JPS62206566A - カラ−電子複写装置 - Google Patents

カラ−電子複写装置

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Publication number
JPS62206566A
JPS62206566A JP61050123A JP5012386A JPS62206566A JP S62206566 A JPS62206566 A JP S62206566A JP 61050123 A JP61050123 A JP 61050123A JP 5012386 A JP5012386 A JP 5012386A JP S62206566 A JPS62206566 A JP S62206566A
Authority
JP
Japan
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drum
developing
photoreceptor drum
color
photoreceptor
Prior art date
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Application number
JP61050123A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kasahara
伸夫 笠原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62206566A publication Critical patent/JPS62206566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、カラー電子複写装置に関し、詳しくは、重畳
転写方式によってフルカラーの複写を得ることのできる
カラー電子複写装置に関する。
(従来技術) 減法混色法によりカラー複写を得るための装置としては
、特開昭54−19751号公報等に示されているよう
に、露光光学系により色分解された色毎に感光体上に形
成された画像を静電転写によって転写体上に繰り返し転
写し、同転写体上に画像を重ね合わせていく方式を用い
たものがある。
すなわち、第8図において、上述した装置は、チャージ
ャlによって所定極性に一様な帯電を施された光導電層
を表面にもつ回転可能な感光体ドラム2に対し、ブルー
、グリーン、レッドの各色を備えた色分解フィルター(
図示されず)を透して各色毎の原稿像を投影し、、像領
域の濃淡に応じて上記光導電層上の帯電電荷を消散させ
て静電潜像を形成するようになっている。
そして、この装置では、像投影、所謂、露光において得
られた色分解フィルターの各色に対し。
補色関係をもつイエロー、マゼンタ、シアンの各色の現
像剤を収容した現像槽5,6.7から成る現像装置4に
よって色毎に現像が行なわれ、この現像によって得られ
た可視像が、上記感光体ドラム2に当接して連動する転
写ドラム8上に担持されているシートSに静電転写され
る。
上述した転写ドラム8内には、感光体ドラム2と対向す
る位置に転写チャージャ9が配置され。
このチャージャ9の帯電によって、同ドラム8の外周面
に装着されているマイラ等の透電体を帯電させて紙など
の絶縁体シートを静電吸着するとともに、同シートS上
に電荷を誘起させてこの電荷により感光体ドラム2上の
可視像部に付着しているトナーを転移させるようになっ
ている。
転写ドラム8上で各色毎の像を転写によって重ね合わさ
れたシートSは、転写ドラム8内に配置されているいま
ひとつの分離チャージャ10の放電によって電気的中和
状態に維持され、同ドラム8の回転方向下流側に位置す
る分離爪11によって剥離され、定着装置Fによって転
写画像の定着を受ける。
一方、可視像の転写を終えた感光体ドラム2は。
転写位置から再度の画像形成に際しての帯電位置に移動
する間に、クリーニング装置12および除電チャージャ
13によって、光導電層上の残留現像剤および残留電荷
の除去、所謂再生処理がなされる。
上述した説明が静電転写方式によるカラー複写装置の概
要であるが、ところで、このような装置に用いられるク
リーニング装置としては、ブレードやウヱジを用い感光
体ドラム局面を摺擦することによって同ドラム周面上か
ら残留トナーを除去する方式のものが一般に知られてい
る。
しかしながら、このような方式のクリーニングでは、摺
擦されることにより、感光体ドラムの感光層への損傷を
招いたり、あるいは経時変化によってドラム周面との摺
接状態が変化し、例えばベタ画像を転写した後の残;留
トナーの回収にムラを発生したりする虞れがあるので、
この方式に代えて1機械的な負荷を感光体ドラム局面に
さほど加えない方式が採用されている。
すなわち、感光体ドラム周面に当接して同ドラムの回転
方向になびきながら、同ドラム周面上の残留トナーを静
電的に吸着して回収するファーブラシを用いたものや、
あるいは、感光体ドラム局面に近接するスリーブ内に磁
石を配置し、この磁石によって磁気ブラシを形成し、こ
のブラシで上記ドラム周面上の残留トナーを回収する磁
気ブラシローラを用いたものがある。
ところが、後者の方式を採用したクリーニング装置では
、装置自体が複雑であることや、また、特に、フルカラ
ー複写物を得るための各色の残留トナーを個別に回収し
て再利用することができないなどの不都合があった。
さらに、クリーニング装置は、前述した従来のものの例
からも明らかなように、露光工程の前工程である帯電工
程に感光体ドラムが供される以前に同ドラムに作用する
ものであることから、露光部の近傍、換言すれば、感光
体ドラム周回に対する装置内での上部に位置しており、
このことから。
感光体ドラム局面から回収された現像剤が飛散した場合
には、感光体ドラム周面への落下による汚損や、露光部
への汚損をきたすという不都合を含んでいた。
(目  的) 本発明は上記に2み、感光体ドラム上に残留するトナー
を各色毎に回収できることによって現像剤、詳しくは、
潜像の現像処理に供されなかったトナーを再利用できる
ようにするとともに、その残留トナーの回収時に、感光
体ドラム面への損傷を来たすことがなく、また1回収ト
ナーの飛散による感光体ドラムや露光部への汚損を招か
ないで効率のよいクリーニングを、構造の複雑化を招く
ことなく行なえるカラー電子複写装置の提供を目的とす
るものである。
(構  成) この目的を達成するため、本発明は、感光体ドラム上に
形成された潜像を可視像化処理するための現像装置と、
上記感光体ドラムの回転方向における現像装置の位置と
画像転写位置との間において同ドラム周面に対し接離可
能に配設されたクリーニング手段とを設け、上記現像装
置に対し、現像バイアスとこのバイアスと極性を反転さ
せたバイアスとを切換制御する手段を設けることによっ
て現像装置をクリーニング装置のひとつとし、これによ
ってクリーニング手段でのクリーニング効率を上げよう
とするものである。
以下、第1図乃至第7図によって本発明の実施例につい
て説明する。
第1図は1本発明実施例の正面図であり、同図において
、符号14は原稿載置台、同15は感光体ドラム、同1
6は帯電装置、同17は露光装置、同18は現像装置、
同19は転写ドラム、同2oはクリーニング装置、同2
1はイレーザ、同22は転写チャージャ。
同23は分離チャージャ、同24はレジストローラ、同
25はシート給送装置、同26はシート繰り出し路。
同27はシート分i!!!装置、同第28はシート搬送
ベルト、同29は定着装置、同3oは除電ランプをそれ
ぞれ示している。
第1図における原稿載置台14は、装置本体の上部壁に
位置するガラス等の透明体で構成され、図示しない駆動
機構を介して図面における左右方向に往復動するように
なっている。
また、この原稿載置台14には、同台上に載置された原
稿を覆い、光漏れを防止するための原稿圧板14aが開
放自在に設けである。
感光体ドラム15は、基材上にセレン等の光導電層を被
着され、図示矢印方向に回転可能なドラムであって、そ
の外径を、複写すべき画像サイズのうちの最大のものを
形成できる周長が得られる寸度に設定されている。
この感光体ドラム15は、原稿載置台14の往復動時の
半分の作動時に1回転するように1回転制御されるよう
になっており、この回転時の作用については後で述べる
帯電装置16は、感光体ドラム15の回転方向において
、後述する転写ドラム19との対向位置よりも後方で、
かつ、これも後述する露光装置17の前方に位置するダ
ブルフロトロン方式のもので構成されている。
この帯電装置1116は、第1図に示されているように
後述する現像装fi!18による各色の現像位置が異な
ることに起因して、第2図(A)の如く5一様電位を設
定した場合の暗減衰時間tが異なってしまうので、第2
図(B)に示すように、各色毎で帯電出力を設定するた
めのパワーパックPnにそれぞれ接続されて帯電時の出
力電流を制御されるようになっている。
そして、この帯電装置16は、上述したように、感光体
ドラム15に対する帯電用として機能させられるのに加
えて、その設置位置において感光体ドラム15の再生処
理の際の除電装置として機能させられるようになってい
る。
すなわち、第2図CB)に示す如く、各色毎の出力電流
を供給するパワーバックの他に、各色毎のパワーバック
との間に接続されたスイッチ(図示されず)を介してチ
ャージャワイヤに接続された今一つのパワーバック(図
示されず)が配置されており、感光体ドラムの再生処理
時、上記スイッチを切換えることによって1例えば、同
ドラム15上に、路地肌電位に復帰させることのできる
AC4,2〜4.5KVおよびDC−I KV程度に設
定された電圧を印加して潜像電荷の除電を行なうように
なっている。
露光装!!17は、第3図に示すように、光学支持台3
1上に固定された光源ランプ17Aおよび反射鏡17B
と、光源ランプ17Aによって原稿面に照射された照明
光の反射光を感光体ドラム15の光導電層に導入する集
束性光伝送体17Cと、この集束性光伝送体17Cの光
出射側に配置され、ブルー、グリーン、レッドの色フィ
ルタをもつ回転可能な色分解フィルタ170とで構成さ
れ、原稿載置台14の往動時に色分解フィルター170
の色フィルタを光路内に進出させて各色毎の透光によっ
て感光体ドラム15に対する露光を行なう。
上述した露光装置17は、集束性光伝送体を用いろ代り
に、周知のルーフミラーアレイとレンズアレイおよび光
路分離ミラーを組合せたRMLA (ルーフミラーレン
ズアレイ)を用いても良いものである。
そして現像部!!18は、感光体ドラム15の回転方向
に沿って並べられ、露光装置17に有する色分解フィル
タ170の透光色と補色関係をもつマゼンタ、シアン、
イエローの各色の現像剤を個別に収容した複数の現像部
18M、 18C,18Yから構成されている。
上述した現像部のひとつを第4図において説明する。
すなわち、第4図(A)において、現像部18Cを例に
挙げると、この現像部は、2成分系現像剤を用いた磁気
ブラシ現像方式を採用されているものであって、現像剤
を内部に収容し、感光体ドラム15と対向する側1図で
は上側を開口された現像槽180と、この現像槽180
の開口近傍において感光体ドラム15の周面に近接して
配置され、同ドラム15と対向する位置で同ドラム15
と相反方向に移動可能な現像スリーブ181と、この現
像スリーブ181の下部に位置して同スリーブ180と
対向し、上記現像スリーブ181とは逆方向に回転可能
な汲み上げスリーブ182と、この汲み上げスリーブ1
82の下部、つまり、現像槽180の底部近傍に位置し
同種180内の現像剤を攪拌してトナーの摩擦帯電を行
なう回転可能な攪拌羽根183と、現像スリーブ181
の回転方向における感光体ドラム15との対向位置後方
に先端を位置させた現像剤回収用セパレータ184と、
このセパレータ184の下部に形成されているトナー補
給部185と、攪拌羽根近傍に形成された現像槽180
の直立壁内面に取付けられている濃度センサ186とで
構成されている。
現像スリーブ181は、非磁性体スリーブとこのスリー
ブの内部に現像主極および現像剤移送磁極を有する周知
の磁気ブラシ形成部材であるが、内部に有するこれら磁
極を取付けた支持部材181Aが、現像時および後述す
る感光体ドラム15のクリーニング時以外は、現像主極
が感光体ドラム15と対向しない位置に退避する向きに
回動できるようになっている。
そして、この現像スリーブ181には、その詳細を図示
しないが、現像時および感光体ドラム15のクリーニン
グ時において反対極性のバイアス電圧を供給するための
電路が接続され、現像時には、感光体ドラム15上の潜
像に向けトナーを転移させ易く、一方クリーニング時に
は現像スリーブ181の局面に向けトナーを転移させ易
くするようにバイアス制御されるようにしである。
一方、汲み上げスリーブ182は、非磁性体スリーブと
この内部において現像剤の汲み上げられる側に対向する
複数の汲み上げ用磁極を取付けた支持部材とで構成され
ている。
攪拌羽根183は、現像槽180内において汲み上げス
リーブ182に向け現像剤が移動する向きの回転を与え
られた複数の羽根部材で構成されており。
現像剤回収用セパレータ184によって回収された現像
剤および、トナー補給部185に有する搬送スクリュー
185Aによってトナーホッパ187(第1図参照)か
ら移送されてくるトナーを攪拌する。濃度センサ186
は例えば、周知のインダクタンス検知素子によって構成
され、現像剤回収用セパレータ184を伝わって現像槽
180の底部に落下する現像剤中のトナーの濃度を検出
して濃度不足の場合に、トナーホッパー187のトナー
移送手段(図示されず)およびトナー補給部185の搬
送スクリュー 185Aを作動させる。
ところで、現像槽180における現像スリーブ181お
よび汲み上げスリーブ182と対向する壁面は。
これらスリーブの曲率と相似の関係を設定され、上記ス
リーブの外周面との間に現像剤の移送路を形成できる間
隙が設けられている。
この間隙の大きさは、スリーブ181側では後述するド
クタ一部材12によって規定された磁気ブラシの穂高に
相当する大きさに、また汲み上げスリーブ182側では
上記間隙と同等若しくはそれ以上に設定されている。
このように各スリーブとの間に間隙を設定された壁面は
、現像スリーブ181側の対向壁が上ガイド部180A
として、そして汲み上げスリーブ182側の対向壁が下
ガイド部180Bとして位置決めされており、この各ガ
イド部が連続する壁面にはドクタ一部材188が取付け
られている。
すなわちドクタ一部材188は、現像スリーブ181の
回転方向における汲み上げローラ182との対向位置後
方に相当する上ガイド部180Aに固定されており、上
述した間隙内で、現像スリーブ181上に形成される磁
気ブラシの穂高、詳しくは、感光体ドラム15の局面に
接触することのできる穂高が得られる寸度を以って進入
している。
従って、汲み上げスリーブ182上を移動する現像剤は
、現像スリーブ181と対向する位置で現像スリーブ1
81上に転移し、同スリーブ181の回転に伴なって同
スリーブ181上を移動し、その途中で、ドクタ一部材
188によって穂高を規定され。
磁気ブラシとして感光体ドラム15と対向する位置に向
け上ガイド部180Aを移動する。
そして磁気ブラシとして現像スリーブ181上に形成さ
れた現像剤は、現像時、前述したバイアス制御によって
トナーを感光体ドラム15上の潜像に付着させた後、現
像スリーブ181の回転に伴ない同スリーブ上を移動し
、現像剤回収用セパレータ184によって同スリーブ上
から除去され攪拌に供される。
一方、上述した現像スリーブ181は、感光体ドラム1
5のクリーニング時、前述したバイアス制御によって感
光体ドラム15上に付着しているトナーを吸引し、現像
剤回収用セパレータ184によって現像槽180内に回
収する。
また、現像スリーブ181の現像主極は、前述したよう
に、支持部材の回動によって、各現像装置のうちのひと
つの現像装置による現像時以外において、第4図(B)
に示すように、感光体ドラム15と対向する位置から退
避し、磁気ブラシを形成しないようになっており、これ
によって非現像態位に在る現像槽内への現像剤の混入を
防止している。
なお、第4図において符号189は、感光体ドラム15
の回転方向における現像槽180の開口両端縁に固定さ
れ、同開口付近で浮遊するトナーを同現像槽外部に漏出
させないようにするためのシール部材を示している。
そして1次に転写シート支持体である転写ドラム19に
つき、第1図において説明する。
この転写ドラム19は、感光体ドラム15と接触して回
転するように装置本体に支持されており、その表面には
誘電体層を装着され、後述する転写シートの先端を把持
するクランプ機構(図示されず)を備えた誘電ドラムで
あって、その外径を、感光体ドラム15の周長に対し、
その周長よりも長くかつ、その周長の2倍以下の周長が
得られる大きさに設定されている。
つまり、転写ドラム19の周長は、感光体ドラム15に
形成される画像のうちの最大のものを転写できる周長以
上で、その画像サイズを2面採れる周長以下に設定され
ている。この各ドラム間での周長差の設定によって、感
光体ドラムの回転時、画像転写後における同ドラムの回
転時間を原稿載置台14の初期位置への復帰時間として
得ることができる。
この転写ドラム19の内部には、感光体ドラム15と対
向する位置に転写チャージャ22が、そして同ドラム1
9の回転方向における感光体ドラム15との対向位置、
換言すれば、転写位置の後方に、一対のチャージャから
成る分離チャージャ23の一方がそれぞれ配置されてい
る。
上述した転写チャージャ22は、後述するシート輸送部
から搬送されてくる紙などの電気的絶縁体シートを1図
示しない周知のクランプ機構によって先端を把持された
状態で誘電体層に静電吸着するとともに、そのシート上
に感光体ドラム15上のトナー像を静電転写するもので
あって、その転写用電位および極性を感光体ドラム15
上の画像中のトナーの帯電特性に対応して例えばDC+
4.3〜+7KVに設定される。
また、分離用チャージャ23は、転写ドラム19上に静
電吸着されているシートの電荷を中和させてシートの分
離を行なわすためのものであり1例えばAC4,3〜6
KVの電圧印加を設定されるようになっている。
次に、クリーニング装置20について説明すると、同装
匝20は、感光体ドラム15の回転方向における、現像
装に18の後方で、かつ、前述した転写位置の前方に配
置されている。
すなわち、クリーニング装[20は、第5図(A)に示
すように、装置本体に対して支軸20aを介し揺動自在
、詳しくは、後述するファーブラシ20Bが感光体ドラ
ム15の周面に対し進退可能な向きに揺動するように支
持されている回収槽20Aと、この回収槽20Aにおい
て感光体ドラム15と対向する側に形成された開口近傍
で同回収槽20Aに支持され、感光体ドラム15との対
向位置で逆方向に移動する導電性ファーブラシ20Bと
、このファーブラシ20Bに接触する周面をもち、感光
体ドラム15に付着しているトナーの帯電極性と逆極性
の電圧印加を受け、上記ファーブラシ2013と当接す
る位置で、同ブラシ20Bと相対方向に移動するバイア
スローラ20Cと、このバイアスローラ20Cの周面に
当接し、同ローラ20Cの周面に付着しているトナーを
除去するためのブレード200と1回収槽2OAの底部
近傍に位置し、同底部に回収されるトナーを回収槽20
Aの外部に向け移送する向きに回転する螺旋羽根20E
と、回収槽20Aの底壁部近傍に配置されているブラケ
ット20Fに取付けられていて、感光体ドラム15の回
転方向における導電性ファーブラシ20Bの前方で、光
導電層に転写前の露光を行なうランプ20Gとで構成さ
れている。
上述した回収槽2OAは、感光体ドラム15に対するク
リーニング時、つまり、同ドラム15の2回転目に、導
電性ファーブラシ20Bが感光体ドラム15の周面に当
接するように付勢され、非クリーニング時には、支軸2
0aに対し、揺動側の壁面SAを。
第5図(A)において位置のみを示されているソレノイ
ドSQLの作動に伴なって変位させられることによって
、第5図(B)に示すように、導電性ファーブラシ20
Bが感光体ドラム15の周面から離間する向きに揺動す
るようなっている。
このように導電性ファーブラシ20Bが感光体ドラム1
5の周面と当接しない位置に煎関するときは。
感光体ドラム15上の画像が転写ドラム19側に転写さ
れるときであり、このとき、転写前除電ランプ20Gが
点灯されて周知の転写前除電が行なわれる。
このクリーニング装置!20は、原稿載置台14の復動
時、換言すれば、感光体ドラム15の2回転目において
同ドラム15に作用するようになっている。
すなわち、感光体ドラム15がその周面の画像を転写ド
ラム19上のシートに転写された後、帯電装置i!16
による除電を行なわれ、かつ、現像装置18における現
像槽でのバイアス制御によって周面上の残留トナーを回
収されたうえでクリーニング装置20の位置に到達する
と、クリーニング装置20は。
この時点に対応して回収槽20Aを、導電性ファーブラ
シ20Bが感光体ドラム15の周面に当接する態位に揺
動せられる。
このとき、バイアスローラ20Cのバイアス制御によっ
て導電性ファーブラシ20Bは、感光体ドラム15上の
残留トナーを剥離し、このトナーをバイアスローラ20
Cに向け移送し、このローラ20Cに付着したトナーが
ブレード200によって回収槽20Aの底部に向け掻き
落され、そのトナーは、螺旋羽根20Hによって回収槽
外に搬送される。
なお、クリーニング装置20は、上述したファーブラシ
20Bを用いるものに代えて、磁気ブラシローラを用い
ても良く、この場合には、現像装置18の現像スリーブ
181と同様に、内部に感光体ドラム15と対向する磁
極を設けた回転可能な非磁性体スリーブによって構成し
、この磁極を回転支持体によってその磁極が感光体ドラ
ム15と対向する位置とその位置から離間して退避する
位置とに変位させるようにする。
しかして、磁極に対しては、バイアス電路を接続し、感
光体ドラム15のクリーニング時、そのバイアス極性を
トナーと逆極性に設定することによって残留トナーを感
光体ドラム上から静電吸引し。
また、感光体ドラム15の非クリーニング時には。
磁極を同ドラム15から退避させるとともにバイアスを
止めることによって磁気ブラシを形成させずに感光体ド
ラム上のトナーの吸引を行なわないようにする。
イレーザ21は、第1図において、その詳細を示さない
が、感光体ドラム15の軸方向に多数の発光体を並べて
構成した周知のものであり、露出後に感光体ドラム15
を一様照射することによって、同ドラムの軸方向端部や
、回転方向の先後端などの電荷を除去して転写されない
部分にトナーが付着するのを防止し、所謂、地肌汚れを
防止するようになっている。
一方、第1図において、転写ドラム19の回転方向にお
ける転写チャージャ22の上流側には、一対のローラか
ら成るレジストローラ24と、シート給送装置25およ
びシート繰り出し路26がそれぞれ矢印Tで示すシート
の給送方向に沿って配置されている。
すなわち、レジストローラ24は、転写ドラム19に向
けシートを給送する際のレジストタイミング設定ローラ
であり、図示しない駆動制御系によって転写ドラム19
に有するクランプ機構に対する給送タイミングを設定さ
れて回動する。
また、シート給送装置25は、画像の転写を受けるシー
トを載置可能に収容する部材たるトレイあるいはカセッ
ト25Aと、このカセット25A内のシートのうちの最
上位のものと接跪可能な繰り出しローラ25Bと、この
繰り出しローラ25Bによってカセッl−25Aから繰
り出されたシートの表裏両面に当接し、シート搬送方向
に相当する方向と逆方向に回転するローラを下位に有す
る一対の分離ローラ25Cとで構成されている。
そして、第1図における転写ドラム19の回転方向にお
ける分離チャージャ23の後方位置には、同ドラム19
の周面に近接する爪部をもち、同ドラム19周面上のシ
ートをその周面から剥離するためのシート分離装置27
が配置され、このシート分離装置27によって転写ドラ
ム19の周面から剥はされた際に得られるシートの搬送
方向に沿ってシート搬送ベルト28および定着”A[2
9がそれぞれ配置されている。
上述したシート分前装置27およびシート搬送ベルト2
8は、現像装rl118の全@像トaによる可視像処理
が終了した時点で、転写ドラム19上のシートの排出部
を成すものであり、以下、その詳細を説明する。
すなわち、第6図において、シート分離装置27は、装
置本体に支持されている支軸27aを支点として揺動可
能であって、図示しないばねを介して自由端を転写ドラ
ム19の周面に向け揺動付勢されているアーム27Aと
、このアーム27Aの自由端に軸支されているコロ27
Bおよび同自由端に取付けられて、先端を同ドラム19
の周面に近接させている爪部27Cとで構成されている
上述したコロ27[1は、アーム27Aの付勢によって
転写ドラム19の転写画像形成領域以外の部分に当接し
、転写ドラム19に有するシートのクランプ41措(図
示されず)が爪部27Cに対向するとき、同りランプI
a溝に載り上げて爪部27Cを同ドラム19の周面から
逃がすようになっている。
そして、搬送ベルト28は一対のローラ28a、 28
bに掛けられた無端ベルトであって、シートの排出路を
形成しており、その無端ベルトの直線状長さによって得
られる排出路の長さを、感光体ドラム15に形成される
複写画像のうちの最大画像サイズに相当する周長以上の
長さに設定されている。
すなわち、上述した搬送ベルト28の直線部を含む、シ
ート分離装置27の位置から後述する定着装置29のロ
ーラ同士の当接位置に至るシートの排出搬送路の長さは
、感光体ドラム上に形成される画像のうちで最大サイズ
を形成できる同ドラムの局長以上の長さに設定されてい
る。
そして、この無端ベルトを掛けられているローラのうち
、シートの搬送方向後方側のローラ28bは駆動ローラ
として設定され、シート分離装置27によって転写ドラ
ム19周面から剥離されたシートがfilされて搬送さ
れる側のベルト面が張り側となるようにその回転方向を
設定されている。
そして、この駆動側ローラ28bは、その回転速度、換
言すれば、無端ベルトの移動速度が、転写ドラム19の
周速と同等若しくはそれより速くなるように設定されて
いる。
定着装置29は、加熱源内蔵型の加熱ローラ29Aおよ
びこれと当接する加圧ローラ29Bからなる定着ローラ
対で構成されており、シート上の画像面に接触する加熱
ローラ29Aは、第6図に示すように、芯金外周面にシ
リコンゴム層29aを被着され、かつ、このシリコンゴ
ム層表面には、シリコンオイルの貯留槽29A1に一端
を浸漬させたオイル塗布用フェルト29A2の他端が接
触し、同オイルの汲み上げ供給がなされている。
一方、加圧ローラ29Bは、芯金外周面にフッ素樹脂あ
るいは薄肉シリコンゴムの被覆層を形成され、上記加熱
ローラ29A周面に向けシートを圧接させ乍ら、排出方
向に移送するようになっている。
なお、第6図において符号29A3はオイル塗布用フェ
ルト29A2に圧接してシリコンオイル塗布量を規制す
るしごきブレードを、そして、符号32は定着ローラ対
の表面温度を検知する温度センサを、また、符号29旧
は、加圧ローラ29B周面に圧接して加熱ローラ29A
の周面から加圧ローラ29B周面に転移したオイルを除
去するブレードをそれぞれ示している。
この定着袋[29におけるローラ29A、 29Bの周
速、換言すれば、ローラ対に挟持搬送されるシートの移
動速度は、転写ドラム19の周速以下でかつ、上記感光
体ドラム上で形成される画像のうちの最大サイズのもの
が転写されたシートが連続的に搬送された場合に、シー
ト端部同士が重ならない速度となるように設定されてい
る。
従って、このような定着ローラ対に対する速度制御を行
なうために、定着ローラ対の駆動系と、感光体ドラム1
5および転写ドラム19側の駆動系とは個別に設けであ
る。
上述したように、転写ドラム19の周面から、シート分
離装置によって剥離されたシートは、搬送ベルト28に
載置された状態で搬送され、定着装置29のローラ対に
よって挟持搬送されるが、搬送ベルト28と定着ローラ
対との位置で速度変化を生じるが、その後端が転写ドラ
ムから外れた時点で搬送ベルト28上でスリップするこ
とによって速度差が吸収された状態でローラ対による挟
持搬送をなされる。
なお、上述した搬送ベルト28の移動速度を転写ドラム
19の周速と同等若しくはそれ以上に設定するのに代え
て、定着ローラ対の周速と同等に設定することも可能で
あり、この場合には、転写ドラムから剥離されたシート
は、搬送ベルト28上でスリップすることによって速度
変化を吸収されることになる。この結果、このような速
度設定により。
シートの移動方向先端が定着ローラ対に挟持された際に
生じるシートの急激な速度変化を抑えて。
上記シートがローラ対の挟持位置で膨出してその近傍部
材にシート上の画像を接触させるような事態の発生を防
ぐことができる。
従ってこの場合には、搬送ベルト2名の駆動系は、定着
ローラ対側と同様に、転写ドラム側の駆動系と個別に設
けられている。
次に、第7図によって本実施例における感光体ドラム1
5の回動制御について説明する。
第7図において、図示しない装置本体の電源が投入され
、複写開始指令が出されると、感光体ドラム15は、原
稿載置台14の往復動時の各半分の作動時にそれぞれ1
回転するように回転量を設定されている。
つまり、感光体ドラム15は、原稿載置台14の往動時
、帯電−露光一露光時の色フィルタによる潜像の現像−
転写を行なわれ、次いで原稿載置台14の復動時に、帯
電装置16による除電−現像装置18による現像剤の除
去−クリーニング装置20による現像剤の回収を行なわ
れるようになっている。
上述した感光体ドラム15に対する複写工程、つまり1
回転目と再回転目に行なわれる画像形成工程と再生処理
工程とは、露光装!i!1フにおける色フィルタ17D
(第3図参照)の各色毎に行なわれ、第7図にはその状
態が示されている。
本実施例によれば、感光体ドラム15の回転方向におけ
る現像位置と転写位置との間にクリーニング装置を配置
しているので、感光体ドラム15の上方部、詳しくは同
ドラムと原稿載置台下面との間の空間高さを縮小するこ
とが可能となるとともに。
感光体ドラム上部において回収されるトナーの飛散も起
こらないので、感光体ドラム表面および露光部への飛散
トナーによる汚損を防止することができる。
(効  果) 以上、実施例からも明らかなように1本発明によれば、
感光体ドラムの回転途中におけるクリーニング時、同ド
ラム上の潜像を可視像処理するために用いられる現像装
置を、同ドラム上の残留トナーの回収装置として機能さ
せることができるので1回収されるトナーをその色の現
像槽に対応して回収することが可能となり、トナーの再
利用が行なえ、しかも、その現像装置によるクリーニン
グにより、クリーニング装置に対するクリーニング効率
を上げることが可能となり、感光体ドラムに損傷を与え
ることなく効率的なりリーニングが行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の正面図、第2図は本発明実施例
に用いられる帯電装置の概略図、第3図は本発明実施例
に用いられる露光装置の概略図。 第4図は本発明実施例に用いられる現像装置およびその
作用を示す概略図、第5図は本発明実施例に用いられる
クリーニング装置の概略図、第6図は本発明実施例に用
いられるシート排出部の概略図、第7図は本発明実施例
の作用を示すタイミングチャート、第8図はカラー電子
複写機の従来例を示す概略図である。 15・・・・感光体ドラム、16・・・・IF電装置、
17・・・・露光装置、18・・・・現像装置、19・
・・・転写ドラム。 20・・・・クリーニング装置、20A・・・・回収槽
、20a・・・・支軸、20B・・・・ファーブラシ、
20c・・・・バイアスローラ、180・・・・現像槽
、181・・・・現像スリーブ、181A・・・・支持
部材。 壺2図 (A) (f3) %5図 (A)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表面に有する感光層に対し、色分解によって各色毎
    の原稿画像に対応した潜像を形成される複数回転可能な
    感光体ドラムと、この感光体ドラムの周囲において同ド
    ラムの回転方向に沿って並べられていて、複数の異なる
    色の現像剤を個別に収容している現像部を有し、上記色
    分解に対応した補色現像剤を上記潜像に供給する現像装
    置と、 上記感光体ドラム周面に当接した状態で配置され、同ド
    ラムと同期して回転し、上記現像装置によって可視像化
    され、上記感光層上の像を静電転写されるシートを支持
    する回転可能な転写シート支持体と、 上記感光体ドラムの回転方向における上記現像装置の位
    置と、上記転写シート支持体への像転写位置との間で、
    上記感光体ドラムに対し接離可能に設けられていて、上
    記感光体ドラムの、可視像転写後における回転時に、同
    ドラムと対向して上記感光層上の残留トナーを除去する
    クリーニング手段とを具備するカラー電子複写装置にお
    いて、 上記現像装置を、内部に、上記感光体ドラムと対向可能
    な現像主極を有する磁気ブラシ形成用の現像スリーブと
    、この現像スリーブに対するバイアス極性を反転制御で
    きる手段とを主要部として構成し、上記感光体ドラムの
    各色毎による現像処理時には、上記現像スリーブ上に形
    成されている磁気ブラシ内のトナーを上記感光層上の潜
    像に向け供給することのできるバイアス極性を設定し、
    一方、感光体ドラムの転写後における同ドラムのクリー
    ニング時には、上記感光体ドラム上に残留するトナーを
    上記現像スリーブに向け転移することのできるバイアス
    極性を以って現像スリーブに対するバイアス制御を行な
    うようにしたカラー電子複写装置。 2、クリーニング手段は、感光体ドラムの現像処理時に
    は同ドラム周面に対向するクリーニング部が同ドラム面
    から離間し、同ドラムのクリーニング時には、上記クリ
    ーニング部が同ドラム周面と対向若しくは当接するよう
    に接離可能に構成されている上記特許請求の範囲第1項
    記載のカラー電子複写装置。
JP61050123A 1986-03-07 1986-03-07 カラ−電子複写装置 Pending JPS62206566A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341870A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 Canon Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341870A (ja) * 1986-08-08 1988-02-23 Canon Inc 画像形成装置

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