JPS6299654A - 燃料供給量制御システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装置 - Google Patents
燃料供給量制御システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装置Info
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- JPS6299654A JPS6299654A JP24094285A JP24094285A JPS6299654A JP S6299654 A JPS6299654 A JP S6299654A JP 24094285 A JP24094285 A JP 24094285A JP 24094285 A JP24094285 A JP 24094285A JP S6299654 A JPS6299654 A JP S6299654A
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- Japan
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- sensor
- temperature
- oxygen concentration
- air
- microcomputer
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、酸素濃度センサが活性状態にあるとき、機関
本体への燃料供給量を該センサ出力により制御して、機
関本体へ供給される混合気の空燃比を目標値にする内燃
機関の燃料供給量制御システムに採用するのに適した酸
素濃度センサの活性状態判定装置に関する。
本体への燃料供給量を該センサ出力により制御して、機
関本体へ供給される混合気の空燃比を目標値にする内燃
機関の燃料供給量制御システムに採用するのに適した酸
素濃度センサの活性状態判定装置に関する。
従来、この種の判定装置は、特開昭58−30448号
公報に示されるように、酸素濃度センサが前記空燃比の
リーン状態を示す信号を所定時間以上出力し続けたとき
、同センサが不活性状態にあると判定し、それ以外のと
き同センサが活性状態にあると判定していた。
公報に示されるように、酸素濃度センサが前記空燃比の
リーン状態を示す信号を所定時間以上出力し続けたとき
、同センサが不活性状態にあると判定し、それ以外のと
き同センサが活性状態にあると判定していた。
しかるに、上記従来の装置においては、上記所定時間を
短く設定した場合、酸素濃度センサが活性状態にあって
も前記空燃比のリーン状態が長く続くと、同センサが不
活性状態にあると判定されて、同センサの状態が正しく
判定されないという問題があった。また、上記所定時間
を長く設定した場合、酸素濃度センサが活性状態から不
活性状態に変化したとき、該センサが実際に不活性化す
る時期よりも遅く不活性化したと判定されるので、酸セ
ンサが上記変化の過渡状態にあるときには、同センサが
活性状態にないにもかかわらず活性状態にあると判定さ
れて、同センサの状態が正しく判定されないという問題
があった。
短く設定した場合、酸素濃度センサが活性状態にあって
も前記空燃比のリーン状態が長く続くと、同センサが不
活性状態にあると判定されて、同センサの状態が正しく
判定されないという問題があった。また、上記所定時間
を長く設定した場合、酸素濃度センサが活性状態から不
活性状態に変化したとき、該センサが実際に不活性化す
る時期よりも遅く不活性化したと判定されるので、酸セ
ンサが上記変化の過渡状態にあるときには、同センサが
活性状態にないにもかかわらず活性状態にあると判定さ
れて、同センサの状態が正しく判定されないという問題
があった。
本発明の目的は、上記問題に対処するため、所定温度以
上で活性状態になる酸素濃度センサの温度を、同センサ
の温度に影iをもたらす内燃機関の負荷量に応じて推定
し、この推定温度に基づき同センサの活性状態を判定す
ることにより、前記判定を正確に行うようにした燃料供
給量制御装置に採用される酸素濃度センサの活性状態判
定装置を提供することにある。
上で活性状態になる酸素濃度センサの温度を、同センサ
の温度に影iをもたらす内燃機関の負荷量に応じて推定
し、この推定温度に基づき同センサの活性状態を判定す
ることにより、前記判定を正確に行うようにした燃料供
給量制御装置に採用される酸素濃度センサの活性状態判
定装置を提供することにある。
かかる問題の解決にあたり、本発明の構成上の特徴は、
第1図に示すように、内燃機関の燃料供給量制御システ
ムに採用されて機関本体から排出される排気ガス中の酸
素濃度を検出する酸素濃度センサにおいて、内燃機関の
負荷量を検出する負荷量検出手段1と、前記検出負荷量
に基づき該負荷量の増加に従って上昇する前記酸素濃度
センサの温度を推定する温度推定手段2と、前記推定温
度が前記酸素濃度センサの活性状態になる温度以上であ
るとき該センサが活性状態にあると判定する判定手段3
とを備えたことにある。
第1図に示すように、内燃機関の燃料供給量制御システ
ムに採用されて機関本体から排出される排気ガス中の酸
素濃度を検出する酸素濃度センサにおいて、内燃機関の
負荷量を検出する負荷量検出手段1と、前記検出負荷量
に基づき該負荷量の増加に従って上昇する前記酸素濃度
センサの温度を推定する温度推定手段2と、前記推定温
度が前記酸素濃度センサの活性状態になる温度以上であ
るとき該センサが活性状態にあると判定する判定手段3
とを備えたことにある。
上記のように構成した本発明においては、温度推定手段
2が、内燃機関の負荷量の増加すなわち機関本体におけ
る発生熱量の増加に起因して上昇する酸素濃度センサの
温度を、負荷量検出手段1により検出される内燃機関の
負荷量に基づき推定し、判定手段3が、酸素濃度センサ
が活性状態にあることを、同センサの活性化に直接関係
する同センサの温度を推定した上記推定温度に基づき判
定するので、酸素濃度センサの状態判定が正確になる。
2が、内燃機関の負荷量の増加すなわち機関本体におけ
る発生熱量の増加に起因して上昇する酸素濃度センサの
温度を、負荷量検出手段1により検出される内燃機関の
負荷量に基づき推定し、判定手段3が、酸素濃度センサ
が活性状態にあることを、同センサの活性化に直接関係
する同センサの温度を推定した上記推定温度に基づき判
定するので、酸素濃度センサの状態判定が正確になる。
これにより、燃料供給量制御システムにおける酸素濃度
センサに基づく燃料供給量制御が適確になされ、機関本
体へ供給される混合気の空燃比が目標値に精度よく設定
される。
センサに基づく燃料供給量制御が適確になされ、機関本
体へ供給される混合気の空燃比が目標値に精度よく設定
される。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
2図は本発明に係る酸素濃度センサの活性状態判定装置
を適用した内燃機関10の燃料供給量制御システムを示
している。内燃機関10は可変ベンチュリ型の気化器2
0を備えており、気化器20は、内燃機関10の機関本
体11から延出する吸気管12と、エアクリーナ13か
ら延出する吸気管14との間に介装されている。気化器
20は、両吸気管12.14間に連結した気化器本体2
1を有しており、この気化器本体21はその吸気通路2
1aにて両吸気管12.14間の連通を許容する。
2図は本発明に係る酸素濃度センサの活性状態判定装置
を適用した内燃機関10の燃料供給量制御システムを示
している。内燃機関10は可変ベンチュリ型の気化器2
0を備えており、気化器20は、内燃機関10の機関本
体11から延出する吸気管12と、エアクリーナ13か
ら延出する吸気管14との間に介装されている。気化器
20は、両吸気管12.14間に連結した気化器本体2
1を有しており、この気化器本体21はその吸気通路2
1aにて両吸気管12.14間の連通を許容する。
気化器本体21には、第2図及び第3図に示すごとく、
カップ状のケーシング22が同気化器本体21の周壁−
側に組付けられており、気化器本体21の周壁他側から
ケーシング22の開口部に対向し同ケーシング22とは
反対方向に突出する筒部21bには、フロート室23が
同筒部21bから垂下して組付けられている。段付環状
のピストン24はその大径部24aにて気化器本体21
の吸気通路21aに対し直角方向にケーシング22内に
摺動可能に嵌装されて大気室2.2 a及び変圧室22
bを形成しており、大気室22aは、気化器本体21の
周壁−側の一部に設けた連通孔21cを通し吸気通路2
1aの上流に連通している。
カップ状のケーシング22が同気化器本体21の周壁−
側に組付けられており、気化器本体21の周壁他側から
ケーシング22の開口部に対向し同ケーシング22とは
反対方向に突出する筒部21bには、フロート室23が
同筒部21bから垂下して組付けられている。段付環状
のピストン24はその大径部24aにて気化器本体21
の吸気通路21aに対し直角方向にケーシング22内に
摺動可能に嵌装されて大気室2.2 a及び変圧室22
bを形成しており、大気室22aは、気化器本体21の
周壁−側の一部に設けた連通孔21cを通し吸気通路2
1aの上流に連通している。
ピストン24の小径部24bは、気化器本体21の周壁
−側にスロットル弁25の上流にて穿設した貫通孔21
d内に気密的に摺動可能に嵌装されて、その上側頭部2
4Cでもって、気化器本体21の吸気通路21a内に突
出する突出部21eとの協働により可変ベンチュリを形
成している。
−側にスロットル弁25の上流にて穿設した貫通孔21
d内に気密的に摺動可能に嵌装されて、その上側頭部2
4Cでもって、気化器本体21の吸気通路21a内に突
出する突出部21eとの協働により可変ベンチュリを形
成している。
また、この小径部24bに穿設した連通孔24dは、変
圧室22bを吸気通路21aのスロットル弁25の上流
に連通させている。さらに、変圧室22b内には、コイ
ルスプリング26が、ケーシング22の環状のボス22
cとピストン24の頭部との間に介装されてピストン2
2を突出部21eに向けて付勢しており、このコイルス
プリング26のバネ定数は非常に小さな値に設定されて
いる。
圧室22bを吸気通路21aのスロットル弁25の上流
に連通させている。さらに、変圧室22b内には、コイ
ルスプリング26が、ケーシング22の環状のボス22
cとピストン24の頭部との間に介装されてピストン2
2を突出部21eに向けて付勢しており、このコイルス
プリング26のバネ定数は非常に小さな値に設定されて
いる。
また、ピストン24の頭部中央に嵌着したガイドロノド
27は、ケーシング22のボス22cに圧入した筒体2
2d内に摺動自在に挿入されており、このガイドロッド
27の吸気通路21a側端部には吸気通路21a内に延
出するニードル状の弁体27aが固定されている。この
ニードル状の弁体27aは、気化器本体21の筒部21
bの内端に嵌着した環状のノズル28を通り、同筒部2
1b内に嵌装した筒体29内に侵入している。筒体29
は、その基部29aにて、コイルスプリング29bの弾
発作用のもとに、筒部21bの外端に螺着した雄ねじ栓
29Cの内端に係止しており、この筒体29の周壁の中
間部位に穿設した連通孔29dは、フロート室23の燃
料供給路23aに連通している。
27は、ケーシング22のボス22cに圧入した筒体2
2d内に摺動自在に挿入されており、このガイドロッド
27の吸気通路21a側端部には吸気通路21a内に延
出するニードル状の弁体27aが固定されている。この
ニードル状の弁体27aは、気化器本体21の筒部21
bの内端に嵌着した環状のノズル28を通り、同筒部2
1b内に嵌装した筒体29内に侵入している。筒体29
は、その基部29aにて、コイルスプリング29bの弾
発作用のもとに、筒部21bの外端に螺着した雄ねじ栓
29Cの内端に係止しており、この筒体29の周壁の中
間部位に穿設した連通孔29dは、フロート室23の燃
料供給路23aに連通している。
筒体29の先端内周面には、環状の計量ジェット29e
が周方向に突設されており、この計量ジェット29eの
内周面と弁体27aとの間に形成される環状空間にて燃
料供給量が計量される。また、筒体2つの先端部に半径
方向に穿設した連通孔29fは、気化器本体21の周壁
他側に形成したエアブリート通路21[を計量ジェット
29eを通し筒体29の中空部に連通させるようになっ
ており、エアブリード通路21fは吸気通路21a内に
おける突出部21eの上流に連通している。
が周方向に突設されており、この計量ジェット29eの
内周面と弁体27aとの間に形成される環状空間にて燃
料供給量が計量される。また、筒体2つの先端部に半径
方向に穿設した連通孔29fは、気化器本体21の周壁
他側に形成したエアブリート通路21[を計量ジェット
29eを通し筒体29の中空部に連通させるようになっ
ており、エアブリード通路21fは吸気通路21a内に
おける突出部21eの上流に連通している。
なお、第3図にて、符号22eは圧入栓を示し、また各
符号29g、29hは0リングを示す。
符号29g、29hは0リングを示す。
燃料供給量制御システムは、第2図及び第3図に示すご
とく、気化器本体21の周壁他側に組付けた駆動機構3
0を有しており、この駆動機構30は、第4図に示すご
とく、ステップモータ30a内にプランジャ30bを軸
方向に変位可能に組付けて構成されている。ステップモ
ータ30aは、ステータ31の一例にて気化器本体21
の周壁他側にエアブリード通路21fの中間部位に対向
するように組付けられており、このステップモータ30
aの中空状ロータ33は一対のボールベアリング32.
32によりステータ31内に同軸的に回転自在に軸支さ
れている。
とく、気化器本体21の周壁他側に組付けた駆動機構3
0を有しており、この駆動機構30は、第4図に示すご
とく、ステップモータ30a内にプランジャ30bを軸
方向に変位可能に組付けて構成されている。ステップモ
ータ30aは、ステータ31の一例にて気化器本体21
の周壁他側にエアブリード通路21fの中間部位に対向
するように組付けられており、このステップモータ30
aの中空状ロータ33は一対のボールベアリング32.
32によりステータ31内に同軸的に回転自在に軸支さ
れている。
プランジャ30bは、その外周面中間部位に軸方向に形
成した雄ねじ部35を、ロータ33の中空部内周面中間
部位に軸方向に形成した雌ねじ部34に螺合させて、ロ
ータ33内に軸方向に変位可能に嵌装されており、この
プランジャ30bの先端部であるニードル状の弁体部3
6は、ステータ31の一側中央から延出し、エアブリー
ド通路21fの中間部位に形成した環状の弁鹿部21g
内に挿入されている。このことは、プランジャ30bが
その軸方向変位により弁体部36と弁鹿部21gとの間
の環状面積(即ち、エアブリード通路21fの上流から
下流へのエアブリード流入量)を制御することを息味す
る。なお、プランジ中3Qbはステータ31に対し軸周
りには回転不能に軸方向には変位可能になっている。ま
た第4図にて、符号37はプランジャ30bをその弁体
部36側に付勢するコイルスプリングを示す。
成した雄ねじ部35を、ロータ33の中空部内周面中間
部位に軸方向に形成した雌ねじ部34に螺合させて、ロ
ータ33内に軸方向に変位可能に嵌装されており、この
プランジャ30bの先端部であるニードル状の弁体部3
6は、ステータ31の一側中央から延出し、エアブリー
ド通路21fの中間部位に形成した環状の弁鹿部21g
内に挿入されている。このことは、プランジャ30bが
その軸方向変位により弁体部36と弁鹿部21gとの間
の環状面積(即ち、エアブリード通路21fの上流から
下流へのエアブリード流入量)を制御することを息味す
る。なお、プランジ中3Qbはステータ31に対し軸周
りには回転不能に軸方向には変位可能になっている。ま
た第4図にて、符号37はプランジャ30bをその弁体
部36側に付勢するコイルスプリングを示す。
また、燃料供給量制御システムは、第2図に示すごとく
、各種センサ40a〜4Ofと、気温センサ40 a、
スロットルセンサ40b、負圧センサ40C及び水温セ
ンサ4. Odにそれぞれ接続した各A−D変換器50
a、50b、50c及び50dと、回転角センサ40e
に接続した波形整形器50eと、酸素濃度センサ40f
及び基準信号発生器50「に接続したコンパレータ50
gとを備えており、気温センサ40aは吸気管14内の
空気流の温度を検出しアナログ気温信号として発生スる
。スロットルセンサ40bはスロントル弁25の開度を
検出しアナログ開度信号として発生する。負圧センサ4
0Cは吸気管12内に生じる負圧を検出しアナログ負圧
信号として発生する。
、各種センサ40a〜4Ofと、気温センサ40 a、
スロットルセンサ40b、負圧センサ40C及び水温セ
ンサ4. Odにそれぞれ接続した各A−D変換器50
a、50b、50c及び50dと、回転角センサ40e
に接続した波形整形器50eと、酸素濃度センサ40f
及び基準信号発生器50「に接続したコンパレータ50
gとを備えており、気温センサ40aは吸気管14内の
空気流の温度を検出しアナログ気温信号として発生スる
。スロットルセンサ40bはスロントル弁25の開度を
検出しアナログ開度信号として発生する。負圧センサ4
0Cは吸気管12内に生じる負圧を検出しアナログ負圧
信号として発生する。
水温センサ40dは機関本体11の冷却系統における冷
却水温を検出しアナログ水温信号として発生する。回転
角センサ40eは、機関本体11に付設したディストリ
ビュータ15内のカム面の回転角を検出し内燃機関10
の回転角を表わす回転角信号として発生する。酸素濃度
センサ40fは機関本体11から延出する排気管16内
の排気ガス中に含まれる酸素の濃度を検出しアナログ濃
度信号として発生する。
却水温を検出しアナログ水温信号として発生する。回転
角センサ40eは、機関本体11に付設したディストリ
ビュータ15内のカム面の回転角を検出し内燃機関10
の回転角を表わす回転角信号として発生する。酸素濃度
センサ40fは機関本体11から延出する排気管16内
の排気ガス中に含まれる酸素の濃度を検出しアナログ濃
度信号として発生する。
A−D変換器50aは気温センサ40aからのアナログ
気温信号をディジタル気温信号に変換し、A−D変換器
50bはスロットルセンサ40bからのアナログ開度信
号をディジタル開度信号に変換し、A−D変換器50c
は負圧センサ40Cからのアナログ負圧信号をディジタ
ル負圧信号に変換し、かつA−D変換器50dは水温セ
ンサ40dからのアナログ水温信号をディジタル水温信
号に変換する。波形整形器50eは回転角センサ40e
からの回転角信号を波形整形し整形信号として発生する
。基準信号発生器50fは、理論空燃比の特定に必要な
所定酸素濃度に対応するレベルの基準信号を発生する。
気温信号をディジタル気温信号に変換し、A−D変換器
50bはスロットルセンサ40bからのアナログ開度信
号をディジタル開度信号に変換し、A−D変換器50c
は負圧センサ40Cからのアナログ負圧信号をディジタ
ル負圧信号に変換し、かつA−D変換器50dは水温セ
ンサ40dからのアナログ水温信号をディジタル水温信
号に変換する。波形整形器50eは回転角センサ40e
からの回転角信号を波形整形し整形信号として発生する
。基準信号発生器50fは、理論空燃比の特定に必要な
所定酸素濃度に対応するレベルの基準信号を発生する。
コンパレータ50gは、酸素濃度センサ40fからのア
ナログ濃度信号を基準信号発生器50fからの基準信号
と比較して、アナログ濃度信号のレベルが基準信号のレ
ベルより高い(又は低い)ときハイレベル(又はローレ
ー・ル)になる酸素濃度レベル信号を発生する。かかる
場合、コンパレータ50gからの酸素濃度レベル信号の
ハイレベルは気化器20において調整された空燃比が理
論空燃比より濃いすなわち同空燃比がリッチ状態である
ことを表わし、ローレベルは気化器20において調整さ
れた空燃比が理論空燃比より薄いすなわち同空燃比がリ
ーン状態であることを表わす。
ナログ濃度信号を基準信号発生器50fからの基準信号
と比較して、アナログ濃度信号のレベルが基準信号のレ
ベルより高い(又は低い)ときハイレベル(又はローレ
ー・ル)になる酸素濃度レベル信号を発生する。かかる
場合、コンパレータ50gからの酸素濃度レベル信号の
ハイレベルは気化器20において調整された空燃比が理
論空燃比より濃いすなわち同空燃比がリッチ状態である
ことを表わし、ローレベルは気化器20において調整さ
れた空燃比が理論空燃比より薄いすなわち同空燃比がリ
ーン状態であることを表わす。
マイクロコンピュータ60は、当該車両のイグニッショ
ンスイッチIGの閉成に応答して直流電源Bから給電を
受けて作動状態となり、その内部の読出し専用メモリR
OMに予め記憶したメインプログラム、サブプログラム
、割込制御プログラムを、各々第5図乃至第7図に示す
各フローチャートに従い、各A−D変換器50a〜50
d、波形整形器50e及びコンパレータ50gとの協働
により繰返し実行し、かかる実行の繰返し中において、
駆動機構30のステップモータ30a及びリレー70の
制御に必要な各種の演算処理を以下の作用に述べるごと
く行う。
ンスイッチIGの閉成に応答して直流電源Bから給電を
受けて作動状態となり、その内部の読出し専用メモリR
OMに予め記憶したメインプログラム、サブプログラム
、割込制御プログラムを、各々第5図乃至第7図に示す
各フローチャートに従い、各A−D変換器50a〜50
d、波形整形器50e及びコンパレータ50gとの協働
により繰返し実行し、かかる実行の繰返し中において、
駆動機構30のステップモータ30a及びリレー70の
制御に必要な各種の演算処理を以下の作用に述べるごと
く行う。
かかる場合、マイクロコンピュータ60に内蔵した書込
み可能メモリRAMが、同マイクロコンピュータ60の
演算処理内容に対する一時的記憶回路としての役割を果
す。また、本実施例においては、割込制御プログラムの
割込がイグニッションスイッチIGの開成に伴う同イグ
ニンションスイソヂICを介しての直流電源Bからマイ
クロコンピュータ60への給電電圧の遮断に応答して開
始される。リレー70は、電磁コイル71と、この電磁
コイル71の励磁(又は消磁)により閉成(又は開成)
する字間型スイッチ72を有しており、電磁コイル71
及びスイッチ72は、共に、直流電源Bとマイクロコン
ピュータ60との間に接続されている。
み可能メモリRAMが、同マイクロコンピュータ60の
演算処理内容に対する一時的記憶回路としての役割を果
す。また、本実施例においては、割込制御プログラムの
割込がイグニッションスイッチIGの開成に伴う同イグ
ニンションスイソヂICを介しての直流電源Bからマイ
クロコンピュータ60への給電電圧の遮断に応答して開
始される。リレー70は、電磁コイル71と、この電磁
コイル71の励磁(又は消磁)により閉成(又は開成)
する字間型スイッチ72を有しており、電磁コイル71
及びスイッチ72は、共に、直流電源Bとマイクロコン
ピュータ60との間に接続されている。
以上のように構成した本実施例において、気化器20の
ピストン24が第3図にて二点鎖線により示した状態に
あり、駆動機構30及びスロットル弁25が第3図に示
した状態にあるものとする。
ピストン24が第3図にて二点鎖線により示した状態に
あり、駆動機構30及びスロットル弁25が第3図に示
した状態にあるものとする。
このような段階にてイグニッションスイッチIGの閉成
により内燃機関10を始動させて当該車両をそのアクセ
ルペダルの踏込みに応じたスロットル弁25の開度のも
とに走行させれば、かかる状態にあっては、エアクリー
ナ13を通し吸気管14内に流入する空気流が、スロッ
トル弁25の開度に応じて変圧室22b内に生じる負圧
と大気室22a内の大気圧との差に基きコイルスプリン
グ26に抗して摺動するピストン24と突出部21eと
の可変ベンチュリ作用のもとに、フロート室23から燃
料供給通路23a、連通孔29d、ガイドロッド27の
弁体27aと計量ジェットとの間の環状領域及びノズル
28を通り吸出される燃料と共に、混合気を形成し、気
化器本体21の吸気通路21a、スロットル弁25及び
吸気管12を通り機関本体11内に現段階にて必要な空
燃比でもって流入し、同機関本体11の燃焼室内にて燃
焼し、然る後排気管16内に排気ガス流として排出され
る。
により内燃機関10を始動させて当該車両をそのアクセ
ルペダルの踏込みに応じたスロットル弁25の開度のも
とに走行させれば、かかる状態にあっては、エアクリー
ナ13を通し吸気管14内に流入する空気流が、スロッ
トル弁25の開度に応じて変圧室22b内に生じる負圧
と大気室22a内の大気圧との差に基きコイルスプリン
グ26に抗して摺動するピストン24と突出部21eと
の可変ベンチュリ作用のもとに、フロート室23から燃
料供給通路23a、連通孔29d、ガイドロッド27の
弁体27aと計量ジェットとの間の環状領域及びノズル
28を通り吸出される燃料と共に、混合気を形成し、気
化器本体21の吸気通路21a、スロットル弁25及び
吸気管12を通り機関本体11内に現段階にて必要な空
燃比でもって流入し、同機関本体11の燃焼室内にて燃
焼し、然る後排気管16内に排気ガス流として排出され
る。
また、マイクロコンピュータ60が、上述のイグニッシ
ョンスイッチICの閉成に応答して作動状態となり、第
5図のフローチャートに従いメインプログラムの実行を
ステップ80にて開始し、ステップ80aにて書込み可
能メモIJ RA Mを初期設定し、かつリレー70の
電磁コイル71の励磁に必要な励磁信号を発生する。こ
の励磁信号によりリレー70が電磁コイル71を励磁さ
せてスイノチア2を閉成し同スイッチ72を介する直流
電源Bからマイクロコンピュータ60への給電電圧の付
与を許容する。また、メインプログラムがステップ81
に進むと、マイクロコンピュータ60は、ステップ81
にて回転センサ40eとの協働により波形整形器50e
から生じる整形回転角信号により内燃機関10の回転数
EGRを演算して回転数EGRを一時的に記憶する。回
転数EGRの演算後、マイクロコンピュータ60は、ス
テップ82にてA−D変換器50aから気温センサ40
aとの協働のもとに生じるディジタル気温信号、A−D
変換器50bからスロットルセンサ40bとの協働のも
とに生じるディジタル開度信号、A−D変換器50Cか
ら負圧センサ40cとの協働のもとに生じるディジタル
負圧信号、A−D変換器50dから水温センサ40dと
の協働のもとに生じるディジタル水温信号、並びにコン
パレータ50gから酸素濃度センサ40f及び基準信号
発生器50fとの協働により生じる酸素濃度信号の値を
読取り、各々吸気温THA、吸気管圧力P1M、スロッ
トル開度SRT、水温T HW及び酸素濃度OHLとし
て書込み可能メモリRAMに記憶して、ステップ83の
実行に移る。
ョンスイッチICの閉成に応答して作動状態となり、第
5図のフローチャートに従いメインプログラムの実行を
ステップ80にて開始し、ステップ80aにて書込み可
能メモIJ RA Mを初期設定し、かつリレー70の
電磁コイル71の励磁に必要な励磁信号を発生する。こ
の励磁信号によりリレー70が電磁コイル71を励磁さ
せてスイノチア2を閉成し同スイッチ72を介する直流
電源Bからマイクロコンピュータ60への給電電圧の付
与を許容する。また、メインプログラムがステップ81
に進むと、マイクロコンピュータ60は、ステップ81
にて回転センサ40eとの協働により波形整形器50e
から生じる整形回転角信号により内燃機関10の回転数
EGRを演算して回転数EGRを一時的に記憶する。回
転数EGRの演算後、マイクロコンピュータ60は、ス
テップ82にてA−D変換器50aから気温センサ40
aとの協働のもとに生じるディジタル気温信号、A−D
変換器50bからスロットルセンサ40bとの協働のも
とに生じるディジタル開度信号、A−D変換器50Cか
ら負圧センサ40cとの協働のもとに生じるディジタル
負圧信号、A−D変換器50dから水温センサ40dと
の協働のもとに生じるディジタル水温信号、並びにコン
パレータ50gから酸素濃度センサ40f及び基準信号
発生器50fとの協働により生じる酸素濃度信号の値を
読取り、各々吸気温THA、吸気管圧力P1M、スロッ
トル開度SRT、水温T HW及び酸素濃度OHLとし
て書込み可能メモリRAMに記憶して、ステップ83の
実行に移る。
ステップ83にて、マイクロコンピュータ60は、上記
記憶したエンジン回転数EGR及び吸気管圧力PIMに
基づき、下記(式1)に従って空気流量GAを算出して
書込み可能メモリRAMに記憶するとともに、上記記憶
した水温THWに基づき、混合気を目標空燃比にするた
めにの水温補正値Awを算出して書込み可能メモリRA
Mに記憶する。
記憶したエンジン回転数EGR及び吸気管圧力PIMに
基づき、下記(式1)に従って空気流量GAを算出して
書込み可能メモリRAMに記憶するとともに、上記記憶
した水温THWに基づき、混合気を目標空燃比にするた
めにの水温補正値Awを算出して書込み可能メモリRA
Mに記憶する。
GA=に1 *P IM*EGR・・・ (式1)なお
、上記(式1)におけるに1は比例定数であり、水温補
正値Awは水温THWに基づき混合気を目標空燃比に制
御する補正値を表し、水温THWの変化に応じて基準値
KO(例えば1)を中心に変動する値である。
、上記(式1)におけるに1は比例定数であり、水温補
正値Awは水温THWに基づき混合気を目標空燃比に制
御する補正値を表し、水温THWの変化に応じて基準値
KO(例えば1)を中心に変動する値である。
次に、マイクロコンピュータ60はステップ84に酸素
濃度40fの推定温度CIFの演算を第6図のフローチ
ャートに対応するサブプログラムの実行により行う。こ
のサブプログラムの実行において、マイクロコンピュー
タ60は、ステップ84aにてそのプログラムの実行を
開始し、ステップ84bにて上記記憶した空気流量GA
及び水温THWに基づき、下記(式2)の演算を実行す
ることにより酸素濃度センサ40fの推定温度CIFを
更新する。
濃度40fの推定温度CIFの演算を第6図のフローチ
ャートに対応するサブプログラムの実行により行う。こ
のサブプログラムの実行において、マイクロコンピュー
タ60は、ステップ84aにてそのプログラムの実行を
開始し、ステップ84bにて上記記憶した空気流量GA
及び水温THWに基づき、下記(式2)の演算を実行す
ることにより酸素濃度センサ40fの推定温度CIFを
更新する。
CIF=CIF+GA−GAo+
に2*THW・・・ (式2)
なお、値GAoは暖気時に酸素濃度センサ40rを活性
化温度TIに保つために必要な機関本体11における燃
焼の大きさに対応する空気流(JGAを示す定数であり
、そのためGA−GAoは、空気流IGAがGA>GA
oの関係にあるとき酸素濃度センサ40fの温度が活性
化温度TIより高くなる温度変化分を表し、空気流量G
AがGA<GAoの関係にあるとき同センサ40fの温
度が活性化温度Tlより低くなる温度変化分を表してい
る。また、係数に2は水温THWが酸素濃度センサ40
「の温度変化に与えるに9度を示す固定価であり、その
ため、K2*THWはその値が小さい程酸素濃度センサ
40fの温度を低くする水温T HWによる補正項を表
している。一方、上記(式2)の右辺のCIFはステッ
プ84bの演算前にマイクロコンピュータ60の書込み
可能メモリRAMに記憶されていた酸素濃度センサ40
rの推定温度CIFを示し、ステップ84bの演算は上
記(式2)の右辺の算出値が酸素濃度センサ40fの新
たな推定温度CIFとして上記書込み可能メモリRAM
に記憶されることを意味するので、この演算により、空
気流iGA及び水温THWの増加(又は減少)に応じて
増加(又は減少)する酸素濃度センサ40fの温度変化
分が変化前の同センサ40fの推定温度CIFに加算さ
れて新たな推定温度CIFが算出記憶される。
化温度TIに保つために必要な機関本体11における燃
焼の大きさに対応する空気流(JGAを示す定数であり
、そのためGA−GAoは、空気流IGAがGA>GA
oの関係にあるとき酸素濃度センサ40fの温度が活性
化温度TIより高くなる温度変化分を表し、空気流量G
AがGA<GAoの関係にあるとき同センサ40fの温
度が活性化温度Tlより低くなる温度変化分を表してい
る。また、係数に2は水温THWが酸素濃度センサ40
「の温度変化に与えるに9度を示す固定価であり、その
ため、K2*THWはその値が小さい程酸素濃度センサ
40fの温度を低くする水温T HWによる補正項を表
している。一方、上記(式2)の右辺のCIFはステッ
プ84bの演算前にマイクロコンピュータ60の書込み
可能メモリRAMに記憶されていた酸素濃度センサ40
rの推定温度CIFを示し、ステップ84bの演算は上
記(式2)の右辺の算出値が酸素濃度センサ40fの新
たな推定温度CIFとして上記書込み可能メモリRAM
に記憶されることを意味するので、この演算により、空
気流iGA及び水温THWの増加(又は減少)に応じて
増加(又は減少)する酸素濃度センサ40fの温度変化
分が変化前の同センサ40fの推定温度CIFに加算さ
れて新たな推定温度CIFが算出記憶される。
ステップ84bの演算後、マイクロコンピュータ60は
、ステップ84cにて上記更新した推定温度CIFと値
「0」とを比較し、推定温度CIFが「0」より大きい
ときrYEsJと判定して、ステップ84dにてこのサ
ブプログラムの実行を終了する。また、推定温度CIF
が「0」以下のとき、マイクロコンピュータ60は、ス
テップ84Cにて「NO」と判定し、ステップ84eに
て推定温度CIFをrOJに設定し直し、ステップ84
dにてこのサブプログラムの実行を終了する。
、ステップ84cにて上記更新した推定温度CIFと値
「0」とを比較し、推定温度CIFが「0」より大きい
ときrYEsJと判定して、ステップ84dにてこのサ
ブプログラムの実行を終了する。また、推定温度CIF
が「0」以下のとき、マイクロコンピュータ60は、ス
テップ84Cにて「NO」と判定し、ステップ84eに
て推定温度CIFをrOJに設定し直し、ステップ84
dにてこのサブプログラムの実行を終了する。
このステップ84eの演算により推定温度CIFは「0
」より小さくなることはなく、このことは、内燃機関の
運転中には空気流量GAが小さくなって機関本体11に
おける燃焼が小さくなっても酸素濃度センサ40fの温
度が所定値より小さくならない状態をよりよくシミュレ
ートしている。
」より小さくなることはなく、このことは、内燃機関の
運転中には空気流量GAが小さくなって機関本体11に
おける燃焼が小さくなっても酸素濃度センサ40fの温
度が所定値より小さくならない状態をよりよくシミュレ
ートしている。
サブプログラムすなわちステップ84の演算後、マイク
ロコンピュータ60はステップ85にて上記記憶したス
ロットル開度SRT、吸気管圧力PIM、水温THW及
び酸素濃度OHLの各値により、内燃機関の運転状態が
排気ガスの酸素濃度によるフィードバンク補正領域にあ
るか否かを判断する。なお、このフィードバンク補正領
域の判断は、上記水温SRTが高く、内燃機関が全負荷
領域及びアイドル領域になく、かつ酸素濃度センサ40
fがハイレベル信号を発生済みであることを条件として
なされる。このステップ85の判断においては、イグニ
ソションスインチの閉成から時間が差程経過していない
場合、rNOJすなわちフィードバンク補正領域にない
と判断され、マイクロコンピュータ60はステップ86
にて、フィードバンク補正値Afを基準値KOに決定す
る。
ロコンピュータ60はステップ85にて上記記憶したス
ロットル開度SRT、吸気管圧力PIM、水温THW及
び酸素濃度OHLの各値により、内燃機関の運転状態が
排気ガスの酸素濃度によるフィードバンク補正領域にあ
るか否かを判断する。なお、このフィードバンク補正領
域の判断は、上記水温SRTが高く、内燃機関が全負荷
領域及びアイドル領域になく、かつ酸素濃度センサ40
fがハイレベル信号を発生済みであることを条件として
なされる。このステップ85の判断においては、イグニ
ソションスインチの閉成から時間が差程経過していない
場合、rNOJすなわちフィードバンク補正領域にない
と判断され、マイクロコンピュータ60はステップ86
にて、フィードバンク補正値Afを基準値KOに決定す
る。
かかる場合、フィードバック補正値Afは、排気ガス流
中の酸素濃度に基づいて混合気を目標空燃比に制御する
補正値を表し、酸素濃度OHLに基づき後述する演算に
より算出される基準値Koを中心に変動する値である。
中の酸素濃度に基づいて混合気を目標空燃比に制御する
補正値を表し、酸素濃度OHLに基づき後述する演算に
より算出される基準値Koを中心に変動する値である。
次に、マイクロコンピュータ60は、ステップ87にて
当該気化器の基本エアブリード量を制御する基準値KO
に対する基本エアブリード量制御値SB、ステップ86
で基準値Koに設定されたフィードバンク補正値Af、
及びステップ83にて算出された水温補正値Awに基づ
き、下記(式3)により、ステップモータ30aの目標
回転ステップ数SOを算出する。
当該気化器の基本エアブリード量を制御する基準値KO
に対する基本エアブリード量制御値SB、ステップ86
で基準値Koに設定されたフィードバンク補正値Af、
及びステップ83にて算出された水温補正値Awに基づ
き、下記(式3)により、ステップモータ30aの目標
回転ステップ数SOを算出する。
3o=に3* (SB+Af+Aw−2*KO)
・・・ (式3) この目標回転ステップ数Soは、エアブリード通路21
「における目標エアブリード流入量、即ち気化器20に
て調整されるべき混合気を目標空燃比に制御するための
ステップモータ30aのステップ故に対応し、係数に3
は基本エアブリード量制御値SB及び各補正値Af、A
wによる制御量及び補正量をステップモータ30aのス
テップ数に変換するための定数である。また、上記(式
3)中の項2*Koは制御値SB及び各補正値Af。
・・・ (式3) この目標回転ステップ数Soは、エアブリード通路21
「における目標エアブリード流入量、即ち気化器20に
て調整されるべき混合気を目標空燃比に制御するための
ステップモータ30aのステップ故に対応し、係数に3
は基本エアブリード量制御値SB及び各補正値Af、A
wによる制御量及び補正量をステップモータ30aのス
テップ数に変換するための定数である。また、上記(式
3)中の項2*Koは制御値SB及び各補正値Af。
Awの加算による基準値Koの合算値3*Koを基準値
Koに戻すだめの修正項である。
Koに戻すだめの修正項である。
ステップ87における演算後メインプログラムがステッ
プ88に進むと、マイクロコンピュータ60がステップ
87における目標回転ステップ数SOとステップモータ
30aの現実の回転ステップ数(以下、現回転ステップ
数Sという)との差を回転信号として発生する。かがる
場合、現回転ステップ数S=0はプランジャ30bの原
位置(弁体部36と弁座部21gとの間の環状面積が零
のときに対応)に対応するとともに現回転ステップ数S
の増大はプランジャ30bのコイルスプリング37に抗
する変位量の増大に対応する。ついで、駆動機構30の
ステップモータ30aがマイクロコンピュータ60から
の回転信号の値に応じロータ33、即ち雌ねじ部34を
正転させ、これに伴いプランジャ30b、即ち雄ねじ部
35がコイルスプリング37の弾撥力に抗して変位して
弁体部36と弁座部21gとの間の環状面積をロータ3
3の正方向回転に対応して増大させる。すると、吸気通
路21aの突出部21eの上流に存在する空気流が、弁
体部36と弁座部21gとの間の環状面積に対応するエ
アブリード量としてエアブリード通路21「、筒体29
の連通孔29f、計量ジェット29e及びノズル28を
通り連通孔29dから燃料と共に吸気通路21a内に吸
出される。
プ88に進むと、マイクロコンピュータ60がステップ
87における目標回転ステップ数SOとステップモータ
30aの現実の回転ステップ数(以下、現回転ステップ
数Sという)との差を回転信号として発生する。かがる
場合、現回転ステップ数S=0はプランジャ30bの原
位置(弁体部36と弁座部21gとの間の環状面積が零
のときに対応)に対応するとともに現回転ステップ数S
の増大はプランジャ30bのコイルスプリング37に抗
する変位量の増大に対応する。ついで、駆動機構30の
ステップモータ30aがマイクロコンピュータ60から
の回転信号の値に応じロータ33、即ち雌ねじ部34を
正転させ、これに伴いプランジャ30b、即ち雄ねじ部
35がコイルスプリング37の弾撥力に抗して変位して
弁体部36と弁座部21gとの間の環状面積をロータ3
3の正方向回転に対応して増大させる。すると、吸気通
路21aの突出部21eの上流に存在する空気流が、弁
体部36と弁座部21gとの間の環状面積に対応するエ
アブリード量としてエアブリード通路21「、筒体29
の連通孔29f、計量ジェット29e及びノズル28を
通り連通孔29dから燃料と共に吸気通路21a内に吸
出される。
然る後、メインプログラムはステップ81に進み、マイ
クロコンピュータ60はステップ81〜88の循環演算
を実行して、基本エアブリード量制御値SBに水温補正
値AWを加味することによりステップモータ30aの目
標回転ステップ数SOを算出してエアブリード量を制御
する。また、この循環演算中、酸素濃度センサ40fの
推定温度CIFは、ステップ84の演算により更新され
、空気流量GAに応じて変化する。
クロコンピュータ60はステップ81〜88の循環演算
を実行して、基本エアブリード量制御値SBに水温補正
値AWを加味することによりステップモータ30aの目
標回転ステップ数SOを算出してエアブリード量を制御
する。また、この循環演算中、酸素濃度センサ40fの
推定温度CIFは、ステップ84の演算により更新され
、空気流量GAに応じて変化する。
上記ステップ81−88の循環演算中、マイクロコンピ
ュータ60はステップ85にて上記フィードハック補正
条件の基にrYEsJすなわち内燃機関がフィードバッ
ク補正領域にあると判断すると、プログラムをステップ
89に進め、内燃機関10がアイドリング状態にあるか
否かを、ステップ82にて記憶したスロットル開度SR
Tに基づき、判断する。この判断において、スロットル
開度SRTが所定の値より大きいすなわちスロットル弁
25が開状態にあるとき、マイクロコンピュータ60は
「NO」と判定し、ステップ90にてアイドリング状態
以外における排気ガスの酸素濃度に基づくフィードバッ
ク補正iAfの演算を行う。この演算では、ステップ8
2にて記憶したa素’bLlfoHLがローレベル(又
はハイレベル)からハイレベル(又はローレベル)に変
化した場合、比例制御分Kpを以前のフィードバック補
正値Afに加算しく又は以前のフィードハック補正値A
fから減算し)、酸素濃度OHLがハイレベル(又はロ
ーレベル)を持続している場合、積分制御分τ1を以前
のフィードバック補正量Afに加算(又は以前のフィー
ドバンク補正lAfから減算)する。ステップ90の演
算後、マイクロコンピュータ60は、ステップ87にて
上記(式3)に基づき上記算出したフィードバンク補正
iAfを考慮した目標回転ステップ数Soを算出し、ス
テップ88にて上記目標回転ステップ数Soとステップ
モータ30aの現回転ステップ数Sとの差を回転信号と
してステップモータ、30aに出力してプログラムをス
テップ81に進め、ステップ81〜85,89,90,
87.88の循環演算を実行する。この循環演算中、プ
ログラムがステップ90を通過する毎に上記比例制御分
Kp及び積分制御分τ1の加減算が実行されてフィード
バンク補正iAfが決定され、ステップ87.88の演
算に基づきこの補正量Afを考慮してステップモータ3
0aのステップ数が制御されるので、エアブリード量は
基本エアブリード量SB及び水温補正値AWに酸素濃度
センサ4Of出力に基づくフィードバック補正1iAf
が加味された値に制御される。また、この循環演算中に
も、酸素濃度センサ40fの推定温度CIFは、ステッ
プ84の演算により更新され、空気流量GAに応じて変
化している。
ュータ60はステップ85にて上記フィードハック補正
条件の基にrYEsJすなわち内燃機関がフィードバッ
ク補正領域にあると判断すると、プログラムをステップ
89に進め、内燃機関10がアイドリング状態にあるか
否かを、ステップ82にて記憶したスロットル開度SR
Tに基づき、判断する。この判断において、スロットル
開度SRTが所定の値より大きいすなわちスロットル弁
25が開状態にあるとき、マイクロコンピュータ60は
「NO」と判定し、ステップ90にてアイドリング状態
以外における排気ガスの酸素濃度に基づくフィードバッ
ク補正iAfの演算を行う。この演算では、ステップ8
2にて記憶したa素’bLlfoHLがローレベル(又
はハイレベル)からハイレベル(又はローレベル)に変
化した場合、比例制御分Kpを以前のフィードバック補
正値Afに加算しく又は以前のフィードハック補正値A
fから減算し)、酸素濃度OHLがハイレベル(又はロ
ーレベル)を持続している場合、積分制御分τ1を以前
のフィードバック補正量Afに加算(又は以前のフィー
ドバンク補正lAfから減算)する。ステップ90の演
算後、マイクロコンピュータ60は、ステップ87にて
上記(式3)に基づき上記算出したフィードバンク補正
iAfを考慮した目標回転ステップ数Soを算出し、ス
テップ88にて上記目標回転ステップ数Soとステップ
モータ30aの現回転ステップ数Sとの差を回転信号と
してステップモータ、30aに出力してプログラムをス
テップ81に進め、ステップ81〜85,89,90,
87.88の循環演算を実行する。この循環演算中、プ
ログラムがステップ90を通過する毎に上記比例制御分
Kp及び積分制御分τ1の加減算が実行されてフィード
バンク補正iAfが決定され、ステップ87.88の演
算に基づきこの補正量Afを考慮してステップモータ3
0aのステップ数が制御されるので、エアブリード量は
基本エアブリード量SB及び水温補正値AWに酸素濃度
センサ4Of出力に基づくフィードバック補正1iAf
が加味された値に制御される。また、この循環演算中に
も、酸素濃度センサ40fの推定温度CIFは、ステッ
プ84の演算により更新され、空気流量GAに応じて変
化している。
このステップ81〜85.89.90,87゜88の循
環演算中、車両の停止等により、スロットル弁25が略
全閉状態になると、マイクロコンピュータ60はステッ
プ89にてrYEsJすなわち内燃機関10がアイドル
状態にあると判定し、ステップ91にて上記記憶した水
温THwが所定温度T2より低いか否かを判断する。こ
の判断において、内燃機関10がアイドリング状態にな
って間もない場合、機関本体11の温度は高くかつ冷却
水の温度も高いので、マイクロコンピュータ60は「N
O」すなわち水温T HWが所定温度T2より低くない
と判定し、プログラムをステップ92に進めて上記記憶
した推定温度CIFが酸素濃度センサ40fの活性化温
度TIより高いか否かを判断する。なお、この所定温度
T2は酸素濃度センサ40fを即座に不活性化する冷却
水の温度を示すもので、この温度T2により決定される
酸素濃度センサ40fの温度は活性化温度TIより低い
。そして、上記のように、内燃機関10がアイドリング
状態になって間もない場合、機関本体11の温度はまだ
高くしかも同本体11から排出される排気ガスの温度も
高くて、酸素濃度センサ40fの温度を表す推定温度C
IFも高いので、マイクロコンピュータ60は、ステッ
プ92にてrYEsJと判定し、ステップ93にてアイ
ドリング状態における排゛気ガスの酸素濃度に基づくフ
ィードバック補正量Afの演算を行う。この演算では、
上記アイドリング状態以外の場合とは異なり、a素’b
M度OHLがハイレベル(又はローレベル)を持続して
いる場合のみ、上記積分制御値τ1より小さい積分制御
値τ2を以前のフィードバック補正量Afに加算しく又
は以前のフィードバンク補正量から減算)する。これに
より、アイドリング状態におけるフィードバック補正1
iAfの変動をアイドリング状態以外の場合より小さく
して、はぼ一定に保つようにしている。このステップ9
3の演算後、マイクロコンピュータ60は、上記と同様
、ステ・ノブ87.88の演算を実行してエアブリード
量を制御し、内燃機関10がアイドリング状態にあれば
ステップ81〜85,89゜91.92,93.87.
88の循環演算を実行し続ける。
環演算中、車両の停止等により、スロットル弁25が略
全閉状態になると、マイクロコンピュータ60はステッ
プ89にてrYEsJすなわち内燃機関10がアイドル
状態にあると判定し、ステップ91にて上記記憶した水
温THwが所定温度T2より低いか否かを判断する。こ
の判断において、内燃機関10がアイドリング状態にな
って間もない場合、機関本体11の温度は高くかつ冷却
水の温度も高いので、マイクロコンピュータ60は「N
O」すなわち水温T HWが所定温度T2より低くない
と判定し、プログラムをステップ92に進めて上記記憶
した推定温度CIFが酸素濃度センサ40fの活性化温
度TIより高いか否かを判断する。なお、この所定温度
T2は酸素濃度センサ40fを即座に不活性化する冷却
水の温度を示すもので、この温度T2により決定される
酸素濃度センサ40fの温度は活性化温度TIより低い
。そして、上記のように、内燃機関10がアイドリング
状態になって間もない場合、機関本体11の温度はまだ
高くしかも同本体11から排出される排気ガスの温度も
高くて、酸素濃度センサ40fの温度を表す推定温度C
IFも高いので、マイクロコンピュータ60は、ステッ
プ92にてrYEsJと判定し、ステップ93にてアイ
ドリング状態における排゛気ガスの酸素濃度に基づくフ
ィードバック補正量Afの演算を行う。この演算では、
上記アイドリング状態以外の場合とは異なり、a素’b
M度OHLがハイレベル(又はローレベル)を持続して
いる場合のみ、上記積分制御値τ1より小さい積分制御
値τ2を以前のフィードバック補正量Afに加算しく又
は以前のフィードバンク補正量から減算)する。これに
より、アイドリング状態におけるフィードバック補正1
iAfの変動をアイドリング状態以外の場合より小さく
して、はぼ一定に保つようにしている。このステップ9
3の演算後、マイクロコンピュータ60は、上記と同様
、ステ・ノブ87.88の演算を実行してエアブリード
量を制御し、内燃機関10がアイドリング状態にあれば
ステップ81〜85,89゜91.92,93.87.
88の循環演算を実行し続ける。
この循環演算中、内燃機関10がアイドリング状態にあ
るため、空気流量GAが小さな値となり、これに基づき
ステップ84の演算が推定温度CIFの値を除々に減少
させ、推定温度CIFが酸素濃度センサ40「の活性化
温度T1以下になると、マイクロコンピュータ60はス
テップ92にて「NOJと判定して、ステップ86にて
フィードバック補正量Afを基準値KOに設定する。こ
のステップ86の演算後、マイクロコンピュータ60は
ステップ87.88の演算によりフィードバック補正l
Afとは無関係に、ステップモータ30aの目標回転数
SOを決定してエアブリード量を制御し、この状態の続
く間、ステップ81〜85゜89.91,92.86〜
88の循環演算を実行する。これにより、内燃機関10
のアイドリング状態が持続して機関本体11及び排気ガ
スの温度が低下し、酸素濃度センサ40fの温度低下に
伴って酸素濃度センサ40fが不活性状態になった場合
及び完全に不活性状態になる過渡状態にある場合、フィ
ードバック補正量Afが基準値KOに設定されてエアブ
リード量の制御には無関係になるので、酸素濃度センサ
40fからの不正確な検出信号に基づくエアブリード量
の制御が防止される。
るため、空気流量GAが小さな値となり、これに基づき
ステップ84の演算が推定温度CIFの値を除々に減少
させ、推定温度CIFが酸素濃度センサ40「の活性化
温度T1以下になると、マイクロコンピュータ60はス
テップ92にて「NOJと判定して、ステップ86にて
フィードバック補正量Afを基準値KOに設定する。こ
のステップ86の演算後、マイクロコンピュータ60は
ステップ87.88の演算によりフィードバック補正l
Afとは無関係に、ステップモータ30aの目標回転数
SOを決定してエアブリード量を制御し、この状態の続
く間、ステップ81〜85゜89.91,92.86〜
88の循環演算を実行する。これにより、内燃機関10
のアイドリング状態が持続して機関本体11及び排気ガ
スの温度が低下し、酸素濃度センサ40fの温度低下に
伴って酸素濃度センサ40fが不活性状態になった場合
及び完全に不活性状態になる過渡状態にある場合、フィ
ードバック補正量Afが基準値KOに設定されてエアブ
リード量の制御には無関係になるので、酸素濃度センサ
40fからの不正確な検出信号に基づくエアブリード量
の制御が防止される。
さらに、内燃機関10のアイドリング状態が続くと、こ
のステ7プ81〜85,89,91,92.86〜88
の循環演算中、水温THWはさらに減少して、水温TH
Wが所定温度T2より低くなるので、マイクロコンピュ
ータ60はステップ91にてrYESJと判定し、ステ
ップ94にて推定温度CIFを値Toに設定し、ステッ
プ86〜88を介して、プログラムをステ・ノブ81に
進め、ニス降ステン181〜85,89,91,94゜
86〜88の循環演算を実行して、上記と同様エアブリ
ード量を酸素濃度センサ40f出力とは無関係に制御す
る。なお、上記値Toは、内燃機関10が長時間アイド
リング状態に維持された場合に、酸素1度センサ40「
が落着く温度であり、このことは推定温度CIFが同セ
ンサ40fの温度を内燃機関の状態に応じてよりよくシ
ミュレー1− していることを意味する。
のステ7プ81〜85,89,91,92.86〜88
の循環演算中、水温THWはさらに減少して、水温TH
Wが所定温度T2より低くなるので、マイクロコンピュ
ータ60はステップ91にてrYESJと判定し、ステ
ップ94にて推定温度CIFを値Toに設定し、ステッ
プ86〜88を介して、プログラムをステ・ノブ81に
進め、ニス降ステン181〜85,89,91,94゜
86〜88の循環演算を実行して、上記と同様エアブリ
ード量を酸素濃度センサ40f出力とは無関係に制御す
る。なお、上記値Toは、内燃機関10が長時間アイド
リング状態に維持された場合に、酸素1度センサ40「
が落着く温度であり、このことは推定温度CIFが同セ
ンサ40fの温度を内燃機関の状態に応じてよりよくシ
ミュレー1− していることを意味する。
上記のような動作説明からも理解できる通り、空気流量
G A 、水温T HW等に基づいてステップ84.9
4の演算により酸素濃度センサ40fの温度CIFが推
定され、内燃機関1oがアイドリング状態にあるとき、
この推定温度CIFに基づきステップ92の判断により
酸素濃度センサ4゜rが活性状態にあるか否かが判定さ
れて、同センサ40fが活性状態にあるときステップ9
3の演算によりフィードバンク補正iAfが同センサ4
0f出力に基づき算出され、同センサ40fが不活性状
態にあるときステップ86の演算によりフィードバック
補正量Afが同センサ40f出力とは無関係に基準値K
Oに設定されるようにしたので、このフィードバック補
正量Afによりエアブリート量の制御すなわち機関本体
11に供給される混合気の空燃比の制御が、酸素濃度セ
ンサ40fの状態に応じて適格に制御されるようになる
。
G A 、水温T HW等に基づいてステップ84.9
4の演算により酸素濃度センサ40fの温度CIFが推
定され、内燃機関1oがアイドリング状態にあるとき、
この推定温度CIFに基づきステップ92の判断により
酸素濃度センサ4゜rが活性状態にあるか否かが判定さ
れて、同センサ40fが活性状態にあるときステップ9
3の演算によりフィードバンク補正iAfが同センサ4
0f出力に基づき算出され、同センサ40fが不活性状
態にあるときステップ86の演算によりフィードバック
補正量Afが同センサ40f出力とは無関係に基準値K
Oに設定されるようにしたので、このフィードバック補
正量Afによりエアブリート量の制御すなわち機関本体
11に供給される混合気の空燃比の制御が、酸素濃度セ
ンサ40fの状態に応じて適格に制御されるようになる
。
これにより、上記空燃比が目標値に正確に制御されて、
排気ガス対策、車両のドライバビリティ及びf[の各改
善につながる。
排気ガス対策、車両のドライバビリティ及びf[の各改
善につながる。
以上述べたような作用において、走行中の当該車両が停
止した後イグニッションスイッチrGを開成すれば、マ
イクロコンピュータ60が、リレー70の電磁コイル7
1の励磁下におけるスイッチ72の開成状態のちとに同
スイッチ72を介する直流電源Bからの給電電圧の受電
に基き割込制御プログラムの割込実行を第7図のフロー
チャートに従いステップ100にて開始し、ステップ1
01にて、ステンプモータ30aの現回転ステ・ノブ数
S−Oに必要な回転信号を発生し、これに応答してステ
ンプモータ30aがS−〇となる迄回転しプランジャ3
0bが第3図に示す原位置まで変化して弁体部36を弁
座部21gに着座させる。
止した後イグニッションスイッチrGを開成すれば、マ
イクロコンピュータ60が、リレー70の電磁コイル7
1の励磁下におけるスイッチ72の開成状態のちとに同
スイッチ72を介する直流電源Bからの給電電圧の受電
に基き割込制御プログラムの割込実行を第7図のフロー
チャートに従いステップ100にて開始し、ステップ1
01にて、ステンプモータ30aの現回転ステ・ノブ数
S−Oに必要な回転信号を発生し、これに応答してステ
ンプモータ30aがS−〇となる迄回転しプランジャ3
0bが第3図に示す原位置まで変化して弁体部36を弁
座部21gに着座させる。
割込制御プログラムがステップ102に進むと、マイク
ロコンピュータ60が励磁信号を消滅させ、これに応答
してリレー70が電磁コイル71の消磁によりスイッチ
72を開成しマイクロコンピュータ60の演算処理をス
テップ103にて停止させる。なお、内燃機関10のイ
グニッションスイッチIGの開成による停止のもとに気
化器20の変圧室22b内の圧力が大気圧となり、ピス
トン24がコイルスプリング26の作用を受けて第3図
の二点鎖線に示す位置まで摺動する。
ロコンピュータ60が励磁信号を消滅させ、これに応答
してリレー70が電磁コイル71の消磁によりスイッチ
72を開成しマイクロコンピュータ60の演算処理をス
テップ103にて停止させる。なお、内燃機関10のイ
グニッションスイッチIGの開成による停止のもとに気
化器20の変圧室22b内の圧力が大気圧となり、ピス
トン24がコイルスプリング26の作用を受けて第3図
の二点鎖線に示す位置まで摺動する。
なお、上記実施例では、ステップ85の内燃機関10が
フィードバンク補正領域にあるか否かの判断において、
酸素濃度センサ4Ofがハイレベル信号を発生済みであ
ることを条件として同センサ40fが活性状態にあると
判定するようにしたが、この場合でも、アイドリング状
態におけるステップ92のように、推定温度CIFに基
づき、上記活性状態の判定をすることもできる。この場
合、ステップ92の判断は不要となる。
フィードバンク補正領域にあるか否かの判断において、
酸素濃度センサ4Ofがハイレベル信号を発生済みであ
ることを条件として同センサ40fが活性状態にあると
判定するようにしたが、この場合でも、アイドリング状
態におけるステップ92のように、推定温度CIFに基
づき、上記活性状態の判定をすることもできる。この場
合、ステップ92の判断は不要となる。
また、上記実施例においては、酸素濃度センサ40fの
推定温度CIFを第6図のフローチャートに対応するサ
ブプログラムの実行により逐次更新するようにしたが、
このサブプログラムに換えて第8図のフローチャートに
対応するサブプログラムを実行するようにしてもよい。
推定温度CIFを第6図のフローチャートに対応するサ
ブプログラムの実行により逐次更新するようにしたが、
このサブプログラムに換えて第8図のフローチャートに
対応するサブプログラムを実行するようにしてもよい。
このサブプログラムの実行において、マイクロコンピュ
ータ60はステップ200にてそのプログラムの実行を
開始し、ステップ201にて、完全暖気状態における酸
素濃度センサ40f付近の推定温度F1を、上記メイン
プログラム83.81で各々記憶した空気流量GA及び
エンジン回転数EGRに基づき、第9図にてその値の変
化特性を示すマツプを参照することにより、算出する。
ータ60はステップ200にてそのプログラムの実行を
開始し、ステップ201にて、完全暖気状態における酸
素濃度センサ40f付近の推定温度F1を、上記メイン
プログラム83.81で各々記憶した空気流量GA及び
エンジン回転数EGRに基づき、第9図にてその値の変
化特性を示すマツプを参照することにより、算出する。
なお、このマツプはマイクロコンピュータ60の読出し
専用メモリROMに記憶されており、空気流量GA及び
エンジン回転数EGRが増加すなわち内燃機関10の負
荷量が増加するに従って前記推定温度F1が増加するよ
うに設定されている。この推定温度F1の算出後、マイ
クロコンピュータ60はステップ202にて水温THW
が前記酸素濃度センサ40f付近の推定温度F1に与え
る影響を示す水温補正値F2を、上記メインプログラム
のステップ82にて記憶した水温THWに基づき、第1
0図にその値の変化特性を示すマツプを参照することに
より、算出する。なお、このマツプもマイクロコンピュ
ータ60の読出し専用メモリROMに記憶されており、
水温THWが増加するに従って前記補正値F2が増加す
るように設定されている。
専用メモリROMに記憶されており、空気流量GA及び
エンジン回転数EGRが増加すなわち内燃機関10の負
荷量が増加するに従って前記推定温度F1が増加するよ
うに設定されている。この推定温度F1の算出後、マイ
クロコンピュータ60はステップ202にて水温THW
が前記酸素濃度センサ40f付近の推定温度F1に与え
る影響を示す水温補正値F2を、上記メインプログラム
のステップ82にて記憶した水温THWに基づき、第1
0図にその値の変化特性を示すマツプを参照することに
より、算出する。なお、このマツプもマイクロコンピュ
ータ60の読出し専用メモリROMに記憶されており、
水温THWが増加するに従って前記補正値F2が増加す
るように設定されている。
次に、マイクロコンピュータ60は、ステップ203に
て、上記推定温度F1及び水温補正値F2に基づき、下
記(式4)の演算により、酸素濃度センサ40fの推定
温度CIFを更新する。
て、上記推定温度F1及び水温補正値F2に基づき、下
記(式4)の演算により、酸素濃度センサ40fの推定
温度CIFを更新する。
CIF=CIF+に4* (F1+F2−CIF)・・
・ (式4) なお、上記(式4)において、右辺の両CIFはステッ
プ203の演算前にマイクロコンピュータ60の書込み
可能メモリRAMに記憶されていた酸素濃度センサ40
fの推定温度CIFであり、係数に4は上記した酸素濃
度センサ4Of付近から同センサ40fへの熱伝導係数
を示している。
・ (式4) なお、上記(式4)において、右辺の両CIFはステッ
プ203の演算前にマイクロコンピュータ60の書込み
可能メモリRAMに記憶されていた酸素濃度センサ40
fの推定温度CIFであり、係数に4は上記した酸素濃
度センサ4Of付近から同センサ40fへの熱伝導係数
を示している。
そのため、F1+Fl−CIFは酸素濃度センサ4Of
付近と同センサ40 f間の温度差を表し、かつに4*
(F1+F2−CIF)が前記酸素濃度センサ40f
付近から同センサ40[に伝達される熱量すなわち酸素
濃度センサ40fの温度変化分を表すことになる。そし
て、ステップ84の演算は、上記第6図の説明と同様、
この温度変化分を酸素濃度センサ4Ofの過去の推定温
度CIFに加算して同センサ40fの新たな推定温度C
IFとして算出記憶することを意味するので、この演算
の実行により、酸素濃度センサ40fの推定温度CIF
が内燃機関10の負荷量に応じて更新される。次にプロ
グラムはステップ204に進み、このサブプログラムの
実行が終了される。
付近と同センサ40 f間の温度差を表し、かつに4*
(F1+F2−CIF)が前記酸素濃度センサ40f
付近から同センサ40[に伝達される熱量すなわち酸素
濃度センサ40fの温度変化分を表すことになる。そし
て、ステップ84の演算は、上記第6図の説明と同様、
この温度変化分を酸素濃度センサ4Ofの過去の推定温
度CIFに加算して同センサ40fの新たな推定温度C
IFとして算出記憶することを意味するので、この演算
の実行により、酸素濃度センサ40fの推定温度CIF
が内燃機関10の負荷量に応じて更新される。次にプロ
グラムはステップ204に進み、このサブプログラムの
実行が終了される。
上記のように、このサブプログラムを第6図のフローチ
ャートに対応するサブプログラムに換えても、酸素濃度
センサ40fの推定温度CrFが内燃機関10の負荷量
に応じて正確に算出されるので、上記実施例と同等な効
果が達成される。
ャートに対応するサブプログラムに換えても、酸素濃度
センサ40fの推定温度CrFが内燃機関10の負荷量
に応じて正確に算出されるので、上記実施例と同等な効
果が達成される。
さらに、上記実施例においては、本発明に係る酸素濃度
センサの活性状態判定装置を、可変ベンチュリ型気化器
を採用した内燃機関の燃料供給置割1311システムに
通用したが、上記判定装置は固定ヘンチュリ型気化器を
採用した燃料供給量制御システムにも通用される。また
、上記判定装置は吸気管内に燃料を噴射する燃料噴射弁
を備えた内燃機関の燃料供給量制御システムにも通用さ
れる。
センサの活性状態判定装置を、可変ベンチュリ型気化器
を採用した内燃機関の燃料供給置割1311システムに
通用したが、上記判定装置は固定ヘンチュリ型気化器を
採用した燃料供給量制御システムにも通用される。また
、上記判定装置は吸気管内に燃料を噴射する燃料噴射弁
を備えた内燃機関の燃料供給量制御システムにも通用さ
れる。
かかる場合、第5図のメインプログラムのステップ87
の算出値に応じて、燃料噴射弁の噴射時間が短くなるよ
うに制御するとよい。
の算出値に応じて、燃料噴射弁の噴射時間が短くなるよ
うに制御するとよい。
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の溝底に対応する
図、第2図は本発明を通用した内燃機関の燃料供給量制
御システムの一例を示すブロック図、第3図は第2図の
気化器の一部詳gtt+図、第4図は第2図おける駆動
機構の拡大部分破断図、第5図は第2図のマイクロコン
ピュータにて実行されるメインプログラムのフローチャ
ート、第6図はメインプログラムにおける酸素濃度セン
サの推定温度を算出するルーチンの詳細を示すサブプロ
グラムのフローチャート、第7図は第2図のマイクロコ
ンピュータにて実行される割込み制御プログラムのフロ
ーチャート、第8図は第6図のサブプログラムの変形例
を示すプログラムのフローチャート、第9図及び第10
図は第2図のマイクロコンピュータ内に記憶されている
マツプの内容を示す図である。 符号の説明 10・・・内燃機関、11・・・機関本体、12゜14
・・・吸気管、20・・・気化器、21・・・気化器本
体、28・・・ノズル、29・・・筒体、29e・・・
計量ジェフト、30・・・駆動機構、40a・・・気温
センサ、40b・・・スロットルセンサ、1!Oc・
・・負圧センサ、40d・・・水温センサ、40e・・
・回転角センサ、10[・・・酸素濃度センサ、60・
・・マイクロコンピュータ。
図、第2図は本発明を通用した内燃機関の燃料供給量制
御システムの一例を示すブロック図、第3図は第2図の
気化器の一部詳gtt+図、第4図は第2図おける駆動
機構の拡大部分破断図、第5図は第2図のマイクロコン
ピュータにて実行されるメインプログラムのフローチャ
ート、第6図はメインプログラムにおける酸素濃度セン
サの推定温度を算出するルーチンの詳細を示すサブプロ
グラムのフローチャート、第7図は第2図のマイクロコ
ンピュータにて実行される割込み制御プログラムのフロ
ーチャート、第8図は第6図のサブプログラムの変形例
を示すプログラムのフローチャート、第9図及び第10
図は第2図のマイクロコンピュータ内に記憶されている
マツプの内容を示す図である。 符号の説明 10・・・内燃機関、11・・・機関本体、12゜14
・・・吸気管、20・・・気化器、21・・・気化器本
体、28・・・ノズル、29・・・筒体、29e・・・
計量ジェフト、30・・・駆動機構、40a・・・気温
センサ、40b・・・スロットルセンサ、1!Oc・
・・負圧センサ、40d・・・水温センサ、40e・・
・回転角センサ、10[・・・酸素濃度センサ、60・
・・マイクロコンピュータ。
Claims (1)
- 内燃機関の燃料供給量制御システムに採用されて機関
本体から排出される排気ガス中の酸素濃度を検出する酸
素濃度センサにおいて、内燃機関の負荷量を検出する負
荷量検出手段と、前記検出負荷量に基づき該負荷量の増
加に従って上昇する前記酸素濃度センサの温度を推定す
る温度推定手段と、前記推定温度が前記酸素濃度センサ
の活性状態になる温度以上であるとき該センサが活性状
態にあると判定する判定手段とを備えた燃料供給量制御
システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24094285A JPS6299654A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 燃料供給量制御システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24094285A JPS6299654A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 燃料供給量制御システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299654A true JPS6299654A (ja) | 1987-05-09 |
Family
ID=17066938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24094285A Pending JPS6299654A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 燃料供給量制御システムに採用される酸素濃度センサの活性状態判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6299654A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190629A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 空燃比制御装置 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP24094285A patent/JPS6299654A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190629A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-28 | Nissan Motor Co Ltd | 空燃比制御装置 |
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