するフィードバッ
ク補正値Afを決定するために利用するタイマカウンタ
値Tを所定時間毎に1ずつ増加させた後、中断したプロ
グラムの実行に戻る。
しかして、上述のイグニッションスイッチIGの閉成前
においてマイクロコンピュータ60のバックアンプRA
Mに記憶済みの状態判定値F(後述する)が、現段階に
て変化していなければ、マイクロコンピュータ60が、
前記バンクアップRAMの記憶内容が正常であるとの判
断のもとに、ステップ81にてrNOJと判別してステ
ップ82の演算に移る。一方、ステップ81における判
別がrYESJとなる場合には、前記バ・ツクアップR
AMの記憶内容が異常であるとの判断のもとにマイクロ
コンピュータ60がステップ81aにて各学習値G(0
)〜G(7)を基準値Ko(例えば1)にセットする。
かかる場合、各学習値G(0)〜G(7)は、内燃機関
の運転状態を学習し混合気を目標空燃比に制御するため
の学習による補正値をそれぞれ意味し、これら各学習値
G (0) 、Gl)、  ・・・、G(7)は、基準
値Koを中心に変動するもので、内燃機関の負荷量に応
じて変位するピストン24の変位量を8分割した各領域
に対応する。
上述のごとくステップ81aにおける演算が終了すると
、マイクロコンピュータ60が、ステップ82にて、フ
ィードバック補正値Afを基準値Koにセットし、タイ
マカウンタ値Tを′″0”にセットし、かつリレー70
の電磁コイル71の励磁に必要な励磁信号を発生する。
かかる場合、フィードバンク補正値Afは排気ガス流中
の酸素濃度に基づいて混合気を目標空燃比に制御する補
正値を表し、このフィードバック補正値Afは基準値K
Oを中心に変動する値である。
上述のごとく、マイクロコンピュータ60から励磁信号
が生じると、リレー70が電磁コイル71を励磁させて
スイッチ72を閉成し同スイッチ72を介する直流電源
Bからマイクロコンピュータ60への給電電圧の付与を
許容する。また、メインプログラムがステップ83に進
むと、マイクロコンピュータ60は、ステップ83にて
回転センサ40eとの協働により波形整形器50eから
生じる整形回転角信号により内燃機関10の回転数EG
Rを演算して回転数EGRを一時的に記憶する。回転数
EGHの演算後、マイクロコンピュータ60は、ステッ
プ84にてA−D変換器50aから気温センサ40aと
の協働のもとに生じるディジタル気温信号、A−D変換
器50bからスロットルセンサ40bとの協働のもとに
生じるディジタル開度信号、A−D変換器50cから負
圧センサ40cとの協働のもとに生じるディジタル負圧
信号、A−D変換器50dから水温センサ40dとの協
働のもとに生じるディジタル水温信号、並びにコンパレ
ータ50gから酸素濃度センサ40f及び基準信号発生
器50fとの協働により生じる酸素濃度信号の値を読取
り、各々吸気温THA、吸気管圧力PIM、スロットル
開度SRT。
水温THW及び酸素濃度OHLとして一時的に記憶して
、ステン、ブ85の実行に移る。
マイクロコンピュータ60は、ステップ85にて次の(
1)式に基き、上記記憶したエンジン回転数EGR及び
吸気管圧力PIMに応じ空気流量Qを算出し、空気流量
Qを一時的に記憶するとともに、この算出空気流量Qに
基づいて、マイクロコンピュータ60内に記憶された空
気流量Qとピストン24の変位量LFTとの関係を示す
変換テーブルを参照することにより、ピストン24の変
位量LFTを算出して、変位量LFTを一時的に記憶す
る。
Q=に−PIM−EGR・・・ (式1)ただし、Kは
比例定数であり。変換テーブルは、第14図に示すよう
な空気流量Qに対するピストン24の変位置LFTを記
憶するものである。なお、この変位量LFTはピストン
24が第3図の2点鎖線で示す状態にあるときを零とし
、この状態から図示右方向の変位量を正としている。ま
た、当該気化器においては、吸気管負圧PIMはほぼ一
定なので、空気流量Qは第6図の吸気通路面積と比例関
係にある。さらに、マイクロコンピュータ60は、この
ステップ85にて上記記憶した水温THWに基づいて混
合気を目標空燃比にするための水温補正値Awを算出し
て、この補正値AWを一時的に記憶する。なお、この水
温補正値Awは基準値Koを中心に変動する値である。
次に、メインプログラムはステップ86に進み、マイク
ロコンピュータ60は上記記憶したスロットル開度SR
T、吸気管圧力PIM、水温THW及び酸素濃度OHL
の多値により、内燃機関の運転状態が排気ガスの酸素濃
度によるフィードバック補正領域にあるか否かを判断す
る。なお、このフィードバンク補正領域の判断は、上記
水温SRTが高く、内燃機関が全負荷領域及びアイドル
領域になく、かつ酸素濃度センサ40fが活性化されて
いることを条件してなされる。このステップ86の判断
においては、イグニッションスイッチの閉成から時間が
差程経過していない場合、「NO」すなわちフィードバ
ック補正領域にないと判断され、マイクロコンピュータ
60はステップ87にてフィードバンク補正値Afを基
準値Koにセットした後、プログラムをステップ88に
進める。
マイクロコンピュータ60は、ステ・ノブ88の演算を
、その詳細を第10図に第1サブプログラムとして示し
たプログラムのステップ88aから開始して、ステップ
88bにて、ピストン24の変位量LFTを、同変位量
LFTを等分に8分割した各領域の幅ΔLで除した値L
FNを算出し、ステップ88cにて上記LFNの少数部
を切捨て正数値化して領域番号Nを算出する。この場合
、幅ΔLは変位量LFTのとり得る最大の値を8で除し
た値であるので、値LFNはO≦LFN≦8の関係にあ
り、領域番号NはOから8までの整数となる。次に、マ
イクロコンピュータ60は、ステップ88dにて、領域
番号Nが「7」以上であるか否かを判別し、同番号Nが
「7」未満であればステップ88eにて、下記(式2)
に示す演算を実行して学習補正値GKを算出する。
GK=GK  (N)  +  (GK  (N+1)
  −GK  (N))  *  (LFN−N)  
・ ・・・ (式2) この上記(式2)においては、GK (N)が第N領域
の学習値を示し、GK (N+1)が第N+1領域の学
習値を示し、かつLFN−Nが第N領域の下限値Nから
値LFNまでのずれ分を示すので、学習補正値GKは第
N領域の学習値GK (N)と第N+1領域の学習値G
K (N+1)により補完されたことになり、少ない数
に分割された学習領域毎の学習値の不連続な変化をなく
すことができる。また、領域番号Nが「7」以上であれ
ば、ステップ88dにてrYEsJと判断され、ステッ
プ88fにて学習補正値GKは第7領域の学習値GK 
(7)に設定される。これは、第7領域がピストン24
の変位量LFTに関する最高領域であって、この領域の
上には学習領域がないためである。これらのステップ8
8e又はステップ88fの演算後、マイクロコンピュー
タ60は、ステップ88gの演算を経てメインプログラ
ムのステツブ89の演算の実行に移る。
ステップ89にて、マイクロコンピュータ60は、当該
気化器の基本エアブリード量を制御する基準値KOに対
する基本エアブリート量制御値SB、ステップ87で基
準値KOに設定されたフィードバンク補正値Af、ステ
3.プ8B(Baa〜88g)にて算出された学習補正
値GK、及びステ、ブ85にて算出された水温補正値A
Wに基づき、下記(式3)により、ステップモータ30
aの目標回転ステップ数SOを算出する。
SO=に1* (SB+Af+GK+Aw−3*Ko)
  ・・・ (式3) この目標回転ステップ数SOは、エアブリード通路21
fにおける目標エアブリード流入量、即ち気化器20に
て調整されるべき混合気を目標空燃比に制御するための
ステップモータ30aのステップ数に対応し、係数に1
は基本エアブリード量制御値SB及び各補正値Af、G
K、Awによる制御量及び補正量をステップモータ30
aのステップ数に変換するための定数である。また、上
記(式3)中の項3・KOは制御値SB及び各補正値A
f、GK、Awの加算による基準値KOの合算値4・K
oを基準値KOに戻すための修正項である。
ステップ89における演算後メインプログラムがステッ
プ90に進むと、マイクロコンピュータ60がステップ
89における目標回転ステップ数SOとステップモータ
30aの現実の回転ステップ数(以下、現回転ステップ
数Sという)との差を回転信号として発生する。かかる
場合、現回転ステップ数S=0はプランジャ3Qbの原
位置(弁体部36と弁座部21gとの間の環状面積が零
のときに対応)に対応するとともにSの増大はプランジ
ャ30bのコイルスプリング37に抗する変位量の増大
に対応する。ついで、駆動機構30のステップモータ3
0aがマイクロコンピュータ60からの回転信号の値に
応じロータ33、即ち雌ねじ部34を正転させ、これに
伴いプランジャ30 b、即ち雄ねじ部35がコイルス
プリング37の弾違力に抗して変位して弁体部36と弁
座部21gとの間の環状面積をロータ33の正方向回転
に対応して増大させる。すると、吸気通路21aの突出
部21eの上流に存在する空気流が、弁体部36と弁座
部21gとの間の環状面積に対応するエアブリード量と
してエアブリード通路21f、筒体29の連通孔29C
1計量ジエツト29e及びノズル28を通り連通孔29
dから燃料と共に吸気通路21a内に吸出される。
然る後、メインプログラムはステップ83に進み、マイ
クロコンピュータ60はステップ83〜90の循環演算
を実行して、基本エアブリード量制御値SBに学習補正
値GK及び水温補正値AWを加味することによりステッ
プモータ30aの目標回転ステップ数SOを算出してエ
アブリード量を制御する。
上記ステップ83−90の循環演算中、マイクロコンピ
ュータ60はステップ86にて上記フィードバック補正
条件の基にrYESJすなわち内燃機関がフィードハッ
ク補正領域にあると判断すると、ステップ91にてフィ
ードバック補正値の算出を行う。このステップ91の演
算においては、第11図のフローチャートに第2サブプ
ログラムとして示されているように、ステップ91aか
らプログラムが実行される。マイクロコンピュータ60
は、ステップ91bにてタイマカウンタ値Tと所定値T
1を比較して、タイマカウンタ値Tが所定値T1より小
さい場合には、ステップ91Cの演算を経由して後述す
るメインプログラムのステップ92の演算の実行に移り
、ステップ92の演算後ステップ88の演算を実行する
。これにより、マイクロコンピュータ60は、ステップ
83−86. 91. 92. 88−90の循環演算
を実行し続け、この循環演算中、上記第1割込制御プロ
グラムの実行によりタイマカウンタ値Tが増加して所定
値T1より太き(なると、第1サブプログラムのステッ
プ91bにて、マイクロコンピュータはrYEsJと判
断してステップ91dの演算に移る。ステップ91dに
て、マイクロコンピュータ60は、酸素濃度OHLがハ
イレベルにあるとき、rYEsJと判断してステップ9
1eの演算の実行に°移り、酸素濃度OHLがローレベ
ルにあるとき、「NO」と判断してステップ91「の演
算の実行に移る。ステップ91eの演算においては、マ
イクロコンピュータ60が現フィードバンク補正値Af
に増分値ΔAflを加算し、加算結果を一時的に記憶す
ることによってフィードバンク補正値Afを更新する。
一方、ステップ91fの演算においては、マイクロコン
ピュータ60が現フィードバック補正値Afから減分値
ΔAf2を減算し、減算結果を一時的に記憶することに
よってフィードバック補正値Afを更新する。
上記ステップ91e又はステップ91fの演算後、マイ
クロコンピユークロ0はステップ91gにてタイマカウ
ンタ値Tを「0」にセットしてステップ91cを介して
メインプログラム92の演算に移る。
そして、マイクロコンピュータ60は、ステップ83−
86.91,92.88−90の循環演算を実行し、こ
れらの循環演算中、ステップ89にてステップ91  
(91a−91g)の実行によるフィードパンク補正値
Afを考慮して目標回転ステップ数Soを決定し、気化
器20にて調整される混合気を目標空燃比に制御する。
このフィードハック補正値Afによる空燃比の制御は、
酸素濃度OHLがハイレベルにあるときすなわち気化器
20において調整された空燃比が濃いとき、フィードハ
ック補正値Afをタイマカウンタ値Tと所定値T1によ
り決定される時間毎に増分値ΔAf1ずつ増加させて、
目標ステップ数Soを大きくすることにより空燃比を薄
くするように作用する。一方、酸素濃度OHLがローレ
ベルにあるとき、即ち気化器20において調整された空
燃比が薄いとき、フィードバック補正値Afを上記時間
毎に減分値ΔA(2ずつ減少させて、目標ステップ数S
Oを小さくすることにより空燃比を濃くするように作用
する。なお、増分値Afl及び減分値ΔAf2に関して
は、空燃比を薄くする方向よりも濃くする方向への制御
速度を早めて排気ガス成分の悪化を避けるために、減分
値ΔAf2が増分値ΔAflより大きい値に設定されて
いる。
上記ステップ83−86.91,92.88−90の循
環演算中、水温THWが所定値より大きくなりかつ吸気
温THAが所定値より低い場合には、マイクロコンピュ
ータ60はステップ92にて内燃機関が学習領域にある
すなわちrYEsJと判断してステップ93の演算の実
行に移る。マイクロコンヒユータロ0は、ステップ93
の演算を、その詳細を第12図に第3サブプログラムと
して示したステップ93aから開始し、ステップ93b
、93cにて、第10図の第1サブプログラムのステッ
プ88b、88cと各々同様の演算を実行して、ピスト
ン24の変位量LFTに基づ(値LFN及び領域番号N
を算出する。これらのステン7’93b、93cの演算
後、マイクロコンピュータ60はステップ93dにて上
記値LFN、@域番号N及びステップ91(91a〜9
1g)にて算出されたフィードバック補正値Afに基づ
いて、下記(式4)の演算の実行により第N領域の学習
値GK (N)を更新する。
GK  (N)=に2*  (N+1−LFN)  *
 (Af−Ko)+GK (N)  ・・・ (式4)
この(式4)は、フィードバック補正値Afから基準値
Koを減算することによって同補正値Afの基準値KO
からのずれ分を算出し、この算出結果Af−Koに第N
+1領域の下限値と値LFNとの差N+ 1−LFN及
び−回の学習による学習値G (N)の変化度合を決定
する重み付は定数に2を乗算し、乗算結果に2* (N
+1−LFN)*(Af−Ko)を旧学習値G (N)
に加算して新学習値G (N)として更新する。
次にプログラムはステップ93eに進み、マイクロコン
ピュータ60は、ステップ93eにて領域番号Nと「7
」とを比較し、領域番号Nが「7」未満であればステッ
プ93fにて、上記値LFN。
領域番号N及びフィードパンク補正値Afに基づいて、
下記(式5)の演算の実行により第N+1領域の学習値
GK(N+1)を更新した後、プログラムをステップ9
3gに進める。
GK (N+1)=に2* (LFN−N)* (Af
−Ko)+GK (N+1)  ・・・ (式5)この
(式5)は、フィードバック補正値Afから基準値KO
を減算することによって同補正値Afの基準値Koから
のずれ分を算出し、この算出結果Af−Koに第N領域
の下限値と値LFNとの差LFN−N及び−回の学習に
よる学習値GK(N+1)の変化度合を決定する重み付
は定数に2を乗算し、乗算結果に2* (LFN−N)
* (Af−KO)を旧学習値GK(N+1)に加算し
て新学習値GK (N+1)として更新する。これらの
(式4)のN+1−LFNの乗算及び(式5)のLFN
−Nの乗算により、ピストン24の変位ILFTに応じ
た値LFNが第N領域の下限値Nと第N+1領域の下限
値N+1との中間にある場合、フィードバック補正値A
fの基準値KOからのずれ分が上記両頭域に比例配分さ
れるので、少ない数に分割した学習領域の学習値の算出
誤差う小さくすることができる。
また、領域番号Nが「7」以上であれば、学習領域の最
大値は「7」なので、マイクロコンピユークロ0は、ス
テップ93fの演算を実行せず、プログラムを直接ステ
ップ93gに進める。
ステップ93gの演算により、マイクロコンピュータ6
0は、メインプログラムのステップ88の演算の実行に
移り、ステップ8B−90,83−86,91−93の
循環演算を内燃機関がフィードバック補正領域にありか
つ学習領域にある間実行し続ける。そして、上記循環演
算中、マイクロコンピュータ60は、ステップ89にて
、ステップ93(93a〜93g)の実行による学習値
G(0)〜G(7)を考慮して目標回転ステップ数SO
を決定して気化器20にて調整ささるべき混合気を目標
空燃比に制御する。
上記のような動作説明からも理解される通り、マイクロ
コンピュータ60がステラ7’93(93a〜93g)
の演算により、内燃機関の負荷量に応じたピストン24
の変位量に基づく学習領域毎に内燃機関の運転状態を学
習し、ステップ89の演算によりこの学習結果に基づい
てステップモータ30aの目標回転ステップ数Soを算
出し、ステップ90の演算により目標回転ステップ数S
Oに基づいてエアブリード量を制御して計量ジェット2
9eにて計量される燃料の量が適正値になるようにした
ので、内燃機関の負荷量すなわちピストン24の変位量
に基づき、計量ジェット29eとの接触による弁体27
bの不均一な摩耗に起因する混合気の不適正な空燃比を
、ピストン24の変位量に応じたエアブリード量によっ
て目標値に修正できる。これにより、内燃機関の急激な
負荷変動すなわちピストン24の急激な変位にも、エア
ブリード量の制御が追従でき常に機関本体11に供給さ
れる混合気の空燃比を目標値に保つことができて、排気
ガス対策、車両のドライバビリティ及び燃費の各改善に
つながる。また、各学習領域をピストン24の変位量を
均等分割することにより決定するようにしたので、学習
領域の決定が簡単になると同時に、第14図のように変
化する変位量LFT(又は空気流量Q)における当該気
化器の使用頻度の高い像変位量LFT領域(又は空気流
量Q領域)の学習を細分化して学習できるので、学習に
よる誤差を小さくすることができる。
以上述べたような作用において、走行中の当該車両が停
止した後イグニッションスイッチIGを開成すれば、マ
イクロコンピュータ60が、IJ l。
−70の電磁コイル71の励磁下におけるスイッチ72
の閉成状態のちとに同スイッチ72を介する直流電源B
からの給電電圧の受電に基き第2割込制御プログラムの
割込実行を第13図のフローチャートに従いステップ1
10にて開始し、ステップ111にて、イグニッション
スイッチICの開成直前の学習値G(0)とこの学習値
G(0)の補数との加算値を状態判定値Fとして記憶し
、ステップ112にてステップモータ30aの現回転ス
テップ数S=Oに必要な回転信号を発生し、これに応答
してステップモータ30aがS=0となる迄回転しプラ
ンジャ30bが第3図に示す原位置まで変化して弁体部
36を弁座部21gに着座させる。
第2割込制御プログラムがステップ113に進むと、マ
イクロコンピュータ60が励磁信号を消滅させ、これに
応答してリレー70が電磁コイル71の消磁によりスイ
ッチ72を開成しマイクロコンピュータ60の演算処理
をステップ114にて停止させる。このとき、マイクロ
コンピュータ60のバックアップRAMはバンクアップ
電源60aとの協働によりステップ111における状態
判定値FをイグニッションスイッチIGの開成直前の各
学習値G (0)〜G(7)と共にそのまま記憶してい
る。なお、内燃機関10のイグニッションスイッチIG
の開成による停止のもとに気化器20の変圧室22b内
の圧力が大気圧となり、ピストン24がコイルスプリン
グ26の作用を受けて第3図の二点鎖線に示す位置まで
摺動する。
なお、上記実施例においては、学習領域をピストン24
の変位量LFTに応じて決定するようにしたが、変位量
LFTと空気流量Qとは一対一に対応するので空気流量
Qにより学習領域を決定するようにしてもよい。また、
上記実施例においては、ピストン24の上側頭部24C
の断面形状をV字型にしたが、同頭部24Cの断面を直
線的にし、その代り突出部21eの断面を7字型にする
ようにしても同等な効果が得られる。さらに、上記実施
例においては、ピストン24の上側頭部24Cの断面形
状又は突出部21の断面形状により、ピストン24の変
位量LFTに対し空気流量Qを第14図のように変化さ
せる可変ベンチュリ型気化器に本発明が通用された例に
ついて説明したが、本発明のエアブリード量制御装置は
、上記一方の形状を変更してピストン24の変位量LF
Tに対し空気流量Qを直線的又はその他の特性により変
化させようにした可変ベンチュリ型気化器にも通用され
て実施され得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、第
3図は第2図における気化器の拡大断面図、第4図は第
3図の矢印■に沿って見た平面概略図、第5図は第3図
の気化器の一部詳細図、第6図は第3図及び第5図のピ
ストンの変位量に対する弁体の直径、環状空間の面積及
び吸気通路面積の変化を示す図、第7図は第2図におけ
る駆動機構の拡大部分破断図、第8図は第2図のマイク
ロコンピュータにより実行されるメインプログラムのフ
ローチャート、第9図は第2図のマイクロコンピュータ
により実行される第1割込制御プログラムのフローチャ
ート、第1O図は第8図のメインプログラム中学習補正
値を算出するルーティンの詳細を示す第1サブプログラ
ムのフローチャート、第11図は第8図のメインプログ
ラム中フィードバック補正値を算出するルーティンの詳
細を示す第2サブプログラムのフローチャート、第12
図は第2図ののメインプログラム中学習値を算出するル
ーティンの詳細を示す第3サブプログラムのフローチャ
ート、第13図は第2図のマイクロコンピュータにより
実行される第2割込制御プログラムのフローチャート、
第14図は第2図及び第3図における気化器の空気流量
とピストンの変位量の関係を示す図である。 符号の説明 10・・・内燃機関、11・・・機関本体、12゜14
・・・吸気管、20・・・気化器、21・・・気化器本
体、21a・・・吸気通路、21b・・・筒部、21c
・・・連通孔、21d・・・貝通孔、21e・・・突出
部、21f・・・エアブリード通路、22・・・ケーシ
ング、23・・・フロート室、24・・・ピストン、2
4d・・・連通孔、27・・・ガイドロンド、27b・
・・弁体、27c・・・ホルダ、28・・・ノズル、2
9・・・筒体、29e・・・計量ジヱント、30・・・
駆動機構、40a・・・気温センサ、40b・・・スロ
ットルセンサ、40c・・・負圧センサ、40d・・・
水温センサ、40e・・・回転角センサ、40f・・・
酸素濃度センサ、60・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内燃機関の機関本体から延出した吸気管に連結される吸
    気通路の内周面との間に可変ベンチユリを形成すべく前
    記吸気通路内にその一側周壁を通し摺動可能に挿通され
    て前記吸気通路への吸気流量に応じ前記可変ベンチユリ
    の上下流間の差圧を一定にするように摺動するピストン
    を内蔵してなる気体作動手段と、前記吸気通路の他側周
    壁から前記ピストンに対向して外方へ延出されて燃料供
    給源からの燃料を前記吸気通路内に供給する燃料供給通
    路と、前記ピストンからこのピストンと一体的に変位す
    るように燃料供給通路内にニードル状に延出されて同燃
    料供給通路内に突設した環状部との間に環状断面積を形
    成するとともに同環状断面積の変化に応じ前記吸気通路
    内への燃料供給量を調整する弁体と、前記環状部を介す
    る前記燃料供給通路へのエアブリード量を制御する制御
    機構とを備えた気化器において、前記ピストンの変位量
    に関連する物理量を検出する物理量検出手段と、前記機
    関本体から排出される排気ガスの酸素濃度を検出する酸
    素濃度センサと、前記ピストンの変位の所定範囲に恒り
    複数に区分してなる複数の変位領域のいずれに前記ピス
    トンの変位量が属するかを前記検出物理量に基づいて判
    別する変位領域判別手段と、前記検出酸素濃度に基づい
    て前記判別変位領域毎の混合気の空燃比の状態を学習し
    て同変位領域毎の学習値を算出記憶する学習手段と、前
    記吸気通路に供給される燃料の量が適正値になるように
    補正するエアブリード量を前記記憶学習値に基づき算出
    するエアブリード量演算手段と、該エアブリード量演算
    手段の演算結果を出力信号として発生して前記制御機構
    に付与する出力手段とを備えたことを特徴とする可変ベ
    ンチユリ型気化器のためのエアブリード量制御装置。
JP15884885A 1985-07-18 1985-07-18 可変ベンチユリ型気化器のためのエアブリ−ド量制御装置 Pending JPS6220665A (ja)

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